最新の観てきた!クチコミ一覧

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蜜月の獣

蜜月の獣

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★★

会話が絶妙
この種の劇の生命線である会話が絶妙で役者もとても良かった。しかしストーリーは辛くて切ない。
開演に遅れてしまい案内してくれた人が根本女史によく似ているなと思っていたが、ご本人だったようだ。みんなで盛り立てている様子が伝わってくる。応援したくなる劇団(芝居人?)だ。

心の中、翼ひろげて

心の中、翼ひろげて

夏色プリズム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/27 (木) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★

発想と表現に格差があったように思える
うたい文句の”珠玉のラブストーリー”は中心では無かった様に感じた約90分

→もう、突っ込みどころ満載で・・・・・。

ネタバレBOX

特殊な障害者施設での群像劇ですが、どう特殊かというと入所してる男性患者の性処理を施設所属の介護師が行うという所であり、雑誌に特集記事も掲載されて世にも広く知られたらしいです。だがそこで働いていた介護師のひとりが患者の子(?単なる訪問客や出入りの業者とか職員とかとも関係持ってた?→詳しくは語られず観客に仄めかす情報提供も無かった)を身ごもり退職し、その介護師の兄が経営してる夫婦に文句を言いにたびたび訪れていて・・・。という設定でスタートし、現介護師達と患者達の関係等がいろいろ展開してゆくのですが、施設の設定が甘くて物語に共感が”まったく”出来なかった。なんで患者は車椅子の若い男性ばっかり?(他にもいるの?なんか他の入居者についての情報出るかと思っていたら見事にスルーでした。ここの出身という現職員の男性は左腕の欠損あるが、それ以外は健常体にみえましたが・・・)そーゆー人達しか集めてないシェアハウス?その割りに介護で免許が必要とか?障害ってどこの?四肢の欠損?日常生活上の介護が必要なレベルに思えなかった。それとも神経に障害とかあったりするの?車椅子で演技してる役者さんは足の固縮の感じとか表現してたりしたけどねぇ。実際重度の日常生活困難者の介護なら専門の介護者にヘルパーがついても大変だと思う。性処理は専門の担当者に任せて介護と兼任なんていう発想は介護という仕事を甘く見過ぎてると思えたです。なので、どんな人達を集めてる施設なのか説明欲しかった。またSTDって甘く考えてない?舞台セットは設定された施設のレクレーション室のようで綺麗に作られていたが、先の理由により消毒薬の設置、または消毒薬を使用してから入室するように両手をこすり合わせて入ってくる芝居すればセットにお金かけなくても表現できたのになぁと思った。性処理でしょ、感染症とか予防とか検査についてまったく一言も出てこなかった・・・・。おかしくない?ちなみに妊娠で退職したハルカさんの兄さんには、すっごく共感できる。けど不特定多数っていっても夫婦経営の施設じゃ多くてもベット数は甘く考えてあげて100床はいかないでしょうし、関係した人間のDNA検査すればハルカさんの子供の親は特定できるはず。なんで「誰の子かわからない」って兄に言わせるのか不自然!ちなみに兄が怒鳴り込んでる今ではハルカちゃん妊娠5ヶ月だそうで・・・せめて堕胎するかしないか悩む時期での設定にした方が兄の苛立ちにもっと共感できた。5ヶ月じゃ中絶できないよなぁ・・・・(もう周囲も自分の意見も何も産むしかない時期だよねぇ・・・)。それに避妊ってコンドームだけ?舞台上STDの事を無視してるならピルだってあるし、そーゆー仕事だとゆうのならぺッサリーやらマイルーラやらいろいろ言わないのおかしいでしょう?お口使うならしょっちゅう嗽したり舞台セットにドリンクコーナー置く位なら洗面台にウガイ薬ぐらいセットに置いとけば?それに施設のどこでもそーゆー行為していいの?ぜんぜん説明が無い!隠し撮りしていた片腕の男性職員君(この施設出身だそうだ)ビデオカメラの置き場所ずさん過ぎない?それに今時記録媒体がテープって・・・。時代設定が不明だからOK?人形とかぬいぐるみをカメラと見立てた芝居の方が自然と思うけどなぁ・・・(それでテープで強請って口淫を好きな女性職員に強要するんだが、仕事でしょ僕もこの施設の出身だからやって!って理論が??でした。せめて「仕事なんだからお金払えばしてくれるよね」の方が納得しやすいです)。正直車椅子の障害での性処理なら映画「7月4日に生まれて」でトム君がやってた方法とか生活がリアルでしたよ~。また漫画「リアル」読んでると車椅子程度って感じてしまうです・・・、筋骨隆々としてるもんなぁ車椅子バスケの選手。(映画でみた車椅子バスケの選手はロボコップ顔負けの下半身サイボーグみたいでカッコ良かったなぁ)障害の程度とかリハビリ施設が性サービスして繁盛してるぐらいの簡単な説明欲しかった。メインにしたかったらしいラブストーリーの面では子宮の全摘出で子供が生めなくなって彼氏の前から去って・・という話で泣かせようとしてたが、問題は子宮でしょ卵巣から卵子取り出して彼氏との受精卵にして他の女性に産んでもらう方法とかもあるだろうし、とにかく、ちゃんと話し合えよ!それに子宮筋腫の手術は受けたの?受けるの?時間経過はどうなってるの?さっぱりわからんかった。体調不備のまま施設の見習いやってたんかいな?上記のさまざまな理由によって土台がしっかりしてない話見せられてもまったく琴線には触れることは無かったです。男なんざ片手あればTENGAで十分って感じするし(両腕無くても付けときゃ電動で動画と連動するのもあるらしいぞ(^^)、自己責任(STDのことね)なら先のトム君みたくデリヘルでも呼べばいいのにって思いながら見てました。Drホーキングさんみたいなら人が介護が付くのはとっても理解できるが、出てきた車椅子の男の子達は両手使えて言語コミュニケーション普通に取れてて健康そうに見えたなぁ=物理的にも上半身はねっ!(五体満足でもサバン症候群だと日常生活は介助無いと普通に生活はおくれないと思う(アタル君はそーゆー描写してなくて軽めに見せてたようだけど・・・・))ちなみに、真剣に情報収集したことはないけど、老人ホームやら介護施設専門のデリヘル嬢もいるそうですよ。(噂程度の耳にした情報ですけど・・・・)

