最新の観てきた!クチコミ一覧

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空の箱庭

空の箱庭

「空の箱庭」舞台化プロジェクト

新宿眼科画廊(東京都)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/06 (火)公演終了

満足度★★★★

うまい!
芝居はとても丁寧な作りで、繊細な群像劇を大いに堪能できました。原作は未読なのですが、リスペクトが感じられますね。

位置について

位置について

かわいいコンビニ店員 飯田さん

シアターノルン(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

面白かった!
130分、全く長く感じない面白さ。
それぞれの保育士にはそれぞれの考えがあって、理解しあえたかと思ったら理解できなくなったり。どちらも間違った事言ってない、どちらが正しいとか言えないなと、でもなんとか現実に折り合いをつけていくしかない。ラストに救われたというか、良かった
保育士さんとか介護士さんって必要で大切な仕事なのに、なんで給料安いんだろ

ルドベルの両翼

ルドベルの両翼

おぼんろ

BASEMENT MONSTAR王子(東京都)

2016/06/28 (火) ~ 2016/07/06 (水)公演終了

満足度★★★

せっかくの無料配信~と動画観劇です
やはり映像では劇団の売りの
らしいところが感じ難かったかなぁと・・・

また話もいまひとつ
のめり込めなかったかなぁと
「仮面の男」とか
いろいろこのような話は出来の良いのが転がってるんで
比べてもいまいちかなぁと思えた約100分

匣~家族と死んだ恋人~

匣~家族と死んだ恋人~

smimal (スマイマル)

プロト・シアター(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

アイデア満載の公演
高田馬場、大学とは反対方向の早稲田通りは印象がガラッと変わり、外国人が多くて雑多な雰囲気に驚いた。脇に入る道を間違え、しばしさまよった住宅街も独特の風情があり不思議な感じ。 
そしてようやく見つけた劇場、プロト・シアター。 
怪しいっ!群を抜いて怪しい建物! 
劇場内の舞台はシンメトリーの部屋が分厚い壁で仕切られており、入場時に青い席(男性バージョン)に座る様指示を受けていたので、そちら側に着席。 
案内では公演の事を「実験」と表現しており、怪しさが増してきます。 
白く無機質な内装、亀裂の入ったコンクリート床、独特の建築臭。 
駅を降りてからの一連で、飲みの席で言えば「もう出来上がった状態」。
すでに非日常の空間に身を置いている気分です。
開演とほぼ同時に座席間にカーテンが引かれ完全に男女各バージョンは視覚的に分離されます。 
男性バージョンの主役男性は、見た目は悪くないのに童貞のコミュ障。 
彼に託された実験目標は壁向うの女性とお互い会話のみで恋愛をして、更には結婚を決断できるか?

ネタバレBOX

破談になったとしても3千円のペナルティー代を支払うだけ。 
結婚達成の場合、莫大な賞金が。ただし生涯「浮気」「離婚」すれば即刻「死」のペナルティー付。 
男性、女性それぞれに4名のサポーターがつきます。 
壁を介しての男女の会話シーンよりも、このサポーター達とのやり取りが結構な割合を占めます。 
全て同時進行ですが音声調整がされている様で隣部屋の会話がこちらの邪魔になる感じはしませんでした。 
が、たまに不穏な状況が感じ取れ、あちらでは何が起こっているんだと関心が傾きます。 
個人的には、この あれっ隣ではいったい何を?という感じをもっとガンガンやって欲しいと思いました。 
「家族と死んだ恋人」というサブテーマが、ちょっと足カセになっていた気がします。 
丁寧な背景説明が、かえって単調な時間を作り出してしまいます。
お互いのルックスについて、ほぼ触れなかったのも不自然かと思いました。 
サポーターが男性の気持ちをかき乱してしまう一連が面白いです。 
女性の方もかなりかき乱されていたのでしょうか。
全体的に企画性が高く、視覚面で印象に強く残るシーンが随所に散りばめられた公演でした。 
「ヴルルの島 」

「ヴルルの島 」

おぼんろ

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

作品内容が固定化したかなぁと
以前よりも洗練されてきた感があり
固定ファンも付いて順調に目標に近づいてるんだなぁと感涙(^^;)

話というか
”朧”のテイストはティム・バートンさんの映画に似てると言えば
理解が し易いでしょうかと

わかり易くエンターティナー感でてきたと思えた約2時間でした

ネタバレBOX

デート・ウィズ・ドリュー (2004)
原題:MY DATE WITH DREW という映画がありまして
強く願えば思いは叶うんだ=というコトが言いたいので
人との縁を大切に前進してくださいっとエールを贈ります♪

