最新の観てきた!クチコミ一覧

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六月大歌舞伎

六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

【第三部】観劇
そんなこともあるんだと、むしろ貴重な日に遭遇したと思いました。

ネタバレBOX

義経千本桜 狐忠信(きつねただのぶ) 道行初音旅 川連法眼館

コミカルな逸見藤太は面白いです。

狐忠信が登場するところを見逃すまいと階段を凝視していたのですが、花道奥の幕が開くシャーっという音がしたためつい後ろを振り返ってしまい、前を向いたときには狐忠信は既に構えていました。悔しかったです。

「市川猿之助宙乗り狐六法相勤め申し候」のはずでしたが、空中1mぐらいでしばらく留まり、そういう演出だと思っていたら、結局ワイヤを外して花道を引き上げて行きました。

そんなこともあるんだと思うとともに、いつもの狐六法かもしれませんが、猿之助さんの臨機応変さに感服しました。
COLORS

COLORS

天才劇団バカバッカ

吉祥寺シアター(東京都)

2016/06/10 (金) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

劇団らしい題材
やはり長い

ネタバレBOX

防犯活動や広報活動をしている市営戦隊ファイブカラーズのメンバーに、市の方針でマイノリティを採用することになり、外国人やLGBTを始めとするマイノリティたちによって巻き起こる大騒動の話。

80の性愛パターンがあれば性差別している暇はありませんね。

死んでも蝶にならないのが人間ですが、死んだら蝶になることが決まっている人は幸せです。洗脳によって戦闘要員にさせられるのは別にして、死への恐怖が無いことが一人ひとりが安寧に生きる上で重要、民族間の過剰な対立を避ける要因になるのかもしれません。作家さんの一つの見識だと思いました。

戦隊メンバーが一人ずつ戦えば時間も掛かります。いつもながら長過ぎです。
ありふれた愛、ありふれた世界

ありふれた愛、ありふれた世界

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

していないつもりがしていたかも
雀組ホエールズの
ありふれた愛ありふれた世界
を見てきました。
ダウン症で産まれた赤ちゃんの話です。
色々な感想があると思います。
俺は、人として健常者と変わらない接し方が一番、幸せにできるのかなあ〜と
俺も含めてみんな完璧じゃない。
ダウン症の人たちと俺たちは変わらない
そして、世の中で権利ばかり主張する皆さんに見てもらいたい。
きっと思う事が、あるはずです
人は人に頼り頼られる
平日の昼間に暇ならば是非見ていただきたい

あわれ彼女は娼婦

あわれ彼女は娼婦

新国立劇場

新国立劇場 中劇場(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★

光と影と盆舞台の栗山演出
どっからどう見ても栗山印の舞台でした。
コクーン版のキャストより今回のキャストが好み。

2幕目からはほぼヴァスケス隠れ主役のような存在だったが、それにしてもこんなに非道な話だったけ?最後の場面はステージから離れていたので、さほど視覚の刺激さは低かったのでまだ良かったが。

ネタバレBOX

口は災いの元とはいえ、何もそこまでされんでも…って言いたくなる役柄の多いこと。多様な欲望まみれから「死して屍拾う者なし」の言葉を思い出すエンディング。

暗闇の中から憎悪の感情が見え隠れした横田ヴァスケスと、婚礼の祝祭の輪の中での浦井ジョバンニや、召使いポジオの主を失った悲しみが溢れてた佐藤さん、枢機卿登場シーンの中嶋さんのボスキャラぷりに緊張。
根底は兄妹のきょうだい愛からくる話だけど、序盤は男女の愛というより肉親の情が変化している愛のような可愛さに見えた。妊娠してから男女のカップルに見えるかな、と思ったが、そこだけは最後まで男女の恋仲に見えず。
 
赤と黒が映えた十字架のような照明使いが、人々を綺麗に映し出し見栄えがあった。
ハワイユー

ハワイユー

劇団 贅沢貧乏

江東区北砂のアパート(東京都)

2016/05/07 (土) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★★

無題1848(16-138)
20:00集合の回(曇)

西大島駅前(A4出口)に集合した8名は先導者に従い夜道を進む。5月の昼間に観に来ていますが、夜となると目印の確認が難しい。前回のようにややこしいところを通るのかと思っていたのですが、普通の道を通り現地アパート前、ここで前説、住人が現れ(個人的に)前回の疑問解消。

