
十一月花形歌舞伎
明治座
明治座(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/25 (月)公演終了
満足度★★
期待はずれ
鳴神は以前にも観たがるが、獅童の粂寺弾正も悪くはないのだが、うまくいえないがもひとつ。連獅子も、親獅子の勢いに、子獅子がついていってないように感じた。権三と助十にいたってはテレビの時代劇を見ているよう
今回ははずれ

モスキート
月刊「根本宗子」
BAR 夢(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
ねもしゅうミステリー
根本宗子初のミステリー劇。面白かった。バー公演としては、ちょい長めの50分。モスキートが何を意味するかは観てのお楽しみ。これは是非、シリーズ化して欲しい。

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』
浮間ベースプロジェクト
浮間ベース(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
気が向いたので急いでコメントしてみる。
最近観たものへのコメントが全然間に合ってないんですが、なんか気が向いたのでこれは観た今日の内に。
なるほど。浮間ベースとはこういう場所だったか。面白い空間です。
3階まである内のどのスペースで何をやるか、企画力が問われる場所。間違ってもここに立派な音響や照明を持ち込んで劇場環境に近付けようとはしないほうがいい。だったら初めから劇場を使うべきで、この場所ならではの演劇が育っていって欲しいところ。
駅から遠いです。地図を見ながら歩いても目標物がなかなか現れず不安になります。特に夜は先が見えなくてホント不安だった。初めてキラリ富士見まで歩いた時と似た感覚でした。公式サイトの地図には載っていない最短距離の道は曲がる場所が分かりにくいけど、制作スタッフを3人くらい点在させてでもそちらの道をメインにするべきでしょうか。慣れない観客は距離が長いと到着までに気持ちが萎えるし、あれだけの道中で道に迷ったら到着出来ず駅にもなかなか戻れない。
観られる演目は3つ。
自分はそもそも目当てだった河西さんの作品に大満足。しばらく彼の作品を観られていなかったので、ど真ん中のをやってもらえた感じです。気まずい瞬間と優しさと苦笑いが織り成す時間。笑いもちょっと多め。個人的にはこれだけで充分に元が取れました。
吉田さんのは好みじゃなかった。

らぶ・まん的キャンディ「あめちゃん」
らぶ・まん
Livetheater間~まほろ~(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/05 (火)公演終了

【韓国】第12言語演劇スタジオ『多情という名の病』
BeSeTo演劇祭
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/06 (水)公演終了

【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ
ロ字ック
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
「タイトル、拒絶」越えには至らず・・
【THE ラブ人間】をフィーチャーした公演でしたが、個人的には むしろ「タイトル、ー」の方がロックテイストと構成力を感じられ、その作品世界の吸引力に引き込まれました。
勿論、今後は「THE ラブ人間」と「HAPPY BIRTHDAY」をお気に入りアーティストに加えます(★ ̄∀ ̄★)

音楽劇「それからのブンとフン」
こまつ座
天王洲 銀河劇場(東京都)
2013/10/03 (木) ~ 2013/10/15 (火)公演終了
満足度★★★
市村正親さん、新妻聖子さんと堂々競演!小池栄子さん好演
小説から抜け出した、怪盗の活躍は如何に。
市村正親さん、新妻聖子さんと共演して引けを取らない
小池栄子さんの成長ぶり、など出演陣がにぎやか。
歌は楽しく、しかし社会風刺との混在の仕方が
井上ひさしさんの他の作品に比べて、多少強引と思う。

【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ
ロ字ック
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
人を想う・愛するということ
勝手な受け手の感想をいうと、
いろんな形の想い方やその表現の仕方があるんだなあ、と思った。
それぞれ、差異がわかるように描かれているので、参考になる。
ただ、結構、個人的には「距離を置きたい」世界でのお話で、想像でしかないが、それだけ「リアル」に表現されているのかもしれないのはすごい。
だからこそ、嫌悪感やイライラ感も持ってしまい、気持が世界に入らない。と同時にこうなのかもしれないという納得感を頭で自分も感じながら。
気持が入らず、頭で理解するので、すこしすっきりしない後味。
しかも、ひっぱるような後味。なれると好きになれる気もする。
役的には、小山田さんの存在感と中島さんのかっこよさとユキのかわいさとタマミのアナザーワールド感が印象的だった。
95分