んで、人間味あふれるハルカ兄と舞台セットに星つけました。
(チラシ以外に出てこないハルカちゃんの存在にもね(^^)
(施設長の旦那さん、台詞が棒読みで周囲から浮いていた感あり。
無口にして台詞少なくするか
出番は奥さんの方を多くした方がよかったのでは?と思えました。)
身体障害や性について取り上げたのはインパクトはあったといえるが、
90分という尺なら絞りを明確にして話を構築するべきだったと思われる。
どういう風に情報を集めて作り上げたかは知りようがないが、
観客に舞台上で提示すべき情報の出力量や質はもっと練るべきだと思われた。
simple winds

simple winds

7contents

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

デウス・エクス・マキナ
(ネタバレ有りですので・・・。)
個人的には、木の葉役を演じられた金村香織さんの演技がツボにはまりました。

人ならざるものは、「妖かし」か、それとも「神」か。植田ぴょん吉演ずる「垢舐」は、単なる狂言回しであろうはずがないと思っていた。不思議な回生パワーをめぐり、それぞれが自らの思惑実現に向けて、怒涛の争奪戦を繰り広げる。
そして迎えるクライマックス。求めていたものが力尽き、どうしようも無くなったその時・・・。
人ならざる「妖かし」が、最後に振るった絶大なる力。それはすべてのものを優しさと勇気で満たしていった・・・。
「妖かし」の存在は「神」へと昇華した。
そして全てが終わった後、何事もなかったかのように、静かに去っていく・・・。
デウス・エクス・マキナ・・・。   (ってレビューすれば格好いいですか?)