急な階段を上がり右の201へ(正面の202は来月)、ガラス戸は開かれ、テーブルにニンジンと調味料。お客さんは壁沿いに着席。

20:25開演~21:38終演。

昼と夜。晴れと曇り。賑やかな戸外と静まり返る小道。日によって違う表情をみせる部屋。灯りが消された部屋にはすぐに寂しさが溢れる。

笑いのない「粗大ゴミのような人生」が窓から吹き込む。婚約を繰り返す。目と鼻の先にある実家から離れる。

お互いの不安な気持ちを共有することができない、近づきたいのにそうすることができない不器用な二人。

ここに残るかここから去るか。

玄関付近の会話ですと居間のお客さんには見えませんが、なりきった演技がずっと続いています。階段を駆け下り、外に出てもお客さんはその情景を思い浮かべることができるのでした。

終演後、おふたりと少しお話し。大竹さんはずっと日芸だと思っていましたが桜美林とのこと(調べると無隣館のHPにありましたね)。

ネタバレBOX

駅から歩いてアパートに近づくともうお話の世界に入っているのかもしれません。5月は歩いて行く途中から、今回は前説の最中に。芝居と周りの世界がゆっくりと入れ替わり、階段の一歩ずつが鏡の中へ至る路で、扉の向こうに踏み出せば電話の呼び出し音が聞こえるまで部屋に囚われる。

非日常のなかの日常。

夜は意外と雄弁。
ありふれた愛、ありふれた世界

ありふれた愛、ありふれた世界

雀組ホエールズ

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★

悪くはないんだけど
重くなりそうなテーマを,あのようなタッチ,方法(出来事)で笑いも交えながら見せるのは悪くはないと思います。多分,大成功でしょう。でも,説明を読んで構えて観劇に臨んだ自分としては,ちょっと肩すかしをくらった気もします。ストーリー,演技ともに全然悪くはないんです。テーマもしっかり受け止めました。でも,自分的にはストレートでも良かったのではと思ってしまいます。

平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち-

平和な時代に生まれて-終わりなき道の標たち-

九十九ジャンクション

小劇場 楽園(東京都)

2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

深く重いテーマであるが、分かり易い
物語の内容がすぐ分かる、そんなチラシはインパクトがある。もちろんテーマは「選挙」と「平和」の問題である。近い将来に起きるかもしれない、そんな身近なことでありながら、なぜか飄々と描かれる作風...その少し距離を置いた演出は巧みである。時間軸を長くすることで、政治判断の是非は歴史が証明(審判)するような...。
(上演時間1時間45分)

ネタバレBOX

舞台セット...冒頭は大学のサークル部室内。白板には「軍事介入することから生じる無幸の市民の犠牲」「軍事介入しないことから生じる無幸の市民の犠牲」が書かれ、その功罪のようなことについて議論する。大学生らしい有・無為という2極という分かり易さ。マニフェストまで見える。
大学生として、平和問題に対する関心。そこに50歳代の新入部員が加わり、実際自分たちの政策を実政治に通用するか。そんな若者思考が序盤の話。

選挙、公職選挙法等の改正(選挙権年齢、18歳へ引き下げ)施行を機に、若者層の支持獲得へ。従来型の選挙活動(地盤・看板・鞄)を嘲るようにネット利用による政策浸透が効を奏する。今の選挙制度、システムに対する批判。特に投票率と議員世襲の問題は露骨に観せる。もちろん国政を始め身近な最小行政地の選挙まで自分の生活・暮らし向きに関わるのだから当然であるが。

そして国政での政策実現に邁進する。そこには大学生の面影はなく、政治家としてのダークさも垣間見える。現実社会との折り合いが必要なことも透けてくる。そして掲げた「積極的平和主義」...20代で「軍事訓練義務」、中高年が派遣地状況によって徴収される「戦地兵役義務」という、世代ごとに責任と義務を負う。時限徴兵制・兵役義務が、国民に平等になれば逆説的に争いも減る、というもの。この世代間負担(義務)の考え方、今の年金制度に似ていると思うが...。

この公演、深く重いテーマであるが、プロパガンダに陥ることなく、柔軟な笑いに包まれた上質な仕上がり。テーマは一目瞭然であり観客も自分で考えるということは承知の上での訴えであろう。今、描いておきたいという気持が十分伝わる。

次回公演を楽しみにしております。

アップデイトダンス No.35「トリスタンとイゾルデ」

アップデイトダンス No.35「トリスタンとイゾルデ」

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2016/06/08 (水) ~ 2016/06/16 (木)公演終了

