最新の観てきた!クチコミ一覧

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狐雨の花嫁

狐雨の花嫁

株式会社Legs&Loins

笹塚ファクトリー(東京都)

2014/02/15 (土) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

チーム力
18時からのAを観ました。
イザベルさんの舞台は出演者の数が多いのですが、
それぞれの役者がきちんと自分の役を流されれず
に演ってくれるので世界に入り込めるし、それぞれ
の役の感情に感動できます。転換も早く、飽きさせ
ない、衣装も華やかで見応えがあります。
人気カンパニーの主宰を招くっていう趣向も好き。
これからも楽しみにしています☆

ロミオとジュリエッタ

ロミオとジュリエッタ

劇団ドガドガプラス

浅草東洋館(浅草フランス座演芸場)(東京都)

2014/02/22 (土) ~ 2014/02/28 (金)公演終了

満足度★★★★

被差別社会と恋
 体を売っての家業である女郎には、どんなに惚れた相手であって、相手が納得してくれているハズであっても去来する不安は、あるかも知れぬ。自らが汚れているというコンプレックス、複合意識である。中原 中也じゃないが、わざとはすっぱな表現、汚れちまった悲しみに、今日も、「嵐」は吹きすさぶのだ。フォックスのショールが銀狐のそれであれ、ミンクのコートであれ、本質的に何の変わりも無い。そんな女郎の哀しさをさらりと出してくる所に望月 六郎演出の良さがある。
 ところで、この苦界を取り仕切る犬上 弾左衛門は、無論、非人の頂点であった浅草 弾左衛門を下敷きにしている。衆知の事実であるが、吉原に限らず、廓の内側では、武士と雖も帯刀は禁止、酒も入り、色恋の里ともなれば、無論、嫉妬や意地の張り合いなどで、放っておけば修羅場と化すは必定。掟は可也厳格に守られていたようである。また、この吉原の用心棒には、幕府に仕えた伊賀者、甲賀者以外の忍びが関わっていたとの話を下敷きにした漫画があった。何れにせよ、表の世界からは切り離され、独自の世界観と秩序に統べられた世界であった。(追記後送)

あひる月13

あひる月13

福島県立いわき総合高等学校

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

地方発
今週はエレファントムーンと言い、地方を舞台にした作品に秀作が多い気が・・。

ネタバレBOX

感性が瑞々しいだけに余計ちょっと気になってしまうことがある。

自分がこの現状をどうとらえてきたか。

これから入ってくる後輩たちに何を残せるか。

これらの視点がちょっと足りない気がした。

たとえば、この40人の役者の出るクラス、設定の都合上なのかもしれないが
3年間クラス替えなしだから、入学式の日にちょっと太ってる
(別に役者はそうではないように思ったが)だけであだ名をつけられて、
それが3年間のいじられキャラとして定着する、とか。

一学年200人以上生徒がいる中でこれはどうなんだろう。

本人がどう思うかはともかくとして、
3年間クラス替えなしだと、そんな風に最近のヒエラルキー好きのちびっ子たちは
ヒエラルキーを定着させて3年間固定させてしまう。

ランク下位になると高校デビュー、大学デビューに救いを求めるしかない。

その結果、外から見ると
「別に違いは全くないじゃん」
というようにしか見えない微細な違いで
勝手なランク分けをしてそれを絶対視してしまう。

外部から見ると全く無意味だが、
それをバイトなどほかの世界にまで範囲を広げてしまう。

若い人の自殺につながるのは、
そうした見えない網が広がることの息苦しさだと思う。

「3年間クラス分けがないなんて、おかしいじゃないですか」という声が一つくらいあってもいい気がした。
「そのお蔭で私たちは見せかけの仲良しごっこを演じることになる」

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現実はどうか分からないが、
見る側としてはクラス替えがあった方が物語に波が出来て
面白い気がした。役者がいろんな役を演じる必要があるかもしれないが。
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あと、いわきの周辺のいろんな地域から生徒が集まってるのに、
自分たちの地元の話が親密にならないとまるでないように見えるのも?と思った。

