
ドウトク
!ll nut up fam
studio ZAP!(東京都)
2024/07/30 (火) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
朧チームを観劇。
最近よく拝見している真田林佳さんが「死刑囚489号」。出演6人全員死刑囚の「ワンシチュエーションの会話劇」ということで、シンプルながらも面白そうと思いつつ観劇しました。
3チームのトリプルキャスト構成。何度か再演されているとのこと、人気の演目なのですね。
52号、313号、159号、23号、043号、489号の6人です。劇中では番号が出てこないので意味は無いですが、台本では先頭の数字すなわち 0,1,2,3,4,5 だけで表現されています。この6個の数字が先にあったのでしょうね。043だけ3桁ゼロパディングなのは何故だろうと思ってました。
313の森田和正さんが、SNSで考察をされてるのを見つけました。とても深く考えて役作りされているんですね。役者さんからの発信のおかげで、観劇後もまた楽しめます。ありがとうございます。

ONE DAY〜Last Run! Run!! Run!!!〜
THE CONVOY
恵比寿ガーデンホール(東京都)
2024/07/26 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
8月4日、東京公演千秋楽。私は大阪も名古屋も行けないので、これが私の千秋楽。
先日行った時には撮影が入っていましたが「ちゃんとしたものを残したいので映像を確認してからでないとDVDにするかどうか決められない」と大社長がおっしゃってました。
しかし長年のファンにとってはたとえどんなシーンでも残して欲しいと思います。DVDになることを楽しみにしてパンフレットを読み込んで待っていようと思うのでした。
もうこのメンバーでの歌って踊って芝居してと言うショーは見られないかもしれませんが、また違う形でも舞台でお目にかかれますように。若者たちはしっかりCONVOY DNAを引き継いで活躍していってくださることを期待します。

笑の大学
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2023/02/08 (水) ~ 2023/03/05 (日)公演終了
実演鑑賞
広い舞台で瀬戸康史と内野聖陽のふたり芝居だが、広さを感じさせない巧みな演技だった。ストーリーもよく練られており、検閲をめぐる喜劇が最終盤で悲劇に大きく変わる。観客の感情の操り方を熟知している脚本家による上質な観劇体験だった。

紙屋町さくらホテル【7月17日~18日公演中止、山形公演中止】
こまつ座
高崎芸術劇場スタジオシアター(群馬県)
2022/07/30 (土) ~ 2022/07/30 (土)公演終了
実演鑑賞
1945年、新劇の団十郎の異名を持つ丸山定雄と元宝塚の園井恵子を主軸とする移動演劇隊「さくら隊」は、国の方針で広島へ根をおろすこととなる。空襲警報の鳴る中、演劇経験のない市民も巻き込んで「無法松の一生」上演に向けて練習を積む一行だったが、8月6日はやってくる。そして8月15日も……。史実を基にしたレベルの高いフィクション。笑いもあり、平和への切実な願いもある、濃密な演劇だった。