満足度★★★★★

物語性の濃さ。俳優がそこにいる・・
トリスタン(男)とイゾルデ(女)の物語は冒頭、薄暗がりの中にそれぞれ別個の場所、時間で映し出され、ぼうと浮かび上がるその構図で、片想いもしくは相思相愛でも悲恋の物語である事が如実に知れる。モノクロのような沈んだ色彩を使った『旅芸人の記録』だか『暗殺の森』だか?いつか観た映画の場面を思い出す。音楽が始まると「ワーグナー」の名が浮かんだのは、聴いた覚えがあるのだろう。正解であったが、他の楽曲同様に荘厳で耽美的で、後で調べるとこのお話は伝承に基づく物語で現存する形も一つではなく、従ってワーグナーの解釈が濃く反映していると思われる。二人の悲恋をこれ以上ない最上の愛と悲運の両極の間に捉えて、その美を讃える楽曲である。
哀切を湛える甘味で壮大な楽曲を背景に、これに遜色ないパフォーマンスをやり抜いたのが、このKARAS版『トリスタン・・』だとざっくり言ってしまって良い。
照明の技巧も相まって、実は粗筋も知らなかったが、物語の二人の主人公を演じる二人の踊り手は役を演じる俳優の顔を見せ、「踊り」の多彩な表現が駆使されながらも、いやおうなく音楽が喚起するものに呼応するのに精神を全開にせざるを得ず、背景たる音楽のポテンシャルに正確に「比例」したエネルギッシュな、感情を伴う踊り=表現を展開していたのが大変印象的だった。
(続きはまた。)

無名劇団第23回公演「無名稿 機械」

無名劇団第23回公演「無名稿 機械」

無名劇団

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/06/10 (金) ~ 2016/06/12 (日)公演終了

満足度★★★★

独特の表現が面白かったです
横光利一「機械」を元に展開する靴職人にまつわる話は、やや難しく感じる部分もありましたが、歯車に組み込まれたような社会の中で、他人より優位に立ちたい、誰かに認められたいという人間の潜在的な欲望や欲求から、嫉妬や怨念、不安や猜疑心といった負の感情が生じていく様がリアルに表現されていて、心の底まで深く掘り下げた独特の心理描写に人間の怖さや醜さといった別の一面を感じました。
そういった負の感情は誰しも持ちあわせており、故に社会から差別や貧困、暴力やいじめがなくならないのかと考えさせられる作品でもありました。
随所に登場する靴磨きのおじさんが、靴を見ただけでその人が歩んできた人生を言い当てることができ、靴にはこれまでの様々な出来事が刻まれているのだと思うと、大切な相棒に感じました。
「あまがさ」「機械」に続いて、また別の文学シリーズも観てみたいです。

雨夜の月に 石に花咲く

雨夜の月に 石に花咲く

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2016/06/15 (水) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★

詩人の魂 花四つ星(カンダのが残念)
 シャンソンの名曲にL'âme Des Poètesという曲がある。(追記後送)

ネタバレBOX


Longtemps, longtemps, longtemps après que les poètes ont disparu leurs chansons courent encore dans les rues…という、あれである。試みに私訳を記すと、詩人たちが亡くなってずっと、ずっと後になっても、彼らの創った歌が、幾多の道を流れる・・・。(興味のある方は、自分で歌詞を見付けて仏語辞書を引いて訳すと良い。簡単なフランス語だからちょっとフランス語に興味があれば、訳すことができよう。但しネット上で見つかる資料には間違っているものもあるから注意!)
 前置きが長くなった。今作は、地方で金物屋を営む男が、人生の備忘録にと書き、出版社に送った小説の原稿が高い評価を得、権威ある文学賞の最終候補に残ったのだが、今日は、結果発表の当日。何となく落ち着かない新米作家の下には、地元紙、全国紙、スポーツ紙の記者、地場TVのレポーターらが、受賞関連の取材に押し掛けた。4人残っていた最終候補者のうち2名が抜けた。そのうち1名は盗作疑惑、1名は、ノンフィクション賞を目指していてプライドが許さない為の辞退であった。残り2名だから一騎打ちである。
 初日が終わったばかりだから、ネタバレはこの程度にしておく。何れにせよ、緻密な作りで、地方の日常のゆったりした時空に緊張感と慌ただしさ、降って湧いたような状況下であれこれ惑う人間という生き物のチグハグな可笑しさが、各々の役者たちの佇まいと醸し出す陰影に彩られて実にしっとり描き出されている点は、流石にSpiral Moonの芝居と観客を唸らせる。おまけに、実力者揃いだからできる、途轍もない可笑しみが演じられる。それは、全員無言で同じ方向を向いて、恵方巻きの代わりに巻き寿司をもぐもぐ食べるシーンなのだが。何故こんなに可笑しいかと言えば、演出以外の部分で、恐らく個々の役者が己の想像力や悪戯心を解き放ち、自ら工夫したことをし始めると、最初に何かを始めた役者に呼応する感じで、他の役者達がアドリブで合わせていっているからではないか? 自分にはそんな気がした。ホントに途轍もなく可笑しいのだ。
 「詩人の魂」に関することは、後に追記する。お楽しみに。
 