生徒同士が個人でやり取りするまで学校でそうしたことを学ぶ取り組みがなかったのかな、と思ったりした。

せっかくいろんな地域から集まってきてるのに、
お互いの生い立ちを知らないのは勿体無いと思う。

後輩たちにはそうした視点・場があるともっと学生生活を楽しめる、ということを声を大にして叫んでもよかったのではないか。

いろいろ思ったのだけれど、
こういう学生の作る作品はえてして表現は洗練されて、
時間というか感覚の強弱も付き、
老衰した大人たちとは違う一秒の時間の長さを感じることができる反面、
息苦しさのただ中にあるからなのか、
声を大にして叫ぶことを忘れる傾向があるように思う。

もう卒業ならいくら勝手に叫んだって退学にはならないんだろうから、
好きなだけ、シナリオ通りじゃなく思いのたけを叫べばいいじゃないか、と思ったりもした。

ちなみに自分の高校の卒業式には、
この物語に出てくるいじられキャラの女性よりずっと太った友達が
外車で体育館のまえに乗りつけていた(笑

その後慶応に入ってだいぶこりたようだったが。

この前上野毛でそんな芝居を観たばかりなだけにちょっとそこらへんが不満に思ったり。
π*π pie pie 「マーブル」

π*π pie pie 「マーブル」

ネルケプランニング

小劇場 楽園(東京都)

2014/01/23 (木) ~ 2014/01/27 (月)公演終了

満足度★★

なかなかないテーマ
東京都写真美術館の展示でときおりその作品を観ることが
できる写真家、「渡辺克己」をモデルに、新宿ゴールデン街を
舞台にした演劇。なかなかないテーマを扱っており、その点、
勇気があるなと思いました。それだけに、ラストの展開は、
もう少しなんとかなったのでは、と残念に思えます。

ネタバレBOX

この作品は、渡辺をモデルにした写真家が、学生運動を撮影
している最中、学生たちに追われて行き着いたバーで、ママさんと
出会い、そして恋に落ちる…というストーリーです。

写真家は、自分の「第2の故郷」となった新宿ゴールデン街を舞台に
次々と作品を取り続け、その写真は大きな賞を受賞するほどに、
高く評価されていくことになります。それとともに深まっていく、
写真家とママさんの関係。やがて、写真家はママさんから、彼女が
元々は男性で女性に性転換したという事実を告げられるのです…。

基本的には、写真家が有名になり、告白を受け、それを許容するも
やがてママさんが彼のもとを去る、という話です。気分が重くならない
ようにか、結構重要なテーマを扱っているのに、そこはさらりと流され
結構あっけない最後を迎えてしまったのはもったいないな、と感じました。
せっかく、「楽園」という、密な空間なのだから、もっとそこを突き詰めても
よかったのでは、というのが、正直な感想です。

「楽園」なのですが、換気が悪いのか、ものすごく暑くって、途中何度か
意識が飛んでしまいそうになりました。時期がら厳しいとは思いますが
多少は涼しくしてもよかったのでは。
さいあい~シェイクスピア・レシピ~

さいあい~シェイクスピア・レシピ~

tamagoPLIN

シアタートラム(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

グレードアップ
何度も再演されている作品で、2011年のタイニイアリスと学習院女子大学での公演を観たことがありますが、出演者数が増えて美術や照明も立派なものになり、作品として進化していました。

基本的には過去に観たものと同じでしたが、中央に一段高いステージを設けて床下から人や小道具の出捌けをしていたこと(トラムはステージ下に奈落があるので、床を上げなくても同様のことが出来ると思いましたが)と、最後に『夏の夜の夢』のパックの後口上が引用されていたのが新たな要素の中で印象に残りました。
ストーリーが分かっていて、しかもベタな内容なのですが、終盤の展開にはやはり心を動かされました。

個人的にはハイテンションで騒がしかったり、児童劇みたいにわざと子供っぽく振る舞う演技は苦手で、この作品もその様な要素が非常に多いのですが、それを気にさせずに物語の世界に引き込む手腕が見事だと思いました。

小劇場演劇は公演の度に新作を発表するのが一般的ですが、この作品の様に何度も再演しながら更に良いものへと育てて行く方法を取るのも価値があると思いました。

深い緑がねじれる

深い緑がねじれる

努力クラブ

アトリエ劇研(京都府)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★

おもしろい。
とは思いますが、何でかな・・観客に下駄を預けていただける演劇は好みなのですが、どうにもそれが自分の中で面白い事態を巻き起こしてくれず、そのまま終わってしまいました。ので、よく分からないというのが正直なところです。

