ナイゲン(全国版) 公演情報 ナイゲン(全国版)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 5.0
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★★

    遅くなってすみません
    すんごい面白かったです!観れてよかった。感想、ブログに書きました http://s.ameblo.jp/kangeki-jyoshikai/entry-12082689111.html

  • 満足度★★★★★

    11/13-14の東京FACEも楽しみ
    ​2013年版からオープニング含め分かりやすさと論理の流れを整えてあった。試演会ならではのチャレンジングな試みもちらほら。「ギリギリじゃねーか」が京都では復活とのことで東京FACEも楽しみ。

    ネタバレBOX


    監査役の沈ゆうこ。
    2013年版のオープニングで入場してくるところから惹きつけられた。雰囲気がとてもいい俳優。
    客演先も観に行くほどのファンです。ヘヤピンメガネ真面目キャラでのツッコミが本当にハマっている。

    花鳥風月役の淺越岳人。
    ハマリ役のアイスクリスマスから花鳥風月へ。全国版では1年前の出来事の厚みが増している。
    オープニングやラストでのどさまわりとの掛け合いが、アガリスクの2人でというのが感慨深い。

    アイスクリースマス役の津和野諒。
    淺越岳人のハマリ役を引き継ぐという難しさがありつつも、流石そこは妖怪おもしろ猫背(沈ゆうこ命名)。
    本当に器用な俳優でなんでも面白く出来る。アガリスクでの斉藤コータとのタッグは鉄板

    海のYeah!!役の斉藤コータ。
    ナイゲンで最も美味しくて難しい役柄である海のYeah‼︎は、彼しか想像出来ない。
    どうにもならない言い訳を繰り返して最大の窮地に追い詰められていく様が絶妙で本当に何度観ても笑う。

    文化副委員長役の鹿島ゆきこ。
    本作最大のトラブルを引き起こす他、細かい争いを何かと誘発する小悪魔。
    ラストはける際の沈ゆうことのやり取りが素晴らしい。関西人と気づけないほど標準語でのセリフ回しが綺麗。

    文化書記役の金原並央。
    演技をしながらの板書が職人技の域に入っている。浮気発覚からの携帯電話の画像拡大していく姿が鬼気迫ってて印象的。
    ハワイ庵とクラスメートだということが伏線になっているのがまた良い。

    ハワイ庵役の細井寿代。
    独特のふんわりとした雰囲気が殺伐とした会議を和ませる。アガリスクの『時を駆ける稽古場』でも観せた、
    一気にプレッシャーかかってテンパって名ゼリフが飛び出す演出が凄く笑えて印象的。

    Iは地球をすくう役のさいとう篤史。
    1年生を中心に展開される前半のキーマン。正義感が空回りしていて上級生からいじられてはキレるというパターンが面白い。
    あと、色々指摘入っていたが、確実に太ってた。

    道祖神役の信原久美子。
    さいとう篤史とのプチバトルが面白い。3年の中では唯一前年の文化祭実行委員に関与しておらず、
    普通の高校生活を大事にしている多数派代表。会議のバランスを取る大事な存在。

    おばか屋敷役の古屋敷悠。
    兎に角キモさを全面に押し出してくる。盛りに盛っていて、長谷川一樹版とは違った味が出てる。
    共通なのは、2人ともナチュラルにそういう要素がないと出せないキモさ。

    3148役の榎並夕起。
    最も女子高生感が出ているキャスト。最年少だから当たり前かもしれないが、2013年版と殆ど外見と印象が変わらないのは結構凄い。
    おばか屋敷に好意を持たれている事が今作はより可哀想。

    議長役の甲田守。
    オープニングとラストで一番変化があるキャラクター。ラストの淺越岳人と塩原俊之との絡みがやはり見せ場。
    自主、自由、自立のひとつの答えを明示してくれる。ラストの消灯が沁みる。

    どさまわり役の塩原俊之。
    国府台高校の気風を愛しているが故の行動の熱さを熱演。会議の最後に挙手する際の気持ちは、
    どの様に表現すれば良いのかちょっと難しい。納得なのかしぶしぶなのか。FACEで最後の確認を。
  • 満足度★★★★★

    期待以上! 笑いまくりました!
    アガリスク作品を観劇するのは3回目、
    私にとっては初めての『ナイゲン』です。

    過去に観た作品も
    怒涛の展開でコメディとして完成度高いのに
    全部アドリブに見えるというライブ感もりもりの作品でした。

    で、代表作と謳われるこの作品を、せっかく東京2会場でやるのに
    FACEの1回しか観ないのは、私はきっと後悔する…と思ったので、
    試演会も行くことにしました。

