母の法廷 公演情報 劇団CANプロ「母の法廷」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★

    鑑賞日2018/05/25 (金) 15:00

    法廷物なので、Who、How、Whyなのだけれど、今回は犯人も手口も争われないので、Whyダニット。

    ネタバレBOX

    冒頭の弁護士、検事の身元や、中盤の裁判員の身元の発言も、物語には全く関連しません、悪しからず。

    正直、意外な動機でもないし、社会的な背景を考えさせるような内容ではない。
    どのような理由にしても、妊娠させた原因の半分以上は、犯人にあるのだし(彼が年長者であり、彼女の夢を知っていたという事実を考えれば到底許容できない)、ましてや、彼女の女優という夢を考えれば、顔を傷つけることには躊躇したはずだ。
    つまり、どのような理由でも(彼女がセレブな家庭だということも含めて)、犯人の行為に同情の余地はない。
    堕胎した彼女を、逆恨みして殺そうって、何?

    彼女の人生は、すでに殺されているのだし。
    母親の愛情云々ではないでしょう。

    弁護士も、本来は呆れかえらないと。「がんばろう」ではないはずで、彼の更生とどう向き合うかなのだけれどなあ。

    私は、この作品を作った方にWhy出したいなあ。
    思いっきりドンデン返しでもあれば別なんだけれど。

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    2018/05/25 18:10

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