Hello Wedding
幸野ソロ
ワーサルシアター(東京都)
2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★
演劇に求めるもの
は、人それぞれだとは思いますが。私は作家さん独自の感性や感覚に唯一無二を見出せないとその演劇を観たことに喜びを感じないのだなぁ、と。結婚とは何か、人を愛するとは何か・・・その答えが既に多くの人が実感しているごくごく一般的な結論であったこと、そしてその表現手法が特に心に引っ掛かるものでなかったことがちょっと残念でした。でも、縄田智子さんが演じる作家の葛藤を見て、こんな風に答えが見つけられずに書き始めても作品とともに成長していくのが作家の姿なのかもしれないと思ったこと、そして受付や場内案内のスタッフさん達がにこにこしていてとても感じが良かったことが心に残っています。

【韓国】第12言語演劇スタジオ『多情という名の病』
BeSeTo演劇祭
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/06 (水)公演終了
満足度★★★★★
どこまでが、、、
どこまでが作り話で、どこまでが事実に基づいていのか、、、
そして、どこまでがフィクションの芝居で、どこまでがドキュメンタリーか、
またはすべてフェイクか、、、
よくわからない感じが、とても刺激的だった。
ただ、物語内容としては、何が問いかけたいのかわからなかった。
(依存なども含めた人間(男女)関係のことがテーマなのはわかるが、、)
面白い演出も、批判的に見れば、実験というよりは、新奇なエンターテイメントという感じだが、
それでも、この方法はかなり面白かったし、
何より、エンターテイメントとして、とてもうまく構成されていた。

マイ・フェア・レディ
東宝
日生劇場(東京都)
2013/05/05 (日) ~ 2013/05/28 (火)公演終了
満足度★★★★
両ヒロインを観劇した感想
私は今回初めてこの演目を観ましたので大地真央さんやそれ以前のキャスティング、旧翻訳・旧演出のバージョンを知りません。
今演出でひと通り両ヒロインを観ました。
やはり元宝塚トップスターだけあって、決して下品になりすぎることなく貧民層の娘を演じられていて、レディになる過程を卒なく演じられていると感じました。
お二方とも全くキャラクターの違うイライザで見比べるのも面白くチャーミングでしたよ。
新訳も訛りを矯正を直す過程をわかりやすくしていて悪くはないです。
後々のセリフ回しが変わってくるところから変えて欲しくなかったという声は私の周りにもありましたが、あくまでナチュラルにストーリーを進めて行く中で演出サイドが優先させた要素なのでしょう。
少し残念なのは、主要キャスト勢の歌のクオリティが…。
なんだか脇役とアンサンブルありきという印象。
初ミュージカルの松尾さんや寺脇さん、田山さんはさておきヒロイン二人の高音が不安定。無理にオリジナルキーで歌うことはなかったと思いました。
舞台美術、衣装はシンプルなモノトーンでセンス良くまとめられており、鳥籠をモチーフにしたセットが印象的でした。
ただ演出が何処かこじんまりとしていて迫力に欠けます。
個人的に気になったのは霧矢大夢さん(イライザ役)と平方元基さん(フレディ役)のお二人です。非常に丁寧に役を演じられているな、ミュージカル大好きなんだなという姿勢を特に感じました。お二人が絡むシーンはまさにミュージカル!といえるシーンでしたね。
もし今演出で続演されるなら是非またみてみたいです。

Hello Wedding
幸野ソロ
ワーサルシアター(東京都)
2013/10/30 (水) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
皆さんありがとう!
この1週間、とても楽しい時間を持たせてもらってありがとうございます。
女性陣総ダブルキャストという魅力的な企画を存分に楽しませて頂きました。
計8回、観させていただきました。映画8回見るひとはいないとおもいますが、それが小劇場の魅力ですよね!
そのダブルキャストはセリフこそ同じでしたが、その演出はかなり違っていて、それも今回楽しめた理由のひとつです。異なる演出で印象に残ったところですが、やはり主人公美香のクライマックスシーンでしょうか?縄田さんは作品人物郡に捕まえられたままでセリフを終わりまでしゃべりぬきました。伊藤さんそはその囲みを破って舞台の下側へ移動して、そこから作品人物郡と対峙するという演出でした。そしてその後に続く美香のほぼ独演に近いところもおふたりの演技意図は微妙に違ったものでした。
それ以外にも大島愛と医師(?)とのやりとりの立位置が変わっていたり・・いろんなところが其々のやりかたになっていました。
美香役の縄田さんと伊藤さんは、今回あまり動きのないなかで伝えることを表現しないといけない、かなりの難役だったと思いますが、それぞれの表現を楽しませていただきました。お疲れさまでした。縄田さんは長身で色白の美しいかたで動的表現の大島愛に対して内に込めた思いを表現するような演技をされていました。それから波打さん、ヤクザくずれ(?)の男性姿と最後のシーンの絵に書いたような好青年姿との落差にはビックリでした!1回目に見たときには気づかなかったです~。最後に皆様にもう一度ありがとうを言わせて頂きます。これからも御活躍を!

