神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか? 公演情報 世田谷パブリックシアター「神なき国の騎士―あるいは、何がドン・キホーテにそうさせたのか?」の観てきた!クチコミとコメント

  • ドン・キホーテが風車なき後に悟った「巨人」とは



    本作『神なき国の騎士』はドン・キホーテが現代の横浜・桜木町に降り立つ。

    彼は「組織」に抗し、「組織」に呑まれ、「組織」に操られ首相に就任する。


    私は「能・狂言」世界は日本相撲協会以上の閉鎖社会だと思っている。
    そもそも殿様の趣味から始まった芸能ジャンルだから、大衆文化の「歌舞伎」とは違い、かつては98㌫の民衆は これを観劇することすらできなかった。


    文化庁は それを受け継ぐ「能・狂言」各種団体に対し補助金全廃しなければならない。


    が、そこに身を置く野村萬斎だけは格別である。

    『神なき国の騎士』において、「バカを演じるドン・キホーテ」を、「狂言の真髄」により証明してしまった気がする。




    川村戯曲がこの国の官庁を皮肉っているように思えた。






    気象庁は二週にわたり首都圏各地が「豪雪」に見舞われた事態を「異常気象」と発表したそうだ。

    「地球温暖化が進み、異常気象が増えた」、こうした定説は正しいようだが、多くは関係省庁の予算獲得、責任回避の盾に利用されている。

    しかし、「異常気象」は どの時代においても必ずあるものだ。


    例えば、都心の「豪雪記録」に関しては1883年2月8日の46㌢が観測史上最高値。


    たとえ、ある地域で「異常気象」が発生しなかったとしても、列島全域で発生しなかったという年は0だ。


    気象庁を管轄するのは国交省である。


    「豪雪」を受け、東名高速で2日間以上、立ち往生になった自動車ユーザーがいることを考慮すれば、それなりの責任はないか。
    10㌢超積雪は都市インフラ上、過去の記録に比較しえないほどのインパクトか。
    九州地方や四国地方ではなく、例年、積雪に見舞われる関東地方である。


    もし、国交省の「責任回避」のため、その子分である気象庁が「異常気象」を利用したとしたら…。

    それは国民に対する背信行為である。




    現代舞踏や現代劇のエッセンスが
    巧みに作用する。福島原発事故で置き去りにされた動物も描き、政治的メッセージ性の高い舞台だった。





















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    2014/03/09 20:29

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