最新の観てきた!クチコミ一覧

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夏の短編集「こんな夏休みはいやだ」

夏の短編集「こんな夏休みはいやだ」

萬劇場

萬劇場(東京都)

2017/08/10 (木) ~ 2017/08/13 (日)公演終了

いろいろなおんな

いろいろなおんな

演劇ユニット「みそじん」

OFF OFFシアター(東京都)

2017/07/26 (水) ~ 2017/07/30 (日)公演終了

おれたちにあすはないっすネ

おれたちにあすはないっすネ

なかないで、毒きのこちゃん

駅前劇場(東京都)

2017/07/10 (月) ~ 2017/07/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

舞台、ロビー、照明音響ブースの三箇所同時進行の芝居が最後は見事なダンスで収束。ストーリーもなかなか。芝居に携わる者には感涙間違いなし!

Table Talk

Table Talk

試験管ベビー

千種文化小劇場(愛知県)

2017/07/07 (金) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2017/07/09 (日) 19:00

王国の設定なので、理解できるか心配でしたが、楽しみながら内容も理解できてよかったです。
今回は観客参加型に使用した旗をいただいちゃいました(^^)v

踊る!惑星歌謡ショー

踊る!惑星歌謡ショー

右脳中島オーボラの本妻

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2017/07/08 (土) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/07/08 (土) 15:00

動と静がハッキリしていてメリハリがあって良かったが、繰り返し行なわれる連想ゲーム的なやりとりが最初は楽しかったけど、段々とダレてきてしまった。木星さんが語る天文学的数字の羅列はよくぞ覚えたなーと感心してしまいました。
歌謡ショーは私的にはいらなかったかな。
舞台の使い方は上手いなーと思いました。

ドブ恋8

ドブ恋8

女々

千本桜ホール(東京都)

2017/07/04 (火) ~ 2017/07/23 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/07/08 (土) 14:30

知人・古川奈苗が出演する女々の『ドブ恋8』を観に行った。この『ドブ恋』というのは、恋愛を題材にしたショートストーリーのオムニバス公演で、これまでに既に250作品を上演しているらしい。今回も、13人からなる4チームによる交代制の公演で、1チーム12本のショートストーリーを上演していた。古川奈苗はこのうち「ネズミ」チームに出演している。

ネタバレBOX

12本で上演時間は1時間50分ほどということは、1作品平均10分弱ということか。まぁ、作品の内容から長短はあるが、おおよその目安はそのぐらい。13人全員による作品は、「アローン」という4組のカップルによるスワッピングの話。そのほかは、2~6人での作品が中心。いずれも恋を題材にしたもので、笑える物あり、しんみり物あり、怒り物ありと、その内容は豊富。現実味があって思わず納得してしまったり、こんなこと絶対に無いだろうと思う物まで様々。途中、下着姿による全員でのダンスもあり、そのダンスが全体の総括的な意味合いを表していたような印象。それにしても、恋というものを演じようとすると、まぁ何とそのヴァリエーションが多いことか。好きな先輩になかなか愛を打ち明けられないで困っていたり、友達カップルが自室でセックスを始めようとして困惑する男など、思わず「そうだよなぁ」と思ったりして。古川は、どちらかというと恋愛で男に泣かされる女の役の印象が強かった。役柄的には異なるが、久野みずき、三浦あくり、三村伊吹の演技もなかなか。男性陣では、白土良介とデビが面白い味を出していた。
たまにはショートストーリーを観るのも楽しめて良い。作品の一部は、出演者によるものでもあった。

なお、劇場で知人の役者・事務所社長の麻生敬太郎氏と遭遇。彼も、古川の芝居も観に来たとのこと。終演後、コーヒーショップで観劇談義でしばし過ごした。
水の泡

水の泡

〈三好大貴プロデュースBuilding〉

black chamber(大阪府)

2017/07/07 (金) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2017/07/10 (月)

