
妄想の祭り
劇団森キリン
アトリエ春風舎(東京都)
2016/12/23 (金) ~ 2016/12/28 (水)公演終了
満足度★★
■約80分■
妄想を扱うと知った時点で、なんと大胆な、と思った。
「妄想がテーマですよ」と宣告した上で芝居を打つのは、「面白い話をするね」と前置きしてから話を始めるのも同然で、相手の期待値を否でも応でも高めてしまう。
だって妄想である以上、作者は現実原則に縛られず、自由に、放縦に、持てる創意を駆使して、自分の信じる“とびきり面白い物語”を作りうるのだから。
が、予測のついたことではあるが、作中で展開されるいくつかの妄想のうち、いたずらに引き上げられたこちらの期待値を上回るものは一つとしてなかった。
今後は、「妄想」の二文字を軽々にタイトルに入れ込むのは控えたほうがよいのではないだろうか?

シンデレラ
新国立劇場
新国立劇場 オペラ劇場(東京都)
2016/12/17 (土) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
主役キャストが5通りあって、そのうちの4つを観ました。
小野&福岡、米沢&井澤、長田&菅野ペアは素晴らしかったです。新人を起用した千秋楽は、王子と脇キャストは素晴らしいのに、シンデレラは残念・・・・。彼女異常に踊れて、ピッタリのダンサーさんがいるのにあの程度で何故起用されたのか、不思議でならない。千秋楽は別にして、他の日と沸きキャストの素晴らしさに☆5とします。

満ち足りた散歩者
劇団B級遊撃隊
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2016/06/24 (金) ~ 2016/06/26 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/06/26 (日)
なんとも言えぬ日常的な空気感の中、繰り広げられるトンチンカンな佃・神谷両氏の会話が絶妙。特に前半の「第一の手段」がものすごいツボですわ。長嶋さんの怒りゲージが上がっていく表情が痛快。予想できても笑わずにはいられない演出の魔力ですね~。
後、ぱんださんへの仕打ちも最高やった。暗転の後の空気は最高でした。
… 全編そんなマイペースで進んで、どう結末させるのかと思いきや、不意に訪れた最後の神がかりな瞬間が粋でした。この展開で最後に神々しさを感じられるとは思わなかった。あの雨は「間抜けのから」での驚きを思い起こさせる大仕掛けでしたね。「お稲荷さんになった男」の極めて身近で庶民的な振る舞いと神々しいエンディングの大きな格差が、単なるコメディに終わらない不思議な後味を残してくれました。

WHAT A WONDERFUL LIFE!
タクフェス
東京グローブ座(東京都)
2016/12/27 (火) ~ 2016/12/29 (木)公演終了
満足度★★
鑑賞日2016/12/27 (火)
4話オムニバスだが、全てに伏線が隠されてて、最後に一つに繋がった時は鳥肌もの。
受付のやり方が悪すぎて、雨の寒空の中、開場時間前に並んだのに開演までに入場できないという有様で残念。

サランドラ -神官の娘-
ミュージカルグループMono-Musica
TACCS1179(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
Mono-Musica初のコスチューム物、そして一大叙事詩と銘打った今作。ワクワクが止まらなく、始まる前から楽しみでならなかったのですが、やられたなぁ。まずは、それぞれ皆さんお衣装がよく似合っていること。絵から抜け出たようだとよく言いますがまさにでしたね。惚れ惚れしました。
そして、それぞれのキャラクターがそれぞれストーリーがあって主役になりうるくらい細やかに描かれていたからこそ、共感できて感情移入をしたのだなぁと。
スピンオフ?サイドストーリー??シリーズ化???希望です(笑)
過去はこうだったのかなとか、今回の話の中では描かれていなかったけど、普段はこういう生活をしているのかなぁとか、想像を妄想を(笑)とても掻き立てられました。
感動をありがとうございました!!

眠レ、巴里 三ツ星心中姉妹
舞台研究ユニット「マイルラン」
津あけぼの座(三重県)
2016/06/18 (土) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/06/19 (日)
津あけぼの座「育てる劇場」施策。途中の試演も観せてダメ出しを貰うことも含め、三重若手の演出・役者に作品作りを課す企画。本作の特徴である「セリフから説明される状況と空気感(現実)との乖離」が演出・役者ともに上手く表現されていた。初見の私も、その乖離で程よく迷いながら作品を楽しむことができました。川田さんと小関さんの喧嘩ですら活き活きと楽しげなセリフの応酬の合間から、ジワジワ滲み出て明らかになっていく「事態の異常性」へのギャップが堪りません。
門脇演出の技として、複雑な人間関係を食卓の調味料瓶を人に見立てて話を進めるシーンが好みで、言葉での説明を視覚化する効果が顕著でした。最後に締める はしぐちさんの芝居も迫真で、あんなに壮絶な喰いざまを間近に観れて幸せでした。
なお、初日の観客コメントで演出を少し変えたらしく、生き物である舞台演劇の"らしさ"に溢れていますが、一回しか観れずにソコまで体感できないのが残念。でも感想会のトークでその一端を楽しめました。若手3人、すごく周囲に愛されてる感ある。

