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おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

おたまじゃくし【15日より大阪公演開幕、チケット好評発売中!】

劇団鹿殺し

ABCホール (大阪府)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/15 (木) 19:00

初めての鹿殺しさん。人気劇団さんである事に納得!とにかくパワフル!元気もらえた。面白かったし楽しかったしホロリときたし好き。また行きたいと思った。

FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇

FUN HOME ファン・ホーム ある家族の悲喜劇

東宝

シアタークリエ(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/26 (月)公演終了

満足度★★★★

先週観た「マタ・ハリ」(corichでの登録なし)では全曲どれも声を張りビブラートを盛大にかけて終わるものだった。拍手の強制感はあるものの世界観と合っていて悪くはない。それに対して、こちらの「FUN HOME」の曲は無理な盛り上げを仕掛けてこないすっきり系の趣である。もちろんそれは物語の内容に沿ったものであり、観客も最初は曲ごとに拍手をしていたが途中から静かに聞き入るべきだと悟ったようである。

内容は完璧主義の父と反発しながらも大好きな娘のお話。父はゲイで娘はレズビアン。父の自殺で物語は終わる。一昔前なら陰鬱に重くするところを父の死でさえも淡々と、どこか爽やかに描いている。穏やかな感動がじわじわと染み入ってくるのが私には新鮮だった。

ネタバレBOX

子役も含めて皆さん、個々に歌がうまいのは当然であるが声が重なるところではバラバラで調和しない。最初の父と娘の合唱で感じた違和感は最後まで続いた。子供合唱団のように綺麗になるのも(ここでは)困るがもう少し揃える努力があっても良いのではないかと思った。もしかすると「個々人が自立してそれぞれの道を生きる」ということを表した演出なのかとも考えてしまったが、まさかね。
私信/来信、ユートピア

私信/来信、ユートピア

青色遊船まもなく出航

シアター風姿花伝(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

作者の強い想いが全面に浮かび上がる観念的で脳内迷宮のような作品。
一つ一つのシーンが優しく心地よい台詞に包まれ積み重ねられるが、
時折、現れる記憶の痛みが切ない。

ネタバレBOX

大切な人を失いオカマの道を選んだユキが、
家出した少女アコとの関係から、そのトラウマ的な記憶の傷を埋めてゆく。
孤独なようで、周囲をしっかりと見ているポップで和み的なアユミの存在が大きく響いた。
跡 2018

跡 2018

世田谷シルク

BUKATSUDO (横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ B1F)(神奈川県)

2018/02/13 (火) ~ 2018/02/15 (木)公演終了

満足度★★★★

 殆ど科白のない舞台公演だ。

ネタバレBOX

科白はオープニングで東女人物がポリフォニックに己に起きた事柄を語るシーンのみである。その後は、終演までの総ての時間、影絵、身体パフォーマンス、音響効果、照明で綴られる。科白が無いから、当然、複雑な事象を表現することは端からできない。このような形式を選んだのは、字幕を読む煩瑣な事象を避ける為だと言うが、創作者たちは、最終的に演劇を選んでいるのかパフォーマンスを選びたいのかに関わる選択なので己の実存を掛けて先ずはやること、目指す方向を今の内に決めておいた方が良い。言うまでもなく創作の世界は才能の弱肉強食の世界である。今更言うまでもないこのようなことを俎上に載せざるを得ないのは、表現の可能性を自ら狭めているように思うからである。
 演劇関係で多くの実験をやった人の中で一般人の間で寺山 修司ほど著名になった人は、この数十年で彼一人だろう。彼は、基本を演劇と映画に置いていたように思う。そしてその可能性を引き出し得た人だったからこそ、これだけ知られており、ファンも多いのだろう。作品も古典的手法を駆使したものから、シュールレアリスティックな手法を用いた物、常識外れの発想によって既成概念を震撼させたものなど強いインパクトを与えるものが多かったが、その根底には、ロートレアモンを彷彿とさせるようなラディカルな情念が蜷局を巻いていると感じさせ、見る者を誑かす計算と醒めた目が働いていた。それが、彼をして人間性の内に潜むダークなもの・ことを表現に高める契機を与えたのであろう。
 然しながら、今作の作家にはそのような深みを予め感じない。このような立ち位置からでは、センスの良さで勝負する他あるまい。あとは、子供のイマジネイションを刺激し共に楽しむ世界であろう。作品を拝見すると、当初の予想が一切外れなかった点が気に掛かった。海外とのコラボを容易にする側面がある反面、以上のような懸念を払拭できるだけのスタンスを確保するなり、何をどのように目指して表現してゆくのかを若いうちに考えておくことも有益であろう。初めて行った会場の作りは建築としても一時流行った配管などが露出し、天井裏丸見えの様式で、このような作品にはお似合いのスペースだったし、色調ベースが白で統一される中、椅子と机ばかりが塗料を塗らない生の味を活かしたものであり、衣装も一部ナマハゲをアレンジしたような古層が飛び出すなど面白いのだが、これらの要素総てが各々抽象的であり、観客の理性に訴えても感情や情念の深い所には作用しない。おまけに脚本そのものが、総ての要素を集約させ、カオティックになった世界から本質を取り出すような作業を一切目指していないので、後々残るものが無い。今後長く創作活動を続けるのであれば、こういった事柄にもコミットしておかなければ、世界に一時出ても残ってゆけない懸念が残る。
沈黙の音

