
iaku演劇作品集
iaku
こまばアゴラ劇場(東京都)
2018/05/16 (水) ~ 2018/05/28 (月)公演終了

elの軌跡 第二章-序章
劇団net.
ザムザ阿佐谷(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了

害虫
劇団普通
ギャラリーLE DECO(東京都)
2018/05/22 (火) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
鑑賞日2018/05/25 (金) 19:30
価格2,500円
すんごく面白かった。観て良かった。幸せです。
この物語の登場人物の誰の気持ちも共感はしないし。ってか自分には兄弟なんていないし、そういうのよくわからないんだけど。
羨ましいと思った、兄弟いいなぁって話の本質とは違うけど。

追想のエレジー
踊る演劇集団 ムツキカっ!!
シアター風姿花伝(東京都)
2018/05/24 (木) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
開演前に読んだ当日パンフでの作・演出家さんの言葉、これが私にはすこぶる効果的でした。
前後にも文章があるのを前提に一部抜粋すると
・ドラマ部分をダンスに託しました。
・伏線を回収しませんでした。
・色々な説明をしませんでした。
・登場人物の変化にあまり関係のないキャラクターがいます。
一言でいうと「分かりづらい作品ですよ」的な事が書かれているのです。
そうなると、こちらも「よし、わかった!分かりづらいわけね、オッケー」とそれなりに観る体制が整ってくるものです。
ただひとつ気になるのは、観客の中にはそう演劇慣れしている風でもない、ご年配の方々も多数おられて、そんな難解な作品に対して不満が出てこないかという事でした。
そして公演がスタート。
んっ?全然分かりにくくなどありません。
むしろコメディー色が前面に出たアットホーム感が漂っています。
東京から帰ってきた娘はどこか気難しい所があるものの、島の家族や仲間達が創りだす空間は和やかで笑いも起こります。
ただ観進んでいくうちに段々違和感が生じてきました。
どうやら謎は随所に挟まれるダンスシーンにあった様です。
観終わった後には工夫が張り巡らされた演出にちょっと感動してしまいました。
あのダンスにはそういう意味があったのか~等ポロポロ気付きが浮き上がってきて面白いのです。
その気付きの数々が全て演出家さんの意図するものと一致しているのかは確かめませんでしたが、うんそれでOK。
イマジネーションを強く刺激する画期的な作品だったと思います。
前の当日パンフの言葉が自分にとって効果的だったのは、法律的な解釈や登場人物のバックグラウンドといった細かい事に対して逐一追求しようとは思わず、ただひたすら本流の物語に没頭できた点にあります。
気になっていた年配のお客さん達も満足気な笑い声をたてながら「あそこはこういう事だったのねー」と終演後の談義に花を咲かせていたのが印象的でした。

スペリング・ビー
ミュージカル座
六行会ホール(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
久しぶりに「ミュージカルは楽しい!」という気分になった
キャストも歌唱力も十分で趣向も楽しく、帰りに鼻歌が出そうになった
演奏陣の出来もよく、素晴らしい舞台だった

纏者の皿
フロアトポロジー×ヒノカサの虜
ギャラリーLE DECO(東京都)
2018/05/22 (火) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
鑑賞日2018/05/24 (木) 19:30
Bプログラムを観た。Aプログラムと同じく、r細胞を持つ纏者の存在を設定しての物語だが、ABで互いに補完し合う関係ではなくて、全く別の世界を描いているということを気付くのに、やや時間がかかった。Aプログラムでは闇の世界の存在だったr細胞だが、Bプログラムでは公の存在で、その生命力から医療にも利用されているという設定。それなりに面白い物語ではあるのだが、話に入り込むのに時間がかかったし、同じ名前の登場人物が全く別の存在というのは、やや不親切にも思う。演技力を試されるという意味ではAプログラムの方に軍配が上がる気がする。

母の法廷
劇団CANプロ
スタジオCAN(東京都)
2018/05/24 (木) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★
鑑賞日2018/05/25 (金) 15:00
法廷物なので、Who、How、Whyなのだけれど、今回は犯人も手口も争われないので、Whyダニット。

池袋モンパルナス
劇団銅鑼
東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)
2018/05/24 (木) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
様々な土地から夢をもって池袋に集まる若者の、自分が求める芸術を追求しようとする姿はとても眩しかったです。国策として決められた絵しか描くことが許されないとき、言われた通りの絵を描くのか、絵を辞めるのか、何のために芸術をやるのかという葛藤に胸が締め付けられ、人間性を表すはずの芸術ができない時代を考え、今どれだけ自分が自由なのか解らされました。

ヒュプノス
Oi-SCALE
明石スタジオ(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
一見、現実世界のように観えているが、ラストは唐突に非現実の世界へ転換するようだ。日常と幻想、現実と夢の境界線を彷徨するような感覚にさせられる。全編は薄暗いモノトーンで包まれ、閉鎖的な状況下を思わせる。しかし、虚実綯い交ぜの世界観のわりには客観的である。
(上演時間1時間15分) 【Aバージョン】