さて作品内容は
繁栄した国が繁栄の影の副産物=ゴミを捨てるための島を侵略し
原住民を滅ぼして20年・・・・
その島にゴミを運んでる船を略奪しようとして失敗し
殺されそうになって島に逃げた盗賊=ホシガリが
唯一の島の原住民の生き残りと廃棄されたらしいロボ=怪物と出会い
船の船長とその部下(?)である白い少女らと繰り広げる
切なく悲しい物語です

ネタばれ~

盗人は国のためと島に侵攻し原住民を倒した隊の指揮者の息子で
戦争後に自分のした命を奪う行為に苛まれ
人に施しをし続ける狂人となり
雨乞いに自分の息子=後の盗人を崖に落としたのです
ロボは国の殺戮兵器であり
これまた隊長に感化され物をあげることに喜びを感じる
ようになったのでした
そして島の霊(でいいのかな?)ヴルルは白い少女に乗り移り
最後の生き残りに隊長の息子=盗人を
死んでいった島人の魂の慰めに生贄に捧げようとしますが失敗し
もうひとつの願いである
静かに眠りたいと島を沈める事には成功し
最後の島人に「外の世界を見ろ」といいつけ
ヴルルの島にゴミを運んできた船に見送られつつ
船を出す為に島に残ったロボと共に沈んでゆくのでした・・

雰囲気が”シザーハンズ”に似てましたね
まぁロボなんで島に残されても海底で活動し続けるかもしれませんが
作中では沈みかけた島で佇むロボひとり・・で幕でした

ロボット好きの自分的には
ロボが無事に脱出できるように船にある牽引ロープでも
身体に巻きつけて無事船に引き上げられて・・というオチとかの方がいいなぁ
2Verエンディングとかいってやってみて
千秋楽で人気のラストやったりとか面白いかも・・・・

個人的な意見ですが
今後の鑑賞される方は入り口すぐ近くの席が
割とお勧めかなぁと述べます

360度どこでも鑑賞可な席でとは言われてますが
やはり1方向的には絞れるかなぁと・・
タイトル書いた大きな白い幕は定番になってるようですが
全周囲という触れ込みなら
舞台中央で振り回せる旗(月面に置いてきたように横棒付きで)にした方が
とか思ったデス

ロボさんは認識番号での呼称あったけど
某R・田中一郎くんみたいに
ロボットじゃありませんアンドロイドですとか訂正させるギャグかましても~
とか思った=当然 お前なんかロボだブリキ野郎だと返すんですね(^^)

弁士さん出して
客の間を探索で動いてと
定番行動が出てきたですね(^ー^)
これが見たくて・・・というファンは裏切れないし
さりとて進歩が無いと言われれば
まさにそのとおり・・・悩み処が・・・という感でましたな
何かしら打開策は考えること薦めますねぇ

で やはり主宰さんの男前もあるのでしょう(と持ち上げて)
女性客が多いようですので
話の中で弱かった心情描写に時間差いても~と感じました
ハナッから盗人を生贄にして殺すつもりでいた島人・・
共に数週間過ごしてるうちの心の通うシーンがあまし無かったですね
BLっぽく何かシーン作ると
女性客には受けるかも~と邪推します(^_^;)

船長さんと白い少女の関係も
も少し詳しく述べてくれたら~とも感じましたわ
現在地

現在地

キュイ

アトリエ春風舎(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/05 (月)公演終了

満足度★★★

"今"にも当てはまってしまう
青年団 リンク キュイ「現在地」@アトリエ春風舎

東日本大地震後に生まれたこの作品。震災後の色んなコトを思い浮かべるが、あれから5年半以上経った"今"にも当てはまってしまうのは何とも。。。

春風舎の独特の構造を活かした舞台装置(構成)は秀逸だった。演者も観客もどうStageと向き合うか悩むよ。

綾門さん額田さんのアフタートークも興味深かかった。額田さんの気になるところ、ツボだったぁ笑

かがとび

かがとび

STAR☆JACKS

大阪市立芸術創造館(大阪府)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

加賀鳶
火消しと侍の殺陣、なぜ鳶口と刀が相まみえるのか理解が出来ました。ダンサーさんによる焔、炎の衣装が火消しの男に絡みつき、襲い掛かり背筋がゾクゾクしました。女優さんによる町衆のかわいさがひと際で、江本真里子さんのお正女将、流石に男前、江戸っ子気質嬉しかった。花田咲季さんの加賀の町娘、侍もそうだろうが目で追いきれなっかた。江戸城の金澤さん、中原さん、大西さん、侍の方々、かっこいいな、これぞ時代劇映画だ。火消し衆、公開稽古より一段と迫力が増していました。稽古に稽古を重ねられて、本番にのぞまれたんだろうなと推察致します。ピンピンのぞろ目踊りも進化していました。演じられた方々をはじめとして皆様方に感謝申し上げます。有難う御座いました、素晴らしい2時間でした。