    キャスト写真と説明はサイトにも記載があり、
    会場に配置された席にも作中での呼び名の名札が
    あらかじめ席に置いてあったので、
    お目当てキャストがいる初見の人にも優しい仕組みでした。

    本物の教室(元・だけど)を使っているので、
    臨場感も半端なかったです。

    座席に置いてあった冊子(作中で使われるものと同じ)も、
    懐かしさを感じる紙質で、筆跡や記載内容から想像が膨らんで
    開演前も「ただ待っている」だけの時間にならずによかったです。

    加速して加速して、一気にぱぁんとはじけて、
    その破片が見事に組みあがってキレイな形になる、
    鮮やかで楽しい120分でした。

    京都公演を経て、大きな会場(新宿FACE)での『ナイゲン』も楽しみです。

    ネタバレBOX



    後半部の「花鳥風月」の表情が見えない席にいたので、
    彼の背中から、どんな様子なのかなーと想像して補完しました。
    後日、別角度から観た知人の話を聞いたところ
    だいたいその通りだったようで、
    背中の演技、すごいなぁと思いました。

    台本があるとは思えないくらいのライブ感で、
    廊下まで使った演出には、特に大笑いでした。あの声の響き!(笑
    ちょくちょく笑いが巻き起こるのに、
    セリフのタイミングが良いのか、
    「笑い声でセリフが聞こえなかった」ということもなく、快適でした。

    前半から中盤にかけてが動きまくりの展開(票も人も)だっただけに、
    後半の、どさまわりがらみの押し殺された空気が引き立って
    唾をのむのもためらうほどの緊張感でした。

    トークショー&反省会も、
    何作か『ナイゲン』観た人も初見の人も発言しやすい雰囲気で、
    (前のバージョンについての補足説明が行き届いてた・など)
    とても楽しかったです。
  • 満足度★★★★★

    やっぱり快作です。
    通算で4回目のナイゲンなんですが
    OPから、途中の細かな変更もされていて良くなっているのか?
    解っているんだけど、それでも楽しい、面白い騒動の連続。
    そして最後は高校生らしからぬ塩原さんの、
    高校生らしからぬ苦悩と感動の幕切れで終演といくのですが
    本当にナイゲンを学校の教室で、昼だから自然な陽光の中で
    リアル度がUPしてる状態で拝見できたのが、幸いです。
    教室ならではのガラガラと鳴る引き戸、廊下にこだまする足音
    斎藤さんの声が遠ざかる、本物ならではの面白い場所の力が
    演出を盛り上げてくれて、廊下の響く声で笑いが起きます。
    終演後の富阪さんの話も面白く、色々考えてるのが解ります。
    客席の意見で更にレベルUP出来そうですが
    FACEのスペースに上手く行けるのか、京都からの凱旋公演も
    期待しております。過去観た人も絶対観た方がいいよ!
    色々変わってますから、配役にまず驚くかもね?

  • 満足度★★★★★

    無題1615(15-304)
    17:30の回(曇)。

    (スリッパに履き替え、1Fで待機)、17:00、3Fで受付、開場。元中学校(世田谷ものづくり学校、3331 Arts Chiyodaよりもっと「教室」っぽい)が会場。

    机をロの字で囲み、壁沿いの3面に椅子席、正面の黒板側に「議長他の委員」、時計回りに「2年」「3年」「1年」。校庭側には大きな窓があり明るい室内(ミラクルとはずいぶん印象が異なります)。

    17:29前説、開演~19:28終演、トーク(ゲストは池田さん)19:35~20:03。

    座ったのは「3年生(淺越さん)」の後ろあたり。

    「ナイゲン」は2012/2013を観ていて、今回3公演目、11月の@新宿も予約済みですが、サイトや当パンに「劇団本公演としてやるのはこれが最後になると思います」とあります。※サイトの「潜入記」は観劇後がいいかも。

    会場の造りが違うので、声が大きく(やや団子状)聴こえます。

    個々のシーンで細かいところの変更・追加(より濃い目に等)はありましたが、お話の構造(セリフのつながり、場面の切替)は変わらず。

    個人的には「どさまわり」のこだわり感が薄まってしまったように感じました。高校生、15~18歳、入学年が違えば先輩後輩の関係、そんな中にも制御不能の猛者がいてもいいなと思うのでした。3年生側なので塩原さんの表情を直接見る機会は少ないのですが、うずくまったその姿、じっと動かないその背中はとても雄弁でした(褒めすぎか?)。

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