満足度★★★★★
無題1848(16-138)
20:00集合の回(曇)
西大島駅前(A4出口)に集合した8名は先導者に従い夜道を進む。5月の昼間に観に来ていますが、夜となると目印の確認が難しい。前回のようにややこしいところを通るのかと思っていたのですが、普通の道を通り現地アパート前、ここで前説、住人が現れ(個人的に)前回の疑問解消。
急な階段を上がり右の201へ(正面の202は来月)、ガラス戸は開かれ、テーブルにニンジンと調味料。お客さんは壁沿いに着席。
20:25開演~21:38終演。
昼と夜。晴れと曇り。賑やかな戸外と静まり返る小道。日によって違う表情をみせる部屋。灯りが消された部屋にはすぐに寂しさが溢れる。
笑いのない「粗大ゴミのような人生」が窓から吹き込む。婚約を繰り返す。目と鼻の先にある実家から離れる。
お互いの不安な気持ちを共有することができない、近づきたいのにそうすることができない不器用な二人。
ここに残るかここから去るか。
玄関付近の会話ですと居間のお客さんには見えませんが、なりきった演技がずっと続いています。階段を駆け下り、外に出てもお客さんはその情景を思い浮かべることができるのでした。
終演後、おふたりと少しお話し。大竹さんはずっと日芸だと思っていましたが桜美林とのこと(調べると無隣館のHPにありましたね)。