
ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しめました。
力強いダンスにかっこいい殺陣、面白いストーリーの中に時々胸に響くセリフ!
とにかくとても素敵な舞台です。

平田オリザ・演劇展vol.4
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

平田オリザ・演劇展vol.4
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了

平田オリザ・演劇展vol.4
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
働く私/星新一に似て非なる世界
観ながら思い出したのは中学時代によく読んだ星新一のショートショート。
ロボットと人間の交流を扱うところも星新一なら、ちょっとブラックな味わいも星新一。ただ、ラストシーンに色濃く漂う叙情性は星新一にはないもので、この終幕こそ本作の肝。
2体出てくるロボットは本物のロボットが演じていて、そのなめらかな動きに加え、顔がクシャッとなったり、目が泳いだり、黒目が収縮したりして、微細な表情まで作れることに度肝を抜かれた。

平田オリザ・演劇展vol.4
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★
ヤルタ会談/2人トークが醍醐味
チャーチルとルーズベルトとスターリンが第二次大戦の戦後処理について秘密裡に話し合ったあの会談を戯画的に描いた会話劇。
何度かある、1人が席を外して2人トークになるくだりを私は面白く鑑賞。外れた1人に配慮して言わずにおいたあれやこれやを互いにぶっちゃけ合う展開になり、ハジけた面白さがありました。

everyday,甲冑武者
(裸)ミチコイスタンブール
シアター711(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
インパクト特大。
総選挙の後というこの時期に、
このタイトルなのに内容ではAKBネタ一切なしという潔さに好感(笑)
あとから思い返せばストーリーも悪いものではないけど
観ている最中はもう少し面白くなりそうなんだろうけど、という印象でした。
でも甲冑武者が出てきたので☆5つです(笑)

曖春サークル~甲柳編~
(有)マッチポンプ調査室
東演パラータ(東京都)
2014/06/12 (木) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★
中盤まではとても面白かったです。
テンポよく展開しつつ各キャラも立ちつつアドリブ的な要素も見えつつ、
中盤まではとても面白かったです。
以下ネタバレ。

平田オリザ・演劇展vol.4
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★
忠臣蔵/武士編に軍配!
武士編、OL編とも鑑賞。より引き込まれたのは今演劇展のために作られたという武士編のほう。
大石内蔵助ら赤穂藩の武士7名が藩主の起こした刃傷沙汰とそれに伴う切腹を受けて今後の身の振り方をざっくばらんに話し合う会話劇なのだが、それぞれのキャラが立っているうえ会話にドライブ感があって、とてもノれました。
とりわけキャラが立っていたのは一同の長である大石内蔵助。ある熟年男優が演じた大石は飄々としていて親しみやすい反面、どこかに貫録も。この人になら皆がついていくに違いないと思わせる魅力があって、大石を議長とするこの会議劇に多大なる説得力を与えていました。
武士たちが忠臣蔵の時代にはありえない現代的アイテムを携えて登場する演出にどんな意図があったのかは最後まで分からずじまいでしたが、意図不明ながらも面白かったです。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
小劇場屈指の劇団!
今回は、古川も記している通りヨーロッパの事件で浅間山荘事件ほど身近に感じはしないが、骨太の興味深い脚本と俳優陣の演技にはいつもながら感心する。100年前のその場で隠れて観ていたような気持ちでいた。
戦争の原因は、昔から宗教、民族、領土の問題と言われる。
そして、その戦争を利用して利益を得ようとする第三者も存在する。
この芝居で注目すべき人物は、弱者の気持ちを利用して、自分の思いを遂げようとするロシア秘密警察のセルゲイである。