沈黙の音

演劇企画アクタージュ

参宮橋TRANCE MISSION(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 初めに、タイトルに含まれる矛盾に興味を惹かれた。

ネタバレBOX

作品の内容を拝見してこの矛盾に合点がいった。実際、埴輪雄高ではないが”不合理故にわれ信ずという態度は、表現することを職業としない人々が犯すことの多いミスや、表現する者に於いても拘りが強すぎて本人が矛盾に気付かず表現してしまうこともあろうし、現実自体が矛盾に満ち満ちているから、それをそのまま形にしてしまうと、正確ゆえに矛盾するという事態が起こる。このように矛盾は、真を求める者にとっては題材の宝庫なのである。今作は、先ずこの点に着目して入っていることからして、力のある作品である。
 初日が終わったばかりなので、サスペンスの内容について余り細かいことはここでは記さないが、二転三転どころではなく容疑が次々に湧き、その一々が追及される構造になっているので緊迫感が途切れず楽しめる。
 尺も80分程度で良く纏まっている他、ラストに掛かる歌がSound of silenceでタイトルと呼応している点も洒落ている。
葵上~源氏物語より~

葵上~源氏物語より~

演劇ユニット 金の蜥蜴

ブディストホール(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★★

 年一度の公演を続ける金の蜥蜴の本年度公演だ。生の和楽器演奏が入り、舞台を盛り上げてくれるが衣装も豪華である。演劇用の特別仕立てのものもあるが、形は正絹の十二単である。目方もかなりのものだ。ものの本によるとあの時代、女御、更衣らの着ていた十二単の重さは十四、五キロあったという。当然のことながらそんな重い着物を着て何時も姿勢を正して居た訳ではなく、プライベートな時間には寝そべったりしていることが普通だったという。

ネタバレBOX


 何れにせよ、今とは相当異なる意識を持った時代であったことも事実である。出掛ける時に方位を気にしてみたり、もののけを恐れたりなどという感覚は現代人には殆どあるまい。どだい闇の消された時代に生きている我々にとって深い闇の体験を持つ者は極めて少なかろうし。夜の闇の中、山歩きをした経験を持つ者などほぼ絶無だろうから。
だが、今作を観る者は、このような闇が例え貴族という上流階級にも日常であったことに思いを馳せなければならない。ま、一般教養として源氏物語を読んでいるのは当たり前のことだから、内容をくだくだしく説明することはしない。今作でも葵上と六条御息所の関係及び源氏が真に心を惹かれていた実母桐壷に生き写しの藤壺との関係については、原作通りキチンと押さえられているし、賀茂の祭りでの牛車の事件なども上手に表現されているばかりではない。生霊となって葵を恨み夜毎現れて苛んでいたものの、殺すには至らなかったものが、呪い殺すに至る決定的経緯がこの事件だから、極めてドラスティックに描かれている。このくだりで能の手法と身体的挙措が用いられているのは無論偶然ではない。能で用いられる音響も含め、ワキ、シテ、ツレなどの役割や、その描く世界があの世とこの世の対比であることや、物狂いの世界であることと密接に関連しているのだ。
 無論、式部の描いた源氏物語の本質、即ち人間存在の不如意と女性・男性の本質、人として在ることの寄る辺なさ故の哀しみと孤独、そして恋に身を焦がす業の深さと己の業の深さを断じようとする人としての意識の葛藤を、極めて端的にそして煌びやかに表現している。場面、場面に応じて演奏される篠笛の音、鼓の音や発声の素晴らしさも劇にのめり込ませてくれる。
見よ、飛行機の高く飛べるを

