最新の観てきた!クチコミ一覧

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フリージアの不可知論

フリージアの不可知論

劇団霞座

ぶーふーうー(東京都)

2014/03/07 (金) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

満足度★★★★★

霞座、そして一橋純平、顕在。
カフェ公演でこんなに重厚な演劇を観られるとは思いませんでした。45分間、命を削って臨む役者さん二人。その情動にいつのまにか光景が時代を超え、空気までもが静かに人が狂う戦地のものに変わったかのよう。観る人を微動だにさせない霞座、顕在。休眠は本当に勿体ないです。

ネタバレBOX

アンティークな雰囲気が漂う古いカフェのテーブルの上に散乱するフリージア。黄色のフリージアの花言葉は「無邪気」。その花言葉をみどりさんが体現。無垢の狂気を全身から迸らせる彼女もさることながら、彼女の姿に震えながら涙を見せる一橋くんの感情表現からも目が離せません。

久しぶりの一橋くんの演技には、オープニング、声を発する前から背筋がビリビリさせられました。キレた目線、どこか退廃的な佇まいは、活動休止期間を経て、衰えるどころか凄みを増してました。多分彼は新しい武器を手に入れたのでしょう。同年代の役者が手にしたことのない武器。これからが楽しみすぎます。

なお、最近観たさいたま・ネクストシアターの「カリギュラ」は主演の方が今一つだったのですが、一橋くんが演じたら本気で凄いものが観られそうだと思いました。それほどまでの才能の持ち主です。超期待。
マンガタリLIVE第7号~FAMILY~

マンガタリLIVE第7号~FAMILY~

マンガタリ編集部

天満天六・音太小屋(大阪府)

2014/03/09 (日) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

目を閉じて聞いてみた。
マンガタリには、二通りの形が有ります。
一つは1人で全て 二つ目は皆で、の形式がある。
今回のテーマは、FAMILY チラシの漫画も家族です。

今回気づいたんです 目を閉じて聞いてみた。
すると 登場人物の声がはっきり見えてきて、
普通に漫画の世界がすぐそこに有りました。
私の場合 視覚に頼りすぎて、聴けない所が、あるんのでしょう。
出演の皆さん 流石 とても上手いです。 楽しかった 。 

休憩にちょっとした事を致します、苺町の公演MISHINのちょっとした物語 タバコ吸いに、大半を聞き逃したのが残念!! MISHINのTシャツいいですね

『マンガタリLIVE』 面白かった。

ゴーストライターズ!!

ゴーストライターズ!!

企画演劇集団ボクラ団義

SPACE107(東京都)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゴーストライターズ!
今回、企画演劇集団「ボクラ団義・ゴーストライターズ!」の3/2・6・9の公演を拝見させていただきました。
当方、ブログ(http://blogs.yahoo.co.jp/so_san5016/12678159.html)にも書きましたが、いい意味で裏切られた内容。
私は、団遥香・高山璃奈編と前田希美・京佳編と両方の公演を拝見させて頂きましたが、透明感のある「高山璃奈」さん、力強さが光る「団遥香さん」、存在感のある「前田希美さん」、小さいのに迫力のある「京佳さん」。それぞれが活かされた内容にとても満足させていただきました。
「ボクラ団義」のメンバーも、城咲仁さんも、本当にいい感じで、楽しく拝見する事が出来ました。
今回もお誘いいただいた、「静ヶ岳さん」役の今井久美子さんの役所にはいつも楽しませていただき、このお話を作られた久保田さんの、想像力と思いが非常に伝わる「良作」に笑いと感動を頂きました。
また、このお話の中では、一番光っていた「山田健太郎さん」の「堂地道さん」の思いが感動を呼び、回想シーンの飴を置くシーンは、涙が自然に流れてしまいました。
お話の主軸もしっかりとしており、起用する役者それぞれが本当にいい意味で活き活きとしている舞台でした。
今後もVol.5・6・・・・と再演されるのを期待したい作品です。
今回は、「前田希美さん」「団遥香さん」「高山璃奈さん」「今井久美子さん」の雰囲気に飲み込まれた作品。
文句なしの「「★★★★★・星5つ」の良作と言いたいです。

