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戯曲試食会 『タバコの害について』

戯曲試食会 『タバコの害について』

劇団夢現舎

「行灯パブ・ろびっち」(通常は新高円寺アトラクターズ・スタヂオ)(東京都)

2016/01/06 (水) ~ 2016/01/11 (月)公演終了

満足度★★★★

独特な世界
こちらの劇団の芝居は現生を離れ夢の中に放り込まれたような感じがする。前芝居でェーホフについての紹介があり、わかりやすくこういう試みもいいのだろう。
「タバコの害について」だが益田善晴の一人芝居。いつものような怪しげな演技が30分ほど。この劇団の奥の深さに改めて感じさせられた。

新春浅草歌舞伎

新春浅草歌舞伎

松竹

浅草公会堂(東京都)

2015/01/02 (金) ~ 2015/01/26 (月)公演終了

満足度★★★

若手
毎年浅草歌舞伎を見ているが、若手の役者による歌舞伎
こなれてはいないが、勢いを感じる。これからもどんどん大きな役者になっていくことであろう。陰ながら応援していきたい。

初春花形歌舞伎

初春花形歌舞伎

松竹

新橋演舞場(東京都)

2016/01/03 (日) ~ 2016/01/24 (日)公演終了

満足度★★★★

新春一番
分かりやすい演目。よく知った名ゼリフがポンポンと出てくる。新春らしく華のある演目であった。

金の卵1960

金の卵1960

劇団だるま座

アトリエだるま座(東京都)

2016/01/28 (木) ~ 2016/02/10 (水)公演終了

満足度★★★★★

Bを観ました
強弱があってひきつけるものがありました。

ネタバレBOX

観終わったあとに、満足感がありました。
風月パンの外側の行きかう人がとてもいい味わいでした。
昭和の時代の雰囲気がうまく出ていてよかったです。
1960年ころは、今とは違った難しい時代であったことがよく伝わってきました。
えのもとぐりむ作品集 第11部 人の類い、十二の亜種

えのもとぐりむ作品集 第11部 人の類い、十二の亜種

株式会社Legs&Loins

Geki地下Liberty(東京都)

2016/01/26 (火) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

難しい
残念だが、一回観ただけでは自分の理解力では
解らなかった。わかる人だけ、感じられる人だけ観ればよいのだろう。

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

爆発
男ばかりの群像劇、今度は職員室が舞台で相変わらずぶっ飛んだキャラの教師たち。
そのキャラのバリエーションが大変楽しかった。
弟キャラの佐々木祐磨さんが“クセあり過ぎの兄ちゃんたちの間を走り回る”感じ。
力の抜けた会話劇だが、時々大事なことを言ってる。
変な教師がまっとうなことを言う。
「教育とは?」って台詞が出るあたりがこの劇団の面白いところ。
ラスト、素敵な先生の熱弁に泣いちゃったよ、あたしは。

ネタバレBOX

職員会議で話し合うべきことがたくさんあるのに、なかなか話は進まない。
学校には今、「体育祭を中止しないと爆弾を仕掛ける」という脅迫状が来ているし
生徒がラブホから出てくるところを補導されることが相次いでいるし、問題山積なのだ。
元教え子と交際している教師とか、教え子を三股かけてる教師とか、両刀使いとか、
教師の方にもバラエティに富んだ問題や対立がある。
そんな職員室で若手教師は何とか話し合いをまとめようと奔走し、
やがて脅迫状の意外な真意にたどり着く…。

さっぱりした職員室のセット、相変わらず力の抜けた台詞、そして男だらけ。
いつものマリーシアらしい舞台だが、先生たちのキャラがくっきりしているのは
役者がキャラによくはまったからだろうか。
三三三三さんの脚本は結構台詞量が多く、また似たようなシーンを重ねるので
時として役者は台詞を追うのに精いっぱいに見えることがある。
例えば皮肉屋の倫理教師役、狩野健太郎さんは
いつもより台詞にゆとりが感じられ、掛け合いの間や声の変化が良かったと思う。
その結果、辛辣できれいごとを嫌うキャラがぴったり重なった。
客席の笑いの反応が良かったことからもそれを感じる。

