もっと泣いてよフラッパー 公演情報 Bunkamura「もっと泣いてよフラッパー」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    ■活気と哀愁。
     1920年代のアメリカ合衆国のシカゴの街の雰囲気が伝わる演劇であった。挫折して死にゆく男性たち。つかのまの夢を見ながらも、現実の荒波をたくましく生き抜く女性たち。そういう人間たちの活気と哀愁を描きだしていた。役者たちの「かけひき」に満ちた巧みな演技や賑やかなジャズ音楽などの生演奏の組み合わせが見事であった。

     合計すると3時間20分ほどの長丁場の演劇であった。90分の大学の講義を2コマ聴かされたときのような疲労感が残った。おそらくは、制作者側としては観客へのサービス精神旺盛をモットーとして頑張ったのであろうけれども、少し「過ぎたるは及ばざるが如し」の感があったことは否めない。

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    2014/02/23 10:30

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