ネタバレBOX

下駄を預けられるとかじゃなくって、下駄を自分で取りに来てほしい、って態度に感じてしまいました。それは甘えすぎなんじゃないかと思った時点で私が作品に対して拗ねてしまったような・・きっと、人によって受け取り方は違うんだろうけど、演劇に近ければ近い人ほど楽しめる余地はありそうです。(つまり、それって出演者やスタッフが一番楽しい作品になるんだけど・・)
もっと泣いてよフラッパー

もっと泣いてよフラッパー

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2014/02/08 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

■活気と哀愁。
 1920年代のアメリカ合衆国のシカゴの街の雰囲気が伝わる演劇であった。挫折して死にゆく男性たち。つかのまの夢を見ながらも、現実の荒波をたくましく生き抜く女性たち。そういう人間たちの活気と哀愁を描きだしていた。役者たちの「かけひき」に満ちた巧みな演技や賑やかなジャズ音楽などの生演奏の組み合わせが見事であった。

 合計すると3時間20分ほどの長丁場の演劇であった。90分の大学の講義を2コマ聴かされたときのような疲労感が残った。おそらくは、制作者側としては観客へのサービス精神旺盛をモットーとして頑張ったのであろうけれども、少し「過ぎたるは及ばざるが如し」の感があったことは否めない。

ピノキオショー

ピノキオショー

CAPTAIN CHIMPANZEE

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★

らしい作品
キャプチンらしい優しい作品に仕上がっています。過去のピノキオショーとは別物だったのね。当日パンフで気付きました。でも,こちらも良い作品だったので満足です。ロボットということではなく,考えてしまう部分もあります。開演前の時間,ひまつぶしシートや抽選会,観客をもてなす工夫も考えられています。作品同様,温かい劇団だと思います。

「サリー【s'æli】」

「サリー【s'æli】」

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

越智春奈さん出演の分を観てきました!!
舞台自体はとても楽しめましたが、春奈さんを探すのに難儀しました!

終演後、春奈さんに無事お会いすることが出来てホッとしました! そのときのナイスフォローに本当に感謝いたします。本日日曜日もがんばってくださいね!!

案山子

案山子

トム・プロジェクト

本多劇場(東京都)

2014/02/07 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★

期待し過ぎ
キャストや、本多劇場や、脚本

総合的に、素晴らしい物を期待して居ました。


実際に観ると、悪くは無いのですが

出演者同士の呼吸の悪さが目立ちました。

少人数であるので、もう少し感じさせてほしかった

「ずっと、村人達が助け合って今までやって来たんだ」

っと言う事を、台詞で聞くので解りますが、

出演者からは、感じられませんでした。

ネタバレBOX

桟敷童子との比較になってしまうのは、避けられず

桟敷童子は、大人数が一丸となって村を作り上げるのが
圧倒的に、強く伝わってくる。
まるで、本当にそんな村の人達がここ(舞台上)に、居るかのような
気持ちになった。

その点は、案山子には無かった

桟敷童子では、チケットも手ごろで、観客も満席
満足させて頂きました。

案山子は、本多劇場という事も有り、チケットは高く
天候が悪かった事も有り、かなりの空席が目立った
悪くないけれど、桟敷童子を二度観る方が良い

プロデゥース公演が悪い方向に出てしまった
っと感じました。

案山子だけを、観て居れば、☆三つですが、比較して
しまうと、どうしても、桟敷童子が良いので、☆二つです。

眠る羊

眠る羊

十七戦地

LIFT(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃厚濃密
初めて行くスペースでしかもあの広くはない空間に見事に出演者さん達がマッチしててとても濃厚で素敵な時間でした。観劇前は小難しいかと感じてましたがそんなこともなくあっという間の80分でした。

幸せな時間

幸せな時間

空想実現集団TOY'sBOX

北池袋 新生館シアター(東京都)

2014/02/18 (火) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★

チャレンジ&サービス精神◎
第2回公演にして早くも11ステージのロングラン上演をしてしまうチャレンジ精神と、旺盛過ぎる(?)くらいのサービス精神が持ち味の団体。(特にキャラクターグッズの充実振りが凄まじい。。。)
勢いは感じられるだけに、もっと突き抜けるものが欲しい。