終わりよければすべてよし(おかげさまで無事に幕を降ろすことが出来ました。ご来場、誠にありがとうございました。)

終わりよければすべてよし(おかげさまで無事に幕を降ろすことが出来ました。ご来場、誠にありがとうございました。)

THEATRE MOMENTS

調布市せんがわ劇場(東京都)

2014/03/05 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

堪能しました
千秋楽の1回しか観られなかったのが、とても残念でした。
それでも、まったく集中力が途切れない、あっという間の100分間。モーメンツを堪能できました。

ジュラルミンケース

ジュラルミンケース

シアター代官山プロデュース公演

シアター代官山(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

おもしろい、けど、惜しい。
場点、暗転が無い舞台。
それだけで、どう見せるか高レベルだと思う。

結論、90分に押さえてれば美味しく観れたと思う。
場点、暗転無しで120分はかなりお腹いっぱい。
ところどころ笑いはしたけど、間延び感があった。

ネタバレBOX

最後のシーン、お金を拾い集める権谷さん。そこでそのまま逃げ切れるんじゃなくて、パトカーのサイレンが鳴り、警察が来て、結果、悪い事すると報われないよ、という終わり方の逆転があると面白かったと思う。
あの終わり方はうーん。。という感じだった。
UDC13th「13sun-愛燦々-」

UDC13th「13sun-愛燦々-」

セッションハウス

神楽坂セッションハウス(東京都)

2014/03/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★

最終回を鑑賞
いつになく会場のテンションが高かった。今回は合同作品が多く、また2、3作品を連続させるという趣向で、出演者の交流を意図したものを思われる。人生最後の出演となる人もいると思われるので、拍手のタイミングを明確にしてもよかったと思う。とはいえ、よいコーディネートだった。いつみてもフィナーレは圧巻。

マンガタリLIVE第7号~FAMILY~

マンガタリLIVE第7号~FAMILY~

マンガタリ編集部

天満天六・音太小屋(大阪府)

2014/03/09 (日) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

とてもよかったです
1号から観に行かせてもらっていますが今回もとても楽しく観ることができました。内容までは言えませんが知らない世界のものばかりのものでしたのでとても楽しめました。本心から・・次回あるならまた観に行きたい・・・。

斑(ふ)

斑(ふ)

岩渕貞太 身体地図

アサヒ・アートスクエア(東京都)

2014/03/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★

ナイスキャスト
無旋律のような漂う感じの作品だった。一つ間違えると退屈に陥りがちと思うが見事な表現で素晴らしいキャストだ。

ごきげん!?アキラ

ごきげん!?アキラ

骸骨ストリッパー

ザ・ポケット(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★

学園アクション
上演時間2時間30分。レビューショー的な活劇で楽しかった。すぐ固定客がつくと思うが、まずは短くしてほしい。

野村満載

野村満載

東京ジャンクZ

早稲田大学大隈講堂裏劇研アトリエ(東京都)

2014/02/28 (金) ~ 2014/03/02 (日)公演終了

満足度★★★★

感心
確かに。お定まりの設定に濃いキャラ配して掻き回しながら笑いを取りつつ最後ベタにハートフルという吉本新喜劇っぽいつくり。若い役者だけなのに意外とピタッとはまるのは、フレームが枯れているから機能しやすいんだな。そこに着眼するのは感心。

ネタバレBOX

序盤、ぐだぐだなアドリブが続いて、これ延々続いたら厳しいな、と思いだしたところでやっと一色洋平登場。ぐっとテンポが良くなって、笑えるようになった。序盤は、演出が粗い、というか役者に丸投げし過ぎでは?計算された「笑い」こそ新喜劇のイメージ。

中盤以降一色洋平が全体を牽引して、小川夏鈴がアクセントをつけていく流れがハマって楽しめた。その後一旦破綻してからのカオス状態で熊野利哉のワンマンショーが無茶苦茶面白くて思わず拍手してしまった。観た回では音響ミス出たのは残念。
荒野の家

荒野の家

水素74%

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2014/03/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

