
煙が目にしみる
ファルスシアター
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2013/11/08 (金) ~ 2013/11/11 (月)公演終了
斎場での奇跡
トータルすると良い公演だったが、「感動の押し売り」を感じさせるシーンもあった。こういう感動は劇場から出るとすぐに消えてしまう。こういうシーンはあえて見せずに観客の想像にゆだねる方が余韻が残るのかもしれない。
役者さんは皆さん好演だったが、未熟さを感じさせるメンバーも2〜3名いた。今後の一層の努力が望まれる。

韓国現代戯曲連続上演
韓国現代戯曲連続上演実行委員会
こまばアゴラ劇場(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
演出が面白かった
韓国若手(30~31歳)作家の戯曲3作を、
小池竹見さん、金世一さん、山田裕幸さんが演出するという企画。
戯曲という観点からいうと、短篇・中篇だからかもしれないけれど、
それほど刺激ではなかった。
それでも、三作目の『上船』は、面白い構造の舞台だった。
むしろ、三作とも演出が興味深かった。
※☆4は、『上船』に対してです。他の二つは☆3の印象。

地球の軌道をグイッと 【ご来場ありがとうございました!!次回は2014年5月吉祥寺シアターです。】
ぬいぐるみハンター
小劇場 楽園(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/17 (日)公演終了
こんな話だったとは。
5分遅れで開演。1時間20分程。
これは面白い!
前半パートのマシンガントーク、あれ誰かが一度でも噛んだらお終い。
それでもやり切った。
後半パートの沈黙、あれ前半があるから更に活きる。
笑いだけで終わらず、シリアス(?)な展開もあり良かった。
このタイトル、このチラシでこんな話だとは想像してなかった。
もっとコメディ一色なものだとばかり…^^;
過去と現在を行ったり来たり。
最初の方はついて行けたのだけれども、途中から分からなくなり…
その瞬間「過去と現在がごっちゃになってるよ」って、まさにその通り!タイミングの良さに笑ってしまった。
机の上で見せる、別の場所のお話挿入もとても自然でした。
暗転も場転もないのに、こんなに見せるとは。
素晴らしかったです。
神戸ちゃんが何をしたかったのか、どうしたかったのか、もっと具体的に話していたら、結末も変わっていたのかも知れない。
彼の伝わらないもどかしさ、皆の伝わらないもどかしさ、両方とも分かるから、それがまた面白い。
最初と最後で神戸ちゃんの印象がここまで変えられるとは思いもしなかった。
結局神戸ちゃんも皆も20年どうしてたの!?
あの時、会社辞めたの?留まったの?
それから。
劇場の構造上仕方ないのかも知れませんが、席の前後の間隔をもう少し広げて下さい。
席の前後幅が大腿と同じ幅しかなく、列の真ん中の席を案内されたので(しかもリュックと両手に荷物あり)思わず「え、どうやって(あの席に辿り着けと)?」と聞いてしまった。

濡れた花弁と道徳の時間
肯定座
明石スタジオ(東京都)
2013/10/23 (水) ~ 2013/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
”菊池さん”につられ拝観
タイトル・展開・ギャグネタの鮮度は兎も角、とても面白い脚本&お芝居でした。良いサポータとお客さんに恵まれた劇団さんの印象・・。
今回の”菊池さん”は、重要な役割を担っていましたが、やはり勿体無い・・小休止といったところ。。

『クリプトグラム』(cryptogram)
世田谷パブリックシアター
シアタートラム(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/24 (日)公演終了
満足度★★★★
藪の中
会話劇とは聞いていましたが、あまりにかみ合わない謎めいた会話に、ずっと緊張を強いられました。
しかしながら、悪い緊張では無かったです。妄想好きなので。
タイトルが「クリプトグラム」なので言葉の裏を追いかけて、その経過が面白かったです。そのあたりはネタバレで。←観劇した人だけお願いします。
故・三原順さんの漫画をイメージしながら見ていました。(テイストが似ていると思います)
チビルドルフ、チビ古美門の坂口湧久くんはとてもよかったです。

ビールのおじさん
cineman
ワーサルシアター(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
キャラがしっかり立っている・・
俳優陣の演じる各々のキャラがどれもしっかり立っていた芝居でしたね。
ですから、終演後にお声を掛けさせて頂きお話したら案の定役柄とは全くの別人だったという具合で・・・、感情移入して最後までとても楽しめました。