ぬけがら
劇団B級遊撃隊
長久手市文化の家 風のホール(愛知県)
2014/05/31 (土) ~ 2014/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★
若返る父とともに戦後の日本を振り返る
岸田國士戯曲賞を受賞した9年前の初演は、文学座の松本裕子さんが演出されていました。今回は作者である佃典彦さんが初めて演出されます。
しっかり建て込まれた具象の美術に嬉しくなりました。主人公卓也の年齢から考えると、築40年以上の集合住宅の一戸でしょうか。下手面側に玄関のドア。ドアを開けて家に入ると下手上部には父の部屋があり、手前にベッド、奥に仏壇があります。父の部屋のすぐ右、舞台の中央上部の奥にはトイレのドアがあり、その右側には洗濯機。続いて上手袖までは台所です。トイレから2段ほど降りて、舞台下部中央から下手は廊下。上手面側にかけては居間があり、その真ん中に丸いちゃぶ台。居間の上手奥には大きめの冷蔵庫があり、上手端はベランダへと続く引き戸になっています。
ぎっしり満員の客席で、どんどこと笑いが起こりました。劇団や出演者のファンも多かったようですが、私も大いに笑わせていただきました。笑い声に交じって鼻をすする音も聞こえていたんです。登場人物の置かれている状況は悲惨で、笑ってる場合じゃないんだけど、それでも人間は笑うんですよね。3.11の大震災の時も私は怒って泣いて笑っていたし、きっと戦時下の日本人もそうだったのだろうと想像しました。同じものを観て笑う人もいれば、泣く人もいる。演劇作品に大切なことだと思います。
『ぬけがら』を観るのは横浜未来演劇人シアターでの上演(演出:寺十悟)、文学座での再演に続いて3度目でした。佃版はアットホームでべたっとした温かい雰囲気があり、ごく普通の家族の、身近な話だと感じられました(たとえあり得ない事件が起こるとしても)。登場人物はどうしようもなく情けなくて、滑稽で、でも可愛げがあります。俳優の個性を生かし、会話のとぼけた間(ま)に独特の味わいがありました。名古屋を拠点に活動してきた演劇人が集結し、その土地ならではの空気が生み出されていたのではないかと思います。
暗転中に懐かしい音楽やニュースの声が流れ、私が聞き覚えがあるのは30年前まででした。それより昔になると大河ドラマのようなフィクション性を帯びていき、自分の記憶の限界に気づきました。約10年前の戯曲なので、携帯電話は出てくるけれどスマホもタブレットも出てきません。でも、これからも色んな世代の観客に幅広く通用する戯曲であり、演出だと思いました。
大きくてきれいな劇場ですが、整理番号順でもない全席自由席でした。劇場入り口に長い列が出来ていて、入場するまでにかなり並ぶことになりました。できれば指定席にして欲しかったです。

ベニクラゲマン〜実験都市マーベラスの逆襲〜
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
とにかく楽しい!
独特の世界観と笑いが癖になります。
加えて殺陣にダンスに衣装に楽しい要素満載。
四面リングの全ての方向から観たくなるのでリピート確実!

【耳のトンネル】CoRich舞台芸術まつり!2012春グランプリ再演
FUKAIPRODUCE羽衣
吉祥寺シアター(東京都)
2014/06/13 (金) ~ 2014/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
☆4.6
劇団初見。
これが[妙ージカル]なるものか、と魂消た。このようなジャンルがあるとすれば、個人的にはてらりすと「自決女」と本作が双璧になる。とても印象的で癖になる味わいの俳優さん多数ご出演。
身体表現・エンタメ・ほっこり盛り沢山!!

everyday,甲冑武者
(裸)ミチコイスタンブール
シアター711(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★
アクションは無かったなぁ・・・
作品の中身はカル~ク想像の斜め上を楽々超えていきました(^^)
なんかいろいろと方向が誤っているような気がした約80分