心の中、翼ひろげて

心の中、翼ひろげて

夏色プリズム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/27 (木) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★

障害者の性
このお芝居の説明を読んでイメージした内容とは違いました。珠玉のラブストーリという説明文に惹かれて観に行きましたが、内容は障害者の性の問題が主なテーマでした。今までこのテーマを取り扱った芝居は観たことがなく、新しい分野だとは思いましたが、私的にはあまり好きではありませんでした。

蜜月の獣

蜜月の獣

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★★★

今のところ今年観た中で一番好き
笑ったり鳥肌立ったり。受付に贔屓にしてる劇団の根本宗子さんがいらっしゃってその豪華さに驚きつつ、あ、この公演絶対面白いなって思ってたらやっぱり面白かった(根本さんとのアフタートークも観たかった…)

ネタバレBOX

セリフ回しもセンスがあってクスクスしながら終始テンポよく進んでいきます。河西さんの演技がよくてぞくぞくしてました。そんな経験はないけどなんだかとてもケンジに共感してしまうくらいによかったです。
最後の虎舞竜から大塚愛の演出はCD流し出したときに予想はしていたんですがすごく自然な流れであれだけポップなさくらんぼがとても怖い曲に聞こえるいい演出でした。今年初の星5です。
十二夜!?

十二夜!?

劇団そとばこまち

劇団そとばこまちアトリエ 十三 BlackBoxx(大阪府)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました(*^^*)
次女と二人で観てきました(*^ー^)ノ♪
笑いもあり、ストーリーもよくわかりました。
ダンスも頑張ってましたね(^_^)
娘たちのダンスの舞台を思い出しました。
ちょっと唄は残念だったかな~(・・?
チケットプレゼントありがとうございました。

心の中、翼ひろげて

心の中、翼ひろげて

夏色プリズム

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/27 (木) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★★

それが ふつうだろ!
チケットプレゼントにて

以下 ネタバレにて 箱入れします

ネタバレBOX

私は 介護職ですので 自分にひきあわせて 観させて頂きました。もし、私が仕事として「これ」を求められたら… ノーです。YouTubeで このことを扱った画像がありましたが、私には見る勇気はなかった。

ただ 扱い方としては 中途半端 ですかね。登場人物の中では 「はるかさんのお兄さん」に 私は一番共感する。あのひとの一見差別的な感覚は とてもノーマルに思えます。

「たかしくんとさとこさんの和解のシーン」に 音楽をかぶせたことには 私は反対です。確かに 一番印象的な場面ではありますが、それならなお、淡々と でお願いいたします。泣き場面に音楽をかぶせるのはNHK連続ドラマだけに(笑)

テーマでいったら もし二時間でも 足りないかもしれませんね。


他の「観てきた」を読んでもわかるように 確かに 観るひとは選ぶと思う。ラブストーリーの部分も中途半端かもしれませんが 私は観させて頂き良かったです。
愛しのダンスマスター

愛しのダンスマスター

タンバリンステージ

新宿村LIVE(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^0^)/ 2月27日(木)の14時からの回の
【愛しのダンスマスター】を観劇しました。
面白かったです。
高校を舞台にした、
ダンス&コメディ♪
笑いのツボはいっぱい、
テンポは気持ち良い、
音楽・ダンスも最高です!
終演後も楽しいですよ☆
観劇日記をブログに書きました。

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

舞台『サイコメトラーEIJI~時計仕掛けのリンゴ』

講談社

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★

長い2時間
演劇ならではの手法とあったが、それが約二時間の上演時間を異常に長く感じさせるものなのか?メイン二人のセンターでの同じパターンの芝居が多く、変化に乏しい。また役者を使いこなせていない感もあり。使えるサイドに頑張らせてもメインを使いこなせていないのでは、作品に深みが無い。

蜜月の獣

蜜月の獣

小西耕一 ひとり芝居

RAFT(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/03 (月)公演終了

満足度★★★★

ご苦労様
設定に苦労したんだなと余計な詮索をしてしまいました。

ネタバレBOX

レイプされた経験を持つ女性とレイプで妻を殺された過去を持つ男性のギクシャクした恋愛話。

そうであってもそうでなくても二つに一つなのですから、お芝居の原案となるような経験は無くなったなどとは口が裂けても言うべきではないと思いました。

昔からイライラさせるのが得意だったもう一人の男性は、真面目に女性に迫りましたが、トラウマの影響か、イライラさせたのか刺されてしまいました。

下手と中央、中央と上手で時間や場所を分けたり、同じ居間でも相手の男性を変えたりして時間を変化させるなど工夫が見られましたが、一人が刺されてからの二人の出会いの時系列など少し分かりづらい面もありました。
『ThE 2VS2』

『ThE 2VS2』

ThE 2VS2

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

☆★笑いはツボにハマりました★☆
いつもフライヤーのデザインがいいですね
当日パンフレットもポスターの大きさで遊び心があって面白い!