上演時間:90分

ネタバレBOX

作風はいわゆる正攻法なハートウォーミングコメディ。ストーリーもなかなか良いし、キャストも好感度◎。最後まで飽きさせない展開で、演劇に普段馴染みのない人にも楽しんでもらえるような間口の広さを感じるけれど、その反面特色に乏しい印象も受ける。もっとこの劇団にしかない”強烈な個性”や”強み”が身に付いていくと面白い存在になるのかなぁと思う。

次回に向けて更なる成長を期待。
天守物語

天守物語

世 amI

要町アトリエ第七秘密基地(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

濃厚であると
小屋の客席がまず面白かった!原作通りの言葉使いということで、自分には難しくてストーリーは半分くらいわからなかったかもしれません。でもそれ以上に役者さん達の力量も光るものであると感じました。数役の使いこなしや早替え、セリフ回しなど。時間も1時間10分ほどと凝縮されています。かなり寒かったけど観に行く価値があると思える面白さでした。以下

ネタバレBOX

第七秘密基地の客席を舞台に、舞台上が観客席と逆にしていたので、入った時は、おっと思いました。自分には非常に良いと感じる役者さんが多く面白かった。特に女性陣お三方は役の使い分けが観ていて楽しく、とても勉強になりました。着物の早替えは相当てきぱきこなされているように見えました。小屋が狭いので、太刀がなかったり殺陣などの動きは若干不満はあったと思います。あとペコちゃん人形はまだいいけど、生首とか制作さんに力作を望みたかったです。
昨今2時間近いものが多い中、値段云々でなくある程度の長さで勝負するというのは好きです。歴史物の作品だけでなく、前説は結構重要な位置づけであると僕は感じました。ありがとうございました。
「サリー【s'æli】」

「サリー【s'æli】」

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2014/02/20 (木) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

ネホリーとハホリー☆
(^0^)/
面白かったです。
キャバレーが題材で、
現代と昭和34年が舞台☆
女優さんたちのキャラが
面白くて素敵です!
光とエコーの演出が最高♪
「メケメケ」を知らない人は
調べていくとイイカモです☆
観劇日記をブログに書きました。

許して欲しいの

許して欲しいの

劇団競泳水着

高田馬場ラビネスト(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

どちらも良い!
昼夜で両バージョンを観ましたが、ホンっトに全然違いました! 
俳優バージョンは人間関係が丁寧に積み重ねられていって、相互の感情の移り変わりがひしひしと伝わってきました。そして登場人物がみな愛おしい!
対して作家バージョンは、それぞれに複雑な内面を抱えている様子で、創作する苦悶もよりリアル。台詞回しはこちらの方が軽い感じなのに、行間に漂う気配が重たい。こちらの登場人物とは距離を置きたいとさえ感じました(笑)。
衣装の違いも印象的でした。姉妹のキャラクターなんて、服装から類推しても両バージョンで全然違います!ぜひ、両方観ることをお勧めしたいです!

もっと泣いてよフラッパー

もっと泣いてよフラッパー

Bunkamura

Bunkamuraシアターコクーン(東京都)

2014/02/08 (土) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★

にぎやかで楽しいみんなの演奏と歌が哀しい哀しい大人の童話を彩ります。
禁酒法時代を(あくまでも)イメージして、
豪華な出演者、歌にダンス、生演奏と、
描かれる恋物語の切なさが心に沁みる。
松尾スズキさんの演技はとっても笑える。

秋山菜津子さんも、りょうさんも、
特に鈴木蘭々さんの役が純粋で…
にぎやかで楽しいみんなの演奏と歌が
哀しい哀しい大人の童話を彩ります。

かぞく {チケットプレセント応募受付中}

かぞく {チケットプレセント応募受付中}

演劇ユニットハイブリッド

新宿ゴールデン街劇場(東京都)

2014/02/14 (金) ~ 2014/02/16 (日)公演終了

満足度★★★

歪さが面白かったが
家族という当たり前であるが不可解な関係性を、ミステリーなテイストで面白くつくっていると思いました。三人芝居で役者の方にも好感は持てます。ただ天候による気分などの影響も否定はできなかったですが、間延びした展開や演出など、改善の余地はもっとあったようにも感じました。以下