荒野の家
素晴らしかったです。震災とか反戦云々といったところを扱った、露骨に政治的なものよりも、風刺が刺さりまくりでひりひりしながら笑っていました。思慮の浅さが引き起こす悲劇。右とか左とか関係なく、どこかにそっくりですね。決して不条理ではなく、決して家族だけの話ではありません。おすすめです。

『オリオン座最終興行』

『オリオン座最終興行』

妖怪大縁会

ターミナルプラザことにパトス(北海道)

2014/03/08 (土) ~ 2014/03/08 (土)公演終了

満足度★★★★★

演劇集団RE 第4回公演『オリオン座最終興行』【鑑賞記】
拙Blogにて感想を書きました。

御笑覧いただけると幸いです。

http://blog.on-chan.com/math/archives/1488

東 京<reprise>

東 京<reprise>

THE TRICKTOPS

インディペンデントシアターOji(東京都)

2014/03/07 (金) ~ 2014/03/10 (月)公演終了

満足度★★★

銀の鈴
面白い。110分。

ネタバレBOX

遠野(渡辺望)…マチの元彼。ダメ人間でマチを想って別れたが、結局ダメなまま。
近野(平野彰子)…月島の彼女だった。東京駅で自殺を考える。
陽子(川島佳帆里)…インフォメーションスタッフ。30超。上京したての月島にエールを贈る。
晴海(大和田沙織)…忘れ物預かり所スタッフ。
古都会(阿部紗穂里)…カフェ店長。バイトから人を喜ばせたいとそのまま勤務。
内田(荒屋敷雅章)…駅員。遠野と近野を不審がる。
マチ(鳥原まゆる)…ふられたはらいせに、遠野を不幸にしろと濱に依頼する。
濱(久住ヒデト)…何でもや屋。低血圧。
ひかる(本多麻里子)…5年前、東京駅で自殺未遂し濱に助けられた。今はフリーペーパー編集者。
新橋(佐渡ツムジ)…優香の彼氏。潔癖的なエリート。
優香(馬場史子)…新橋との結婚に不安を感じるも、新橋の言葉から信頼する。うっかり。
月島(國枝大介)…近野の元彼。俳優志望だが田舎に帰ることを決意する。
日比谷(今井典和)…タクシー運転手。妊娠を気にまっとうに生きることを決意する。

東京駅とタクシーを舞台に、5年前と今とのかかわりをみせつつ、人のつながりと生きることを描く。希望と絶望が往来する「東京」のシンボルであり入口出口である「東京駅」で、人の浮き沈みと想いが静かに描かれる。
それぞれのドラマはいいと思う。終盤の月島と日比谷の会話とか、マチと濱と遠野のシーンとか。時間の経過と想いの不一致、人と人が出会い生まれる暖かさみたいなものが感じられた。
ただ、トーンの変化があまりなく全体として単調と思った。セリフも胸に迫るものが何個があったけど、埋もれちゃう感じ。隠し味のようなものがあればよかったと思った。

人生で立ち止まった(立ち止まっている)人らを観ていて、ふわふわ生きてるなという危機感みたいな想いに駆られた。そういう意味でいい舞台だった。
化粧

化粧

こまつ座

紀伊國屋ホール(東京都)

2014/03/07 (金) ~ 2014/03/21 (金)公演終了

満足度★★★

大衆演劇と母へのエレジー
一人芝居という形式に必然性を持たせた仕掛けのある戯曲で、母親や大衆演劇に対するエレジー的なものを感じさせる作品でした。

取り壊し直前の劇場で公演の初日を迎える大衆演劇の劇団の女座長の楽屋に、我が子ながら育てられずに養子に出し、その後スターとして有名になった息子が楽屋に訪ねて来ることから始まる物語で、楽屋での光景とこれから演じようとする演目が重なって現実と虚構の境目が曖昧になって行くのが印象的でした。
あたかもそこに人が居る様に話し掛けたり相槌を打ったりするタイプの一人芝居で違和感を覚えたのですが、実はその形式が物語と密接に関係していて、一人芝居であることの意味が判明する終盤がスリリングで且つ物悲しかったです。
「2、3回の稽古で覚えられないなら新劇に行け」という様な台詞や、歌舞伎やシェイクスピアで死に際に延々と長台詞があることを茶化したりするのが楽しかったです。

