満足度★★★★
13日『幸せはいつも小さくて東京はそれよりも大きい』
去年横浜STスポットでやった時にも観て上演台本も買った作品。
今回の上演、スタジオ空洞のあの立地・あの空間でこれをやるっていうこと自体がそもそも面白かった。というか、スタジオの白い壁と、触れ合いそうでなかなかに触れ合うことのできない役者たちの佇まいに、「“自分が自分を監禁している”っていう孤独」をまざまざと見せつけられるようで印象的だった。
にしてもこの「雨天決行」の企画、アマヤドリって劇団の「劇団力」みたいなもんの強さもそうだけど、確実にひとりひとりの役者を育てようっていう意気込みが今回のキャスティングからも感じられるなあ。