
限界ベイベェ!
ヒミツキチ110階
阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)
2013/07/11 (木) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

ジュリアス・シーザー
華のん企画
あうるすぽっと(東京都)
2013/07/11 (木) ~ 2013/07/16 (火)公演終了
満足度★★★★★
初見
毎公演気にはなっていたが、子どものための〜とついている為、躊躇していたが、前評判の高さから初観劇。結果、面白かった。
もっと早く見ておけば良かったと後悔中。
少し目線を下げて物語を作っている以外はまんまシェイクスピア劇だった。暗転かわりの柏手によるメリハリや音楽、数台しかないテーブル、華美でない衣装なのにローマ人に見える役者技量。
大人と子供が一緒になって笑える舞台って、何気に凄い事だと思った。
約2時間。

遙か遠く同じ空の下で君に贈る声援 2013
シベリア少女鉄道
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/07/03 (水) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

ICiT Dance Salon in RAFT_6
ICiT
RAFT(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

Still on a roll
FUKAIPRODUCE羽衣
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/07/11 (木) ~ 2013/07/21 (日)公演終了

トークトワミー!
おにぎり
ザ・スズナリ(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/17 (水)公演終了
満足度★★★
切なかった
チラシのようなロマンチックさは皆無だけど兄妹、夫婦、血縁になったら苦悩や苦労を過ごす日常にいつの間にか家族になっている。気持ちは若くてもいつかは中年になり歳を取る。自覚する人とそうする事が出来ない人。
三人ともよく通る声なので、怒鳴られると思わず身構えてしまうが穏やかな気分で劇場を後に出来る。
約100分。

エデン瞬殺
Cui?
新宿眼科画廊(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/17 (水)公演終了
満足度★★★
分人
要は、平野 啓一郎の言っている分人の発想に近いのだろう。問題は、平野は既に、跳んで着地した現実の基盤から言葉を発しているのに対し、この作のシナリオ担当者は、未だ、エデンに居座っていることだ。結果として、頗る眠い。現実認識のレベルが、少年、少女レベルで幼稚なのが、その原因だ。きちんと目を開いて世界と対峙している若者が、このような現実認識を持つことは不可能である。何となれば、我らを取り巻く環境は、エデン追放以降の社会なのであって、見る前に跳んで安全確実な大地など何処にもないことは明らかだからである。だから、普通に生きてゆきたいと思うなら、誰でも、跳ぶ前に良く観察し、いくつか確認のための実験をし、周りで競合する者たちとの優劣、有利、不利をにらみながらチャレンジするのである。
着地場所は、例えてみれば氷山だ。割れもするし、溶けたり、薄くなったりもする。また、大陸のような安定感は無く、基本的に漂っているだけである。だ
が、こういう場所にしか我らは着地できないように仕向けられているのだ。エリート気取りの人非人から。1960年代に世界で吹き荒れた革命理論は、そのままでは無効であろう。だが、革命以外に、民衆が浮き上がるすべは無い。其処まで踏み込んでの主張なら、分人主張にも大きな意味がある。

【ご来場ありがとうございました!】渇望
ロ字ック
nakano f(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★
良くも悪くもリアル、だが
今回の劇場はバーという固定設定に縛られてしまう故に、内容はリアルなものであらざるを得ない。本公演は、その点でリアルさが欠けていた。しかし、気持ち悪い部分はリアルで、その辺ふわふわした気持ち悪さを体現しえてはいたものの、それだけで、いざよく考えてみると深くはない、リアル、というよりかは、ありきたりで、あるあるを綴った作品。
また、超小劇場の特性といかハンディキャップとして観客が近すぎるために舞台装置面、小道具の安全性は再考慮すべきであると思う、本筋とは関係ないところで気になってしまう(ハラハラしてしまった)部分があったのは残念。

【ご来場ありがとうございました!】渇望
ロ字ック
nakano f(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
どこまでが演技でどこまでが地?(笑)
お得意の(?)「多分そうなのだろうけれど、男としては見たくはないなぁ」な部分を見せつける(爆)おハナシ。
今回は特に同窓会帰りのかつての同級生たち、とほぼ等身大な人物設定なのでリアリティ増量、どこまで演技でどこまで地なんだか、的な?(笑)

【ご来場ありがとうございました!】渇望
ロ字ック
nakano f(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★★
女性という存在の尊さ
わたしが毎回□字ックさんを拝見して思うことは、なぜにこんなにも女性は様々な感情を嵐のように巻き上げるのかということ。今作も4人という劇団員さんだけの少人数の中、その威力は健在。狭い空間を自由自在に扱う感覚はまるでのぞき見。女性の体内を巡る血液が明日への新しい生命や希望を作ってるのだとしたら、わたしたち男性は太刀打ちできないのではないかと考えました。