かぐや姫を口説いてください
つねプロデュース
ナビロフト(愛知県)
2016/06/16 (木) ~ 2016/06/19 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/06/18 (土)
お題付きの"劇作家"競作というのは魅力的な企画。一方で、なんか特異キャラで魅せる感の芝居に片寄った結果はちょっと意外でした。まるで飲み会のノリの延長線上で作られたかの様。それはそれで面白いんだけどね。
ネタバレBoxに個別感想を書きました。

みちゆき
公益財団法人愛知県文化振興事業団
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2016/09/09 (金) ~ 2016/09/12 (月)公演終了
台本も何回か読んで、
その上で見に行ったけれど
やはりよくわからなかった。
台本で想像していたのと全く別物になっていて、そう言う意味ではおもしろく、新たな発見があった。
演出は工夫がなされていてとてもおもしろかった。
演者のポテンシャルは高く、演出も良かったので、またこの劇団の他の演目を見てみたいと思いました。

ダブルビル
【2024/6/5解散】
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2016/06/10 (金) ~ 2016/06/12 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/06/11 (土)
まず前置きすると、モノの解釈を言葉に依存する私はダンスの意図を理解するのが苦手です。物理的な運動の力強さ、速さ、美しさ、ユニゾンの見事さ...に感心するぐらいが関の山なので、意味が理解できない状態で長く続くと飽きちゃうんです。ところがエクストラビターの序盤、人のコミュニケーションからダンスが始まるくだりで、各々のアクションの意味を具体的に噛み砕いて与えてもらった気がして、とっつき易くなりました。Vも中盤以降、コミカルな...ほぼコントとも呼べる内容も入ってきて、なんとも馴染みやすい。それに乗せられて後半も集中力が続いた感があり、ダンス趣味の方には余計なパーツだったかもしれませんが、私には嬉しい構成でした。大人数のダンスには素人でも分かり易い迫力がありますし、迷ったけど観にいって良かった。なお、分からなくなる部分、唐津さんの言で「分かる人はそう読み取るのか」と気付くと、高橋さんが嘆かれる「多くの人が楽しめる娯楽になっていない」とは、ダンスを娯楽たらしめるほどの「観客側の理解の素地」が容易には養えないからかな・・・と思う。

ゴジラ
リブレセン 劇団離風霊船
愛知県芸術劇場 小ホール(愛知県)
2016/06/04 (土) ~ 2016/06/05 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/06/05 (日)
ゴジラをいったいどう料理するのか予備知識なしで臨みましたが、展開に唖然。生身の人間でゴジラのスケール感を表現する照明と音響、そして役者達の視線の威力は圧巻。役者の芝居はなんか吉本新喜劇的?で安定して面白かったです。怪獣ネタも現代の話題まで取り込まれていて色々楽しめましたよ。終盤のゴジラの心境の変化だけ、ちょっと読みきれないところがあって展開に唐突さを感じたけど、背景知識がもう少し深くあれば、もっと味わうべきものがあったのかもしれない。

demon Nation
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
RAFT(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/23 (金)
無題1996(16-286)
14:00の回(晴)、13:40受付、開場(奥が客席)。
13:47突然「笑い」に関するパフォーマンス(これがなかなか面白い)~前説(14:00調度に開演)。14:00開演~15:17終演。
Pi&Co.は3公演目。「One Wonderland(2015/10@ST)」からで、きっかけはこの公演に森脇洋平さんが出ていらっしゃったからです。
また、小野彩加さんとしては「RAFT BALL(2015/9@RAFT)」「- 私たちはまだ -(2015/11@キッド・アイラック)」「非劇 Higeki(2015/11@吉祥寺)」「はてしない物語(2016/4@六行会)」「ZEN展 パフォーマンス部門(2016/8@東京都美術館)」など。
鳥の羽毛のような滑らかさを感じてきた今までの作品とはがらっと変わり、黒く重い展開。なんだか太陽が姿を消してしまった闇の荒地で獣が闘争しているような感覚。見えているものをどのように自分で整理するか考えていると耳慣れた音程がベースで奏でられる「Black Sabbath」のリフ。いやいやなんと、一気に闇が深まり作品が躍動するように感じます(プルースト効果みたいなものですね、きっと)。
佐々木美奈さん「モータープール(2013/6@アートスクエア)」「人魚の夜(2014/1@アゴラ)」「Color barbar(2015/5@アゴラ)」。
渡邉茜さん「ピュア魂2(2013/7@PRUNUS HALL」「勤労花嫁(2015/6@バビロン)」「既に溢れている(2015/8@上野ストア)」。

ドラマティック横丁
泥棒対策ライト
シアタートラム(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/24 (土)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/12/23 (金)
表現って無限大と感じさせてくれる泥棒対策ライト。トラムでも健在で、観劇中もあともリラックスできて元気をもらえました!!