「みどりのおばさん現る メランコリー白書」 「マイセブン」

「みどりのおばさん現る メランコリー白書」 「マイセブン」

グワィニャオン

萬劇場(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

現代版の
多重人格とサイコパスの趣を舞台狭しと駆け巡る様に、思わず引き込まれてしまい~。憑依って言葉の意味を噛みしめながら、帰途につきました。。

「ヴルルの島 」

「ヴルルの島 」

おぼんろ

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

主観ですが
気になったことから・・
受付に長い列ができていたのでそのまま後ろに並んでいたら、皆すでに受付後で整理券を持っていたという・・・係りの人の案内が無いので分からなかった。
ファンの方が多いようだが、開演前と終演後その方達とずっと話していて、割引券欲しかったのにもらえなかった。
演技もストーリーも良くこれからが楽しみな劇団だけに残念。固定客だけではなく他の客にも目配りしてほしいと思う。

元天才子役【いよいよ千秋楽!当日あります!】

元天才子役【いよいよ千秋楽!当日あります!】

元東京バンビ

スタジオ空洞(東京都)

2016/11/25 (金) ~ 2016/12/05 (月)公演終了

満足度★★★★

楽しめた
かなりのドタバタ劇だが、無駄な間と台詞が無いため流れるように見ることが出来た。色々と突っ込みどころ満載なので4日の18時から行われる応援上演は楽しいかも。

うはうはコロンブス~わかりはじめたベタ演劇~

うはうはコロンブス~わかりはじめたベタ演劇~

劇団YAX直線

阿佐ヶ谷アートスペース・プロット(東京都)

2016/11/29 (火) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1978(16-268)
19:00の回(曇)。

18:35着、受付(当日券で)、中へ。ハの字型に長テーブルと椅子。壁にたくさんのチラシ、下手にあるのはd-倉庫のダンス公演かな、正面の時計は「故障中」。

18:55前説(アナウンス、ちょっと洒落ている。かかっている音楽が大きいので少し聴き取りにくい)。

19:07開演~21:18終演。

冒頭、ダンスと自己紹介。こちらは初めて、関原吏紗さんからご紹介いただいたので観に来ました。男性は原ゆうやさんのみ。

関原さん以外は初めての方ばかりですが、萩原深雪さんは白米少女「静電気と少女(2016/11@梟門)」の当日運営していらっしゃいました。

「わかりはじめた」は途中で明らかになるものの(ライヴに行ったことあり)なぜこのようなタイトルになったのか、観劇後も??

女子大が舞台ですが、なかなか尖がった人物設定、当パン2ページにわたって登場人物のキャラクター解説が親切。

基本、コメディ路線。途中に芝居に関するミニ知識(江戸の三大改革、世阿弥・・・これが結構面白い)が披露され、後半は劇中劇が挿入されるのですが、ここはどういうわけか、やや違和感。いかにもな学生演劇としてもう少し短くし、全体として2時間を超えないようにした方がよかったと思います。

かなりの運動量なのに役者さんたちは最後まで全速でした。

※図書館で「風姿花伝」を借りました。

出張診療所

出張診療所

劇団芝居屋

ザ・ポケット(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

これぞ芝居
こちらの口コミ評価が高く、急遽観劇。医療だけでなく、地域再生、世代交代等々、それぞれが抱える様々な問題が非常に分かりやすく伝わってきた。無駄がない演技、生きてる舞台というのはこういうことかと。久々にいい作品に出会いました。

平成戦士デモクラッシャー

平成戦士デモクラッシャー

アフリカ座

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2016/11/29 (火) ~ 2016/12/05 (月)公演終了

満足度★★★★★

楽しかった!
観れて良かったです!コメディたっぷりで2時間あっという間でした。最後もしっかり締まってました。分かっちゃいるけど泣けそう、って感じ。
それと歌の挿入のされ方が、なんかいいタイミングでした。石原慎一さんの歌は予想してましたが、シャンソンも聴けて(花木さち子さん)お得な気分でした。
戦隊ものという「ジャンル」も重要と思いますが、ジャンルの枠を超えても楽しめたと思います。
最後に、皆な面白かったですが、一人上げるとすると関口知香さん。登場中笑いっぱなしでした♪