ビールのおじさん
cineman
ワーサルシアター(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
方言の芝居って難しいですね
最近、方言で話す別の芝居を見た。
比べてしまっては悪いが、方言を話す芝居をするなら、まずはそれを自分のものにしなればなるまい。
「会話」になってるとかそれ以前に、言葉が自分のものになっていない役者さんがちらほら…
「ビールのおじさん」こと智良役、パートナーを失った母・倫代役、障害を持つ正役は良い意味で印象に残った。
智良役は、「あーいるいる、こういうヘラッヘラしたヤツ」というのが体現されていた。それは一種の照れ隠しだったりもするのですが。鹿児島弁も立ち居振る舞いも一番自然。
倫代役は「家庭の中を仕切ってきた母」と、「好きにするってどういうこと?と考え込む女性」の二面性を表現出来ていた。この二つの面でこうも印象が違うなんて…
正役は一目でそれと分かった。「(パソコンに)触らないよ」と言いつつ興味津々な所や、「馬鹿」と言われて怒り出す所などは本当にそういう子みたいだ。
脚本は、結末や理由を曖昧にしている部分が目立った。
「こうかもしれない」「いやこうなるのかも」といった考えさせられるものではなく、「あの二人って結局どうなったの?」とか「あの人結局何してたの?」とか。
自分はこういう所をハッキリさせておきたい人間なので、この辺りは消化不良。
すみません、それから智良が尚に関してしていた勘違いがどういった勘違いだったのか、私には分かりませんでした。
お客さんから笑い声も起こったので、分かる方には分かったのだと思います。私の理解力不足であることを願います。

振り子時計物語
劇団暴創族
笹塚ファクトリー(東京都)
2013/11/07 (木) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★
無題883(13-322)
19:00の回(曇)、18:26会場着、受付、階段に並び18:30開場。パイプ椅子に座布団、1〜3列目までフラット、針が止まった大きな振り子時計が中央やや左に。フェリーで行き来する「遠ノ島」の旅館、ロビーが舞台。上手が入口、フロントがあり、下手にテーブルと椅子、 2階が客室。玄関には「虚実分明」と書かれたものが。20年といえば、幼い子は成年になり、青年は壮年に、そして老いてゆく、時計の振り子が一振りする毎に、時は流れる。母、母の母、母の娘、三代。1993年8月、2013年11月、何のため時を遡るのか、自分を救うとはそういうことなのか。こちらは初めてで、多分、役者さんたちも初めて。18:45/55前説(アナウンス、はらみかさん)、19:02開演〜20:55終演。

新人公演 同窓会~子―大×友=忘~
劇団PEOPLE PURPLE
Live Space B.SQUARE(大阪府)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
まったくの初見です。
ほのぼの?の中に、コメディやコメディやコメディがあり笑わせていただきました。なのに最後はちゃんと締めくくられていました。新人さんたちがこれからもがんばってくれること応援しています。

三人姉妹
華のん企画
あうるすぽっと(東京都)
2013/10/24 (木) ~ 2013/10/27 (日)公演終了
満足度★★★★
フライヤーに惹かれました。
原作になるべく忠実な古典作品をみたいと思い、華のん企画を観にいきました。なので、アレンジが少ないところも、私はとても満足でした。
原作を読んだ時に自分が思い描いていた舞台像と照らし合わせながら観ることが、今回一番の楽しみでした。役者さんもとても素敵だったので、楽しかったです。

楽屋 -流れ去るものはやがてなつかしき-
Dreamユニット・アンサンブル
Cafe Slow Osaka(大阪府)
2013/11/01 (金) ~ 2013/12/01 (日)公演終了
満足度★★★
観てきました(^^)
率直に、「ザ・お芝居・演劇」「王道」って感じで笑えるとかそういうのはなく、でもストーリーが面白いのでお芝居好きな人は楽しめると思います。
どんな内容か調べず行ったので話が進むに連れて、なるほど〜って思いました、面白かったです♪