『RAA-進駐軍特殊慰安所-』
劇団青年座
渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホール(東京都)
2024/08/03 (土) ~ 2024/08/06 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2024/08/05 (月) 14:00
座席1階
終戦直後、日本政府が進駐軍のために設けた特殊慰安所(RAA)の背景や実態を語る朗読劇。上陸してきた兵士による暴行、強姦を防ぐために設けたとされる。「大和なでしこの貞淑を守るため」という、いかにも政府がか弱き婦女子を守ってやると言わんばかりのお題目がいかに空虚なものであったかが、さまざまな人たちの証言で浮き彫りとなる。
力の入った朗読劇だった。舞台中央に置かれた玉座は昭和天皇が座るものと思われるが、冒頭の玉音放送以外に昭和天皇の姿は出てこない。玉音放送の文言を字幕に映し出し、国民を苛烈な惨禍に巻き込んだ指導層の無責任ぶりをまず、指摘している。
その後は、RAAが設立された経緯、どのようにして女性を集めたか、女性たちがどんな目に遭ったかなどが詳細に語られる。政府の指示で公娼を運営した民間業者、設立を支持した政府要人や、請け負った警視庁の幹部、女性たち、パンパンに部屋を貸していた家の小学生の証言まで登場する。多くが語られることがない黒歴史。特に女性たちの証言には身震いするような迫力がある。これを聴くだけでもこの舞台を見る価値がある。
鬼畜米英が上陸して街にいる女性を暴行する可能性がある。だから、その欲望を「公の場所=公娼」で処理すべきというのが政府の説明であった。だが、その理屈の裏には、戦時中に中国大陸で皇軍が地元の婦女子に乱暴したということを政府自身が知っているという事情がある。どこの国だろうが兵隊は女に飢えている。だから国民を守るためには公娼が必要なのだと。中国で婦女子が辱められたのは公娼を設けなかった中国政府がいけないと言わんばかりの理屈に、ため息が出る。
舞台は1時間半あまり、コンパクトにまとめてある。ただ、自分としてはこの脚本をストレートプレイでやってほしい。演じる女性俳優は精神を擦り減らすような舞台になるかもしれないが、かつて日本が手を染めた戦争とはこういうものだったと、今だからこそ多くの人に思い出させてほしい。

魚雷モグラ’24
ウラダイコク
みらい館大明ブックカフェ特設ステージ(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
大戦末期の長崎が舞台。勤労動員された長崎の女学生たちの集団群像劇。ファンタジーがかっているけど、リアルに響きますね。ぐっときました。

劇団帰燕旗揚げプレ公演第2弾朗読劇『ひまわり』
劇団帰燕
中野スタジオあくとれ(東京都)
2024/07/30 (火) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
Aキャスト観劇。アクションリーディングなんですね。違和感のある展開に?だったのですが、終盤で成程こういうことだったのかと納得。なかなかに楽しめました。

魚雷モグラ’24
ウラダイコク
みらい館大明ブックカフェ特設ステージ(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★
鑑賞日2024/08/04 (日) 17:00
みらい館大明という施設は初めてなので、地図やGoogleマップを頼りに向かったのだが、やはり最後のところで迷ってしまった。どうやら廃校となった小学校の校舎を利用した施設で、地域有志で構成された特定非営利活動法人が管理運営しているらしい。
舞台となるのは1945年(昭和20年)8月の長崎。地下トンネルに設けられた兵器製造工場に女子学徒たちが集められ前線で戦う兵隊さんに送るため魚雷製造を強いられていた。この女子学生たちの日常がグループ同士の対立を軸にして、原爆投下の直後まで描かれていく。上演時間80分。
物語としてはまあまあなのだが、開演と同時に気になったことがある。
女子学生は全員が下着が透けてみえるほど薄手の白いブラウス(それぞれがおしゃれなデザイン)に黒のスラックス、しかも全員がブラウスの裾をスラックスの上に出している(班長役の男もワイシャツをズボンの上に出している)。当時はこんなことはありえない。まずブラウスやワイシャツの裾はスラックスの中に入れなければならない。女子のブラウスだって厚手の木綿製で、胸には住所と氏名、血液型を書いた名札(当然ながら油性ペンはなかったので墨文字)が縫い付けられていたはずだ。
まあモンペまで用意しろとまでは言わないが、当時の悲惨さをリーディングではなく演劇としてみせようとするのなら、その程度は気をつけるべきだろう。あと、女子学生の髪などに赤いリボンもおかしい。昭和20年の8月という逼迫した状況下で、そんなことしていたら非国民扱いされるのがオチだ。
それほどお金がかかる訳でもないこの程度のことに手を抜いていたら、それが作品全体に響いてしまうのだ。
演じる若者たちに当時のことを伝えるのだって中途半端になりかねない。
「せからしか!」と言われるかもしれないが、敢えての苦言を。