昭和荘怪人傳-怪人は怪人-・白地に赤く

昭和荘怪人傳-怪人は怪人-・白地に赤く

ZEROCOMPANY (ゼロ・カンパニー)

絵本塾ホール(東京都)

2016/12/02 (金) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

無題1977(16-267)
18:00の回(晴)。

ここは初めて、住宅街に教会や結婚式場、近くには迎賓館。坂道を上がる(宅急便の方が荷物を必死に押している)と会場。

17:30受付、開場。入って左にひな壇席、舞台には大きなテーブルと椅子。
正面に手回し縦型電話機、蓄音機、レコード、ラジオ、壁掛け時計。

「昭和荘怪人傳」18:00~19:13
 休憩
「白地に赤く」19:21~20:50。

こちらは初めて、

木谷美絢さんからご案内をいただき観に来ました。

戦後間もない時期と戦中。同じセットを使いながら「これから」という時代の始まりと「ここまでか」という終焉の始まり。

喪われたものの大きさが丁寧に描かれていたように思います。ですのでみんな始めから終わりまで「いい人」で表現されていたらよかったかなぁと思いました。

「ヴルルの島 」

「ヴルルの島 」

おぼんろ

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

おぼんろ らしさ
寓話は記憶に残りやすい。神話や諺が長年人の心に残るのは、教訓的な要素が人々の経験・体験を通じて共感できるからではないだろうか。しかしそれは後知恵で追加されてくるもの。寓話はその神秘性も含め、律しきれない”もの”を植えつけるから時代を超えて残るという。

おぼんろは、大人のための寓話を物語り続けている。本公演には色々な寓話...教訓的要素がちりばめられているが、すべてを救い上げることは難しい。この公演も例外ではなく、観念的要素が...それでも観客に訴えてくる力は見事。

さて観劇したのは公演2日目であるが、語り部・末原拓馬氏が場内を見渡し、参加者(観客)が少ないのに驚いていた。自分も意外な気がしたが...。

ネタバレBOX

舞台セットは、昔々か若しくは遠い未来か、今現在か定かではない。もちろん場所も特定できない、一種の仮想世界である。その不可思議な情景をしっかり観せる。中央に花道、四方八方に小スペース。参加者の後方で演技をすることもあり、それによって物語は不可思議であり変幻自在に紡がれる。

孤独な盗人は港に泊まっていた船に乗り込み、積み荷ごと船を奪おうとした。しかし、その船はゴミの島ヴルルへ向かう。島で盗人は、誰かに何かを贈りたいと願う怪物...壊れかけた軍用ロボットに出会う。そして、島にまつわる悲しく残酷な過去が...。盗人はこのロボットを”アゲタガリ”と呼び出した。
この盗人が、この島に来るのは宿命であった。親との邂逅するような、しかしその真実は悲しい。

おぼんろ の公演は、語り部の独特にして繊細な言葉(台詞)が瞬時のきらめきで表現される。その物語(セットも含め)は、観えるものだけではなく、底に幾つもの豊饒な層があり、その内にある力が参加者(観客)の心へ訴えてくる。夢・現実の区別なく儚い世界に漂う、その心地よさが魅力であろう。

語り部は、毎公演とも熱演である。場内をところ狭しと駆け回り、時に参加者の後ろへ回り情景を紡ぐ。この走る動作は、当然息が上がるが、その結果”語る”が自然と離れ、(声なき)身体表現へ移行していく。そのダイナミックさが、今度は物語に意志を持たせて自走するようだ。

次回公演も楽しみにしております。
「ヴルルの島 」

「ヴルルの島 」

おぼんろ

ラゾーナ川崎プラザソル(神奈川県)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

観てきました!
今回は川崎の綺麗な劇場

私は前回の会場では空調が暑くて
ひとがぎょうぎゅうでグロッキーになったのですが
今回は椅子に座れて体調的には有難かったです。

膝がいたいひとは椅子の方が助かります。


ロボロボとちょっと重なる部分もかんじましたが、世界観が好きなので満足できました。重なるは悪い意味でなくそのシーンが好きなのです

自己紹介読本

自己紹介読本

城山羊の会

小劇場B1(東京都)