ルドルフハケン室内楽コンサートinTokyo
西谷国登リサイタル
大泉学園ゆめりあホール(東京都)
2018/05/22 (火) ~ 2018/05/22 (火)公演終了
素晴らしいコンサートでした。
ハケンさんも西谷さんももちろん素晴らしかったですが、全く予想していなかったのがアラカワさん!
特に「ラプソディ~」の素晴らしかったこと。
休憩時間に、あの演奏が良かったという声をちょくちょく耳にしました。
アンコールが無かったのはちょっと残念ではありましたが。

『ギア-GEAR-』East Version
『ギア』イーストバージョン公演事務局
千葉ポートシアター(千葉県)
2017/12/22 (金) ~ 2019/09/29 (日)公演終了
満足度★★★★★
先日は亀井さんのドールだったので、今回は村田さんドールを観ました。ドールはもちろん、他のキャストもマジシャン以外別のメンバーでそれぞれ得意なことや雰囲気も違い、新鮮で面白かったです。こうなったらあと二人のドールも、いや、全組み合わせ別で観たいかも。

ゼロバヤシモトコたち
ジョン・スミスと探る演劇
新宿眼科画廊(東京都)
2018/05/24 (木) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
ポール・ヴァレリーの文章に固定観念について書いたものがあるのだが、無論、彼は知性の人であったから論じられている内容も至ってノーマル、而も普遍的である。

Silent Majority
劇団龍門
サンモールスタジオ(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了

スペリング・ビー
ミュージカル座
六行会ホール(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★
アメリカが舞台のスペリング大会。参加者は子供の設定で大人キャストが演じています。
子供の喋り方や雰囲気を出そうと頑張っていますが、場面によって台詞が大人になってしまい、子供になりきれていない部分があります。
お客から抽選4名参加あり。この方たちの参加度で公演に差が出てしまうと思います。ミスター・ツバサ良かったです。
日本でのネタが出てしまっていて、笑いがそこそこ取れていますが、設定がおかしくなっています。
劇団四季出身の方も出演していましたが、流石の演技。楽しんで舞台に立ってる感じが伝わってきました。
観劇したのが組初日でしたので、完成度が上がってくると思われる次回に期待。
なお、同劇団ではジュニアキャストによる演目(ジュニア)が上手くいっているので、この演目もジュニア(中高生)キャストでやった方がいいような気が。大人キャストでやるなら、最初から最後(カーテンコール)まで、子供になりきらないといけません。

図書館的人生Vol.4 襲ってくるもの
イキウメ
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2018/05/15 (火) ~ 2018/06/03 (日)公演終了

Silent Majority
劇団龍門
サンモールスタジオ(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
1時間45分とても面白かったです。小さな劇場の良さを堪能できました。個性的なキャラの役者さんも多く熱演でした。どんなどん底に落ちても人生何時でもやり直せるのだと勇気をもらいました。元気になって又いい芝居に巡り合いたいと思いました。

殉情わりだす演算子
電動夏子安置システム
赤坂RED/THEATER(東京都)
2018/05/23 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★
普通のドタバタ・コメディです。
表題に“演算子”という数学やコンピュータ言語の用語があって、何かロジカルな話を期待してしまいますが、全くそんな要素はないのでお間違えなく。

スタントウーマン!
朝倉薫プロデュース・ガールズハイパーミュージカル
シアターブラッツ(東京都)
2018/05/22 (火) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/05/24 (木) 19:00
価格4,800円
楽しめました。話のテンポが良く、音楽の配分も丁度良く、観やすい舞台でした。
主役の真島なおみさんのスタイルの良さが特筆

キャガプシー
おぼんろ
キャガプシーシアター(東京都)
2018/05/16 (水) ~ 2018/05/27 (日)公演終了
満足度★★★★★
雨の日のテント公演。強く降りしきる雨の音がテントを覆った。そのため声が少し聞きづらい感じもしたが、逆にそれが物語を包み込むような効果もあったような。何度観てもその回、その回で心に迫るものがあるのは本当に不思議だ。

春母夏母秋母冬母
FUKAIPRODUCE羽衣
吉祥寺シアター(東京都)
2018/05/24 (木) ~ 2018/05/28 (月)公演終了
「母」をテーマにした音楽劇。出演者は深井順子さんと森下亮さん2人だけ。ほぼ全編、私は涙を流しっぱなし!卑近な日常に既にある愛を、輝かしいく、みっともなく、可笑しく描いてくださいました。糸井さんの楽曲はぜひアイドルにも歌ってほしいと思ってきましたが(今も思っていますが)、今回はNHKの「みんなのうた」で流れて欲しいと思いました。
詳しい目の感想:http://shinobutakano.com/2018/05/24/9733/