象
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/07/02 (火) ~ 2013/07/21 (日)公演終了
満足度★★★
重かった
台詞以外は無音が覆う舞台に反発するかのような色とりどりの大人や子供の衣服が山の様に散在した床。
2人の被爆者の行く末に前回より悲劇さよりも現実感に苛まれる。
死を待つのではなく本当の姿で生きるという事。
破壊から得た男の想像、自由と権力、リヤカーで去っていく男の姿は現代の青い廃棄物みたいで気が重くなる。
シビアに見るより、感じる何かがある舞台でした。

でんでんむしのからのなか【ご来場ありがとうございました!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
萬劇場(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
流行の渦
「流行」の流れの中で変わっていく世界の中で自分の意思を持ち続けることは難しいことです。
考えさせられるテーマでしたが、出演している役者さんのパワーは見応えがありました。

『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』
アマヤドリ
スタジオ空洞(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
13日『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』
去年横浜STスポットでやった時にも観て上演台本も買った作品。
今回の上演、スタジオ空洞のあの立地・あの空間でこれをやるっていうこと自体がそもそも面白かった。というか、スタジオの白い壁と、触れ合いそうでなかなかに触れ合うことのできない役者たちの佇まいに、「“自分が自分を監禁している”っていう孤独」をまざまざと見せつけられるようで印象的だった。
にしてもこの「雨天決行」の企画、アマヤドリって劇団の「劇団力」みたいなもんの強さもそうだけど、確実にひとりひとりの役者を育てようっていう意気込みが今回のキャスティングからも感じられるなあ。

ハル
『熱きロマンを胸に、生きる勇気と希望を与えるべく突っ走り続ける奴ら。』
ザ・ポケット(東京都)
2013/07/09 (火) ~ 2013/07/14 (日)公演終了

バイト
カスガイ
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2013/06/28 (金) ~ 2013/07/01 (月)公演終了
豪華俳優陣
玉置さんをはじめ、役者の皆さんの演技力が素晴らしかったです。社長を恐れる様子や、互いに傷つけあったり励ましたりする演技が迫力満点で観ていてあきませんでした。話の内容も分かりやすくて、楽についていけました。

でんでんむしのからのなか【ご来場ありがとうございました!!】
空間交合〈アサンブラージュ〉リジッター企画
萬劇場(東京都)
2013/07/10 (水) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
戦争はいけません。
観終わった時、すぐに頭をよぎったのはナチスドイツに代表されるブラックプロパガンダである。冷静に判断すること、自分の眼で見て確かめること、自分の信じた道を貫くことが生きていく上で大事なことだと再認識致しました。
アイドルグループのメンバーとそれに関係する人たちで表現は現代風で良かったと思う。

石田剛太のスペース☆コブラ
男肉 du Soleil
ぽんプラザホール(福岡県)
2013/07/13 (土) ~ 2013/07/14 (日)公演終了
満足度★★★
ダンスパフォーマンス!
コブラだった。宇宙海賊だけではなく、ほかの世界も入り込みで、ストーリーが展開します。大枠があって、歌謡曲に乗ってダンサーが踊り続けます。主役が演技している横で、小芝居が行われてそこで笑いも。ステージ全体を観て、純粋に楽しみました。

『うそつき』/『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』
アマヤドリ
スタジオ空洞(東京都)
2013/07/12 (金) ~ 2013/07/15 (月)公演終了

『わが闇』(再演)
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2013/06/22 (土) ~ 2013/07/15 (月)公演終了
満足度★★★★
様々な感情を刺激する家族劇
田舎町に住むある家族の半年間を描いた物語で、良くありそうなホームドラマ的内容でありながら、予定調和に留まらない硬軟のレンジの広い展開と充実した演技によって3時間半の長さを感じさせない作品でした。
第一幕はプロジェクションマッピングや照明を効果的に用いた演出に魅了され、第二幕はそのような効果をほとんど用いない、戯曲と演技の求心力に引き込まれました。
第一幕のラストが雷の鳴る中を半狂乱で盛り上がるシーンが単純に楽しいだけではない深い情感を醸し出していて、美しかったです。終盤はシリアスで険悪なシーン、温かくて感動的なシーン、ドタバタのコミカルなシーンが矢継ぎ早に展開し、感情を激しく揺り動かされました。
タイトルの「闇」が精神的な意味から物理的な意味にも拡がり、さらに終盤で良い意味で見い出される構成が素晴らしかったです。
三姉妹がメインに描かれることからチェーホフの『三人姉妹』か連想され、実際オマージュ的な場面もあり、人が死ぬシーンを直接見せずにシルエットだけ、あるいは字幕だけで表現するのもチェーホフ的でした。
3人の客演の役者達を殊更に立てようとせずに劇団員と対等に扱うことによって緻密なアンサンブルが組み上がっていて、各キャラクターがリアルに感じられる魅力的な芝居となっていました。

『わが闇』(再演)
ナイロン100℃
本多劇場(東京都)
2013/06/22 (土) ~ 2013/07/15 (月)公演終了