
文化祭大作戦
20歳の国
すみだパークスタジオ倉(そう) | THEATER-SO(東京都)
2015/10/02 (金) ~ 2015/10/11 (日)公演終了
満足度★★★★
ド直球の青春群像劇
20歳の国でしか味わえないド直球の青春群像劇。観ている方が気恥ずかしくなる程の熱量で愛だとか恋だとか友情を提示。今作は少しばかり冗長でもう少しテンポがあった方が観やすい。キャラ減らして深堀すれば更に「なんか良いよね」感が増すとと思われ。

ナイゲン(全国版)
アガリスクエンターテイメント
にしすがも創造舎 【閉館】(東京都)
2015/10/03 (土) ~ 2015/10/04 (日)公演終了
満足度★★★★★
11/13-14の東京FACEも楽しみ
2013年版からオープニング含め分かりやすさと論理の流れを整えてあった。試演会ならではのチャレンジングな試みもちらほら。「ギリギリじゃねーか」が京都では復活とのことで東京FACEも楽しみ。

上田ダイゴ×青木道弘(Artist Unit イカスケ) トークライブ
上田ダイゴトークライブ
デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)
2015/09/09 (水) ~ 2015/09/09 (水)公演終了
満足度★★★★★
おしゃべり泥棒(笑)
めちゃくちゃ面白かった!一晩でこんだけ笑える日もそうそうないってくらい笑いました!
笑い過ぎでリアルに横っ腹痛くなって、次の日からしばらく筋肉痛でした(笑)
おしゃべり泥棒とは、トークライブ当日のツイッターでの青木さん紹介文です。
おしゃべり泥棒・・・・。
常々、青木さんの経歴は仄かに謎に満ちているなぁと、地味に思っていたのですが。
そのミステリアスな経歴が、今回のトークライブで紐解かれました。
関西小劇場界に足を踏み入れるに至る経緯や。
学生時代の珍妙な生態。
実は同じ大学で全く同じ時期を過ごしていたけれども、知り合ったのは演劇関係という不思議な縁の青木さんの、その大学時代の話。
こういう家庭で育まれたから、こういう人物に成長したのだなぁという、愉快なご家族のお話。
間に挟まれる毎回とても楽しみな即興コントも、さすがの剛腕っぷりで爆笑!
全編もりもり、おもしろトーク盛りだくさん!
あますところなく美味しくいただかせていただきました☆
帰る頃には、ほんっとに疲れすぎて、くったりくたくたでした(笑)

サヨナラサイキックオーケストラ
ITOH COMPANYプレゼンツ
シアター風姿花伝(東京都)
2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

我が名は桃
タッタタ探検組合
ザ・ポケット(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
大好き、ホント笑える!
どちらかというとコメディの芝居を観ても他人の反応とは違って、それほど・・・と思うことが多い私でも理屈抜きに笑え、期待通りだ。
役者陣は皆芸達者であるが、特に谷口、斉藤の両名の徹底ぶりには舌を巻く。
ただ、ちょっと気になったのは、ちびっこの動員にも積極的なタッタタがちょっとHな部分や大阪的暴言(大阪人は口癖なのかもしれない)アホボケカス○○が今回は多すぎたのはいかがなものか、無論私は好きなのだが。
もうひとつ、いつもラストで起こる舞台セットの大きな仕掛けがもうひとつだったのがやや残念!

サヨウナラなら何度でも
試験管ベビー
インディペンデントシアターOji(東京都)
2015/11/06 (金) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

上田ダイゴ×上原日呂(月曜劇団)トークライブ
上田ダイゴトークライブ
デジタルカフェ-スクリプト-(大阪府)
2015/10/14 (水) ~ 2015/10/14 (水)公演終了
満足度★★★★★
かざらない日呂さん
よく毒舌だとかなんとか言われる上原日呂さんですが。
単に、余計なごまかしなどをせずに素直な意見を飾らず述べているだけ。
そんな日呂さんはトークライブでも、やっぱり飾らぬ日呂さんでした(笑)
いつもこのトークライブでは、ゲストは演劇人な方が多いにも関わらず、そんなに演劇色強くないのが特色。
そんな中、今回は比較的演劇色が濃かったです。
春に行われた火曜日のゲキジョウセカンドシーズンの集大成な30GP。
その関係者からドラフト会議して座組みを決める架空の公演は、本当にやって欲しい魅力的なものでした。
マジでやればいいのにな~と、無責任な要望(笑)
1回目と2回目の間に置いていかれば、日呂さん私物のアメコミ。
誰もが遠慮して遠巻きに見ている中、遠慮なく真っ先に手に取りに行ってやりました(笑)
だって、アメコミ見るの初めてなんだもん。
びっくり!フルカラーなんですね!もはや漫画じゃなく画集じゃんか!
絵を見ての印象は・・・基本ジョジョだな、っていう。
一冊3千円超えのものもあるという衝撃プライスに、自分で買うことはきっとないな・・・とも(笑)
なんだろな~じっくりじっくり思い出したら、まだまだいっぱいネタあるんだろうけど・・・。
いつものことながらこのトークライブは濃すぎて、ハイライトが多すぎて。
そうだな、コント中、「安心してください、履いてますよ」にどうやら心底いらっとしたらしい日呂さんがダイゴさんのお尻を本意気で蹴り上げたのに対し、やり返すと見せかけて決して蹴らないダイゴさんが、あまりに対照的だったこと(笑)
トーク終わりに、誕生日が近かったらしいダイゴさんが、常連のお客様から頂いていた手作りの野球チップスショルダーバックが、凄かったこと。
などなども思い出深かったです。

