
秋元松代『常陸坊海尊』を読む!
一般社団法人 日本演出者協会
梅ヶ丘BOX(東京都)
2018/03/17 (土) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
秋元 松代作の戯曲の朗読だが、音読を前提に書かれた戯曲だということもあり、演者たちのエネルギーポテンシャルはかなり高い状態で演じられた。

プープーソング
劇団きらら
北とぴあ カナリアホール(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了

再生ミセスフィクションズ2
Mrs.fictions
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 19:30
価格3,000円
『男達だけで踊ろうぜ』
いやー文さんまず出てきたときに笑いましたよ(笑)若いなーー
任侠野球を通して「悲しい性」を描いたのでしょうか。どうにもならない環境って地域だけに限らず家庭にもあります。凄く色んなものを映し出した作品だと思います。
『東京へつれてって』
初演が随分前らしいのですが、私が以前に見たのは市原文太郎さんと酒井桃子さんでした。
この桃子さんが衝撃的だったのですが、今回の廣瀬響乃さんは割と普通のいで立ちでした。ただ「芝居が上手い」。彼女を拝見したのは2度目でして、前回見た『見よ、飛行機の高く飛べるを』(ことのはbox)では春名風花さんとダブル主演を務めました。そのときから注目はしていたのですが、実は私と同じ中学校出身という偶然。ひいき目も加えてもっと褒めたいのですがそれは次回に。
『男達だけで踊ろうぜ2~Dances with Wolves~』
アマゾンくんは卑怯だわ(笑)これはとにかく笑いましたね。
集団のコメディは揃って同じ動きをしたり、ちょっと変なことを順に言っていくところが見せ所。がお見事。この作品に限らないのですが、全て衣装をしっかり揃えているんですよね。野球部のユニフォームとか学ランの痛み具合とか凄くキチンと揃えていました。セットはなくても衣装で客の臨場感やイマジネーションは増すと思います。
『上手も下手もないけれど』
多分私が以前に見たのが初演だと思うのですが、そのときと同じ配役の岡野康弘さんと豊田可奈子さんでした。この作品はもう文句ないですよ。二人の関係が時間の流れを感じさせる・・・なんとも哀愁に溢れた作品です。

ブラインド・タッチ
オフィスミヤモト
ザ・スズナリ(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/04/01 (日)公演終了

-127birth
こわっぱちゃん家
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 13:00
座席1階5列
価格0円
こわっぱちゃん家は初めて拝見しました。とてもよかったな。今年の観劇作品の1,2と言っても過言ではありません。
出産のお話だけに留まらないメッセージの強い作品でした。
人は決断して行動することで新たな出会いがあります。そしてそこには喜びもありますが、ときには哀しみもあります。しかし前を向いて歩かなければいけない。自分の回りには心配してれる、愛してくれる人がいる。それは自分がこれまで決断して歩んできた証であるから。
そんなメッセージを私は受けました。
今回チケプレ当選で拝見しましたが、応募した切っ掛けは「目崎新年会」にメンバーがゲスト参加されていたから。たすいちと友好関係であるならば観てみようかなと。
その新年会にて少しお話をしたのが瀧啓祐さん。このストーリーの大きな役割を持った役でした。出産に踏み切るのかしないのか何か煮え切らない旦那さん。客が非常に見ていて「腹が立つ」演技だったから、このストーリーが成立したと思います。(演技が上手い!ということですよ)
そして他にも見たことがある役者さんがいました。関山未来さん。
その煮え切らない旦那の奥様の友人役。旦那さんとも直接会話をするシーンがありますが、凄く親身になって友人を支える役がしっかりできていました。たすいちでは見たことのない配役。またこんな関山さんも拝見したいものです。
最後になりましたが、チケプレありがとうございました。