いい匂いの人がブラブラしてる
コトリ会議
OZC GALLERY (大阪府・旧カラビンカ)(大阪府)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/03 (日)公演終了
満足度★★★
コトリワールド全開!壊れる〜
もう~ぶっ飛んだ⁈ 壊れた⁈ 作品揃い
意味が分からなくても笑える不思議な世界♪
コトリワールド全開!
オムニバスは脚本が三者三様♪
タイトルのいい匂いというのは全編繋がっているカレーの事⁈
いい匂いの人=面白い人みたいな事も意味があるのかなぁ⁈
そんな事を気にしたらコトリの思うツボじゃないか~
◎「きょうの贖罪」室屋和美
映画「ゴースト」を彷彿?させる
亡くなったおじいちゃんの事を想う
私情的ファンタジーって感じ⁈
余韻を残し過ぎ~~
◎「カコミちゃんは、いつまでたっても」牛嶋千佳
これは設定がある意味チャレンジャー!
見る人を困惑と想像の世界へ導いていく…
私はたち想像が溢れ過ぎて溺れる~
◎ 「おれの二の腕はどうだ」山本正典
最初から怪しげな二の腕が気になる~
それが臭い所にスボットを当てる辺りが面白い♪
暴走するキャラ設定~
最後は二の腕の出汁の効いたカレーを食べるって…(^^;;
観劇後のTwitterなどでカレーが食べたくなりますって~⁈
みんなコトリの呪縛にかかってるじゃないか~!
危ない危ない!
こんな作品を深夜2時に観てたら
コトリ漬けにされるところだった~(^^;;
観劇後、劇場の外へ出るとそこは現実の世界へ!
☆印象的だった役者さん
ぶっ飛びイケイケのピンク地底人2号さん(ピンク地底人)
☆印象に残ったシーン
二の腕を切るところでしょうか⁈
最後にみんなでカレーを食べるシーンも⁈

偽造/夏目漱石
重力/Note
アトリエ春風舎(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

【ご来場ありがとうございました!】退カヌコビヌカエリミヌヌ
ロ字ック
サンモールスタジオ(東京都)
2013/11/02 (土) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★
初見
内容的には最近よくあるテーマのようにも思うが、作家の、独特の視点が面白かった。3人のうるさいオバちゃんキャラが中和剤のようになっていて、全体のバランスを取っていた感じ。

Butterflies in my stomach
ENBUゼミナール
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/07 (木)公演終了
満足度★★★★★
吉田小夏の世界
頭の中がぐるぐるしていて、まだ整理できていない。エンディングで目頭が熱くなったのは確かだ。
役も性別も入れ替わりながら、7人の役者が演じる ひとりの女 ななこの7歳から77歳までの人生、それを取り巻く人々。舞台装置はたった7脚の椅子。先日、東京芸術劇場という豪華なホールでNODA MAPの"MIWA"(美輪明宏の半生)を観た。主演が宮沢りえ、男女裏キャラは古田新太、恋人役は若手の演技派 瑛太。豪華な配役陣で演じた芝居より、心に響いたのはなんでだろう。
7人の役者が10年ごとに演じ分けていたななこは、声も姿も動きも美しい宮沢りえより存在感を感じた。左高博海が演じた女ななこのケレン味のない素直な爽やかさは、古田新太では絶対に出せない味。聞けば、ようやく訛りを克服したばかりの18歳。平田理奈が演じた恋人役 ナナセ君は瑛太より魅力的だった。宝塚の男役のようなカッコ良さ。ビジュアルも含めて期待大。
基礎訓練を始めたばかりの発展途上の役者でも、これほど魅せる舞台を構成できるとは。吉田小夏の力に感服。彼女のキラキラした清涼感のある舞台大好きです。真っ白は何色にも染まる。確かに。恐れ入りました。Fly me to the moonがオープニングでしたね。そしてエンディングは。楽しみました。

VAGUENIGMA
疾駆猿
【閉館】SPACE 雑遊(東京都)
2013/11/06 (水) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

テロリストは山手線に乗る
劇団青年座
青年座劇場(東京都)
2013/11/05 (火) ~ 2013/11/10 (日)公演終了
満足度★★★★★
ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
初日に観劇しました。
面白かったです。
ハートフルなクライム・サスペンス♪
緻密な計算、深い知識に裏打ちされた
迫力充分な舞台☆
終演後、「初日打ち上げ」に
参加させて頂きました♪
観劇日記をブログに書きました☆

吉田光希(映画監督)×河西裕介(演出家)『ハアトフル』
浮間ベースプロジェクト
浮間ベース(東京都)
2013/11/04 (月) ~ 2013/11/10 (日)公演終了

ギャラクティカ・めんどくさい。
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2013/11/01 (金) ~ 2013/11/04 (月)公演終了
満足度★★★★★
全体通して
他の方が散々書いているようにビキニシーンの印象が強い。
もちろん銀河大戦やこれでもかという程の笑いのシーンも楽しめた。
感動シーンもあってお得感。

中野の処女がイクッ
月刊「根本宗子」
新宿ゴールデン街劇場(東京都)
2013/10/09 (水) ~ 2013/10/18 (金)公演終了