初っ端の『校門までまってる』からいっぱい笑わせてくれました♪
劇場内はこれで2VS2の世界に引き込まれた感じ
7作品の中でこの笑いが一番好きです!

その次に私が面白かったのはアドリブ♪
テーマに沿って即座に演技するのは流石ですね
逆に戸惑っている姿も笑えました♪

他の作品もなかなか面白く多くの笑いを誘っていました(^^)

本公演は2回目の観劇なので演者さんの味わいある演技も愉しめた
その中に混じって2人女優さんもしっかりとした演技で笑いを引き立てています!

後半は少しトーンダウンした感じでしたが
全体を通してライブSTYLEで構成する魅せ方もGOODな演出♪

公演を重ねるごとに借金が増えているそうですが
もっと多くのお客さんに観てもらって借金返済できるといいですね♪

☆印象的な役者さん
ライブのボーカル?役が良かった番匠真之さん

☆印象的なシーン
一番笑ったのは『校門でまってる』

贋作 罪と罰

贋作 罪と罰

劇的ショウゲキジョウ

ナビロフト(愛知県)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

劇的ショウゲキジョウ「贋作 罪と罰」観ました
 名古屋では、学生劇団などがよく野田秀樹の戯曲を上演しています。私は二回ほど観たけど、ただやってるだけ、という感じで、どうも不満が。
 そんな経験から、不安を伴いながら劇場へ。


 照明・音響も含め、スタンダードに既成戯曲の魅力を引き出した。
 それぞれの理想や欲望を抱えた人々の、交錯、衝突、探り合い、行き違い。
 終盤の展開には、つかこうへい「飛龍伝」が頭をよぎる。大義に圧し殺される個人…


 役者陣も実力者だらけ。メインキャストが全員、役にはまって見える。

 主役・三条英の、つねに悲壮感を内包した姿は、うりんこ「罪と罰」のラスコーリニコフを彷彿とさせる。矮小なプライド。
 あの、内山ネコ(演劇組織KIMYO「スウィーティドム」で東京・王子小劇場にも出演したメガネデブおおっと)が、あの才谷梅太郎にしか見えないという衝撃。(声も、神谷明のようだった…)懐深さ。

 そのふたりの心のつながり。
 きっと、あのラストに泣いたお客さんもいるはず。


 舞台の独特の仕掛けも面白かったが、音が耳障りなのと役者が段取りに追われてるように見えて、劇中への集中がとぎれてしまったのが残念…

 劇場のサイズもあって、スケール感もやや狭く感じた。
 セットも窮屈。歌のシーンも、客席を巻き込むまでの空気は作れず…
 演出がスタンダードな分、本来のスケールより貧弱に感じてしまったのは否めない…


 とはいえ全体的には、もう充分すぎるほど、舞台の世界という異界へと牽引されて、大満足。
 これだけ精魂を込めた舞台なら、野田秀樹の戯曲は、作っている過程で役者にもスタッフにもきっといい経験になったはず。
 ポリシーをもって既成台本の上演を行う劇的ショウゲキジョウに、今後注目!

エリカな人々 -この愛らしい、恥さらしな世代へ-

エリカな人々 -この愛らしい、恥さらしな世代へ-

東京マハロ

駅前劇場(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/04 (火)公演終了

満足度★★★★★

15年後の今・・・。
エリカという思い出深い喫茶店を舞台です。
高校時代に松坂率いる横浜高校から練習試合を申し込まれ、そこで投げあったエースの通夜に行く前に集まった当時の野球部員たちが昔と今の思いをぶつけ合います。
神保町に実際にある喫茶店エリカを再現した舞台セットは素晴らしく、そこで演じられれるものが風景の一部に感じます。キャストも個性的で魅力的です。

