最新の観てきた!クチコミ一覧

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Second of Life

Second of Life

劇団TipTap

インディペンデントシアターOji(東京都)

2017/06/15 (木) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

月組を鑑賞。歌唱力があるし、歌声が魅力的だし、いいキャストだ。演劇としても程よく抽象的で楽しんだ。

罠々

罠々

悪い芝居

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2017/04/18 (火) ~ 2017/04/23 (日)公演終了

満足度★★★

 悪い芝居は『キャッチャーインザ闇』でCoRich舞台芸術まつり!2013春・最終選考作品に選ばれ、今回が二度目の最終選考進出になります。再挑戦に感謝します。

 同劇団の公演は『駄々の塊です』(2011年)、『キャッチャーインザ闇』(2013年)、『スーパーふぃクション』(2014年)、『春よ行くな、』(2016年)を拝見していまして、今回が私にとって5作目です。個人的なことなのですが、『スーパーふぃクション』と『春よ行くな、』と同様、音響と音楽が苦手で序盤から集中できず、終盤には耳を塞ぐほどになってしまいました。胸にズンズンと響く重低音や、驚いて飛び上がるほどの突然の大音量、全体的に音楽が鳴り止む時間が少ないことなどが、私にはどうしても合わないようです。申し訳ないです。

 終演後のトークで明かされたのですが、NMB48の石塚朱莉さんは19歳、The Stone Ageの緒方晋さんは45歳とのこと。作・演出の山崎彬さんはたぶん34歳ですので、年齢幅の広い座組みだったんですね。トークでは緒方さんに大いに笑わせてもらいました。ネタをきっちり披露して常に観客を楽しませようとする、サービス精神とプロ意識に感心しました。劇中の演技についても緒方さんに惹きつけられました。

 客席数300席弱とはいえ東京芸術劇場シアターウエストは規模が大きいです。受付やロビーの制作者の人数が多い目で、物販が充実していました。また、指定席にホっとしました。

ネタバレBOX

 俳優は白、黄色などの同系色でまとめた裾の長い抽象的な衣装をまとい、さまざまな人物を演じていました。東京から故郷に帰った主人公の羽尾(渡邊りょう)が高校時代の同級生の壺見(山崎彬)に偶然再会し、壺見が関西弁を話すので、舞台は関西地方です。

 開演前からビデオ中継を多用していました。ロビーから楽屋を通って舞台に登場する俳優を追ったり、舞台上でお互いを撮影し合ったりして、オンタイムの映像が舞台奥の壁に大きく映し出されます。自らを録画して全世界に公開するユーチューバー(狐子:石塚朱莉)の生活や、街中にカメラが設置された監視社会を劇場内でリアルに体験できる仕掛けで、見られることが前提の振る舞い、つまり人間の二面性や嘘を強く意識させてくれました。

 “神様”っぽい人物(釈迦男:植田順平)が舞台中央にいすわり続けることで、お芝居を俯瞰する視点が確保されます。ただ、その人物の正体も変化するため、世界を見守る、または監視する大いなる存在も信用ならないものになります。作り物、まがい物ばかりが陳列され、嘘に支配される現代社会を映しているように感じました。主人公を罠にハメた「光のない黒い玉のような目をしたヤツ」がカメラのレンズであるならば、レンズを向けたのが“神様”なのか、または自分自身なのかという問いにもなります。ダジャレと謎かけでリズムをつけて、人間の心の闇を旅していくブラック・ファンタジーと受け取りました。
 
 観客に向かって積極的に思いをぶつけていく姿勢には好感が持てるのですが、個人的に「伝える」より「伝わる」ことを目指す表現が好きなので、もう少し観客とともに呼吸をするというか、音にはならない観客の声に耳を澄ますような時間があって欲しかったです。ギャグが多かったのですが私はあまり笑えなかったですね。緒方さんの「あーまーたーマーガリーンぬーりぬーりでぇす!」には笑いました!

 舞台正面奥にそびえる壁の右上に開いた窓は、目にも月にも見えました。終演後のトークで緒方さんが「天井から吊り下がる電球は精子で、壁の中央にある出入口は子宮(命の出口)のようだ」とおっしゃっていて、共感しました。
ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

OIL AGE OSAKA

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/16 (金) 14:00

観る度に感動する、名作であると思う。

ネタバレBOX

前回再演時、幽霊の春子を演じていた椎名亜音さんが、今回は人間と春子を繋ぐ霊媒としての楓役を好演。随所で笑わせながらも、陵に対して消極的な春子を強く諭す場面は心を打たれた。陵が頑なに心を閉ざしていた理由が語られ、春子との別れの時が近づくにつれ、二人の言葉があまりに切なくて泣けた。
大脚色

大脚色

Dangerous Box

ザムザ阿佐谷(東京都)