めちゃめちゃ面白かったです♪【平成世代の演劇】なんだけど舞台美術や物語の世界観は【昭和】の香りがプンプン♪そんな予想外なアンバランスさが絶妙な空気感を作りあげてました☆とにかく登場人物達の色付けが秀逸でそれを完璧に表現する役者さんの技量も見事でした★全てのキャラクターに惹き付けられ全てのキャラクターが愛しく感じる素晴らしい作品でした♪

先にぃ

先にぃ

劇潜サブマリン

シアター711(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/11 (火)公演終了

満足度★★★★

フライヤーが暗示するがごとく、ストーリーはしっかりしていながらも、どこか奇妙。
その奇妙さが観終わった後、時間が経つほどにじわじわと沁み込んできます。
あくまでも個人的解釈ですが、本作は都会に強く強く憧れる農家の女の子が見た壮大なる夢の世界だったのではないだろうか。

私がまだ地方で生活し東京に憧れを抱いていた頃、東京のイメージの雛型はTVドラマ「もう誰も愛さない」だった。
若い人はおそらく知らない昔のドラマだが、都会の人工的な輝き、お色気と同時に生き馬の目を抜く壮絶な大人達の打算・裏切り・復讐を描いたサスペンスドラマで、幼い思考回路の私には「東京」はお金を稼げば夢のようなオシャレな生活を送れ、その一方怖い大人がいっぱいで調子にのると直ぐに罠にはめられる油断できない所、そんなイメージが出来上がっていた。
もし私が上京する機会に恵まれず悶々と東京への想いと野心を募らせたまま事故等で深い眠りに落ちてしまったとしたら、
そこで見る夢はまさに本作の世界そのものではないかと思えるのです。

夢先案内人は怪しげな車掌さん。
辿り着いた都会の雑踏、混沌、怖い大人、ブラック企業、さらに一歩踏み込んだ先にはアブノーマルなエロの世界。
それでもその波にガムシャラに乗ろうとする女の子。
成功への階段を必死に登るその先に・・・
野心を持った女の子のイメージで形成された夢の中の世界として解釈すると、本作のあらゆる事に合点がいき、作品を美味しく咀嚼できるのでした。

ネタバレBOX

強力なキャラクターの登場人物が多く、どの役も世界観を説得させる演技力がなければ台無しになってしまう作品。
その中でもダサい田舎者からキレキレの女社長に変貌を遂げた女の子の活躍ぶりがスゴい。
主役かつシングルキャストで莫大な台詞量にも関わらず、絶妙な演技でパワフル、そして声はツヤっツヤ。
奇々怪々な都会の波を生き生きと泳ぎ、そして溺れていました。
湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)

湾岸線浜浦駅高架下4:00A.M.(土、日除ク)