隣の芝生も。
MONO
座・高円寺1(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/17 (土) 14:00
座席1階D列
価格4,200円
私が観劇を始めたのが3年ほど前。その頃に勝手思い描いていた「お芝居」でした。
役者さんは個性的でしたし、ラストは結局・・と客に想像させる演出がよかったです。また対照的な2つの世界から色んなことを気付かせてくれます。
3箇所回転するセットも初体験。大きい劇場ならではのお芝居を堪能できました。
チケット代は4200円とややお高めにも思えますが、座・高円寺のお芝居でこれだけの作品でしたらむしろお安いのでは。
小劇場ばかり見てきた私にはちょっと毛色が違う作品ではありましたが、凄く楽しめました。話が分かりやすいので観劇初心者にオススメできます。
尾方宣久さんは再演「粛々と運針」も出演されるのでそちらも楽しみです。
最後に少し苦言を言いますと、D列の左側は人が通路として使うので非常に待ち時間が嫌でした。その先まで進むことを係員が促すか何か立て看板でも出していただきたいです。

HTPT collection3
はちぽちヒッチハイク
キーノートシアター(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 17:00
価格0円
チケプレありがとうございました。
感想は遠慮なく書きますのでご了承ください。
チケプレ申し込んだ理由は「コメディの面白い劇団を探している」なんですが。
自分にフィットした団体・作品になかなか巡り合えません。
リピートを続けているのはアガリスクエンターテインメントさんだけ。
さて今回はちぽちヒッチハイクさんもお初の劇団でしたが、感想は「惜しい」。
ネタはなかなかイイと思いますが、何か足りず「場内爆笑」にたどり着けていません。
最初の哲学かと思ったら「ドリンクバー」とか、映像と早口言葉を照らし合わすとか。
凄く新鮮なものもあります。メンバーも凄く特徴があり、いまでも顔を思い出せます。
キレでしょうかね・・・お笑いタレントは言葉の勢いで笑いを取れますが、普段「舞台」を観ているお客にはちょっと通用しないと思います。
それとゲームネタは他の劇団でも言いましたが辞めたほうがいいです。
将棋は旬で良さそうにも見えますが、意外と「ルール知らない人」います。
もっとポピュラーな題材にオリジナルの味を加えたほうが面白くなると思います。
静止画はアンジャッシュがよく使っていましたが、動画を並べたコントは面白いのでは。
「コメディの面白い劇団」として確立すれば希少ですから評判も上がると思います。
頑張ってください。

赤道の下のマクベス
新国立劇場
新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)
2018/03/06 (火) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/18 (日) 13:00
パンフレットを読むと、鄭義信氏の「影の昭和史」3作品につらなる作品ということである。これらは、2016年にこの新国立劇場で、連作で拝見した。
確かに3作品は、1950,60,70年代となっており、今回1940年代というのは収まりもよい。
ただ、鄭氏のこれらの作品は、在日朝鮮人という立場の(今回は若干異なるけれど、朝鮮人に重点を置いた、物語であることに変わりはない)物語であり、その上「影の」と付けることに、どうしたも抵抗感が付きまとう。
鄭氏自身が、そう名乗っているようには思えないので、別の呼称を期待したい。
さて、朝鮮人BC級戦犯の話である。まあ、この舞台について語ること、朝鮮人BC級戦犯について語ることは分けて考えないといけない、と思う。
そこにあるのは、理不尽な状況下でも、人は食事を求め、笑いを求め、自由を渇望するということ。もちろん、理不尽な状況には何の慰めも意味をなさない。ただ、死にゆくことを待つだけだ。ましてや、個々に描かれる戦犯たちは、故郷から遠く離れた地で裁かれ、死んでいく。彼らを家族が訪ねることもない。
鄭氏はタイトルを「マクベス」では「オセロー」で当初考えていたとのこと。でも、きっと「ハムレット」も考えたでしょうね。だって、そっちの方が物語の推移を比して見れば、ピッタリな感じがするし。でも、あまりに当てはまりすぎて、照れ臭くなったのだろうなあ、と勝手に推測します。

