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さらばコスモス

さらばコスモス

世界劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/09/22 (土) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

ファンタジーパフォーマンス

ネタバレBOX

頭が割れて発見された父親の、死因、もしくは犯人を探るようなパフォーマンス。

夫宛のスパムメールに妻が嫉妬したことに悩み、夫の脳みそが破壊してしまったのか、父親の悩みを察したりして、女子高生の娘が斧でかち割ったのか、頭が自然に爆発することはあり得ませんが、どっちでもよかったです。

女子高生の真実か、それとも妄想か、という感じの台詞は、その時点で先ずは目の前の状況を素直に現実として観ている観客の立場としては、妄想の方に誘導されてしまうことになり、そういったこと諸々を判断するのは観客なのですから不要だと思いました。

妻だって、自分宛てに同じようなメールが届いているだろうにとは思いました。
そして誰もいなくなった

そして誰もいなくなった

△プロデュース

アトリエファンファーレ高円寺(東京都)

2018/09/14 (金) ~ 2018/09/17 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/09/16 (日) 14:00

座席1階1列

原作に沿った流れだったと思います。
舞台なので当たり前っちゃぁ当たり前だけど戯曲版。
個人的には小説版の方が綺麗だと思う。

演出的に難しいのかもしれないけど
インディアン人形は実物があるともっと盛り上がると思う。

桟敷席が3列くらいあったのだけど、とにかくお尻が痛かったです(^^;)
座布団が1枚あるだけでだいぶ変わるのでは。

ショートストーリーズvol.8

ショートストーリーズvol.8

T1project

「劇」小劇場(東京都)

2018/09/19 (水) ~ 2018/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★

2年ぶりのT1プロジェクトのショートストーリーズ。1時間ほどに構成された4つの作品を日程によっては1日で楽しめる、T1プロジェクトならではのお芝居。

今回は4作品のうち2作品が、T1プロジェクトの定番作品であるシーチキン®️サンライズがらみ。「中田ステーションセブン」は正村遼と言う男を作った過去の物語。彼の中で人生というものにどんな価値観を植え付けたのかと言う原体験の話。1場の小劇場で実現できる範疇ではない内容をまとめた一作。演者さんらも実力派揃いで一人一人のキャラクターが粒立っていてよかったです。

もう一つの「あなたが生きていたから」は、シーチキン®️サンライズのお話の後の物語。
榊、美奈代、マキオらが中心となって、遼の遺したメッセージを受け取る話。シーチキン並みに涙腺がやられる作品です。マキオ最高です。


残る2作品のうち一つが「サヨナラの踏切」
人が命を失った後のお話。人は命を亡くすと忘却線と言う列車に乗り、一駅ごとに何かを忘れて行く。2組の男女がそこで織りなす切なくて、少しだけ甘い物語でした。最後に少しいいよねと思わせてくれた、いいお話です。

「君はナタデココ」タイトルからはお話が想像できないけど、お芝居を観終わっあとに、「君はナタデココ」と呟くとなんだか暖かい気持ちになれる、そんな物語。人が生まれて一番最初に親からもらうプレゼント、それは名前。親の思いとは裏腹に案外子どもは…。そんな名前をテーマに構成されたお話。登場人物たちが個々に生き生きしていて、観る人みんなにどこか思い当たる事があるエピソード。とっても暖かい作品です。

今回のショートストーリーズ。「サヨナラの踏切」が中村允俊さん脚本・演出によるファンタジー。「中田ステーションセブン」「あなたが生きていたから」が友澤晃一さん脚本・演出によるシーチキン®️サンライズのスピンオフ。「君はナタデココ」は金丸知美さん脚本・演出のほんのり暖かい、親子、男女の想いが重なり合うお話。

新鮮な2作品、さすがの2作品。楽しめます。

9/30まで

ウソのホント

ウソのホント

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/30 (日)公演終了

満足度★★★★★

うっわ~面白いわ~と素直に思えた1時間40分の話です(^-^)
<全席指定>

自分の決まり事ではあるが・・・開演時間遅れ
まぁ5分~までいかなかったし・・・ひっさびさ
ほんっとうに久々に大爆笑できるトコもあったし・・・・で
星数はオマケ1個つけるデス(^-^;)