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/19 (水)公演終了

満足度★★★★★

 亡くなった深津 篤史のシナリオだが、燐光群の坂手 洋二が演出。燐光群も良く使うザ・スズナリでの上演である。

ネタバレBOX

劇団と小屋との関係を今更とやかく言っても仏に説法の方もいらっしゃるだろうが、芝居内容と演出には、それぞれ劇団の癖というか好みというか、特性が現れ、その特性を活かせる小屋をどうしても多用することになる。小屋と劇団の相性というものがあるのである。無論、集客力の差、舞台と裏周りとの連携や使い勝手、照明や音響の効果を最大限発揮させる為の器材の充実、交通などの利便性等々。総合芸術としての演劇が要求する要素は多岐に亘り、而も質の高さを求められる。更に小屋の持つ雰囲気や、町全体の雰囲気が、芸能文化を盛り上げてくれるようなら猶更嬉しいのである。
 ところで、今作のような、大阪港湾部の荒み、心理的にも荒寥感の漂う街区のガード下を見つめ得る部屋の、恐らくは出口なしの部屋。そこには水槽に閉じ込められた真っ赤な金魚が、閉じ込められていることを知ってか知らずか遊泳している。最初、1匹だったものが、5匹に増え、更に十数匹になって1匹消える、など。数に変化がある。互いにアイドルの名で呼び合う男女の物語であるが、先ず、感じるのが何が描かれているのか分からない、という素朴な感想だろう。無論、演出もその辺りの事情が分かっているから、通常の舞台表現と朗読を組み合わせた回を何度か設けていると考えられる。
 ところで、今作、阪神淡路大震災後に書かれた物語である。作者の深津は、地震の時、京都の下宿に居て自分だけ被害を免れ、芦屋の実家が全壊、家族は無事だったものの仮設に移らざるを得ず、自分だけ難を逃れたことに後ろめたさを感じていたという。
 それかあらぬか、今作は非常に個人的な体験をコアに擁した作品ということができよう。同時にこの個人的作品は、その難解によって観る者の解釈を待っている作品でもある。即ち、作家は何を描く為に今作を書き上げたのか? 辺りが先ず最初に探究すべき対象ということになろうか。次に劇中何度も登場する”幽霊電車”とは何か? である。更に増減する金魚は何意味し、その水槽に関する登場人物たちの会話は何を示唆しているのかである。また、ガード下に蹲る革靴を履いた人物(生きているのか、遺体であるか、男か女かも判然としない存在は、何を表しているのか?)も極めて興味をそそられる対象であろう。その他、登場人物の居る部屋が、何を象徴しているのか考えると頗る面白い。例えば冥界という解釈も在り得よう。
 無論、あらゆる作品は、作品として提示され、作家から独立はしているという立場があるのは事実であり、そのような立場にも無論根拠がある。然しながら今作に於いては、作家の抱えていたという後ろめたさの内実について想像を巡らせることが、作品解釈の大きな糸口になるのではないか、と考えられる。
 また、今作の演出で極めて特徴的なことは、舞台の観客側に据え付けられた大きな板。これで観客の視野が否応なく限定される。更に舞台が、途中から急な勾配を持って下げられ、奈落まで急坂を構成していることである。奈落迄落ちているのである。如何にも坂手演出ではないか!?
先にぃ

先にぃ

劇潜サブマリン

シアター711(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/11 (火)公演終了

満足度★★★★

いかにも大阪!

ネタバレBOX

 物語は、新自由主義の尖兵のような企業で起こる本社幹部と地方支社との諸関係と他企業乗っ取りや買収の影で行われている闇の取引、社員間の熾烈な競争、会社幹部対労働者の対立抗争とスパイ等が絡む争闘についてであるが、これらの関係の裏に男女の肉体関係や性的変態趣味を絡ませている所に大阪の劇団らしさが在りそうだ。
 舞台を中央に設え、舞台を挟むサンドイッチ型に客席が配置されている。舞台中央には線路が描かれ、基本的にはフラット。必要に応じて椅子が用いられる。途中、労働歌として川上 音二郎らの「おっぺけけ節」が歌われるのが面白い。この場面、どういう訳か無声映画の傑作「メトロポリス」の反乱場面を思い起こさせた。自由民権運動に連座した壮士たちが、川上らのムーブメントの源流だから当然と言えば当然だが、治安維持法より性質の悪い共謀罪施行前夜にこの歌は小気味よい。何れにせよ、企業というものが人間を消耗品として扱い、その中で壊され、羅針盤を欠いた航海者のように都会というコンクリートジャングルを彷徨い歩く、パースペクティブを欠いた民衆の姿が、滑稽にアイロニカルに描かれていてグー。鉄道自殺が何度も出てくるが、飛び散った人体の形容が生々しい。
「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~

「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~

NODA・MAP

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2017/01/18 (水) ~ 2017/03/12 (日)公演終了

満足度★★★★★

めっちゃよかった。安定の野田MAP。
そして大好きなりえちゃん。
響いた〜〜どうしてあんなに動きがしなやかで美しいのか。演技はもう観るたびに、神がかってる。
😩あ〜〜すごいいい席で観れて感謝🙏🏻✨ 素晴らしい!!

かもめ

かもめ

東京芸術劇場

東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)

2016/10/29 (土) ~ 2016/11/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

戯曲は難しいけど、演者さんが素晴らし過ぎて見入ってしまった!!!