ネタバレBOX

スライダーは松坂以上だったというエースを試合中不慮の事故でケガをさせ、野球が出来ない身体にしてしまった。そんな過去を引きずった通夜で本音をぶつけ合います。
死体のない通夜に元部員たちは自殺かと疑う。
実は、小学校教員として赴任した地で東日本大震災に遭い3年行方不明のままであることが明かされる。エースの妻が気持ちに踏ん切りをつける為のものだった。妻の眼前、あと一歩で安全な場所にたどり着くところで津波に飲まれたのは、高校時代のケガの後遺症で杖を突く生活強いられた為であった。

因みに、エリカとは花の名でその花言葉は「孤独」です。
かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

客観から主観へ
Aチーム観劇
チェーホフの「かもめ」は、今までは知らず知らずのうちに遠くから客観的に観ていたが、この芝居においては登場人物に感情移入することが多く主観的に
観ていた。登場人物を6人に絞ったこと、狭い劇場空間であったことがその要因だと思う。女性陣の演技印象的で、喜劇でなく悲劇に感じた。

ネタバレBOX

松枝氏の思惑に見事にはまった感で少々悔しいが、良い芝居でした。
通常の「かもめ」ではないトレープレフ自殺後、ラストでトレープレフの思いを表現するニーナと抱き合うシーンが演出家の思いが入った象徴的なものだと思う。
ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

ブラック西遊記~ステッピン・イントゥ・ユア・ダークサイド・ワールド

X-QUEST

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/02/05 (水) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

トクナガ流「ビューティフル・ドリーマー」?
馴染み深い元ネタに違和感なくさりげなくSF設定を盛り込み、アクションと詩的で美しい台詞でコーティングする手法の真骨頂。
天竺への道中があまりに思い出深く、到着後にも繰返したがるあまり暗黒面に堕ちた三蔵によりパラレルワールドで天竺への旅を何回も繰り返すなんざ差し詰め「トクナガ流ビューティフル・ドリーマー」?(笑)
また、キャスティングが的確と言おうか、衣装も相俟って「あぁ、そのキャラってまさにそういうイメージ!」で説得力があるのも◎。
あと、同じ「ロープ無きリング」式の舞台でも1010ミニシアターより狭い分、迫力増。

眠りの森-Boy's Side Adventure-【閉幕御礼】

眠りの森-Boy's Side Adventure-【閉幕御礼】

劇団やぶさか

相鉄本多劇場(神奈川県)

2014/01/31 (金) ~ 2014/02/02 (日)公演終了

満足度★★★★

単品としてのクオリティも十分なるも
昨年夏の Girl's Side の断片も取り入れながらあれこれを回収する手際が鮮やかで、単品として観ても十分なクオリティだったのではあるまいか?
が、過去に観た2作と比べてオーソドックス気味だったのがやや残念?

エリカな人々 -この愛らしい、恥さらしな世代へ-

エリカな人々 -この愛らしい、恥さらしな世代へ-

東京マハロ

駅前劇場(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/04 (火)公演終了

満足度★★★★★

すばらしい
非常に単純な内容の設定であるが、とても深く面白かった。
高校時代の同級生の死により、みんな集まって、死んだ仲間の真相を明らかにしながら、人間模様が展開していくが、本当に1つ1つが細かく描写され、ゆとりある演技に圧巻された。
観ていて、自分自身中にひきこまれるような感じを受けた。
是非、何度みても面白く良い作品だとおもいました。

エリカな人々 -この愛らしい、恥さらしな世代へ-

エリカな人々 -この愛らしい、恥さらしな世代へ-

東京マハロ

駅前劇場(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/04 (火)公演終了

満足度★★★★

エースに会いたい
「エースが死んだ」という知らせを受け、15年ぶりに高校球児たちが集まる。
音信不通だったエースのその後、棺桶の無い通夜、噴き出す不満。
謎が明らかになる終盤、登場しないエースの顔が浮かんで来るような秀作。
達者な役者陣の台詞が素晴らしく、台詞のほとんど無い藤井びんさんがまた良い。
喪主である妻の言葉に、かつての球児たちと一緒に私も泣いていた。
なぜあのエースが死ななければならなかったのかと。