ネタバレBOX

風俗ビル=5階建てエレベータ無しの屋上が舞台セット

ビル清掃をしてるオバサマ2人がビル内を盗聴してて
いろいろとワケありの人間達の情報を金に換えたりしてる状況の中
人間関係や風俗系の仕事を絡めたクリミナルなストーリーであります

普通に主婦がベランダで家庭菜園してる感じ・・・が
栽培されてるのが大麻だったり(^-^;)

良い人風なビルのオーナー
通称「ぼんぼん」さん・・・・明るいキャラで
舞台開始時は観客への説明を兼ねた
4階のAV製作会社へ騙され若人救済風に職の斡旋してるんだが・・・(笑)
いろいろと癖のある登場人物らが楽しかったデス
マトモなオトナでした

マトモなオトナでした

劇団KEYBOARD

小劇場 楽園(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/23 (日)公演終了

満足度★★★★

薄汚れた新宿の裏路地~近くの店舗従業員らの屋外喫煙場を
ウエザリング上手に舞台美術が作り上げていました~♪

う~ん心に強く響く話でありましたが・・・・
これで開演時間を守っていれば・・と思えた作品

ネタバレBOX

喫煙場ということで
ひたすらタバコを吸うのですが・・・ちゃんと
電子タバコにしててくれて受動喫煙嫌いな自分に優しかったなぁ~と

「弱肉強食」は自分の矜持でもあるのだが
現実の野生の王国では食われておしまいな分
優しいよなぁ~とか思えたぐらいに=人間社会では
生かさず殺さずジックリと沼に沈めていくような感じだよね~と思わされた話

ヒリヒリとした緊張感が劇場全体を包んでいて
何というか役者&観客の一体感を構築していたなぁ~とも思えたデス
おとながたり

おとながたり

ハグハグ共和国

劇場MOMO(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

開演前からの丁寧な応対と
キチンと開演時間を遵守している姿勢&ほっこりとした物語に
星数は~満点だったなぁ~(^-^)と

ただ最前列で観ていたのだが
理想としてはヤヤ後方の方がセット全体を見渡せて良かっただろうなぁとか
思えた作品

ネタバレBOX

今結構話題の上位を占めているであろう
「VR」=仮想現実を引き合いに出してて
自分のSF心も刺激されました~♪

現実時間の100年越えした古い館をベースに
来訪した人間の過去の記憶をVR再現するという話でした
おとながたり

おとながたり

ハグハグ共和国

劇場MOMO(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

 地元では、子供たちの憧れと好奇の対象として有名な士岐の館、何でもホテルとして生まれ変わるとのことで、モニターを募集中、同窓会を企画していたグループがその募集に応募する。(追記2018.9.24 23時11分)

ネタバレBOX

そこで起こることは参加した誰かの記憶を生きるヴァーチャルリアリティーの世界だった。
 物語は、売春防止法成立施行直前の老舗妓楼、士岐屋で展開する。前途の展望も持てず、皆の前途に希望らしい希望も持てないままその篤い人情経営と苦労人たちの優しさで何とか世知辛い世の中を過ごしていた遊女たち、男芸者、男娼、更には目利きの女衒に絡む因縁取り混ぜての深い人情噺。何よりここで働く女性の描かれ方が、単に同情すべき対象として安っぽく描かれていない点が秀逸。ひょんなことから主に拾われた若者は2人の妹を連れていた。下の妹は具合が悪く体力が落ち、咳も気になるが医者にかけてやる金もなくズルズル来てしまった。そこで人情に篤いこの妓楼の主にちょっかいを掛けて自分達が転がり込んだという寸法だ。ところで主、漢気を見せてこの子供達の面倒をみてやることにした。若者は自身の傍に置いて様々な仕事を仕込む傍ら、自分の趣味のベースボールの相手もさせる。この主と彼の妻の優しさが妓楼の危機をも人間的で優しさと思いやりに満ちたものにしている。一方、この妓楼の大姉御は元吉原の遊女だったのだが、名うての女衒と恋仲になり子を為していた。その子が、今預かり体を壊している幼い少女であった。この因縁話、定石とはいえ矢張り強く心を撃つものがあるのは、脚本の随所に見える深さ故であろう。同時にこの作品のテイストを良く引き出した演出とそれを具体化・身体化した役者達の努力に負う所が大きい。
 だが、因縁話はこれのみではない。妓楼で亡くなった少女の姉は教師を目指していたのだが、目出度く自分の夢を叶え、校長にまでなっていた。それが、この度、士岐屋に訪れた当にその学校の長だったのである、というオチ迄ついているのだ。
第30回池袋演劇祭参加作品『ギンノベースボール』