「クラゲ図鑑」

「クラゲ図鑑」

えにし

「劇」小劇場(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

国籍は違うが、男女の愛憎、親子の情愛という普遍的なテーマを据え、ある出来事までの軌跡を丁寧に描いた秀作。タイトル「クラゲ図鑑」は、生き方そのものを暗喩した表現。ちなみにクラゲは漢字で書くと「水母/海月」になるらしい。母はこの物語の主人公、そして海月はチラシのデザインのよう。このデザインは母・ソン・ミンス役(赤瀬麻衣子サン)の手によるもの。
(上演時間1時間40分)

ネタバレBOX

セットは、中央にカーテンで仕切った回り舞台。上手側には少し高い位置に警察の取調べ室イメージの机と椅子。また上手壁にバスケットボールのゴールネット。下手側には水槽。回り舞台はその時々の情景や状況をイメージさせ、また小道具(例えば水商売の店内など)が置かれる。物語は主人公ソン・ミンスの生きて来た人生を息子が回想するという展開である。

物語は三章で構成...事件を取り扱った刑事の質問に答えるという形で、母、息子・崇明(前田勝サン)の歩んだ生活が順々に描かれる。第一章は、母と台湾人の父が結婚し僕が生まれた。僕は台湾人の名前が付けられる。その実父は職を転々とし、何時しか酒浸りになり夫婦関係は破たんした。僕は一時韓国の伯母さんのもとで暮らした。その時に韓国の名前で呼ばれた。第二章は、母が日本人と再婚し、僕は日本へ来て一緒に暮らすことになる。日本での名前が「崇明」...僕には名前が三つある。この義父は女癖が悪く、母の嫉妬は狂おしいほどの怒り。その挙句、母は義父を殺害し、自分も自殺してしまう。第三章は母と僕の確執と思慕が抒情豊に語られる。これからは僕の未来の物語が…。

子供の頃、台湾人の父と一緒にクラゲを釣り上げた。クラゲは波が無いと海に沈み死んでしまうらしい。自宅でクラゲを飼うため水槽へ。偶然であるが、自分の座席(上手側、前から3列目)からクラゲを水槽へ入れた後、それを眺めている役者の姿が硝子に映り込みとても神秘的であった。クラゲに必要な波...それはソン・ミンスにとっての「愛」の求め、捧げるという比喩のようなもの。そして韓国女性の直接的な感情表現、日本人の奥ゆかしいという曖昧さ。愛情表現のシーンで際立たせ民族性の違いを垣間見せる。
この公演は、脚本・西村太祐氏、演出・寺戸隆之氏、脚色・劇団主宰の前田勝氏の優れたチームワークによって観応えのある作品に仕上げた。また水槽の件といい、歌(昭和歌謡の数々、そして赤瀬サンが歌う天童よしみの「珍島物語」が悲哀)という舞台技術も効果的である。

国家観として描くには色々と制約や配慮が必要と思われるようなシーンも、人間、その感情に負わせることで違いを描き出し、想いをしっかり伝える。そこに国籍を超えた人間、母子の情感が浮かび上がる。ラスト…母と子の会話-慟哭と罵倒、憐憫と追慕、表現し難いような感情が錯綜し余韻を漂わす。

次回公演を楽しみにしております。
ありふれた話

ありふれた話

劇団水中ランナー

d-倉庫(東京都)

2017/07/06 (木) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2017/07/09 (日) 13:00

今回はいつもと違っていたってシンプルなセットで勝負してきた。登場人物たちが場面場面でリンクして話を進めていくのでシンプルなセットは効果的に使っていたように思う。凝った1幕のセットだったら成り立たない舞台だった。内容的には大学の映画サークルで一緒だった面々のその後を描いていくんだけど、それぞれが結構重めの人生を背負って生きているので舞台上も結構暗くなりがちなんだけど、そこはキャラクターで笑わせる場面を作ったりとメリハリのある演出だったように思う。ただ、シンプルなセットでのセリフ・会話劇なので途中シリアスというか内容のある場面が続くところでは若干飽きがきたりもしてきたかな・・実際、あまり芝居を観ない夫婦を今回連れて行ったんだけど、ラストは素晴らしく、泣けたと言っていたんだけど、物語の中間、あまり起伏のない場面なんかでは眠気もきたと。なかなかこういう会話を聞かせる舞台ではしょうがないことなんだろうけど。難しいなと。舞台は。
全体的には素晴らしい舞台だったとは思う。思うんだけど、、なんか・・なんだろう、、みんな、、大人だなと。。芝居も、、大人だなと。。成長なんだろうけど、、、大人になっちゃったなと。