2017/06/08 (木) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

サスペンス劇場に終わらぬ緻密な展開が面白い。
幾重にも重なる虚言と虚像。パラレル的に行き来する小説世界。
作者の脳内世界が巧みに表現され演じられる。
小気味良いテンポの前半はかなり引きもまれるものの、
物語の佳境で一気に世界が広がり始めるとちょっと難しい感が広がる。

遠心力の求め方

遠心力の求め方

こわっぱちゃん家

ワーサルシアター(東京都)

2017/06/09 (金) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★★

狭い舞台いっぱいに広がる美術セットは奥行き感が感じられる夢空間的なPOP調。
これでどんな物語になるのかワクワク感高まる。
障害者を抱える家族、仲の良い姦しい三人組、悩みを抱える町工場、
部活の後輩、外国人労働者、目標とする仕事場・・・様々な人と状況がクロスするアンサンブルが
見事に織りなす心地よい物語。
促され、考え、共感し、うなずく・・それぞれの想いが巧妙に描かれ、
個性的な役者さんによって丹念に紡がれる想いが心に響く。
喜怒哀楽の描き方がバランス良く丁寧で脚本家さんに脱帽。
贅沢言うならば、哀の涙を誘う展開を一歩踏み込めたならと思う。

ネタバレBOX

上手の中央のに掲げられた絵が素敵だった。
巧妙な物語に即した巧妙な美術セット。サイドの切れ目がイスとなり、
重なる話の展開に奥行き感をもたらしていた。
人間の多面性を改めて突き付けられ再認識する。
状況、タイミング、環境、様々な要素で人の評価や印象は変わり、
みる視点と立脚する支点によって感じられ方が違うだけで、振り回すされるの関係も、
それぞれが絶え間なく回っているのではないかと感じられる。
様々な事を考えさせられる物語だった。
ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』

ノンバーバルパフォーマンス『ギア-GEAR-』

ギア公演事務局

ギア専用劇場(京都府)

2015/10/08 (木) ~ 2018/03/31 (土)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/16 (金)

復帰した大熊隆太郎さんの赤ロボ見てきました!元気な大熊赤ロボの姿見て安心しました♪ドールも大好きな中村るみドールやったんで大満足の一日になりました★

From Three Sons of Mama Fratelli

From Three Sons of Mama Fratelli

株式会社ディスグーニー

Zeppブルーシアター六本木(東京都)

2017/06/09 (金) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

『SECOND CHILDREN』 観劇。前半は人物相関図のように広がっていく。ストーリの動きが鈍いせいか、少し緩慢。しかし、後半になるとそれがいきなり怒涛のように流れ始める!感情がどんどん揺すぶられていった。正しいことではなくても、間違いだと判りきっていても、そうでなくては生きていけない、まがい物であっても自分にはそれだけしかない、それ以外には必要がない、そんな切々とした想いが、痛いくらい感じられる舞台だった。

時代絵巻AsH 其ノ拾『黄昏〜たそがれ〜』

時代絵巻AsH 其ノ拾『黄昏〜たそがれ〜』

時代絵巻 AsH

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2017/06/07 (水) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★

実に良い舞台だった。その場所で生まれたものの宿命・変えられない感覚、それらの違いが産み出す格差、よく感じられた。またイキイキとした坂東武者の心意気もよく描かれていたと感じた。脚本として実に良い出来だと思う。演技の方も、前回よりも出演者のレベルも総じて上がり、安心感があった。そろそろ“観せる”だけではなく“魅せる”舞台づくりにもう少し意識を持って行ってはどうだろうか?と個人的には思わないでもない。

あ、カッコンの竹

あ、カッコンの竹

コトリ会議

こまばアゴラ劇場(東京都)

2017/06/08 (木) ~ 2017/06/12 (月)公演終了

満足度★★★★★

■90分弱■
レトリックでしかありえない「生と死の境」の世界を、SF的空想力と演劇的自由、そしてブラックユーモアを駆使して描き、観客の死生観にじわじわと揺さぶりをかけてくる、見応えのある劇でした。描かれる世界はおぞましいのに、観たあとほんわり穏やかな心持ちになったのが不思議。

ネタバレBOX

人が死んだら竹が鳴る。作品世界ならではのこの現象が、なんとも美しく感じられた。
タイム!魔法の言葉

タイム!魔法の言葉

動物電気

駅前劇場(東京都)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/11 (日)公演終了

満足度★★★★

■120分弱■
タライが頭に落ちてきたり、昭和コメディの伝統を継ぐ動物電気に下宿モノはぴったり。大家さん一家と下宿人たちが繰り広げる体を張ったドタバタに、こちらの期待の斜め上いく奇抜なギャグが色を添えて、可笑しく楽しいひとときでした。
構成はやや雑だったかな。