佐々木祐磨さんは、青臭いほど純粋で一生懸命、素直に反省もする弟キャラがぴったり。
狂言回し的に質問を投げかけ、教師たちに本心を語らせようとする姿が初々しい。
この弟キャラが必死に訴えるものだから、ラスト泣けちゃったんだなあ。
若干台詞が勢いに頼っている印象で、あと少し技術的なものがあればテッパンだと思う。

理科の教師、森山匡史さんは最近無口な役をやってから急激に面白くなった。
細かい動きまで繊細に表現して大事な時にギャップをアピールするのが上手い。

欠点だらけの男たちが淡々とゆるい話をしながら
「考え方」や「価値観」の違いを提示しぶつかり合い、次第に互いを認め合っていく、
というプロセスはマリーシアお得意の流れで、私は好き。
あともう少し、毒ッ気があっても良いと思うけど。
例えば爆弾魔の素顔とか、あっと驚く演出で最後に
“もうひとびっくり”させて欲しい気がする。

この劇団は制作の方も含め、みなさん丁寧でいつも感心する。
受付のあと客席へ案内しながら、この時点でトイレの場所を教えてくれたりする。
そして役者がみんな細い。(あ、吉田哲也さんごめんなさい)
細い竹の棒が立っているよう。
優しく礼儀正しい竹の棒に見送られて、私は気分よく劇場を後にしたのだった。



ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

独特の“演劇スタイル”
“マリーシア兄弟”は本公演、番外公演含め本作で三作目の観劇となる。
『脱古流演劇』を理念とする団体ということだ。

今まで観た三作では、その“理念”が具現化されていると感じている。
ただ、その“演劇スタイル”が受け入れられるか否かは、何ともいえないところではあるが・・・。

“マリーシア兄弟”の“演劇スタイル”、私は割と好きです。

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

教育とは?という切り口
「教育とは…?」の問いがそのままこの芝居のテーマになっているようでした。

本は少し構成しなおす必要があるのかなと思いました。

リアリティという点で他の方々は評価していらっしゃるようですが、教育現場のリアリティとは言い難いかなと思います。
勿論、フィクションなのでリアリティを演出するという意味ですが。

ネタバレBOX

「爆破予告」をもっと中心に持ってきておいた方が良かったかと思います。

その上で、枝葉をつけていかないと、結果煩雑な印象になってしまっていました。

教え子との交際とか、生徒同士のホテルでの補導とか、題材提起はいいのだけれど、茶化して終わりというのが勿体ないです。
そこをきちんと踏み込んでおけば…。

少々残念なお芝居でした。
カカフカカ4DX

カカフカカ4DX

カカフカカ企画

d-倉庫(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度

役者が杜撰
アンケート用紙がなかったのもありますが、
はじめてコリッチに投稿します。
それほどまでに、見てられない舞台でした。

とにかく役者が噛みすぎ、事故としか言えない間、
それらのせいでまったく作品にのめり込めなかった。
前評判がよかったので期待していましたが、正直がっかりです。
本も面白くなかった。演出法は好きでした。ただ、その演出を役者が全然活かせてない。
こんなプロの演劇は初めて。
他のお客様は笑われていた方もおりましたが、私は一回も笑えませんでした。

