満足度★★★★★
狭い舞台いっぱいに広がる美術セットは奥行き感が感じられる夢空間的なPOP調。これでどんな物語になるのかワクワク感高まる。障害者を抱える家族、仲の良い姦しい三人組、悩みを抱える町工場、部活の後輩、外国人労働者、目標とする仕事場・・・様々な人と状況がクロスするアンサンブルが見事に織りなす心地よい物語。促され、考え、共感し、うなずく・・それぞれの想いが巧妙に描かれ、個性的な役者さんによって丹念に紡がれる想いが心に響く。喜怒哀楽の描き方がバランス良く丁寧で脚本家さんに脱帽。贅沢言うならば、哀の涙を誘う展開を一歩踏み込めたならと思う。
ネタバレBOX
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2017/06/16 22:04
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