見よ、飛行機の高く飛べるを

ことのはbox

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/14 (水)

初日(2時間25分)を拝見。

ネタバレBOX

他の方もおっしゃっているように、永らく公演名だけはあちこちで目にしていた、永井愛さんの名作、私にとっての有名戯曲のメンター・ことのはboxさんの舞台で初めて観ることができる♪とワクワクしながらの初日でした。

観終わっての感想。
井上真央さん主演のNHK朝ドラ『おひさま』の女学校篇を思い出しました(同じ「女子師範学校」とはいえ、本作の明治とは違い昭和初期でしたけど)。
自由にのびのびと生きていきたい・愛していきたい!という人間本来の望みと、社会の規範・当時の倫理観との軋轢…さすがにNHKでやらない(やれない?)学内ストライキの顛末を通して描かれる青春像は、終演後も、ヒロインの光島延ぶや杉坂初江だけでなく、他の生徒さん達から新庄先生や安達先生に至るまで、まだ若い登場人物たちの「その後の人生」に、ついつい思いを馳せてしまいがちに…。
良い演劇体験をさせて頂きました。感謝です。

役者陣。
ヒロイン・光島延ぶ役の春名風花さん。ハマり役です。その聡明な表情と真っ直ぐな声をもって、これまで拝見してきた幾つかの舞台の中でも、ズバ抜けた出来だと思いました。
もう一人のヒロイン、杉坂初江役の廣瀬響乃さん。
何度も舞台を拝見しているので、演技力のある方だというのは承知していましたが、今回、春名風花さんという、ある意味、強烈な個性の相手役を得て、持ち味である、おおらかでスケールの大きな芸風がフルに発揮出来たのではないでしょうか?
舞台上での姿が、これまでになく活き活きとして見えました。
それから…ことのはboxさんの舞台、御縁があってか、第2回の『家を出た』から今宵の『見よ、飛行機の高く飛べるを』まで全ての公演を拝見しているお陰で、三村伸子さん、新田えみさん等、顔と名前が一致する役者さんが増えて来ましたが、今回は、役柄と雰囲気がとてもよくマッチしていた、槇野レオナさんがとりわけ印象に残りました。

最後に、自分の記録用に配役を記しておきます。
光島延ぶ…春名風花さん
杉坂初江…廣瀬響乃さん
大槻マツ(しっかり者)…工藤杏子さん
山森ちか…槇野レオナさん
木暮婦美さん(恋に恋する乙女)…篠田美沙子さん
梅津仰子…宮島はるかさん
石塚セキさん…関谷彩美さん
北川操(最後、身内と光島達との板挟みで苦悩)…石塚咲妃さん
新庄先生(愛すべき「優柔不断」)…岡田コセさん
安達先生(このヒトの視点からのアナザストーリーも観てみたい)…新田えみさん
菅沼先生(規範を重んじるも、安達先生を理解)…木村望子さん(好演!)
中村先生(話好き)…加藤大騎さん(好演!)
青田先生(太鼓持ち)…大久保洋太郎さん
難波校長(生徒に硬軟双方で迫る「権威」の象徴)…長野耕士さん
板谷わと(寮の賄いさん)…三村伸子さん
板谷順吉(わとの息子、元・飾り職人、社会主義に傾倒)…兒島利弥さん
私信/来信、ユートピア

私信/来信、ユートピア

青色遊船まもなく出航

シアター風姿花伝(東京都)

2018/02/09 (金) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

人は心のどこかで、人生をやり直せるなら……という気持ちがあるのかもしれない。
もしその気持ちが強ければ強いほど、かなり響く内容なんじゃないかな、と思う。
例え救われないとしても、それでも「そこ」を目指して生きていくんだよね。人は哀しい。でも、それでいいんだ……そんなことを終演後に感じた。柄にもなく。
星は、今回も4つ。5つ目は、敢えてつけないようにしております(笑)。

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

ある日、ぼくらは夢の中で出会う

劇団6番シード

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/02/15 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/15 (木)

のっけから、夢とも現実ともつかない不思議な4人の世界が、それを形に表した様な不安定な舞台の上で展開される。主人公の新人刑事は今風の若者だけど、他の先輩達は果たして何者?物語は少々難解に感じられた。
主人公を、6Cのベテラン3人が息もピッタリにイジリ倒したり、本公演では決してありえないであろうコスチュームを着用したり、番外公演ならではの楽しさがあった。