ネタバレBOX

印象的だったのは、異星人女子に求愛された下宿人の漫画家が宇宙めざして旅立つ間際、下宿の面々を写真に収めるラストシーン。満面笑顔の幸せそうな一同が、一瞬、ストップモーションになって、熱いものが胸にこみ上げた。
宇宙人女子と新生活を始める漫画家の心に、この場面は人生の忘れがたい一ページとして強く強く焼きつけられることだろう。
ところで、下宿からどんどん物がなくなっていくという伏線は、一体どこで回収されたのか? 回収された心当たりが私にはない。
新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

千種文化小劇場(愛知県)

2017/06/03 (土) ~ 2017/06/04 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/04 (日)

千種文化小劇場(ちくさ座)での愛知公演!!
本当に素晴らしく心躍る劇場で!壱劇屋さんの武器であるパフォーマンスと音響、照明と本当に相性のいい劇場で☆☆
そして、大阪HEP HALLとは違い見下ろす形の観劇!
パフォーマンスも広い舞台なので、見せ方も変わっていたりして!
舞台周りに劇中で使用するカードと異なるサイズのものを配置してたりしたのもワクワク感がが増して楽しかったですw

お前にも罪がある

お前にも罪がある

劇団fffff

王子スタジオ1(東京都)

2017/06/15 (木) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

量子力学的演劇でもありました。

ネタバレBOX

会社に行っている間に隣人夫婦が死体を運び入れたために、彼女を招いていた男にとっては突然のことで相当に取り乱すという安部公房の短編。

ミステリアスな行動をとる男は魅力的だったのかもしれません。ベッドの下を覗かない彼女は量子力学的演劇の実践者でした。

死体は男に話し掛けていました。困惑した当事者のみが聞こえるという設定は、男が警察に知らせに行っている間に隣人夫婦が死体を運び出してしまったために、それ以降は観客のみが聞こえることになり、家に帰ったら死体があるかもねと客がいじられるメタフィクションと相成りました。
新しい生活の提案

新しい生活の提案

壱劇屋

HEP HALL(大阪府)

2017/05/26 (金) ~ 2017/05/31 (水)公演終了

満足度★★★★★

日々の生活に「これ」といって不満があるわけじゃない。
大胆に何かを変えてた生活をしたい訳じゃない。
ただ慣れた日常に、不満…というほどじゃないけど、変化が欲しい。
そんなあなたに『新しい生活の提案』

これを観た後、あなたならどういう生活を、提案を望みますか?

やはり、パフォーマンスが素晴らしくて!また運動量も凄い!
大阪で3回観ましたが、好きなシーンが多くて☆
お話的には、好き嫌いも分かれるかもしれませんが、
本当に星新一さん的、アル仙さんの世界にも近い、面白い作品です。
とにかくサービス精神の塊みたいな壱劇屋さんの舞台ぜひ一度ご覧になってみて下さい(*^-^*)ノ 劇場で前説からぜひ~☆☆

レプリカベロニカ マークⅡ

レプリカベロニカ マークⅡ

劇団前方公演墳

小劇場B1(東京都)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/15 (木) 19:00

笑いあり、涙あり、アクションあり。
なんて言ったらいいか分からない位、
胸にじーんとくる作品です。。。
ぜひ皆さんも、お見逃しなく!

北欧神話の世界

北欧神話の世界

カプセル兵団

ワーサルシアター(東京都)

2017/06/13 (火) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/14 (水) 19:30

座席1階1列

公演毎に出演者様がかわるので同じ舞台、同じ時間はありません。毎回違う顔の神様なので新鮮です。笑いすぎてお腹が痛くなるのを覚悟してからご参加ください(笑)

「ペトルーシュカ」

「ペトルーシュカ」

KARAS

KARAS APPARATUS(東京都)

2017/06/15 (木) ~ 2017/06/23 (金)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/06/15 (木) 20:00

価格2,500円

無題2076(17-079)

20:00の回(曇)

19:40会場着、受付、19:53開場。普段よりもすこし暗いか...。

「硝子の月(5/10)」1ケ月ぶりのアップデイトダンス。

諸注意~「Cross my heart and hope to die(←あってるかな?)」~ 20:08開演~21:05終演、~21:17トーク終了。

勅使川原さんのトークを聴き、帰宅後wikiってみると、ストラヴィンスキー、わら人形、ロシア版のピノキオ、演奏時間30分。

冒頭、ごくぼんやりと明るくなっているところにちらつく黒い影のようなもの、人のようで人ではなさそうなシルエットが見え隠れする。

2体の人形、ぎこちない動きに心のもどかしさを感じます。

チラシ写真とは違う佐東さんの衣装は照明に映える。

今夜も「照明」は舞台上で生き生きと、またひっそりとおふたりのダンスを浮かび上がらせている。

紅と影法師

紅と影法師

中央大学第二演劇研究会

高田馬場ラビネスト(東京都)

