満足度★★★★
サスペンス劇場に終わらぬ緻密な展開が面白い。幾重にも重なる虚言と虚像。パラレル的に行き来する小説世界。作者の脳内世界が巧みに表現され演じられる。小気味良いテンポの前半はかなり引きもまれるものの、物語の佳境で一気に世界が広がり始めるとちょっと難しい感が広がる。
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2017/06/16 22:18
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