ハムレットマシーンのかけら
シアターX(カイ)
シアターX(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/17 (土) 14:00
座席1階1列
終演後、恒例のアフターミーティング。
今回は、御大たちの長い意見が噴出して、とりとめのない状態になりました。
実のところ、この1ヵ月余りの「ハムレットマシーン」狂騒曲、この「ハムレットマシーンのかけら」が、他の「ハムレットマシーン」とどう違うのかが聞きたかったのだけれど。
「かけら」という言葉は、何を意味するのかも知りたかったですし。
1時間といった、凝縮された舞台。ダンスということですので、演劇云々というのは当たらないのでしょう。
少しテンポが緩やかになったところで、寝不足からちょっと睡魔が、、、、
うつっとしたら、舞台上のダンサーが1列目の私の隣の席に来て、私を眺めていました。
それも満面の笑顔で。あれは、アドリブか!!!すごく、バツが悪かったです。
次の金曜日には日暮里まで、また「ハムレットマシーン」を観に行くので、感想はそれを観てからそちらにします。評価は、楽しかったかどうかでの判断です。実は、まだ上演台本手元にあるのに、読んでもいないのです。ごめんなさい。

廃墟
ハツビロコウ
シアターシャイン(東京都)
2018/03/13 (火) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/03/20 (火) 18:00
座席1階1列
率直な感想、三好十郎脚本の上演ということで、悪い方の予測があたった感じ。
何事でも挑戦が大事、一歩踏み出すことが必要ということも判るけれど、ハツビロコウにはこうした会話劇は似合わない感性なのかな。それとも演出が追い付いていないのか、ないしは台本が未消化なのだろうか。
ハツビロコウの過去作品は、敢えて言葉を省くことで、強い情念を示すことに長けていたように思う。沈黙をセリフとして使うような。そのために、かなり入り組んだ設定(時間軸が入れ子になったり、新たな事実が加味されたり)でも、コンパクトにまとめあげることが可能で、物語が拡散するとなく、深い親和性を獲得し観客が極めて同調しやすいものになっていた。
今回、最も気になったのは、会話劇であるがゆえに、熱量を込めすぎたこと。会話を継続するために抑揚ではなく、大声を張りあげる場面が多くなってしまった。まあ、三好十郎の脚本って、先鋭な言葉の応酬というのが特徴で、こうなりやすいのかもしれない。でもね、沈黙よりも強い熱量はないですよ。
うーん、期待とちょっと違いました。

ロスト花婿
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
おもしろかったし、すごかった!
あちこちからボケが飛んでくる感じですが、
計算しつくされた笑い(あのシーンの図師さんを除く)で、ごちゃごちゃ感は全くありませんでした!
何回観ても楽しめると思います!

わが闇
劇団俳優座演劇研究所
赤坂区民センター 区民ホール(東京都)
2018/03/14 (水) ~ 2018/03/16 (金)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/03/15 (木) 13:30
座席1階1列
俳優座に限らないけれど、研究生公演のよいところは、同じ座組で比較的高い頻度で継続的に舞台が観られるところにある。
俳優座研究員に限ると、27・28期を前回「花粉熱」、今回「わが闇」と連続して拝見したのだけれど、この2期はとにかく芸達者が多く、観ていてはっきりと「うまい」と感じる。
石川修平さんのうざったさは相変わらずだし、金本徳義さんの惚けた風情は十分に楽しめるし、辻井亮人さんの軽妙さは適度な不快感を与えてくれる。
女優陣でみれば、椎名彗都さんは年齢に似合わない落ち着きが何と言えない切なさを醸し出しているし、天明屋渚さんの可憐さは天性のものだと思う。他の役者さんまで述べだすときりがない。
むろん、そこに留まって・よいというものではないだろうし、別のステージに上がって欲しいものだが、まずはお金をとって見せる舞台としては十分に及第点だと思う。

第10回公演『オールド・フランケンシュタイン』
唐沢俊一ユニット
小劇場 楽園(東京都)
2018/03/14 (水) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/19 (月) 19:00
笑いがあちこちに散りばめられて、月曜仕事帰りの観劇には最高でした。お芝居を観てアドリブに笑って気持ちが軽くなって帰る、サプリメントみたいなお芝居私には良かったなぁ〜。

