満足度★★★★
皆さんありがとう!
この1週間、とても楽しい時間を持たせてもらってありがとうございます。
女性陣総ダブルキャストという魅力的な企画を存分に楽しませて頂きました。
計8回、観させていただきました。映画8回見るひとはいないとおもいますが、それが小劇場の魅力ですよね!
そのダブルキャストはセリフこそ同じでしたが、その演出はかなり違っていて、それも今回楽しめた理由のひとつです。異なる演出で印象に残ったところですが、やはり主人公美香のクライマックスシーンでしょうか?縄田さんは作品人物郡に捕まえられたままでセリフを終わりまでしゃべりぬきました。伊藤さんそはその囲みを破って舞台の下側へ移動して、そこから作品人物郡と対峙するという演出でした。そしてその後に続く美香のほぼ独演に近いところもおふたりの演技意図は微妙に違ったものでした。
それ以外にも大島愛と医師(?)とのやりとりの立位置が変わっていたり・・いろんなところが其々のやりかたになっていました。
美香役の縄田さんと伊藤さんは、今回あまり動きのないなかで伝えることを表現しないといけない、かなりの難役だったと思いますが、それぞれの表現を楽しませていただきました。お疲れさまでした。縄田さんは長身で色白の美しいかたで動的表現の大島愛に対して内に込めた思いを表現するような演技をされていました。それから波打さん、ヤクザくずれ(?)の男性姿と最後のシーンの絵に書いたような好青年姿との落差にはビックリでした!1回目に見たときには気づかなかったです~。最後に皆様にもう一度ありがとうを言わせて頂きます。これからも御活躍を!