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』
浮間ベースプロジェクト
浮間ベース(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
試みとしては新しい、可能性を感じる。
この、浮間ベースという場所がまず面白い場所。
そしてこの場所で公演を打つ、というのに可能性を感じる。
実際、そういう出来だった。
しかしながら、「私は」この手の話は好きではない。
そして何もかもが未完成。
評価するのはあの場所で公演を行った、という事実だけ。
掴みは肝心。休憩室の会話、あんなにいらない。
脚本なんだかアドリブなんだか分からない。
どちらにしても、全編に渡り「会話」になっていない部分が多すぎる。
その後のストーリー的に、客はノらない方が成功だったのかどうかは知らないが、とにかくあの時点での客の反応のなさは、そこまでのプロローグで客が完全に冷めている状況だったことを理解してもらいたい。
私はこの時点ですでに帰りたかった。
アドリブパート(?)での「マジで?」「ヤバい」の多用は、他に言葉はないのかと思ってしまった。
若者らしさが出ている、と言ってしまえばそこまでなのかもしれませんが。

フナバシTOYS
丸福ボンバーズ
APOCシアター(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しかった♪
念願かなって初マルボン。
元になってる作品を観ていて、大まかなストーリーは覚えていたのに、終盤ウルッとしちゃった。
こどもが観ても楽しめるようなつくりだけど、子供騙しじゃないし。
ナミギンを観ていたときに感じたのと同じ安心感と安定感。福島さん、さすがです。
劇団初見だったので、前説の人がさらっとマジックやるのに驚いたり、
チトフナマンとどう向き合ったらいいのかわからなかったり(笑)しましたが、楽しかったです。

国際共同制作ワークショップ上演会
アジア舞台芸術祭制作オフィス
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
収穫あり
思っていた以上の収穫です。6つの作品,それぞれ面白く観ることができました。そして,その中から民族性や感性の違いが徐々に見えてきました。これを理解したうえで互いに歩み寄ることが必要なのですね。

つかまえてごらんなさい、箸で
GORE GORE GIRLS
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
どストライクな自虐ネタ(個人的に…)。。。
シェアハウスを舞台にした”結婚出来ない独身男たち”の悲哀を描いたコメディ…。なのかと思いきや、序盤〜中盤のボケの応酬(基本的にスルーかボケたおし)から全く予想外の展開へ…。シュールさ、不条理さ加減では今まで観て来たゴアゴア作品の中でも筆頭だったと思う。
GORE GORE GIRLSのこれからの方向性を示す”エポックメイキングな作品”のように感じた。

ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
子供の頃、コーラとポテチ用意して
ジャンプを開いたあのわくわくと楽しさを追体験させてもらいました!
良い日になりました、有り難うございます!!
半券でのリピート、使用期限がその日中じゃなかったら演劇未体験だけどジャプで育った友人に絶対面白いから!と言って無理矢理押し付けたのにー!!

音楽劇「赤毛のアン」
DGC/NGO 国連クラシックライブ協会
東京国際フォーラム ホールC(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★★★
響きました
昔から大好きだった赤毛のアン・・当時見ていたアニメのアンを思い出しながら、楽しく観ました。大勢での合唱は耳にも心にも響きました。ダンスも良かったです。小さな子供達も頑張っていて可愛らしく、大人達は素晴らしい演技を見せてくれました。幼少期・少女期・大人の3人のアンが登場しましたが、少女期のアンがとても可愛く、アンらしく感じ印象的でした。明日はいつも新しい!私もそう思って頑張ろうと思いました!

つかまえてごらんなさい、箸で
GORE GORE GIRLS
インディペンデントシアターOji(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
2回観て、なるほど!
シュール好みなら観ておいて損の無い、
いやむしろ必見なのでは?と
初見では気付かされなかった点も散見されました。

「 超高層ノスタルジア」
POPlinks
新宿眼科画廊(東京都)
2013/10/31 (木) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★
透き通るような
透き通るような美しさが舞台全体を支配していた。割れて壊れてしまいそうな女の子たちと、脚本と演出によるノスタルジックな雰囲気が、心に染み付いて離れない。役者の一挙手一投足が1枚の写真のように独立して成立していたし、その
一挙手一投足が絡んでつながってすばらしい情景を映し出していた。
話も、200年後という設定だけれど、出てくる女の子たちの少女性は今と変わらず、とても親しみやすかった。
素敵な、70分間であった。