終盤になるまでは意味がはっきりしない効果音や美術効果の入れ方の加減が良かったです。第2幕での化粧の仕方は説明的過ぎる様に思いました(戯曲でそう指定されているのかもしれませんが)。

70分の間、本番前の支度をしながら淀みなく台詞を喋り続けた平淑恵さんの演技は素晴らしかったのですが、役の設定からすると可愛らし過ぎて、もっとドスが効いた感じでも良いと思いました。

アルトナの幽閉者

アルトナの幽閉者

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2014/02/19 (水) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★

有事の家族劇として秀逸
もっと肩の凝る内容なのかと身構えて、観劇しましたが、意外にも、笑う場面もあり、高尚な内容ながら、最近の我が国の状況などもダブって、非常に身近な感覚に囚われる問題作でした。

私の凡庸な頭や知識では、30%ぐらしか、理解できなかったような気もするのですが、でも、この家族の物語は、ある意味大変普遍的な要素を含有していて、誰もが、有事の際のひとつの家族のモデルケースとして、共感できる部分がたくさんあったように思います。

最近、とみに演技力が冴え亘っている岡本さんが、ここでも、苦悩する主人公の常軌を逸したような言動を、、見事に体現されて、ドキュメンタリーを観るような実在感が圧倒的でした。

もちろん、他のキャストも、皆さん、生身の人間を具現化できる役者さんばかりで、全てにおいて、大変クオリティの高い舞台作品でした。

難解ではという先入観に囚われず、インスピレーションで選択して、大正解!

共感すること数多ある、素敵な人間ドラマだったと思います。

ネタバレBOX

戦争に翻弄されて、精神を病むような状況に置かれた長男と、彼に、ある意味、心身を拘束される家族の物語。

13年間、自分で、鍵の掛かる部屋に閉じこもっている兄と唯一、接見できるのは、妹だけでした。その兄と妹の関係は、まるで、ギリシャ神話のよう。

兄が、そんな状況なので、弁護士を辞めて、父親の会社を継いだ弟。元女優の弟の妻は、自分も精神を病んで、それを救ってくれた夫と結婚したのに、夫が、今は、自信を無くして、父親の意のままに、社長になってしまったことを不服に感じています。

そんな美貌の嫁を使って、余命幾ばくもない父親は、ある勝負に出ます。

弟の妻は、最初は、自分達夫婦の将来のために、父親の説得に応じ、義兄に会う内、どんどん、心が兄に囚われてしまいます。

そして、判明する、兄の戦争中の罪。

父親と、兄が選択した、最後の決断。

難解な台詞劇の形態を取りながら、用意された、スリリングなシナリオに固唾を呑んで見守る内に、あっという間に、3時間半の長丁場の舞台を観終えてしまった印象でした。

ただ、全てが、精巧だっただけに、気になった点が一つ。兄が引きこもっている部屋に、ヒットラーの肖像写真が掲げてあるのですが、そこに向けて、兄や弟の妻が、激昂して、物を投げるシーンが何度かありました。その時、たとえば、ワイングラスを投げたとしても、割れもしなければ、落ちた音もやんわりなんです。たぶん、プラスチックか何かなんでしょう。危険はないかもしれませんが、やはり、場面の高揚感に反して、違和感があり、作り物感を露呈して、白けました。緊迫感のある場面では、小道具にもリアリティーがあった方が良かったように感じました。
True Fake Truth-真実の消息-

True Fake Truth-真実の消息-

SPPTテエイパーズハウス

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2014/03/06 (木) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

面白かった~
2時間弱の公演で、泣き笑いがあり楽しめた。役者が魅力的なところに負うだろう。劇中劇な演出は見応え十分で集中して観れた。テンポもよく心地よいし、余韻が…素晴らしい。
なお、殺陣があるから仕方がないかも知れないが、キャストが多いような気がする。

神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?

神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?