『本棚より幾つか、』-短編演劇祭-
楽園王
新宿眼科画廊(東京都)
2024/08/02 (金) ~ 2024/08/06 (火)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
日曜の夕刻一回切りの特別プログラム。二演目、すこぶる贅沢な時間であった。
プログラムA、Bの方は短編3編、20~30分程度の「短編」演劇と呼ぶに相応しい中身だがこちらはそれぞれ幾分長めの演目というだけで、相当の深みへと誘う内容となる。
実は「お国と五平」は、是非とも観たかった。ala collectionでもう7,8年前になるか・・毎回秀作を提供する可児市の劇場の企画で小山内薫「息子」との抱き合わせであった(演出:マキノノゾミ)。
この上演は自分と作品との距離(舞台との距離感も)が遠く感じられた舞台だったが、楽園王で改めて観て、完璧に「今」魅せる作品として立ち上げられ、「朗読」要素の強い楽園王流の手練れた演出によりこの作品の勘所・・とりわけ谷崎潤一郎作品としての真骨頂を味わい直す事にもなった。
もう一遍は一人芝居。激烈な告白(結婚式場での)で大いに会場も笑わせていたが、キャスティング込みで優れた出し物となっている。
(これがただ一度切りの上演とは・・)
さらに詳述したい欲求を残しつつ。

息子
劇団演奏舞台
演奏舞台アトリエ/九段下GEKIBA(東京都)
2024/08/03 (土) ~ 2024/08/04 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
幻想的な舞台でした。途中から「息子」だと解る仕掛けになっており、そのタイムラグが深い親子の情を表現していました。演奏舞台さんは、古典ものの方が演技力に鋭さが出るような気がします。

ハリー・ポッターと呪いの子
TBS/ホリプロ
赤坂ACTシアター(東京都)
2022/07/08 (金) ~ 2026/04/29 (水)上演中
実演鑑賞
ハリー・ポッターらの子ども世代がホグワーツに入学するところから物語ははじまる。原作か、せめて映画にひととおり目を通しておかないと楽しみにくいと思う。さすが赤坂ACTシアターを事実上の専用劇場にしているだけあって、舞台装置も大がかりで豪華。演劇でもあり、ショーでもあるといったところか。ストーリーも面白く、娯楽体験としてレベルが高かった。

最高の家出
パルコ・プロデュース
紀伊國屋ホール(東京都)
2024/02/04 (日) ~ 2024/02/24 (土)公演終了
実演鑑賞
高城れにが主演。家出した主婦が迷い込んだ先の劇場では、ひとりの客のためにいつまでも演劇が行われていて……という不思議な話。SFともいえるような愉快な設定で、展開も楽しかった。単に面白いストーリーというだけでなく、脚本の三浦直之なりの真摯で丁寧な思考をセリフから聞くこともできたのだけど、物語の核心に触れそうなのでネタバレ欄へ……。

ヒロッパ
浪花グランドロマン
ウイングフィールド(大阪府)
2024/07/26 (金) ~ 2024/07/28 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽日観劇。
マクベスから仮面ライダーアマゾンまで、様々な作品をごった煮…
もとい、オマージュした、ヘンテコ奇天烈、ユメ😌💤の様な物語💕
のモヤの先のモヤの先には🤔?
魔女🧙♀️が3人?いや4人?
やっぱり良く分からなかったけど、面白かった🤩
なんじゃこりゃー😆なのに楽しい🥰

流れんな
iaku
in→dependent theatre 2nd(大阪府)
2024/07/25 (木) ~ 2024/07/29 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
貝毒で名物貝漁が停止中の港町の食堂、貝を使った町起こし企画、
選択肢のない姉、自己中&攻撃的な妹と意味不明な夫、幼馴染みと企業人…
行き場のないエゴと、八方塞がりの閉塞感に、胸を締め付けられる😢
異儀田夏葉さんの表現力、感情の揺さぶり、凄かった🤯
良かった。