2017/06/15 (木) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★

 人の行為の属性とは、その主体が何らかの意志を以て事に当たり遂行しようとしても、その在り様は、泥が泥を捏ねるが如くである。このことのリアリティーをキチンと描いている点で、多くの学生演劇と一線を画している。シナリオのしっかりしていることは無論だが、舞台美術、照明、音響、スモークなどの効果も上手く使っている。初見の劇団だったが、フライヤーの持つ独特の雰囲気を裏切らぬ優れた舞台づくりであった。今後にも期待している。花四つ☆(追記後送)

黄金の猿

黄金の猿

ワイルドバンチ演劇団

d-倉庫(東京都)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 武田 信玄に与した真田の忍び、唐沢 玄蕃は、その器量の大きさと壮大な夢に力を与える人間的な靭さ、そして己を的にさせることで、仲間を守る優しさを評され、信玄の覚えが目出度い。無論、昌幸も玄蕃のこの性格を高く評価している。(追記2017.6.21)

ネタバレBOX

然し、流石の信玄も寄る年波には勝てぬ。終に崩御の時を迎えた。信玄を継いだ勝頼では重石が効かぬ。織田、徳川、北条らの連合、包囲は着々と武田を追い詰めて行った。武田は終に終焉を迎えた。然し、真田は、智将昌幸の下、独自の道を歩む。
 プラグマティックでなければ生き抜けない戦国の世の論理に、どこか人間的な夢を見、それを追った者達と、時代の趨勢に呑まれ自らその走狗として生きることを選んだ者達の葛藤を通じ、人間という生き物の抱える哀しみや苦悩、宿命に対する選択と態度を鮮やかに描いてみせた。
 真田の緋縅と武勲、采配の妙と結束の固さ、そして血脈を残す為に親子、兄弟が敵味方に分かれて争わざるを得なかった時代の価値の中で、何れも最大限の成果を上げた知の勝利に関して異論を唱える者はいないのではないか? そして、その勝利に大きな貢献をしたのが、情報収集をその根本とした忍びの活躍であった。講談などにもなった真田忍軍である。猿は猿飛佐助を暗示しようが、この真田勢力と風林火山で一世を風靡した猛将、武田信玄が、プラス要素のキャラクターであるなら、長く命脈を保った北条氏と彼らを盛り立ててきた風魔一族が、マイナス方の代表ということになろうか。作品は、どちらにも過度な肩入れはしない。何れも己の信じた宿命の為に生き、その生を貫こうとした者たちとして同等の重さで描かれている。役者陣もその辺りのことはよく分かっていて、互いに役を生きていた。無論、演出もこのような表現をする為にバランスをキチンと取っている。その結果、作品にバランスと深みが生まれ、観る者を彼らの戦いの現場に連れ出す。殺陣を演じながらの唐沢 玄蕃と風魔 小太郎の命とレゾンデートルを賭けた論争も見所だ。
ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

ペーパーカンパニーゴーストカンパニー

OIL AGE OSAKA

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2017/06/14 (水) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

怒涛の爆笑コント!のち、うるうるから号泣!のち、笑い泣きの作品。こんなにも観客が爆笑してすすり泣くのもかつてない!?伏線の張り方が絶妙で爆笑にも感動にも繋がるとこが憎い!またそのストーリーに寸分違わず演じきるキャスト陣もスゴすぎ!!伝説的な作品かも!チケ残りわずか!こんなにも良い舞台に超絶感動!超オススメ!‬

愛死に

愛死に

FUKAIPRODUCE羽衣

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2017/06/08 (木) ~ 2017/06/18 (日)公演終了

満足度★★★

105分。それが

ネタバレBOX

死に近づく男女が愛した人に宛てた(心の)手紙を読み上げる最初のパフォーマンスから、まさに愛し合ってる複数の二人が別れるまでを描く。
誰もいない芸術劇場に忍び込んだイケイケなカップルが、舞台セット壊してってOPは面白い。倒れたセットが舞台になるというね。その後も、誰もいない舞台を二人が寄り添い空想の中観劇するというテイ。
一方の舞台上では、セックスな男女がポップなセックスで愛し合うサマを表現してて、見ごたえある。

ただ、ちょっと冗長な印象で、胸に迫ってくる感は弱めかな。棺から出てきた演者(愛的な死人?)がまた棺に戻っていくラストは退屈にも見える。全体的に動きがユーモラスな分、時間も短めな作品にした方が好みかな。

序盤のcrazy loveは好き。
メイクも相まって、新部聖子が魅力的だった。
(傍からみたら)バカップルな二人の描き方は相変わらずうまいと思う。

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