世田谷パブリックシアター

世田谷パブリックシアター(東京都)

2014/03/03 (月) ~ 2014/03/16 (日)公演終了

ドン・キホーテが風車なき後に悟った「巨人」とは



本作『神なき国の騎士』はドン・キホーテが現代の横浜・桜木町に降り立つ。

彼は「組織」に抗し、「組織」に呑まれ、「組織」に操られ首相に就任する。


私は「能・狂言」世界は日本相撲協会以上の閉鎖社会だと思っている。
そもそも殿様の趣味から始まった芸能ジャンルだから、大衆文化の「歌舞伎」とは違い、かつては98㌫の民衆は これを観劇することすらできなかった。


文化庁は それを受け継ぐ「能・狂言」各種団体に対し補助金全廃しなければならない。


が、そこに身を置く野村萬斎だけは格別である。

『神なき国の騎士』において、「バカを演じるドン・キホーテ」を、「狂言の真髄」により証明してしまった気がする。




川村戯曲がこの国の官庁を皮肉っているように思えた。






気象庁は二週にわたり首都圏各地が「豪雪」に見舞われた事態を「異常気象」と発表したそうだ。

「地球温暖化が進み、異常気象が増えた」、こうした定説は正しいようだが、多くは関係省庁の予算獲得、責任回避の盾に利用されている。

しかし、「異常気象」は どの時代においても必ずあるものだ。


例えば、都心の「豪雪記録」に関しては1883年2月8日の46㌢が観測史上最高値。


たとえ、ある地域で「異常気象」が発生しなかったとしても、列島全域で発生しなかったという年は0だ。


気象庁を管轄するのは国交省である。


「豪雪」を受け、東名高速で2日間以上、立ち往生になった自動車ユーザーがいることを考慮すれば、それなりの責任はないか。
10㌢超積雪は都市インフラ上、過去の記録に比較しえないほどのインパクトか。
九州地方や四国地方ではなく、例年、積雪に見舞われる関東地方である。


もし、国交省の「責任回避」のため、その子分である気象庁が「異常気象」を利用したとしたら…。

それは国民に対する背信行為である。




現代舞踏や現代劇のエッセンスが
巧みに作用する。福島原発事故で置き去りにされた動物も描き、政治的メッセージ性の高い舞台だった。





















戸次重幸一人舞台「ONE」

戸次重幸一人舞台「ONE」

TEAM NACS

イムズホール(福岡県)

2014/02/21 (金) ~ 2014/02/23 (日)公演終了

満足度★★★★

オムニバス
6話目はタクシーの話で、これまでの登場人物が乗車しては6話がつながっていきます。
動きに無駄がないです。参考にさせていただかねばです。

ネタバレBOX

女性ばかりのようだった。
ほにゃらら殺人事件

ほにゃらら殺人事件

オリゴ党

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2014/03/08 (土) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★★

観ました
観ました(*^^*)
舞台の中に舞台があって…ちょっとごちゃごちゃした感じがして、時々ブッ飛んだ感じがしました。
ちょっと残念だったのが、方言!?が解らなくて…教えて欲しかった(^_^;)

「彼の地」

「彼の地」

北九州芸術劇場

あうるすぽっと(東京都)

2014/03/07 (金) ~ 2014/03/09 (日)公演終了

満足度★★★

ネタばれ
ネタばれ

ネタバレBOX

KAKUTA 【彼の地】を観劇。

今作は北九州芸術劇場のプロデュース公演なので、北九州を舞台にしている。

北九州を舞台に、そこに住んでいる人、東京から来た人、結婚で来た人など市井の人々の群像劇である。
様々な物語が交互に展開するのだが、とりわけ深く各人物同士がつながっている展開にするのではなく、日常的なつながりで、群像劇にしているからか、さらりとした一本線でつながった感じが心地よい。
そしてお祭りをクライマックスに持って行っているので、作・演出の桑原裕子の得意のミュージカルで締めくくるか?と大いに期待したのだが、そこは観客の傲慢さであったようだ。
今作でやけに気になったのは、悩みを抱えている登場人物たちの殆どが、精神疾患だという事だ。
それは精神疾患は今や国家の5大疾病のひとつに入ったからだろうか?
それとも作家の今後のテーマなのだろうか?

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