困った綾とり
unit SELAH
テアトルBONBON(東京都)
2014/06/12 (木) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★
表と裏!
第一次石油ショックのころに書かれた作品で、当時はまさに会社でも学校でも”競争”という言葉が氾濫してた。そんな状況の中”見栄”というものが顕著に発生。当時の見栄をはった家族の象徴であった。
60歳以上の劇団かんじゅく座のメンバーも入り、年齢の幅ひろい俳優陣に何となく暖かさを感じました。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
期待通りの素晴らしい作品
祖国統一に燃える熱い男たちの情熱、熱い故に起こる衝突、それを利用した企てと操られる人たちの悲哀、それぞれの思いが交錯するなかで時代に翻弄される人たちを重厚に描いた見応えある舞台だった。生き残った2人が再開し昔を回顧しながら過去の出来事が進行するという形にしたのが味わい深く、全体に奥行を与えている。時間もそれほど長くは感じなかった。期待通りの素晴らしい作品だ。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★
静かな台詞にも、地球規模のダイナミズムを感じる…
1914年に実在した「人々」が100年後、劇場にいる私たちを再び身震いさせる。
「サラエヴォ事件」は人類史上初の全面戦争となる、あの第一次世界大戦を誘発したセンセーショナルな出来事だ。今脚光を浴びる社会派『劇団チョコレートケーキ』。青年ボスニア、セルビア軍「黒手組」が関与していく、事件までの足跡を硬派な演技で示す。
青年ボスニア生存メンバー2名が「語り手」。時代は「ユースゴスラビア社会主義共和国連邦」である。1980年代のボスニア深夜に、歴史を変えた「思い出話」が咲く。さすがに2014年だと100歳を上回る御年齢だから それは そうだろう。
この「モザイク国家」は1990年代の「コソボ紛争」を経て、今は もう世界地図にない。【大袈裟に言えば、20世紀の人類の抱えた問題の基を辿ると、大体がこの戦争(※第一次世界大戦)の時期に行き着くのです。】という古川 健の分析は正しい。 なぜなら、オーストラリア・ハンガリー二重帝国の継承者が6月28日に倒れなければ、「ユースゴスラビア社会主義共和国連邦」成立も、その後の「コソボ紛争」も、AP通信は配信する必要などなかったからである。
かつての「ユースゴスラビア社会主義共和国連邦」は優等生国家だった。非同盟運動の指導者。非同盟諸国首脳会議の議長を連邦崩壊まで長らく務めた。1984年にはサラエボ冬季五輪を開催する。スロベニア共和国を中心に軽工業が発展し、市民生活は西側に迫る水準だった。首都ベオグラードはセルビア共和国。
「コソボ紛争」は いわばクロアチ対セルビアの戦争である。クロアチア人はカトリック系。対するセルビア人はスラブ系(東方正教)だ。
経済先進地帯の「クロアチア」が、ベオグラードに住むセルビア人官僚の支配する連邦政府から その財源を「取り戻す」ことが連邦離脱宣言の背景だったとされる。
80年以降、国家元首である「最高幹部会」議長は 6構成共和国の輪番制であった。こうした「社会工学」的なシステムは築くが、あっさり崩壊したニュースは記憶に新しい。
連邦軍のセルビア人部隊化。崩壊過程では 軍組織がミロシェヴィッチの「セルビア軍」に寝返った。しかしながら、どうしてクロアチア政府が 一ヶ月ほどの急しのぎで造った軍が、連邦軍(セルビア軍)に「抵抗」できる軍事プレゼンスを保有しえたか。
それは、ハンガリー経由で、大量の武器がクロアチア共和国内に持ち込まれたためである。クロアチア系が 一定数おり、文化的につながりの深い、統一ドイツ・ゲンシャー外相がイニシアチブを発揮した国際社会も「スラブ系」のロシアを除けば「クロアチア支援」の世論でまとまりつつあった。
もう一度、「サラエヴォ事件」時、1914年のバルカン関係を整理する。
セルビア+ロシア対オーストラリア・ハンガリー二重帝国+ドイツが当初の戦争当事者だった。すなわち、フランス、英国の動向こそ違うが、90年代から続いた「コソボ紛争」「ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦」と等しい関係なのである。
古川の「大体は この戦争の時期に行き着くのです。」は正しい。
追記あり

時間堂スタジオ赤羽(仮称) オープニングイベント
時間堂
時間堂スタジオ赤羽(仮称)(東京都)
2014/06/13 (金) ~ 2014/06/16 (月)公演終了
満足度★★★★★
祝 設立!
時間堂さんが自分のところのスタジオを設立したお祝いのイベントでした。
といってもしっかりお芝居もされていて、うわーこれは楽しかったです!
オープニングは演出家の黒澤世莉さんによるトークから。
何故設立に至ったかとか、家を建てる時は黒澤さんに連絡だ、とか(謎)
時間堂がこれからどうなって行くのか、とても楽しみにしています。
小劇場界の生きる実例を示してくれそうです。
とりあえず、例えば毎週末に気軽に楽しめる空間とか、立ち寄るのが楽しみになる様な空間の準備が整うのをお待ちしています!
第二部は「花のゆりかご、星の雨」お芝居の時間でした。
気がつくと客席みっしりで、やはり芝居が一番注目されているんだなーと。

サラエヴォの黒い手【ご来場ありがとうございました!!】
劇団チョコレートケーキ
駅前劇場(東京都)
2014/06/11 (水) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
ストライクど真ん中。
バルカン半島が「ヨーロッパの火薬庫」と言われていた時代からロシア革命後の粛清までを、圧倒的なリアルな人間の存在感で魅せていただいた今回の劇チョコ。「治天ノ君」でも感じられた美術の妖しいフェティッシュ感も含めて、2時間15分全く目の離せない、私好みのストライクど真ん中の演劇でした。いつものように「時代が目の前で動く」感覚を体感できた上に、今回は役者さん達の「瞳」が印象的。青年達の目、軍人達の目・・・それぞれがそれぞれの「愛国心」と「生」に満ち溢れていて、見ていて眩しいくらいでした。それにしても、いつの世も愛国心で動く人間は国や思想に殺されてしまうものなのですね。やるせない。

希求の果て
男〆天魚
劇場MOMO(東京都)
2014/01/21 (火) ~ 2014/01/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
頑張れ!3人のオッサン!
笑って泣いて、あっという間の1時間45分、たくさんの優しさが詰まっていました(*^^*)
頑張れ!人間!!
頑張れ!三人のオッサン!!!(笑)
次回作も楽しみにしています!

素人
劇団天然ポリエステル
タイニイアリス(東京都)
2014/06/12 (木) ~ 2014/06/15 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しかったです♪
初めて観に行きました☆
キャラクターが皆さんとにかく濃くて
お話にすごくひきこまれました!
たくさん笑えて大満足ですo(^o^)o
次の公演も楽しみにしてます!