暁光の魔女と明日の軌跡
少年ピカレスクロマン
大阪市立芸術創造館(大阪府)
2024/07/19 (金) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
千秋楽観劇
寒村離島の病院、奇天烈な看護師、元気一杯の患者、でもそこは魔女の巣窟だった?
少年Pが贈る、何ともブッ飛んだ病院七不思議&混沌溢れる世紀末物語🧙♀️
思い込みで🤯世界を救おう⚔️
ハチャメチャだけど、メッチヤ楽しい🥳
面白かった🤩

S高原から
青年団
こまばアゴラ劇場(東京都)
2024/04/05 (金) ~ 2024/04/22 (月)公演終了
実演鑑賞
平田オリザ『東京ノート』と並ぶ、いわゆる「静かな演劇」の筆頭格。結核に似た架空の病気療養のためのサナトリウムが舞台。患者、見舞い客、看護師、医師らのやりとりは劇的な展開を生まず、ただ淡々と時間が過ぎる。ところどころに展開のタネのようなものは示されるが、それは最後まではっきりと開花しない。「静かな演劇」は、このような構成が「ゆるい」戯曲とセットで生まれるのだな、とよくわかった。

すべての人に可能性があります!
TheNextOne企画
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2024/07/19 (金) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
楽日観劇。
父の探偵事務所を継いだ美幸だが、何でも困り事を引き受けてしまい…
会う人からはウソの匂いがプンプン👃
良いウソ、悪いウソ、様々なウソが織り成す、チョッと心がホッコリするドタバタ推理コメディ愉しっ😆
脚本:湯浅崇さん、演出:上田一軒さんという、超豪華なタッグによるシニア劇団さんの旗揚げ公演!
とても楽しませて頂きました。
次回も応援しています。TheNextOne企画頑張れ!

流れ星
劇団ブルア
新開地アートひろば(兵庫県)
2024/07/20 (土) ~ 2024/07/21 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初日観劇。
夫が亡くなり、突然魔法使い🧙が…
夫との結婚は過ち!?
その結婚阻止の為、🧙と共に、2人が出会う1970年にタイムスリップ!
学生運動やヒッピー、アットホームな下宿屋を舞台に良き昭和の心暖まる物語🥰
笑って笑って涙溢れるハートフルコメディ💓泣けた😭
良かった💕
ブルアさんは旗揚のモンタージュ、前作の大地、に続き3度目の観劇、どれも情感あふれる公演でしたが、今回は宅間さんの脚本(とても観たかった演目)ということもあり、後半畳み込む展開が胸を締め付け💓、ボロボロ泣かれる方が多数。私も思わす…泣きました😭
とても良かったです💕
追伸、因みに今までCorichに情報が上がったのが、旗揚と今回のみの様なので、できれば毎回情報を上げてもらえると、見逃しがなくて、嬉しい💕

木ノ下歌舞伎 勧進帳
木ノ下歌舞伎
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2023/09/01 (金) ~ 2023/09/24 (日)公演終了
実演鑑賞
名作「勧進帳」を木ノ下裕一が補綴、杉原邦生が演出。ラップや電子音のBGMで「勧進帳」の世界がわかりやすく描き出される。シアターのほぼ中央に細長い舞台をつくり、それを挟んで客席をつくるという珍しい構造だった。義経一行と富樫ら関守は基本的に向き合う恰好で話が進んでいく。服装も言葉遣いも現代風でありながら、「勧進帳」のエッセンスが取り入れられている。この舞台では富樫が怪しい山伏の正体を見抜いていたのか、考え直すのも面白いと思う。

日本文学盛衰史
青年団
吉祥寺シアター(東京都)
2023/01/13 (金) ~ 2023/01/30 (月)公演終了
実演鑑賞
高橋源一郎の同名小説の舞台化。名だたる文豪たちが次々に登場、ナンセンスなやりとりを繰り広げ、最後には日本文学の未来へも思いを馳せる。腹を抱えて笑いつつ、文学の未来を真剣に考えたくなるハイクオリティーな演劇だった。夏目漱石や太宰治の名前がなんとなくわかるだけでもじゅうぶん楽しめる。もちろん文学の知識があればあるほど面白みが増す、味わい深い舞台でもある。