妄想の祭り
劇団森キリン
アトリエ春風舎(東京都)
2016/12/23 (金) ~ 2016/12/28 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/26 (月)
無題1995(16-285)
19:30の回(晴)、19:00受付、開場、椅子席、ひな壇。
舞台3辺、壁沿いに椅子が並び、その上には逆さになった椅子が天井から吊られている。
椅子の多くは壁側を向き、いくつかの舞台を向いている椅子には玩具のブロックのようなものが置いてある。また、フラフープのような輪が中空に静止している。天井、中央付近にも大きな輪があり裸電球がある。
19:22前説(スモーク用のマスクあり、空調を切ると暑くなることがある、80分)。
19:25全身白の衣裳、男がゆっくり舞台に出てくる、開演~20:48終演。
こちらは初めて。先日、TABATHA(17日@キラリ☆ふじみ)の公演に行ったとき、工藤さんが出るというのを知り、観に来ました。
桜美林の方々だそうで、そうすると前日の「カミグセ」に続いて2日連続、だけではなく23~24日で水越朋さんX木村愛子さんのダンス公演を観ているので4日連続になりました。
4章立て、説明に「妄想喜劇譚」とあります。本作の妄想はかつて萩尾望都さんが講演でおっしゃっていた「創作」に繋がるものではなく自己認識を阻害し、自我が崩壊するようなものを表現しているようです。人は自分が意識している(と思っている)ように動きつつ、どこかでもっと奥深いものとの間で壮絶な葛藤が生じているのではないかと思います。脳組織は外界の刺激を、種として生きるために最適化した方法で処理し、自己の遺伝子を存続させようとします。そこに亀裂が生じたときに何が起きるのか。あるいは肉体と精神とが一致しない場合は、等々、際限なく。
小難しい展開にはならず、珍妙な展開が意外と分かり易かったです。
で、工藤さんがどのような役ででてくるのが楽しみにしていたところ、現れたのは正しくTABATHAの工藤さん(!)だったので嬉しい。
佐治静さん「モンテ・クリスト伯(2012/3@APOC)」「Nazca -ナスカ-(2011/8@吉祥寺)」「童貞キューピッド(2014/1@王子)」。
金原並央さん「untitled(2011/6@SENTIO)」「ナイゲン(2015/10@にしすがも&同/11@FACE)」。
竹内もみさん「Shambles(2012/7@711)」「白夜王アムンゼン(2012/1@BIG TREE)」
中藤奨さん「お暇をこじらせてⅡ(2015/1@アゴラ)」。
西村由花さん「現在地(2016/12@春風舎)」「露出狂(2016/6@王子)」。
米田沙織さん「靴屑の塔(2016/9@吉祥寺)」「ダンス花 2015 vol.23(2015/9@セッションハウス)」「Marina bay Sans(2015/6@PRUNUS HALL)」。
工藤響子さんはTABATHA公演で、「シアター21フェスvol.94 "冬編"(2014/1セッションハウス)」から。

あの大鴉、さえも
東京芸術劇場
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2016/09/30 (金) ~ 2016/10/20 (木)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2016/10/16 (日)
価格6,500円
個々の魅力は光ってた。
片桐はいりの表現力もすごかった。
でもなんだろう、
不思議な
感じでとまっていて、
そこから先のストーリーがなかなか感じられなかった。

星回帰線
パルコ・プロデュース
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2016/10/01 (土) ~ 2016/10/30 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2016/10/15 (土)
見たあとにじわじわと感動がひろがってゆく演劇でした。
どのシーンもとてもうつくしくて、心に残った。青色の光が印象的で、演出は結構好きでした。
ストーリーは中だるみ感もなくはなかったけど、最後の終わり方はとても心地よかった。最後の音楽もよかった。

ロミオとジュリエット
カンパニーデラシネラ
金沢21世紀美術館 (石川県)
2016/08/06 (土) ~ 2016/08/07 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/08/06 (土)
クオリティの高さにまず驚いた。
次々と物語がつむがれていって、
圧倒された90分だった。
そして印象的だったのが出演者の眼力。
言葉が比較的少ないだけに、その眼力はものすごく人物の感情を表して語っていた。身体の動きだけでない、全身をつかって表現されていました。
演出も驚く仕掛けがたくさんあり、みていて飽きることがありませんでした。
笑いあり、スリルあり、感動あり、涙ありの素晴らしい演劇でした。