素晴らしい一日2017

素晴らしい一日2017

自転車キンクリーツカンパニー

駅前劇場(東京都)

2017/05/11 (木) ~ 2017/05/15 (月)公演終了

満足度★★★★★

大好きな浅野千鶴さんと宮本奈津美さんの快(爆)演目的で行ったけど、いやあ~面白かったなあ~!。主人公の友朗みたいな男になりたくないけど、素敵な男だった!。公演は15日(月)まで。これ必見です!。たまには自転車乗ってみよ。

SINGIN' IN THE RAIN -雨に唄えば-

SINGIN' IN THE RAIN -雨に唄えば-

TBS/ホリプロ/TOKYO FM/ぴあ/TOTAL STAGE PRODUCE/PARCO

東急シアターオーブ(東京都)

2017/04/03 (月) ~ 2017/04/30 (日)公演終了

満足度★★★★

かつてMGM所属のジーン・ケリー、デビー・レイノルズ、ミッキー・ルーニーの3人が共演した名作をステージミュージカル版にしたもの。映画とはまた違ったステージの良さを生かし、実際に「雨に唄えば」もステージ上に雨が降り、前列のお客さんは水除けをもらうという粋な演出。
ちなみに、映画版出演のデビー・レイノルズはスター・ウォーズのレイアを演じたキャリ・フィッシャーの母。

タルフ兄弟、と、メロテスカー

タルフ兄弟、と、メロテスカー

関村と浅野

Live space anima(東京都)

2017/01/09 (月) ~ 2017/01/09 (月)公演終了

満足度★★★★★

初笑いにふさわし過ぎる、抱腹絶倒の60分!!!。涙なしで観られませんでした。おじさん2人が、一向にラチが開かないお笑い禅問答をしてるよう。とっても関村さん的(笑)。そこが好き過ぎてたまらん。
関村さんのお芝居は、母体のあひるなんちゃらで2年ほど前に下北沢でたまたま観た「電磁装甲兵ルルルルルルル」で初体験してから、その独特のズレる会話の妙が気に入ってしまって以来。その後昨年味わい堂々、関村と浅野と続いて、ついにそちら御仲間関係のお芝居全体にハマってしまったという。
そういえば、「タルフ兄弟」の観劇中、兄役が素敵なボケセリフをかました直後に、何ともグッドタイミングでメール着信の「ピロリン~♪」音が入り、それが演技と妙にマッチ。会場が、異常な笑いに包まれたのはその効果もあったか?!。他にご覧になっていた方の話が猛烈に聞きたい(笑)

ゴッゴローリ伝説

ゴッゴローリ伝説

ゴッゴローリ伝説

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2017/07/07 (金) ~ 2017/07/11 (火)公演終了

満足度★★

公演は唄も良く、雰囲気も味があって楽しめた。しかし、プロらしからね開演前の苦情をいくつか…。まず開演30分前に会場とあるのにいつまでも猛暑の中、20人程が待たされる。そこへ15分程して「もう開いてますよ」と、謝りもせず、階段上で待っていた客が悪いかのような対応。ふざけるな!である。次にトイレの場所を聞いたご老人に「階段登った上ですよ!」となげやりな返事。「すみません。お手数ですが、階段の上にしかないのです。」ぐらい言えないのか?また「遅れる人がいるので開演が遅れます。」遅れるのはその人が悪い。早々に来ているほとんどの人に失礼である。他に席の増加の仕方に配慮がないなどetc.etc.…。いくら公演自体が良くてもね…(`へ´*)ノ