第30回池袋演劇祭参加作品『ギンノベースボール』

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

さすがの安定感。初演も観ているのに,再演でも最初から引き込まれて,2時間がとても速く過ぎていきました。内容もとても充実していて,見応えもあります。連れて行った妻もとても満足していました。制作もしっかりしていて,劇場入りから接遇も良いです。来週も別の公演を行う予定とのこと。観には行けないけど,頑張ってください。応援しています。

第30回池袋演劇祭参加作品『ギンノベースボール』

第30回池袋演劇祭参加作品『ギンノベースボール』

ラビット番長

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

再演のギンノベースボール
古希野球の話で福祉や親子関係等色々テーマ盛り込まれていて面白いおかしく描きなおかつ心あったまる作品で最後は感動する
初演と違う部分多々あって面白かった
二時間があっと言う間でまだ観ていたいと感じだね
いつもながらスタッフ対応良い

野がも

野がも

アマヤドリ

インディペンデントシアターOji(東京都)

2018/09/20 (木) ~ 2018/10/01 (月)公演終了

満足度★★★★

イプセンの戯曲は読んでないし、他の劇団の公演も観たことがなかったので、上演時間170分と聞いてビビりましたが、何だかヤな話だなと思いつつも、妙な緊張感があって最後まで。重い、(あいつが)ウザい、しんどいけど、逆の方の客席からもう1回観たい。

ネタバレBOX

あの銃は、このお話にはちょっと合わないタイプのような気が...。
フォーチュン!ウェディング

フォーチュン!ウェディング

人間嫌い

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2018/09/21 (金) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/09/23 (日)

23日ソワレを拝見。

ホテル・ミラクル6『ビッチの品格』の脚本を書かれた岩井美菜子さんの作品だけあって、若い女性の夢も・打算も・現実も優しく包み込んだ眼差しに、門外漢のオッサンでさえ?!共感を覚えた75分。

あと、セット(こわっぱちゃん家の眞野祐美子さん)と照明(劇団ミックスドッグスの奥田悟史さん)は助演女優・男優賞モノだな、と思った。

ネタバレBOX

配役を記しておく。

みゆき(ここあの姉の友人)…岩﨑舞さん
ここあ…浦田すみれさん(今回の座組で唯一初見の方)
ケイ(ここあのバイト仲間。劇団員)…齋藤有里さん
もえ(ここあの姉の友人。家電会社の事務OL)…竹内なつきさん
かなみ(ここあのバイト仲間。学生)…中尾美友さん
お姉さん(ここあの母親の姉。バイト先の店主)…星澤美緒さん

個人的には、結婚の夢を夢見る、かなみ役・中尾美友さんと、超・現実派のここあ役・浦田すみれさんの、好対照な役柄のお二人が印象に残った。
イリスの十字架

イリスの十字架

ミステリー専門劇団 回路R

Route Theater/ルートシアター(東京都)

2018/09/21 (金) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★

ミステリー専門劇団のホラーサスペンスとのことで期待しすぎました。
「撮影現場から行方不明になっていた主演女優」とのことでしたが、すぐに死体となって発見されては行方不明感がありません。夢遊病はまだしも“牛”はないわ。
笑いなんてとらなくていいので、手に汗握り、息つく間もないようなサスペンスを期待します。そうなるとこちらも身が持たないのでもっと短めでお願いします。

ネタバレBOX

ところどころに流される思わせぶりな古い映像が犯人に繋がるらしいと言うことはわかるのですが、あんなに飛躍されては追いつかない。
犯人が分かった上でもう一度見ると色々分かりますと言うようなことを言われましたが、普通お芝居は一度しか見ませんから。
舞台に観客を上げるのはいかがなものかと指摘されてブルーシートを買いに行ったのは良かったと思います。
明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )

明日ー1945年8月8日・長崎ー(2018年@シアターKASSAI )

演劇企画イロトリドリノハナ

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2018/09/19 (水) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