ネタバレBOX

後々わかる、死んだ人間が記憶をなくして通常の空間にいる展開。ガンツのような印象でした。赤青黄の分かりやすい色合い、徐々に判明してくる関係性と事実。探偵物のような面白さがありました。
展開が長く、時間はこんなにいらないと思うのは多分僕だけではないはず。暖房が強く眠気が出てきたのも正直ありました。マイムはもっとリアリティの追求が欲しいのと、セックスレスなど夫婦間には芝居があるのに息子への母の芝居にはないのが違和感でした。近親相姦のアンモラルが身近にもある昨今で、性的なニオイが欠片もなかった。母が息子の暗証番号を知っているなど、知りたくもない親の秘密を知らされるところは良かったです。
結局どうして生き返ったかのかはよくわからず。不条理劇のようだしいいかもしれませんが、ただ余りにもブルー暗転の尺が長いです。特に最後は個人的には感情が冷めてしまう気がしました。終わりは良いと思うので演出の改善もっと欲しいと思いますし、勿体ないと思います。ありがとうございました。
劇団リケチカ「ただえり」、ロージーとハワイマンズ「轟百合子の毎日」

劇団リケチカ「ただえり」、ロージーとハワイマンズ「轟百合子の毎日」

NPO法人らふと

RAFT(東京都)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★

初見劇団・初見劇場
☆3.25 (3+3.5)

①"Peeping Life(脱力系スローライフアニメ)"的なお芝居、狙いは面白いと思いましたが、役者さんが良いだけに少し勿体無い・・

②終演間近で演題を思い出し・・立場逆転に納得!
 タイプは全く違いますが朝日新聞連載「ののちゃん」の藤原先生が脳裏に・・

見て見ぬ三日月

見て見ぬ三日月

劇団ヨロタミ

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

自然現象周期(19年間)と非行少年を結び付ける数奇…

「少年法」を扱えば、重苦しくならざるをえない観客もいる。
役者が笑わせよう、ミュージカルを熱唱し盛り上げよう、とすればするほど、むしろ「少年法」の忘却を否定し、強調させる。


『劇団ヨロタミ』は、コメディも得意であるように感じるが、毎回、私たちが日常から遠ざけたい「社会事象」を解剖する劇団だ。しかも、決して政治劇の策略とは無関係のため、大衆小説のごとく吸収し易いジャンルである。



夜空に浮かぶ「月」は19年周期で回っているらしい。
3人の高校生がかかわる「事件」と、自然現象が数奇的に一致するストーリーは、こうした題材を描く舞台からすれば「全く新しい見方」であった。
彼らの自由な思考が、「少年法」に囚われない人間ドラマを構成したのだと思う。


私は、「台詞」に言わされている役者を多数、見受けた。
「台詞」という尻尾に振り回された柴犬である。

さすがに主演・金藤 洋司あたりは
迫真の演技だったが、『ヨロタミ』のような実力派に一人、二人でも そうした役者がいると、全体評価に影響しそうだ。


しかしながら、毎回、金藤は「心に闇を抱えた壮年」を理知的に演じる。三作連続であり、パッケージ化した、といっても過言はないだろう。
男子高校生を演じた姿は「老けていた」が、「闇を抱えている」のにもかかわらず、正義心とか、優しさも装備している。


このカオスは結局のところ、こう指摘できそうだ。

つまり、二項論に陥いることなく、「朝産まれた卵」=人間ドラマを手に納める養鶏場従業員のように、その「生温かさ」=センチメンタリズムを大切に扱った『ヨロタミ』の本質である。




神戸ーアジア コンテンポラリーダンス・フェスティバル #03 Bプログラム

神戸ーアジア コンテンポラリーダンス・フェスティバル #03 Bプログラム

NPO法人 DANCE BOX

Art Theater dB 神戸(兵庫県)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白い作品でした
非常に面白い作品でした。

文字にすると、本当に何でもないことなのですが、色んなところを見たくなり、興味や考えを刺激されるすごい作品でした。

ハツシバさんの仏教の影響について語られていましたが、宗教的でもあり、生物学的でもあるよいうな不思議な作品でした。

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