ネタバレBOX

劇場に入ってまず、雰囲気ある珈琲店のセットに目を奪われた。
つやつやしたテーブルと椅子、ステンドグラスの窓、柔らかい照明、
カウンターのしつらえやメニューに至るまで、そこに身を置きたくなる空間があった。
作者のこの空間への愛情とこだわりがあふれるようなセットだ。

高校時代、あの松坂から練習試合の申し込みを受けるほどの実力校は
絶対的なエースを誇っていた。
ところがある試合中の偶発事故でエースは致命的な怪我を負い、
結局それが元で野球を辞めて転校して行った。
その後の足取りを誰も知らないまま15年が経ったある日
突然エースの死が知らされて、当時のメンバーが集まることになった。
高校時代、大人の空間として彼らが憧れた場所、珈琲「エリカ」に現われた面々は
平静を装いながらもそれぞれが屈託を抱えている。
先輩への批判、捺子を巡る攻防、夫への疑惑、そしてエリカでのあの事件…。
エースの死の謎を前に、しまい込んでいた思いがふきこぼれ始める…。

「久しぶり~」と言いながら腹の内に別の思いを秘めている人々の
“何かある”表情が徐々に変化していく様が秀逸。
展開に無理がなく、理由を見つけて難しいことから逃げたい人間の心理が極めて自然だ。
体育会系に限らず、誰もが覚える自己肯定と言い訳に思わず笑ってしまう。
しかしそこに、逃げもせず、誰も恨まずに去って行った者がひとりいるとなると
話は少し違ってくる。
まして一番傷付き人生さえ狂ってしまったその彼が、
唐突に消えてしまったとあれば尚更。
この15年間、側でエースを見てきた妻の言葉に泣かずにはいられなかった。
その事実の前で、ちっぽけなプライドや自己肯定など何の意味があるだろう。

“しがない”がスーツ着ているみたいなお宮の松さん、
台詞のタイミングと間が素晴らしく、会話の妙を堪能した。
高校時代からイケイケだった捺子を演じた山口芙未子さん、
フェイスブックに写真を載せたがりの現在が相変わらずな感じで、
それがまた中身の空ろさを見せて上手い。
ほとんど台詞の無いマスターを演じた藤井びんさん、
味わいのある目線で、沈黙をそれと感じさせない演技が素晴らしい。
主宰で作・演出の矢島弘一さん、前説とチョイ役で登場されたが
口跡と声が魅力的で、この方の芝居をちゃんと観てみたいと思った。

エースはいつもエースだったのだ。
野球を辞めた後もエースだったし、葬儀が終わった今も燦然と輝くエースである。
「エリカ」は神保町に実在する珈琲店だそうだが、
その店名の由来である花言葉がひと言つぶやかれるラストが良かった。
誰も皆「エリカな人々」だったのだ、そしてエースもまた。
かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

かもめ~21世紀になり全面化しつつある中二病は何によって癒されるのか、あるいはついに癒しえないのか、に関する一考察~

アロッタファジャイナ

ギャラリーLE DECO(東京都)

2014/02/26 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

Bチーム観劇
???同じ話なのに今回は眠気も起こらず楽しめたです
先に主宰からチームが異なると別物ですよというコトを言われていた通りで、
ちょっとビックリしましたです。

アフタートークは主役の二人でした

ネタバレBOX

田舎教師さんは大阪弁になってた~

登場人物を3組のカップル(?)にしてくれて判り易さUP

大女優の母に繊細で気が弱く最後は何度もしていた自殺を成功させてしまう新進気鋭の作家となった息子くん。 母君の大物っぷりと息子の上演した戯曲中、台詞が受けて大笑いしてる芝居は上手でした(^^)。

かもめの小道具は羽根の塊りでイマジネーションわきましたね~

ちなみに舞台では登場しなかったかもめの剥製は作ったそうですが
(アフタートークで女優さんが自分が作って献上したのに使われなかったなぁと残念がってたっす)見たかったなぁ(^^)
一緒にいれば敵なし

一緒にいれば敵なし

パセリス

シアターシャイン(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★

企画力高し
 パセリス+めがね堂+ファルスシアター+Niceplan都合4団体による対バン公演、無論、オムニバス形式である。別に起承転結を狙ったわけではないだろう。唯、この企画の立て方自体が、様々に観客を刺激する、そうではないか? (4団体総てが出る日時の回を拝見)