チェーホフ短編選
劇団キンダースペース
劇団キンダースペース アトリエ(埼玉県)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
感動❢
地元でお芝居が見れるとわくわくの反面、やっぱり地元じゃあと思っちゃうんじゃないかと言う気持ちで観に行きました。
私は、大劇場より小さな劇場で客席と一体化するようなお芝居が好きなんですが、まさにそれでした。そして開演。いやぁ~~素晴らしい役者さんばかりで感動しました。こんな近くでこんな素晴らしい役者さんのお芝居が観れるなんてヽ(^o^)丿また来月あるみたいなので、絶対行きたいです!!

錆びつきジャックは死ぬほど死にたい
ポップンマッシュルームチキン野郎
CBGKシブゲキ!!(東京都)
2015/10/28 (水) ~ 2015/11/03 (火)公演終了
満足度★★★★
劇場に着いた瞬間からポップンの世界へ
公演告知の時点から仮装についての話があり、
ハロウィン色を全面に出していたのでドキドキしていました。
話を見終えて、現実とリンクするような
作りになっているのが楽しかったです。
(仮装してる人もしてない人も楽しめる)
劇場に入ったときに配られたキャンディもただのサービスではなく、
客席に魔法をかける意味合いがあって
作中で明かされたとき「うまいなぁ」と思いました。
ポップンの、こういう
客いじりではない観客巻き込み方式、
こちらが気づかないウチにされているところが、楽しいです。
ネタバレに極力配慮した当日配布のキャスト表や、
販売パンフレットの人物紹介も小さめの文字で
「写真だけ見ようとしたとき、うっかり目に入ってしまう」
を防止しているようで、
とても親切な作りだと思いました。

おやすみラムチョップ!!!!!
超人予備校
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★★
楽しかった~☆★
羊さん初め、動物の着ぐるみを着た演者さん達がたくさん出てくるので、舞台上がとにかく華やか☆★とっても楽しい世界観やけど、ちゃんとメッセージを伝えるお芝居になってるとこが秀逸で、ミツルギさんの才能が炸裂してます!【クヨクヨせず嫌な事は忘れて前向きに生きよう】【いつもの平凡な毎日が実はとても幸せな日常なんやな】って心が癒されるお芝居です♪
『羊』繋がりで、有名なあの映画のシチュエーションが登場したのには大爆笑させて頂きました\(^o^)/

ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜
はぶ談戯
劇場HOPE(東京都)
2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

ヒミツボ -秘壺- 〜昭和歌謡短編集 其の二〜
はぶ談戯
劇場HOPE(東京都)
2015/11/03 (火) ~ 2015/11/08 (日)公演終了

オレアナ
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2015/11/06 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
素晴らしい
デイビット・マメットの問題作で何回も上演されている演目らしいが、翻訳は新しい物という事である。小田島恒志の翻訳が書籍化されていたのなら是非買いたかったが残念だ。栗山民也の演出は音楽を殆ど使わず、この非常に寒々とした人間関係をとても明快に見せてくれていた。志田未来演じる女子学生は、かなり苦学して大学に入って来たと思われて、劣等感を相当持ってそうだが、大学までの教育体系には絶大なる信頼を持っていたのであろうし、おそらくは非常に真面目な学生でもあったのだろう。また田中哲司演じる准教授は人間としては兎に角、学者としては相当優秀みたいで、自分の能力にも相当な自信もあったので、それだけに教育体系を含め周りが無能な人間ばかり見えていたのではないだろうか。両者とも単位とか家とか会話以外の所に本当の関心が行っているのが不幸の始まりなのだろうか?心に余裕があるなら、きっと良い関係になり得たと思うのだが、ボタンのかけ違いで、恐ろしい事である。こう言う会話にならない危ういシチュエーションは、あまり舞台で観るような物だとは思っていなかったが、こうやって作品になってしまうのだから大変な物だと思う。オレアナってのは准教授が広い土地で自分の理想の生活をしたかったのが無になってしまった事に引っ掛けているのだろうか?どこかに解説して貰えると嬉しかった。でも、もしそうなら、人の不幸を茶化しているみたいで、随分残酷なタイトルの付け方だと思う。田中哲司も志田未来も素晴らしい演技者で、この凄くエグい内容なのに一気に見せてくれた。感動的であった。ここまで感動出来たのは、演出の素晴らしさもさる事ながら、この二人の演技の力も大きいのではないかなと思う。この二人の演技は、また観てみたいと思う。良いものを観る事が出来て本当に嬉しかった。