らん

らん

秦組

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2018/01/17 (水) ~ 2018/01/21 (日)公演終了

満足度★★★★★

いやはや、本当に素晴らしかった。油断してたらずっと鳥肌立ちっ放し。

何が良かったって、いわゆる芸能界的に有名で名前のある役者さん達を追い遣って?
正直有名ではない、でも実力あるベテラン役者の方々が、見事に全編に渡り活躍をされてた点です。
この事により、分厚い作品に仕上がっていて大満足しました。

主演は14歳の松本来夢さん。
「14歳なのに物凄い!」的な事前情報を浴び過ぎていて、
事前にハードルが上がり過ぎた為「とてつもなく驚いた!」という事はありませんでしたが、
それでもこの年齢の少女だからこそ出せる危うさや脆さの様なものが、
作品に非常に良い影響を与えていたのは間違いありません。

個人的には平山佳延さんが出てきた瞬間に空気を変えていて素晴らしかったのと、
田中稔彦さんがこれまで拝見した中で一番絶妙な役を演じられていて素晴らしかったです。

誤人(ごにん)

誤人(ごにん)

企画演劇集団ボクラ団義

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2016/03/23 (水) ~ 2016/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

ある山小屋に閉じ込められ、その中で起こるドキュメント的な会話劇。
ハラハラドキドキさせられ、誰も彼もが怪しく見えますが実は…的な。

KASSAIのサイズ感を逆に利用して、非常にレベルの高いサスペンスを覗き見している感じでした。
ただ、好みは分かれるでしょうね。
また、非常に良い意味で後味が良いものではありませんでした。

ボク団さんメンバーや、客演常連の加藤さん、佐藤さん、齋藤さんなどのメンバーは勿論良かったのですが、
今回また新たに出演されていた花奈澪さん、福地教光さん、若狭勝也さんの3名が、
個人的にとてもこの作品の色と空気を作られていて素晴らしかったです。

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的トライアルvol.2『天はすべて許し給う』

鵺的(ぬえてき)

コフレリオ新宿シアター(東京都)

2018/02/07 (水) ~ 2018/02/13 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2018/02/10 (土)

変態男3人と監禁される女性、逃げ出してからの展開がメインなのですが
最初から幸せな解決が出来るはずもなく、天は許すかどうか解りませんが
客席からは許すしかない、共存出来ない人間は消えるしかないのです。
陰鬱な湿気と、女性の苦しみしか残らない、重苦しくも見逃せない作品でした。

ネタバレBOX

https://blogs.yahoo.co.jp/minamonitokeruhikari/64126433.html
十七人の侍

十七人の侍

企画演劇集団ボクラ団義

CBGKシブゲキ!!(東京都)

2015/11/20 (金) ~ 2015/11/29 (日)公演終了

満足度★★★★

とにかく殺陣の手数の多さが凄かった。

舞台には砂漠が広がり、そこで戦う彼らの理由は何なのか。
その答えが徐々に解けていく物語は今回も堪能出来るものでした。
それまでの流れとは全然違う場面が差し込まれ、その記憶が意味するものとは何なのか。
この世界は一体誰からの目線なのか、本当の世界か、それとも空想の世界なのか。
各役者さん達の熱量も凄く、熱い作品でした。

ただ…実は他の舞台を観に行った客席で、お名前は分かりませんが、
良く客席で拝見する舞台の常連さんが
「十七人の侍は作品が長過ぎて、楽しむ云々の前に、座り続ける体が辛過ぎた」
と話していらっしゃり、それが耳に入った自分も、それを否定出来るかと言うと、
やはり体が辛かったなと、思い出される事が後ほどありました…

Gothic&Lolita Fantasia

Gothic&Lolita Fantasia

フラワースタジオ

フラワースタジオ(東京都)

2018/01/30 (火) ~ 2018/02/12 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/05 (月) 19:30

千夜一夜物語の変奏のような形で「先生」が少女語る三編の物語。ダークさはほぼなくむしろファンタジックあるいはメルヘンチックに受け取る。時にハートウォーミング(違うか)時にユーモラスなのが意外?(笑)
1編目の二者の関係に「胡蝶の夢」を思い出したりも。はたしてあれはどちらの幻想だったのか?