改めて面白い舞台を作るのは難しいと感じました。
その分の勉強料3000円という感じでした。
役者の皆さん、3000円の舞台もっと見た方がいいと思いますよ。

制作さんの丁寧な対応、素敵な音照だっただけに、本当に残念でした。
もうカカフカカさんは見に行かないと思います。

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

心に響く作品でした
待ちに待ったマリーシア兄弟さんの舞台!今回はシアターグリーンでの公演ということで、どんな風な演出になるのか楽しみにしてました。
感想は、率直に、笑って泣けて感動して楽しめた!
脚本のストーリーとメッセージがしっかりと組み立てられており、さすが三三三三さんの脚本だなと思いました。舞台だけじゃなくてドラマの脚本とかも書いたら面白そうだと思う!てか見たい!
脚本の細かい伏線や、その回収も完璧にこなすし、言葉遊び?ニュアンス?など絶妙な掛け合いもいつも楽しませてもらってます(^^)
毎回思いますが、大音量の音楽や派手な照明、役者のオーバーな演技、歌や踊りで誤魔化す演出は、もう時代遅れだと思います。
マリーシア兄弟さんのような会話劇を中心としている舞台が最近増えてきているように思いますが、今の主流は脚本と演出と演技でシンプルに魅せる舞台じゃないでしょうか。
その中でも、マリーシア兄弟さんは一際目立って良い作品を生み出してる。
しかも、それを1800円で観せてくれるなんて、本当に素晴らしい劇団さんです!

次回公演も楽しみにしてます!
次回はいつやるのでしょうか...??お知らせ待ってます!

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

悲しくないけど泣ける
これが感動というものなのでしょう
悪かった役者さんなんて思い浮かばないし、歌が良かった。

ネタバレBOX

照明が綺麗、上手い。前に別の芝居でこの劇場に来た時と運営が違うとこうも違うものか。割と年齢層上なおきゃくさまがおおいせいかもしれないが。基本番組の公開録画形式なので歌番組の歌うシーンも多々あるが拍手などしない方が不自然なくらいの雰囲気作りが出来ており観客席を巻き込んだ演出も良かった
『改訂版 命名騒動!』『ラストダンスは私と』

『改訂版 命名騒動!』『ラストダンスは私と』

劇団おおたけ産業

北池袋 新生館シアター(東京都)

2016/01/29 (金) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★

浅いかも。
最後方端より観劇。
エネルギーの伝わり方がいまいちだった感がある。
観客にエネルギーを吸われてしまったかな?

ネタバレBOX

「改訂版 命名騒動!」
自然な台詞の掛け合いだったけど少々退屈。コメディが前面に出過ぎているのか、あまり夫婦が夫婦ではない。幸代くんが殆ど酔っていない。あんドーナツさんはちょっと自分の役の台詞のテンションについて行けてないように感じた。先生が入ってくるのがインターホン鳴ってから遅すぎる。何回も電話がかかってきたり長々喋ったり脚本が不自然で違和感。テーマは面白いと思った。

「ラストダンスは私と」
ヒロインの方は役に結構入って行っているように感じた。シャンソンを絡めたいのは分かるけど、正直演出もセットも弱いかなと感じて自己満足に見えた。長い。脚本への突っ込み所も多いと思う。パリでテロが起ころうが~のくだりは見る側としての感想は不謹慎。やめた方が良いと思う。それだけ周りが見えない程愛が深いという演出なのかも知れないけど。

両編通じて、女性の役は女性にやらせた方が良いと思った。芝居に入り込めない。演出は、小さい花火がポンポン上がってはいるけれど全体として見ると繋がりがなく心が動かされない。クライマックスはそれまでの演出が積み重なった結果でなければ、芸術作品としては今一つという事になるのではないだろうか。あと尻が痛い。
厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

鬼の居ぬ間に

古民家asagoro(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

番外でも
2年前の「賽の河原」以降 毎回公演を観続けている 鬼の居ぬ間に

どの公演でも 人が鬼になる瞬間や経緯が美しい
いつ始まって いつ終わるのか 想像つかない演出
明るくなって残る 苦い味 切なさ

今回は 劇場ではない普通の家での芝居
どんな演出でくるのかと期待していた
これがまた 良かった
その時代を思わせる古民家で 役者さんの出入りで流れ込む冷たい空気
同じ場所で見ている気になる

知らない役者さんばかりの公演
それでも 鬼で納得する
いつもの重厚感もいいけど 少しだけlightな鬼もまたいい

値千金のキャバレー

値千金のキャバレー

ホチキス

座・高円寺1(東京都)