アラジン

アラジン

新国立劇場

新国立劇場 オペラ劇場(東京都)

2016/06/11 (土) ~ 2016/06/19 (日)公演終了

満足度★★★★★

11日と12日を観ました。
最高に面白いです。
衣装、舞台セットも楽しいし、ダンサーさんたち一人、一人が輝いています。
この2日間、ランプの魔人ジーンを演じたのは、初の大役をゲットした池田武志くんです。かねてから彼のダンスの評価は高いですが、今回も期待を裏切らず、素晴らしいダンスと演技を観せてくれました。
ぐいぐいと引っ張っていく彼のジーンは、魔人としての存在感がすごくありました。もっと観たい!
来週も公演はあります。
楽しいですよ~。ものすごくお勧めです。

六月大歌舞伎

六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★★

第三部
ケレンは楽しい。早替わり、神出鬼没、宙乗りは観ていてうれしうなる。夜なので難しいだろうが、学生鑑賞会はこういうものを観ると、もっと親しく感じるのではないか。

天一坊十六番

天一坊十六番

劇団青年座

青年座劇場(東京都)

2016/06/10 (金) ~ 2016/06/20 (月)公演終了

満足度★★★★

今も昔も変わりなく
劇中劇という設定の舞台で、生バンドにダンス有りの賑やかな舞台で、筆の進まない作家と役者たちのせめぎ合いあり、天一坊を巡る人々の騒動があり・・・・ちょっとシニカルで、せつなくて、おかしくて、人間の本質というものは変わらないんだよなぁとつくづく思う。貼り絵の絵本のような衣装と真剣な役者さんとのアンバランスなバランスがとても面白かった。

ランニングホーム

ランニングホーム

ステージタイガー

浄土宗應典院 本堂(大阪府)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/06 (月)公演終了

満足度★★★★★

人生はお互いの思いを伝えること。またどこかの劇場で!!
それぞれの、人生、マラソンを走る、勝つことが、生きることは、大切な人への思いを込めて走る時、その思いは、それぞれの人生の節目 普通の時も走っている時のように良い顔をしている、人生はお互いの思いを伝えること。またどこかの劇場で!!

六月大歌舞伎

六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

第二部
すし屋は観たことがあり、以前と比べて犠牲への拒絶がなくなり心理描写を楽しめるようになった。古典では現代の価値観から自由になることが大切と感じた。

六月大歌舞伎

六月大歌舞伎

松竹

歌舞伎座(東京都)

2016/06/02 (木) ~ 2016/06/26 (日)公演終了

満足度★★★★

第一部
木ノ下歌舞伎を観て、歌舞伎でも観てみたくなったので観劇。渡海屋・大物浦は木ノ下でわかりやすく頭に入っていたので助かった。義経千本桜は義経がある程度の軸に置かれているものの、それぞれに主役のある独立性の高い話が集まっていて、義経が主役ではないということを初めて知った。

『NOSADA~ようこそ池田屋へ~』

『NOSADA~ようこそ池田屋へ~』

さくらさくらカンパニー

ピッコロシアター 中ホール(兵庫県)

2016/06/04 (土) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★

心の動きが最高に面白い。
新選組 名刀 之定に導かれ時間を超えた、現代でホストクラブ池田屋を開き生きている、生きるのはこのままの現代で、しかしこのままでは現代も変わる、今の殺されない素晴らしい世界 しかし大切なものが、 死ぬのを覚悟をして之定に導かれ戻る それは今の時代の礎になるために、この物語、心の動きが最高に面白い。