「LOVE」 Chapter3
シンクロ少女
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/03/19 (月) ~ 2018/03/21 (水)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/03/19 (月) 19:30
シンクロ少女の、この "Love" シリーズは、もう手放しで絶賛するしかない。既に Chapter 3 で、1話完結とは言っても、前2作を観ていた方が面白いのは間違いない。今回も、櫻井演じる武田と名嘉演じるユミの恋の行方が揺れ動くのは興味深く、おがわじゅんや演じるたんちゃんとたなか沙織演じるヨシノの馬鹿ップルぶりも健在である。新たな登場人物として、上海に行ってしまった大岡(トリプルキャスト・この日は横手が演じた)の恋人である陳さんとして宮本奈津美が登場し、更に複雑な様相を呈するが、ただもう苦笑するばかりで楽しく、元気になる芝居だった。

廃墟
ハツビロコウ
シアターシャイン(東京都)
2018/03/13 (火) ~ 2018/03/21 (水)公演終了

ロスト花婿
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日に観劇。
面白くない訳ないんだけど、それを遥かに上回るハチャメチャさだった。正に「妖怪大戦争」の形容詞がぴったりな演技のバトルロイヤル。
同じキャスティングでシリアスな舞台やったら、それはそれで沸点越えるんだろうなぁ。

ロスト花婿
ENG
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2018/03/16 (金) ~ 2018/03/25 (日)公演終了

再生ミセスフィクションズ2
Mrs.fictions
北とぴあ ペガサスホール(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/19 (月)公演終了
満足度★★★★
多くの皆さんの「観てきた!」に背中を押されて予約をポチ。DVD付きで3,000円は安すぎ。
下北沢の小劇場風のところを予想していたらまさかの駅近接高層ビルの15階。清潔で大きなトイレも素晴らしく、下北沢のように駅で済ませるのを忘れて会場で嘆くということもない。ただ何だか落ち着かないのも事実。しかし会場に入るとカニの怪人が舞台でポーズを決めて、それに多くの人がシャッターを切っているという大劇場ではありえない光景に頬が緩む(小劇場でも無いけど)。
『男達だけで踊ろうぜ』にはすっかりやられてしまった。切れ味の良さはオー・ヘンリーの短編を思わせる。
『上手も下手もないけれど』はしっとりとした美しい作品。賞を取った脚本も素晴らしいのだろうが、岡野康弘さんと豊田可奈子さん、お二人のうまさには敬服した。萩原流行似の岡野さん、化粧して行くとジョニー・デップのマッドハッターとかヒース・レジャーのジョーカーを連想させた。豊田さんはちょっとアホッぽい娘から悟りを開いた老婆まで何の無理もなく変身して行った。
『東京へつれてって』はもうひとつ共鳴することができなかった。
『男達だけで踊ろうぜ2』は「魁!!男塾」風味。ストーリーは本能全開で安っぽくなってちょっと残念。応援団長役の高木健さんはアガリスクの「そして怒涛の伏線回収」で拝見して以来だが、こういう押しの強い役をやらせると日本一。

ボス村松のラジオ
劇団鋼鉄村松・日本のラジオ合同公演
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/03/15 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/03/16 (金) 14:00
価格2,200円
ボスの詩的な指向モロ出しのロード系バディもの。序盤で不条理気味?と思うもすぐに詩的だと気付く。そうして思い返せばかつて観たボス作品はいずれも詩的な部分があったなと(やっと)思い当たる。
また、中心となる二人に漠然とジーン・ハックマンと若き日のトム・クルーズを思い浮かべたのは「スケアクロウ」と「レインマン」だな。あの頃のアメリカ映画がもしも日本人だったらどうなるか?みたいな。そう言えば車の移動でずっとDJ番組が流れているのもアメリカ映画っぽい。
そして、もしもボス自身が演出していたらどうなっていたろう?などと想像するのもまた楽しからずや。
あと、会場の基調である黒と木材の自然な色を対比させたセンスある舞台美術も好み。これも詩的な印象に一役かっていたのかも。

地上10センチ
ガレキの太鼓
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/03/08 (木) ~ 2018/03/18 (日)公演終了