ネタバレBOX

 小劇場での上演時間は、凡そ、2時間。椅子やスペース、訴えたいことを充分に伝える為に必要な分量から、また、観客の集中力の持続可能性からこのくらいの公演が多い。4団体が出演しても、この原則は、基本的に変わらない。従って、各団体に許されるのは、30分。
 30分で、舞台装置や場面転換がスムースに行われ、次の劇団が過不足なく気分一新した舞台を勤められるようにバトンタッチしなければならない。無論、交代時には、暗転するから、明転した際には場見していた通りの位置取りで控えていなければならない。役者には基本中の基本と笑われるかも知れないが、真っ暗な中で、良く間違いない位置取りをする、と観客の多くは内心感心しているのではあるまいか? 
 まあ、ざっと挙げただけでも以上のような気配りやら何やらが、必要なのが、舞台芸術なのだ。これらの要求にキチンと応える為には、裏回りに余裕の在るスペースが欲しいのだが、小劇場に、そんな余裕を要求する方が、酷という場合も多々ある。だから、舞台道具は、可能な限りシンプルで抽象性に富み、何にでも見える、何にでも使える形態やサイズでなければならない。同時に、ユニットとして単体でも使え、組めば応用が効くというものが良い。今回、このような意味で、用いられたのは、直方体の蓋が開く箱である。これなら椅子にも机にもなる。組めば更に様々に用いられる。移動や構築が楽であるからスピーディーな場面転換や展開にも対応が効く。想像力の助けを借りれば、そこに何が表されているかの類推も容易である等々様々な利点がある。無論、劇団の持ち物である場合には、遠距離の移動も楽だから、余計な手間が掛からない。これくらいにしておこう。ざっと挙げただけでも、これだけのことが、演劇上演の前提となる。而もタイムスケジュールは決まっているから、基本的には動かせない。客入れ迄に裏回りは、スタンバイできていなければならない。だから、段取りが必要で、段取りがしっかりできれば、作業の半分は片付いたと言っても過言ではないのである。段取りとは、論理である。時間・空間と人の動きをマッチングさせる技術と言っても良いかも知れぬ。
 各団体とも作品の上演時間が限られる為、劇団の特徴を凝縮したようなエッジの利いた作品を出している。劇場のキャパや裏回りの関係で舞台上で用いられる道具類も殆ど共有、無駄が省かれ、或る程度の抽象度を保って何にでもなり、何にでも見えることが必要な為、シナリオ、演技、演出と照明や音響は、かなり微妙な調整をしつつ、コラボレイトしなければならないが、役者達は、素をキチンと守って奇を衒うようなことがなく、バランス感覚に優れた浅海氏の演出で極めて自然でありながらエッジの利いた作品群に仕上がっている。音楽も邪魔にならないように雰囲気を盛り上げ、照明は照らし出す対象に適確に当たることで、照明自体の呼吸が聞こえるような感覚を持った。
 作品配列に於いても、一作目に、作家、ライター、編集者間での締め切り間際の慌しく緊迫感に満ちたスッタモンダを見事な落ちとエスプリの利いたシニックな笑いを鏤めた佳作で引きずり込み、二話では、OLと占い師の二人芝居で、この国の悪弊、建前社会と本音の矛盾を対決させず、結果、何時まで経っても進歩のない社会の遣る瀬なさを、哲学の欠如と取り、逆手にとって文明批評と言っても良いような、自らの頭で考えられた知恵によって腑分けしてゆくような作品に結晶化した。第三話では、観客を一旦ファルスの世界に遊ばせて凝りをほぐし、四話に流して行く。当然、ファルスは継承しつつ、人生の機微を造物主に語らせるのだが、神は一人ではなく三人。総て女神で合議制を採って多数決でことを決めていることが面白いだけでなく、三は、弁証法を示唆している点も興味深い。
 ところで、神々の最後の科白が揮っている。「最近の人間は、俯いて画面ばかり覘き込むようになって面白くない。滅ぼしてしまおうか」と判断したり、更に面白い被造物を作ればよい、と考えていることが示されていることで、地球上の現在の支配者であるヒトに対する極めて真っ当な意見がさりげなく盛られている点も良い。

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