ナイゲン(全国版) 公演情報 Aga-risk Entertainment「ナイゲン(全国版)」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

    11/13-14の東京FACEも楽しみ
    ​2013年版からオープニング含め分かりやすさと論理の流れを整えてあった。試演会ならではのチャレンジングな試みもちらほら。「ギリギリじゃねーか」が京都では復活とのことで東京FACEも楽しみ。

    ネタバレBOX


    監査役の沈ゆうこ。
    2013年版のオープニングで入場してくるところから惹きつけられた。雰囲気がとてもいい俳優。
    客演先も観に行くほどのファンです。ヘヤピンメガネ真面目キャラでのツッコミが本当にハマっている。

    花鳥風月役の淺越岳人。
    ハマリ役のアイスクリスマスから花鳥風月へ。全国版では1年前の出来事の厚みが増している。
    オープニングやラストでのどさまわりとの掛け合いが、アガリスクの2人でというのが感慨深い。

    アイスクリースマス役の津和野諒。
    淺越岳人のハマリ役を引き継ぐという難しさがありつつも、流石そこは妖怪おもしろ猫背(沈ゆうこ命名)。
    本当に器用な俳優でなんでも面白く出来る。アガリスクでの斉藤コータとのタッグは鉄板

    海のYeah!!役の斉藤コータ。
    ナイゲンで最も美味しくて難しい役柄である海のYeah‼︎は、彼しか想像出来ない。
    どうにもならない言い訳を繰り返して最大の窮地に追い詰められていく様が絶妙で本当に何度観ても笑う。

    文化副委員長役の鹿島ゆきこ。
    本作最大のトラブルを引き起こす他、細かい争いを何かと誘発する小悪魔。
    ラストはける際の沈ゆうことのやり取りが素晴らしい。関西人と気づけないほど標準語でのセリフ回しが綺麗。

    文化書記役の金原並央。
    演技をしながらの板書が職人技の域に入っている。浮気発覚からの携帯電話の画像拡大していく姿が鬼気迫ってて印象的。
    ハワイ庵とクラスメートだということが伏線になっているのがまた良い。

    ハワイ庵役の細井寿代。
    独特のふんわりとした雰囲気が殺伐とした会議を和ませる。アガリスクの『時を駆ける稽古場』でも観せた、
    一気にプレッシャーかかってテンパって名ゼリフが飛び出す演出が凄く笑えて印象的。

    Iは地球をすくう役のさいとう篤史。
    1年生を中心に展開される前半のキーマン。正義感が空回りしていて上級生からいじられてはキレるというパターンが面白い。
    あと、色々指摘入っていたが、確実に太ってた。

    道祖神役の信原久美子。
    さいとう篤史とのプチバトルが面白い。3年の中では唯一前年の文化祭実行委員に関与しておらず、
    普通の高校生活を大事にしている多数派代表。会議のバランスを取る大事な存在。

    おばか屋敷役の古屋敷悠。
    兎に角キモさを全面に押し出してくる。盛りに盛っていて、長谷川一樹版とは違った味が出てる。
    共通なのは、2人ともナチュラルにそういう要素がないと出せないキモさ。

    3148役の榎並夕起。
    最も女子高生感が出ているキャスト。最年少だから当たり前かもしれないが、2013年版と殆ど外見と印象が変わらないのは結構凄い。
    おばか屋敷に好意を持たれている事が今作はより可哀想。

    議長役の甲田守。
    オープニングとラストで一番変化があるキャラクター。ラストの淺越岳人と塩原俊之との絡みがやはり見せ場。
    自主、自由、自立のひとつの答えを明示してくれる。ラストの消灯が沁みる。

    どさまわり役の塩原俊之。
    国府台高校の気風を愛しているが故の行動の熱さを熱演。会議の最後に挙手する際の気持ちは、
    どの様に表現すれば良いのかちょっと難しい。納得なのかしぶしぶなのか。FACEで最後の確認を。

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    2015/11/07 17:06

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