仮面マタドール(レプリカ)
劇団鋼鉄村松
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
面白くてカッコイイ!
ネタバレは避けたいので、浅い感想ですが。
とにかく二人のマタドールがカッコイイ!!
衣装も似合いすぎで!
そして名物ボスさんの演劇汁は相変わらず…(笑)
バブルさんが作・演出に専念ということで出演されてなかったのが残念でした…
闘牛の知識なかったけど色々勉強にもなって、要所に散りばめられた笑いは流石バブルさん、思春期全開の下ネタ多し(笑)
でも思春期の下ネタなのでライトです!

八重咲ク
劇団KⅢ
d-倉庫(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
もったいない
三部作の第二部ということのようだが、勿体ない作りである。自分は、今日、3~4分遅れて劇場に到着したため、既に公演は始まっていた。当然、入れるタイミングを待って案内して頂いたので、話の内容についていけない部分があるのではないか? との懸念があり、二名の方にお尋ねしたのだが、どうやら、筋を追える時刻には見始めていたらしい。この前提が正しいと仮定して以下の文章を書いてゆく。
登場人物相互の関係がとても分かり難い。テーマがはっきりしており、科白自体には、考えさせるもの、深いと感じさせるものが鏤められているのに、そして役者陣は頑張っているのに勿体ないと思わせるのである。原因は、為政者が大衆を管理する時の方法論の差異という形でシナリオが書かれていないことと、演出が、その点をキチンと作者に対して突き詰めていな点にあるのではないか? 自分には時間が限られているので、劇団HPは拝見していない。偶に他劇団HPを拝見しても、こちらの必要とする情報を得る為にはとても回りくどい作業をせねばならぬのが殆どだ。現在、時間的にタイトな状況にある自分には、その時間はない。
そもそも勧善懲悪ではない作品を目指したハズであるが、二項対立の単純を三項対立にするだけで累乗の意味する所が違ってくるのだ。まして、今作は、更に対立項が多い。最低限弁証法の意味する所をキチンと理解してからシナリオを紡がないとカオスに陥りかねない。シナリオライターは、この点に留意すべきである。

恋愛小説家
演劇制作体V-NET
TACCS1179(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
観てきました
初めての場所で、駅から1分のはずが 初めての場所で逆にいってしまい10分以上迷子になってからの観劇で観る前にテンションが下がってしまいました 。
それから観劇。遠藤周作の愛する 私が棄てた女 という小説がとても好きでその話かと思ったら違いました。
ベテランチームのほうで安定して見れましたが、やはりベテランも台に乗っているだけにしか想像できなくて。心に入ってこないのが なぜなんだろう。感情移入がしずらいので途中間延び感 がでてしまいました。

もっと美人だった
箱庭円舞曲
ザ・スズナリ(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/09 (月)公演終了
満足度★★★★★
選択
構成と台詞の妙、スパイスのように効く少々シュールなエピソードや濃い目のキャラも秀逸。
“聞いたことはあるが私は出会ったことがない”登場人物の名字がフルってる。
思いがけないことで日本中に知れ渡る名前もあるが、名前に翻弄される人生もある。
隙の無い役者陣が台詞の繊細さを的確に表現し、絶妙の間で客席の笑いを呼ぶ。
創り手の温かいまなざしも心地よく、長さを全く感じさせない舞台。

オンリーユー
貴楽屋
ウッディシアター中目黒(東京都)
2015/11/05 (木) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
少々物足りなく、インパクトが弱い
演劇に対する真摯な姿勢は見て取れたし、ストーリーも面白いと思った。
だが、観客を舞台に惹き付けるという意味では、少々平板な印象を受けた。
“笑い”や“泣き”のシーンなどはもっと濃厚なほうが私は好き。
また、劇中のBGMの曲調がシーンに合わないように思う。(エンディングの合唱はよかった)

テンペスト
大橋可也&ダンサーズ
シアターX(東京都)
2015/11/06 (金) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★★
-
寝転びが多いので、案内の通り前方の席が見やすい。演奏もヴォーカルも、シンボルの蛍光灯もあまり使われず、ダンスが中心。言葉がないことによる、訴えかけてくる「何か」を味わった。

我が名は桃
タッタタ探検組合
ザ・ポケット(東京都)
2015/11/04 (水) ~ 2015/11/08 (日)公演終了
満足度★★★
桃太郎ベースの昔話コメディでした(^^)
そこそこ笑えたんだが・・・何とはなしに、今ひとつかしら?
と思えた95分(予定)の作品でありました。