春よ行くな、
悪い芝居
京都芸術センター(京都府)
2016/09/22 (木) ~ 2016/09/26 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/09/24 (土)
座席B列5番
価格3,500円
衝撃的だった。
登場人物の葛藤がストレートにささって、
自分の痛いところに触れるようだった。
これほどまでに、心の葛藤を表現できるのか、と驚いた。
舞台美術の空間もすばらしくて、役者の演技が引き立っていた。
登場人物の感情に移入して魅入っていて、あっと言う間の時間でした。
「モヤモヤする」芝居とかいてあったので、見たあとどんな感情になるんだろう、と思っていましたが、
私自身がもやもやしていたからか、かえって自然にそれを受け止められて、終わったあとに冷静にあれこれ考えることができました。
見ている間は心を揺さぶられて、終わったあとにその余韻が残った。
今年見てきた中でも3本の指に入る、そんな演劇でした。すごくよかった。

ある晴れた朝に
空想実現集団TOY'sBOX
北池袋 新生館シアター(東京都)
2016/12/16 (金) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★
皆さん達者なお芝居で、特にお婆ちゃんの女形?はなかなかの力演。ただ、あんなことで、数日後に起こる自然現象で生じる世界の破滅を止めることができるという理屈がわかりませんでした。

SとNの間の香り
カミグセ
SPACE EDGE(東京都)
2016/12/22 (木) ~ 2016/12/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2016/12/25 (日)
無題1994(16-284)、11:00の回(曇)、10:18受付(整理番号あり)、物販コーナーにはちょっと印象が変わった嵯峨さん、10:31開場。
傾いたセット、下手に木枠と砂の山、舞台には堀のようなものがあり水色の紙飛行機で埋まっている(当パンも飛行機のカタチ)。
10:50前説(80分)、11:04開演~12:24終演。
先月、待望の白米少女公演を終えたやないさきさんが出ているのでかなり期待して観に来ました。
カミグセは「その揺れでふれる手(2014/10@王子スタジオ1)」からなのでPRUNUS HALL版は観ていませんが嵯峨ふみかさんは「マクベス、あるいは、日本語のこの100年(2013/8@Broader House)」や「平原演劇祭(水没祭)」など過激に個性的な作品で観ていました。
「寄宿学校」「転校してきた」「無機質な日常のループ」からギムナジウムというコトバを思い出しながら今の繰り返し、その記憶の繰り返し、混濁したものの繰り返しが狂気のひとつ手前で崩壊を避けているように思えました。
白と青、一つの方向にしか流れない砂時計、かならず落下する硬質な紙飛行機。
やはり台本買っとけばと思うのですが、「初演時戯曲の前半部分」を読むと「別の所」に行ってしまったのかなぁとも思うのでした。
別のところでも書いたことですが、ちょうどP.K.ディックの「ユービック」という作品を何十年ぶりかで再読しているところです(内容はすっかり忘れていました)。そこで描かれる「世界」には「生者」と「半生者」がいて意識の疎通ができるが、登場人物たちは自分たちが「どちらにいるのか」おのれの存在がどこにあるのかを疑いながら...というお話。拠り所を喪いかけた存在とも思えるのでした。
星秀美さん「戯曲見本市~HONPO COLLECTION~(2016/10@nakano f)」※「人魚の薬 -雲の上編 海の底編(2013/4@風姿花伝)」でやないさんと共演してましたね。
中村佳奈さんは「モンテ・クリスト伯(2012/3@APOC」。
植野祐美さんは「櫻の園2(2016/5@ザムザ)」。
三村萌緒さんは「糸、あと、音。(2015/8@楽園)」。
レベッカさんは「ツヤマジケン(2014/7@王子)」。
個人的には美術や照明も好みで、ひっそりと座っているシーン、再生シーンなど印象的な場面がよかった。

image -KILL THE KING-大坂公演(全日程終了!ご来場ありがとうございました!)
劇団鹿殺し
ABCホール (大阪府)
2016/12/08 (木) ~ 2016/12/11 (日)公演終了
満足度★★★★★
これぞ劇団鹿殺し!!
というような舞台でした。
ハチャメチャなキャラ達、暴走のステージ、客席まで巻き込む笑い、突然のシリアス…
めまぐるしく変わる展開にいつの間にか巻き込まれ楽しみ感動し、あっという間に過ぎていきます。
出オチのようなキャラ、衣装で、出オチで終わらせないって凄いなと思わずにはいられません。
また笑いに対する仕込みが細かくて細かくて…笑
わざわざこれ用意したんですか?という小道具は、記念のお土産にしました(笑)
さすがです、の一言。