満足度★★★★
とにかく殺陣の手数の多さが凄かった。
舞台には砂漠が広がり、そこで戦う彼らの理由は何なのか。
その答えが徐々に解けていく物語は今回も堪能出来るものでした。
それまでの流れとは全然違う場面が差し込まれ、その記憶が意味するものとは何なのか。
この世界は一体誰からの目線なのか、本当の世界か、それとも空想の世界なのか。
各役者さん達の熱量も凄く、熱い作品でした。
ただ…実は他の舞台を観に行った客席で、お名前は分かりませんが、
良く客席で拝見する舞台の常連さんが
「十七人の侍は作品が長過ぎて、楽しむ云々の前に、座り続ける体が辛過ぎた」
と話していらっしゃり、それが耳に入った自分も、それを否定出来るかと言うと、
やはり体が辛かったなと、思い出される事が後ほどありました…