2016/01/23 (土) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

ホチキス!!
色んな、色んなエッセンスが盛り込まれたホチキスのお芝居。





米山代表の書くホンは 全力で、遊んで、そこに演者が、全力で応えて、

尚且つ、きっと、今まで出てなかった新しい魅力を引き出す

魔法をかけるんだな~って私は思う。




客演さん方のはっちゃけぶりが楽しいし、

ホチキスの皆さんの毎回の爆走・爆笑に観ながら、わくわく、どきどきする。




米山さんが描く「親子」って、素直に愛情を伝える事が下手くそだけど

めちゃ、愛がつまってる親子像だと思う。




これは、米山代表が意図しているかわからないが

「禁止」というか「出来ない」とされた事柄に対して

人は少なからずストレスや、その状況を 理論では

「しょうがない」と諦めているけど

本能では押さえる事が出来ないのが 生きていく中で幾度も、

幾度も、ぶつかるモノなのではないかと思う。

だから、好きな事とか、 まっすぐに出来る状況って大切だなって。




リアルなとこで、

「神」が奪った「歌」は

「権力」が奪った「自由」と

なぞる事も出来るんだなって。

そんな事、ぼんやり考えてしまった。

これは、私の勝手な解釈ではあるが・・。

ネタバレBOX


齋藤さんと村上さんの コンビ芸も、結構ぐっとくる立場でした。

一瞬、流されちゃいがちなんですけど、実は、結構 あの村の表と裏の均衡を保つのに、かなり、重要。

今回ミュージカルと、謳っている「値千金のキャバレー」なので

ソロで、みんなで、色んな曲を披露している。




テーブルジョークのお二人は

ラップに!!!

役場側の齋藤さん、伊祖賀枝組側の村上さんの

どうしても、ラップが面白単語になっている。




今回開演前の前説も担当しているTable Joke も、要check it out!!!




https://www.youtube.com/watch?v=PUKZX7Z3REE&list=PLZhzFgyPQupzTASv6nPIa18vhoMStllGO








妖怪が住んでいる村の

歌姫が人間と恋におちて、可愛い娘を授かった。




その歌姫は

神様に気に要られて、毎日、毎日、キャバレーで

唄っていた。




自分の娘も、歌姫にさせられては可哀想と、

村から逃げ出した。




神は怒り、村から

「歌を奪った」

そんな不思議な村で起こった

お話・・。




歌が奪われた村の中でこんなことが起こり始めた




過去にそのキャバレーを作って

神を接待しようと考案した伊祖賀枝組の組長。

その息子がかつてから好きなアイドルグループを作ると

言い始めた。

周りの人達を巻き込んで

『コンパス』という4人組のグループが結成された。

過去の光GENJIのようなコスチューム。ローラースケートではなく

ホッピング。

メンバーの中に、おぼんろの末原拓馬さんがいて

美しいのだけど、かなり、壊れてる加減が良かったです。




山崎雅志さんが、含まれてたのもなかなか、衝撃的でした。




歌姫こと、ヌラリに神の裏ミッションで15年仕えている鉄鼠に、X-QUEST:塩崎こうせいさんがいらしたのですが、やはり、上手い・・。

多分、「森の風子」など観たのが最初だったのですが、出過ぎず、でも、きちんと、空気感を作れる役者さんであるな・・・と。







今回女性陣もダンサーの方も含めて、多くいましたが

とても、にぎやかで、可愛い方が多く、眼福でした。




メルト役の片山陽加さんは

今回小玉久仁子さんのヌラリと、途中、入れ替わる演技をするのだが

かなり、パワーがあって、良かった。

小玉さんの可愛いキャラも、個人的は可愛く、普段観られないので、楽しめた。




今回生で演奏があり、生音、良かったな。
ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★

「職員室」を拝見して
プレゼントチケット、ありがとうございました。初めての劇団をこういう形で見せていただき、現在の小演劇の裾野の一端を見せていただく良い機会となりました。「職員室」の雰囲気と俳優の教員を演ずる雰囲気はよく出ていたと思います。が、「職員室」をテーマにして、ナニを仰りたいのか、よくわかりませんでした。

細かなことですが、学年の教員たちがいる部屋を「職員室」とは呼ばないだろうし、また「学年会」を「職員会議」とも呼ばないだろうと思うのですが。

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

初めて観ました!

