お薦め演劇・ミュージカルのクチコミは、CoRich舞台芸術!
Toggle navigation
地域選択
ログイン
会員登録
全国
北海道
東北
関東
甲信越
北陸
東海
近畿
中国
四国
九州
沖縄
海外
管理メニュー
団体WEBサイト管理
顧客管理
バナー広告お申込み
バナー広告お申込み
Toggle navigation
menu
公演検索
HOME
公演
検索
ランキング
チケプレ
掲示板
Myページ
団体・公演・劇場登録
団体WEBサイト管理
チケット管理システム
CoRichチケット!
チケット管理システム
CoRichチケット!顧客管理
HOME
公演
先にぃ
観てきた!クチコミ一覧
クチコミとコメント
公演情報
劇潜サブマリン「
先にぃ
」の観てきた!クチコミとコメント
前のページに戻る
ハンダラ(10439)
満足度
★★★★
いかにも大阪!
ネタバレBOX
物語は、新自由主義の尖兵のような企業で起こる本社幹部と地方支社との諸関係と他企業乗っ取りや買収の影で行われている闇の取引、社員間の熾烈な競争、会社幹部対労働者の対立抗争とスパイ等が絡む争闘についてであるが、これらの関係の裏に男女の肉体関係や性的変態趣味を絡ませている所に大阪の劇団らしさが在りそうだ。
舞台を中央に設え、舞台を挟むサンドイッチ型に客席が配置されている。舞台中央には線路が描かれ、基本的にはフラット。必要に応じて椅子が用いられる。途中、労働歌として川上 音二郎らの「おっぺけけ節」が歌われるのが面白い。この場面、どういう訳か無声映画の傑作「メトロポリス」の反乱場面を思い起こさせた。自由民権運動に連座した壮士たちが、川上らのムーブメントの源流だから当然と言えば当然だが、治安維持法より性質の悪い共謀罪施行前夜にこの歌は小気味よい。何れにせよ、企業というものが人間を消耗品として扱い、その中で壊され、羅針盤を欠いた航海者のように都会というコンクリートジャングルを彷徨い歩く、パースペクティブを欠いた民衆の姿が、滑稽にアイロニカルに描かれていてグー。鉄道自殺が何度も出てくるが、飛び散った人体の形容が生々しい。
0
2017/07/10 23:16
0
0
前のページに戻る
バナー広告お申込み
このページのQRコードです。
拡大
×
このページのQRコード