Over Smile

Over Smile

SANETTY Produce

新宿村LIVE(東京都)

2016/02/10 (水) ~ 2016/02/15 (月)公演終了

満足度★★★★

「赤」「青」「緑」の三色に分かれた国々の争い。
その中にどこにも属さない、白を纏う、耳が聴こえない少女がいた…

手話が随所にあり、もちろんそれがキーになる。
語り部の子達がその不思議な世界に迷い込む…

玉川来夢さんが一言も話す事なく、キーになる少女を好演されていました。
またそれぞれの色の特徴もしっかりと分かれており、
殺陣なども見所がたくさんありました。

手話だからこそ描ける表現が見所ではありましたが、逆にそれを伝える事が難しそうな場面もあり、
観るのが簡単な作品ではありませんでしたが、十分に楽しめるものでした。

No.9-不滅の旋律-

No.9-不滅の旋律-

TBS

赤坂ACTシアター(東京都)

2015/10/10 (土) ~ 2015/10/25 (日)公演終了

満足度★★★★

稲垣吾郎さんがベートーヴェンを演じるという事と、相手役が大島優子さんという事。
また、学生時代に自分がオーケストラで演奏経験のある「第九」をテーマにした作品だったので、
当日券のS席に並んで入場しました。
恐らく関係者席が解放されたものだったのか、物凄く良い席で驚きました。
一つ前の列のすぐ右斜め前には草なぎ剛さんもいらしており、周りのおば様方のザワ付きが凄かったです。

さて、内容はベートーヴェンの半生を代表曲と共に描くもので、
ピアノの生演奏や、合唱などが迫力があり堪能出来ました。
舞台上も相当に奥行きがあり、当時の街並みや人々の生活感なども伝わってきて迫力満点でした。

正直、稲垣吾郎さんがベートーヴェンを演じるという事は、なんとなく想像がし易い感じでしたが、
それでも嘘っぽくなく、遺憾なく作品のスケールを感じる事が出来ました。
第九の音楽に合唱が乗ってくる場面が魂が震わされました。
大島優子さんも全く違和感無く素敵な女優さんでした。

ダンス30s!!! シアターコレクション

ダンス30s!!! シアターコレクション

モモンガ・コンプレックス プロジェクト大山 MOKK

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/02/01 (木) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

満足度★★★★

f(男性)を鑑賞。座席のない自由回遊型。暗闇が訴えかけてくる。約6年ぶりに観たが、どちらかというと女性のほうが妖しさがでて合う。

AZUMI 幕末編

AZUMI 幕末編

RUP

新国立劇場 中劇場(東京都)

2015/09/11 (金) ~ 2015/09/24 (木)公演終了

満足度★★★★

川栄李奈さんを観てみたいと思ったので観劇。

テレビで活躍されていた時から運動神経や、勘が非常に良い方と思っていましたが、
抜群の動きで殺陣をこなされていてお見事でした。
川栄さんのキャラらしく、日替わりネタとして漢字の読み方クイズみたいのもあり、
恐らく複数回観ても飽きない内容だったかと思います。

内容よりも殺陣で魅せる様に感じましたので、作品としての満点は入れませんが、十分楽しめるものでした。

『毛美子不毛話』『妖精の問題』

『毛美子不毛話』『妖精の問題』

Q

STスポット(神奈川県)

2018/02/14 (水) ~ 2018/02/18 (日)公演終了

「妖精の問題」100分。再演で脚本もプラッシュアップされ生演奏も増えグレードアップ。元気ももらった。三編を貫くテーマがくっきりしたみたい。排斥、抹殺、殲滅と相反する共存共栄という思想、そして現実について考えた。

ネタバレBOX

よしこ先生も竹中香子さんが演じて「自給自足」にしていいのでは、と思った。
跡 2018

跡 2018

世田谷シルク

BUKATSUDO (横浜市西区みなとみらい2-2-1 ランドマークプラザ B1F)(神奈川県)

2018/02/13 (火) ~ 2018/02/15 (木)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/02/15 (木) 11:00

会場は隠れ家的な場所にあって、一見さんにはやさしくない。初めての人は、時間に余裕をもっていかないと、なかなかたどり着けなくて遅刻しちゃうかも。

ネタバレBOX

最後の10分間が近未来の老人介護。ヘルパーさんがロボットで、人間がコンピューター管理される。私の老後がそうなるのか? 

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