誰もが大人になるまでに出会うであろう、学校。
その中にある、職員室。「先生」という大人たち。
今作品では堅苦しいイメージとは違う、とても人間らしいキャラクターばかり。
放課後の職員室にて体育祭やその他問題に対する会議のため、いろんな先生が出てくる。


初めて観たカンパニーなので率直な感想だか、
淡々とした会話劇。凝った照明効果やダンスなどの派手な演出はない。セットも至ってシンプル。
だけど、気がつくと前のめりになっている程どんどん物語に入り込んでしまうのは本の面白さ、役者さんたちちの技術の賜物である。
今の時代の学校や教職員を、笑いを誘いつつリアルに切り抜いているようで、職員室を覗き見ているようでした。
あっという間の110分でした。面白かったです。

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

ティーチャーズ・ルーム【ご来場ありがとうございました!!】

劇団マリーシア兄弟

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

キャストが絶妙
必要以上に声を張ったりしない、リアルな会話劇。
キャラクターの設定と、役者の雰囲気がぴったりで、
ここまでキャスティングがぴったりな舞台は珍しいと思う。

厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

鬼の居ぬ間に

古民家asagoro(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

切ない・・・
【―子殺し篇―】
登場人物それぞれに自身を重ね合わせ、「もし、自分だったら・・・」と、胸が痛くなった。

自然光を活かした、薄暗い中でのラストシーンは目頭が熱くなった。

重たい空気感の50分。

ネタバレBOX

感染症は怖いが、国策はもっと恐ろしいのだ。
“ハンセン病患者の隔離政策”、療養所とは名ばかりで、その信じられない実情に愕然とする。
厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

厳冬 ―父殺し篇―、厳冬 ―子殺し篇―

鬼の居ぬ間に

古民家asagoro(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★

古民家が似合う内容
 最初、タイトルから自分が判断したのは、人一人しか通れない崖っぷちで、のっぴきならない事情により、父が死ぬケース、子が死ぬケースというトゥーバージョンの芝居であったが、両方拝見して全く内容が違う作品であった。

ネタバレBOX

「父殺し編」
 殺さざるを得まい。だがもう少し尺をとって、父の歪な性格を作り上げたものが何だったのかを示唆する部分か、娘への異常なまでの溺愛の原因が、その美しさにあったのであれば、年頃の女性の美が持つ魔性を強調しても良かったかも知れない。何れにせよ、この辺りもバランスをどうとるかで観客が受ける印象も大きく変わるので難しい点ではあるが、もう少し攻めのシナリオ、演出にしても良いような気がする。
 自分の複数の友人からも、実の娘を性の対象にする父が居るという話は聞いたことがある。悍ましい関係だが、世の中には、このような地獄で悩む女性が居ることも確かであろう。自分は主人公のえりこを責める気にはなれない。もし自分が彼女の立場であったら、もっと早く父を殺していたであろうから。
メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

メイツ!ーブラウン管の向こうへー(再演)

劇団6番シード

六行会ホール(東京都)

2016/01/27 (水) ~ 2016/01/31 (日)公演終了

満足度★★★★★

最高でしたっ‼
まだ、テレビと云うメディアが
魅力的な世界だった時代の物語。
ワクワクとドキドキがいっぱい。
笑いあり、
涙あり、
魂を鷲掴みにするような熱さがあり、
そして、
爆笑ありのホントに素敵な作品でした。
こうなると初演を見逃したのが悔やまれますが、
この短期間でグレードアップしての再演は
なるほど納得な
最高に熱い舞台でした★★★★★★

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