ドブ恋8 公演情報 女々「ドブ恋8」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★

    鑑賞日2017/07/08 (土) 14:30

    知人・古川奈苗が出演する女々の『ドブ恋8』を観に行った。この『ドブ恋』というのは、恋愛を題材にしたショートストーリーのオムニバス公演で、これまでに既に250作品を上演しているらしい。今回も、13人からなる4チームによる交代制の公演で、1チーム12本のショートストーリーを上演していた。古川奈苗はこのうち「ネズミ」チームに出演している。

    ネタバレBOX

    12本で上演時間は1時間50分ほどということは、1作品平均10分弱ということか。まぁ、作品の内容から長短はあるが、おおよその目安はそのぐらい。13人全員による作品は、「アローン」という4組のカップルによるスワッピングの話。そのほかは、2~6人での作品が中心。いずれも恋を題材にしたもので、笑える物あり、しんみり物あり、怒り物ありと、その内容は豊富。現実味があって思わず納得してしまったり、こんなこと絶対に無いだろうと思う物まで様々。途中、下着姿による全員でのダンスもあり、そのダンスが全体の総括的な意味合いを表していたような印象。それにしても、恋というものを演じようとすると、まぁ何とそのヴァリエーションが多いことか。好きな先輩になかなか愛を打ち明けられないで困っていたり、友達カップルが自室でセックスを始めようとして困惑する男など、思わず「そうだよなぁ」と思ったりして。古川は、どちらかというと恋愛で男に泣かされる女の役の印象が強かった。役柄的には異なるが、久野みずき、三浦あくり、三村伊吹の演技もなかなか。男性陣では、白土良介とデビが面白い味を出していた。
    たまにはショートストーリーを観るのも楽しめて良い。作品の一部は、出演者によるものでもあった。

    なお、劇場で知人の役者・事務所社長の麻生敬太郎氏と遭遇。彼も、古川の芝居も観に来たとのこと。終演後、コーヒーショップで観劇談義でしばし過ごした。

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    2017/07/11 10:53

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