レ・ミゼラブル

レ・ミゼラブル

東宝

帝国劇場(東京都)

2017/05/21 (日) ~ 2017/07/17 (月)公演終了

満足度★★★★★

【燃える長文あしからず】
一昨年ぶり、今年も待ちに待ったレ・ミゼラブル観劇My初日。
もう各場面に各キャストに感情移入し切ってるので、どのシーンを見てもウルウル来てしまい、目から相当な水分を放出してしまった。プリンシパルからアンサンブルまで、1人1人が丁寧に演じているのが客席まで伝わってくる。まずはいつもこれに感動してしまう。
今回初だったのは、ティナルディエ夫人の鈴木ほのかさん、コゼットの小南満佑子さん、エポニーヌの松原凛子さん。バルジャンのジェンモさんは相変わらず起伏の激しい表現で強さと優しさをあれほど明確に色分けしてくるのは凄い。僕が前から大好きなのは、ジャベールの川口竜也さん。初ジャベールが今井清隆さんと村井国夫さんだったので、見始めた当初は「軽いかな?」と思った #川口竜也 さん。それがどうでしょう?、物語の後半にいくにつれ老いていくジャベールの心の葛藤と、どんどん強くなるバルジャンへの執着を、凄い迫力で歌い演じる川口さんの虜に。世代も名前をほぼ同じで尚更親近感。
ティナルディエ夫人の #鈴木ほのか さん!。いや凄い迫力。これまでのほのかさんのイメージが完全にもんどりうってどっかに行っちゃった感じ。セリフとセリフの間の空間の取り方が絶妙でKENTAROさんとの息もピタリ!。
初見のコゼット役 #小南満佑子 さん。今まで観てきたコゼットの中で個人的には最もコゼットらしい、可憐で気丈で芯の強さを感じる名演技。細かい所作や表情、セリフじゃないところまで心を配って丁寧に演じているのが伝わる。「ああ、努力したんだなあ」と感動した。また観たい人。そしてエポニーヌ役の #松原凛子 さん。エポの揺れる心の奥をさりげなく表情に出しつつ演じるところ、声量も素晴らしかった。仲間と行くことを選んだマリウス(#田村良太)に向ける眼差し(ここは特に好きなシーン)も素敵だった。

水の泡

水の泡

〈三好大貴プロデュースBuilding〉

black chamber(大阪府)

2017/07/07 (金) ~ 2017/07/10 (月)公演終了

満足度★★★★

関西の小劇場の演劇を模索してる時にtwitterをフォローしてくれたのをきっかけに見に行く事にした舞台。
チケットの手売りや1000人に会いに行く企画など始まる前から興味を引かれました。
実際チラシを受け取りに企画にも参加させてもらったけど三好さんとっても感じのいい人だった。作品愛みたいなものはものすごく伝わった。
人ごみの中知らない人に声をかける勇気がなかなかないと言っていたけどとにかく一生懸命だった印象でしたが実際舞台を見ると会った印象とは全く違うゲスい人役でw本当に衝撃的だった…。
ギャップよってw。
たまたまチラシの景色の場所を粗方当ててしまって【表立っては明かしませんが】と言っていた意味がわかったw
あの綺麗な景色だからこその物語の違和感。
若者の歪んだ感じとかゆとり世代ではない私にとってはもやっとした感じとか相まって地元の事大事にしてくれてありがとうって気持ちになりましたw
セットも入った瞬間に車が置いてあったのには驚いたし雨が降ってきたり花火を使ったり演出だけでもびっくりの連続でした。
ユタカとマミのやりとりは見ていて嫌な気持ちになりつつケンタと山本さんのやりとりに癒されて浄化しての繰り返し。
テラソマのゆとりならではのズカズカ人の心に入ろうとする感じとかあるあるこんなことって思える日常がそこにありました。
最後までもやってする感じで終わったけど日常なんてそんなもんだよなって思うと逆にリアルやな~って思いました。

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