2016/12/01 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了

満足度★★★★

覚醒
このキャパでを観る初音ちゃん。よきかな。よきかな。
岩本えり久々だわ~。

「LDKミディアム」

「LDKミディアム」

劇団たいしゅう小説家

ワーサルシアター(東京都)

2016/11/16 (水) ~ 2016/11/20 (日)公演終了

満足度★★★★★

LDKミディアム
地縛霊は 愛くるしい。
ミミウツシ?の 着信音を配信してほしいほど です。

位置について

位置について

かわいいコンビニ店員 飯田さん

シアターノルン(東京都)

2016/11/30 (水) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

台詞から気持が伝わる
保育園の物語であるが、その展開は大人事情による目線で、保育園児との関わりはあまり見えてこない。ここでは保育園を取り巻く環境の厳しさ、そこで働く人々の悲喜こもごもが少しドタバタしたコメディ...とても面白く、長時間であるが飽きることはない。

当日パンフに主宰の池内風 氏が「言葉とは、気持ちを伝えるための手段の1つに過ぎない」そして「複雑化させた言葉を巧みに操り、間接的に気持ちを伝える」と書いている。同感であるが、その延長線として、言葉を巧みに操れない、それゆえ純粋な園児と保育士(先生)の関係、その拙い言葉に気持が観えるような物語であってもよかったと...個人的には園児と先生の交流、それぞれの成長と旅立ちを観てみたかった。


(上演時間2時間10分)

ネタバレBOX

舞台セットは、中央奥に中二階のようなスペースを作り、別場面を演出する。主な場所は、保育士の執務室兼休憩室のようなイメージである。上手側にピアノ、園児教室へ通じる出入り口、下手側は古びた木製事務机と椅子。事務用品やボードに留めたカード・写真が保育園らしさを出している。

シチュエーションは、私立星和保育園の各保育士が抱えた喜びと苦悩を労働環境(条件)などのシステムと絡めて描く。特に主人公・安西春(笠井里美サン)が実母の浪費癖で金策工面等で休みが多く、交代シフトで他の先生に負担が掛かる。また、彼女のクラス(5歳児ゆり組)には仲の良くない園児がいるが、それは母親同士の確執のようだ。それが子供へ影響する。子を思う気持ちが高じてモンスターペアレンツへ。厳しい労働事情を前面に押し出しているが、その緩衝として女性が多い職場を反映して恋愛話を盛り込む。ラストは、大人事情が優先し園児たちの気持が置き去りにされたように思えたが...。

保育現場の状況は、新聞やTVニュースで見聞きすることがあるが、それは何らかの事故があった時のこと。その都度喧伝される保育事情(待機保育も含め)は推測できるかもしれない(実態は正確に把握できない)。それを物語にしている。

個人的には、保育園児と先生の関わりを中心に描いてほしかった。その場面は安西先生が子供に話しかける、その子になって喜び回るという一人芝居で見せてくれたが、そのシーンはとても印象的であった。親離れする一歩が保育園または幼稚園であろう。不安に思う子の手を離し先生に託す。そして子供は小さな保育園という社会(世界)の生活を経験する。
一年を通じて、入園式・母の日・父の日・夏休みを経て、運動会・お遊戯会 そしてお別れ会など、さまざまなイベントがある。それだけ先生は大変な仕事、目に見えない苦労があろう。それを園児との関わりを通じて先生自身も成長していく。そんな有り触れた物語でも良かったと思う。

安西先生の恋人・塩崎望(池内風サン)も会社を辞め、退職金を安西先生の母親の借金返済に充てる。そして安西先生の保育園での苦労を察して園を辞めることも選択肢であると...。タイトル「位置について」は、今までの生活(保育士)を見直しスタートラインに立つこと、物語のクライマックスの運動会にかけてのネーミングであろう。そこには自分達(大人事情)のスタートは見えるが、子供たちの気持ちはどうなったのか、気になるところ。

この公演は役者陣の演技が素晴らしい。その先生のキャラクターと立場が鮮明で、物語をグイグイ引っ張る。唯一、新人男性保育士の野田洋平(堀雄貴サン)が優しいが優柔不断さで、濃い女優陣の演技をより際立たせていた。

次回公演を楽しみにしております。

15 Minutes Made Volume15

15 Minutes Made Volume15

Mrs.fictions

インディペンデントシアターOji(東京都)

2016/11/26 (土) ~ 2016/12/04 (日)公演終了

満足度★★★★

盛りだくさん
多様などっしりとした作品を立て続けに観て大満足、おなかいっぱい。
劇団競泳水着の作品が長編化された際は絶対に観に行きます。

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