生きてるものはいないのか

生きてるものはいないのか

こどもの城 青山円形劇場/ネルケプランニング

青山円形劇場(東京都)

2014/10/16 (木) ~ 2014/10/26 (日)公演終了

満足度★★★★

間近で観ることができたのが幸せ、、、
この話では登場人物全員が一人ずつ死んでまう

川口春奈は出ずっぱりというわけでもなく
主演とは言え他のキャストと変わらないような気がする

但し彼女だけが行う、2度の行為を除けば

もちろん彼女も死んでまうが



これだけ次々と人が死ぬとマヒしてしまい
死に様も一人一人違うのだけど

しまいには笑いが起こるなど

これも舞台ならではなんだろうか

特に円形劇場という特殊な舞台では演じる側も観る側も
何かしら常に向き合っている状態


そこで浮かんできたのが
THE VELVET UNDERGROUND「Heroin」
へっ、変死体がの山のように積み上げられてるぜ…

ヘロインが血管を巡り始めてキマってる時の一節


でも思ったこと

死というのは
非日常ではなく身近にあること
無様でかっこ悪くて汚くて

アイドルも身重も容赦なく「公平」「平等」に

ちっとも安らかなんかじゃなく

文字通り往生際悪いよな



死のうとして死にきれない人もいれば
あっけなく死ぬ人もいる

不慮の死、無念の死、事故事件災害戦争テロ
生まれてくるのも死んでくのも一生に一度きり

きれいに死のうなんて思っとること自体間違ってるよな


終演後、アフタートーク
舞台に 座り込み
作・演出も手掛けた前田司郎を中心に川口春奈、中島歩、中村映里子


ほぼ雑談、これが舞台挨拶やトークショーみたくプロのMCが
入らないからこその

内輪的な話が聞けたわけ

プログラムを見返すと色々わかった
川口さんしか眼中にないから 若月さんが出てるとか全くノーチェック


前田司郎は、
世にも奇妙な見たよ、ファナモあれ面白かった
それテレビ監督デビュー作だって


円形劇場自体も取り壊しが決まっていて

それでこの舞台という、因果


アフタートークが無かったら重く抱えたまま帰路に着いたんだろなきっと

ルービックキューブ

ルービックキューブ

ThE 2VS2

in→dependent theatre 1st(大阪府)

2016/06/04 (土) ~ 2016/06/05 (日)公演終了

満足度★★★★★

小学生が見たら喜ぶネタから 大人向きまで
小学生が見たら喜ぶネタから 大人向きまで、ダメおやじ、ウンコ、ゲロ、タイムスリップ オセロ的人間模様 笑ろた 笑ろた。

TIGER & BUNNY THE LIVE

TIGER & BUNNY THE LIVE

「TIGER & BUNNY THE LIVE」製作委員会

Zepp DiverCity TOKYO(東京都)

2012/08/24 (金) ~ 2012/09/01 (土)公演終了

満足度★★★★

BLUE ROSE COLD & HOLD TOUR
着いたのが開演直前だったので、既に前説の最中だった。
客電は落とされて、赤や緑のサイリュームで埋め尽くされ...。

早くも激しいアウェー感。


予備知識ほぼゼロの状態で、
しかもパンフレットを買う時間もなく会場に入ったのがまずかった。

けど、やがて岡本玲演じるブルーローズの劇中ライヴが始まった。

ピアノの弾き語りもあり、これだけでも観に来た甲斐があった。

音楽活動は停止中の岡本玲だが、やっぱり活動再開してほしい。

激しいアクションを熱演、稽古たいへんだったろうな。


子供の頃デパートの屋上でワクワクハラハラしながら見たヒーローショー。

そいつがゴージャスに、最新テクノロジーで観られるのが現代のエンタメ。

ちょっと面白かったのが、主人公のヒーローは子持ちのオヤジってこと。

相方に「おっさん」って突っ込まれてる。

等身大ってのも親近感わくし。

そしてヒーロースーツにはスポンサーのロゴが入ってる。

“ヒーローな行い”の歩合制でポイントが加算されるとランキングがあがるというもの。

現代の世相をうまく反映させているのはさすがだ。
とにかくこういう世界もあるんだなとつくづく思ってしまった。


ヒーローたちの一挙一動に手を握り合わせて見守る観客。

夢みる、ということちょっと忘れてたみたい。


この国もまだまだ捨てたもんじゃない。

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