初日を拝見した時にはしっかりと受け取ることが出来なかった舞台上に渦巻く個々の感情が、2度目の観劇では余りにもグイグイ入ってくるので、ひと作品の観劇としては持て余してしまうくらいのボリュームで圧倒されまくりでした。

最初こそ、その時代を生きるアットホームな家庭の姿がそこにあるのかと思ったものの、すぐに戦争の生傷が誰もの心や生活にそれぞれの形で存在することに気付かされ段々と胸が苦しくなってきます。
それでも皆の命があればこそ.。
明るい方向へと何とか進もうとする幾つもの人々の逞しさや健気さに胸を打たれるのですが・・・
想像を絶する威力を持った爆弾。
忍び寄る危険な匂いだけを察知したとて、一体どれだけの一般人が今の生活を投げ捨ててまで動くことが出来るのか、時代は変われども本作を現在に置き換えてみると空恐ろしくなってきます。

ネタバレBOX

結婚式という特別な日。
その1日で凝縮されたここに集結する人達の人生。
出席できなかった人の人生。
特別な想いで観続け、そして生まれ出た命。
人知れず堕ちていくように失われた命。
あまりにも様々な想いを抱えたまま 来たる日、原爆投下
一瞬にして彼等は吹き飛んでしまったのか、それとも・・・
その最期の表情の数々が目に焼き付きます。
さらばコスモス

さらばコスモス

世界劇団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2018/09/22 (土) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

75分。

ネタバレBOX

とある住宅で夫が頭蓋勝ち割られて死亡し妻がやったのではとマスコミは騒ぎ立てる、という話とギリシャ神話を交錯させてつづっていく。

展開は早いのは良いが、掴みがどころがしっかりしてるとなお良いと思った。娘(ヒトミ)の寂しさとヘラから愛されないヘパイトスの寂寞とした感じがクロスするシーンが印象的だと良かった。
『漫画の祖、ふたりー楽天と一平ー』

『漫画の祖、ふたりー楽天と一平ー』

オフィスワンダーランド・(一社)演劇集団ワンダーランド

紀伊國屋ホール(東京都)

2018/09/21 (金) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/09/23 (日)

23日14時開演の回(2時間)を拝見。

日本の近代漫画の始祖、北沢楽天と岡本一平の天才2人の関わりに、当時(第2次大隈重信内閣)の世相を絡ませた作品。
随所にくすぐりをかましつつも、迫り来る戦争の影と、今日の漫画文化の隆盛の明暗を描くことで、深みのある作風となった。

【追記】
開演前に目を通した、無料の当パンに、役柄・顔写真・役者名の紹介ページ。
この公演以降も舞台活動を続けられるだろう役者さんたちの支援にもなる好判断だと思う。

ネタバレBOX

配役(と、わかる範囲での役柄説明)を記しておく。

大隈重信(当時の総理大臣)…藤井びんさん
置き屋の主・桜…山口礼子さん
岡本一平…前田剛さん
北澤楽天…松村穣さん
夏目漱石…松岡由眞(まつおか・よしまさ)さん
麻生豊(楽天の弟子)…はる菜さん
原口宗助…小川友暉さん
粕谷玉…小春さん
芸者・桔梗/茶目(楽天漫画の登場人物)…三丈ゆきさん
芸者・紅葉/欲野深造(楽天漫画の登場人物)…神谷奈津子さん
宮尾しげを(岡本一平の弟子)…嚴樫佑介(いずかし・ゆうすけ)さん
斎藤源吾…茨木学さん
はね子(楽天や一平にしか見えない、楽天漫画の登場人物)…伊藤舞さん
田辺正子/田吾作(楽天漫画の登場人物)…北村りささん
芸者・菖蒲/杢兵衛(楽天漫画の登場人物)…鈴丘めみさん
野口明美…宇野仁美さん
小野寺真澄(朝日新聞記者)/灰殻木戸郎(楽天漫画の登場人物)…柿沼恵梨子さん
岡本かの子(一平の妻。作家・歌人。岡本太郎の母)/福沢諭吉…當瀨このみさん
下川凹天(しもかわ・へこてん。楽天の弟子。日本アニメの創始者)…遠田恵理香さん
北澤いの(楽天の妻)…江藤美南海(えとう・みなみ)さん
島田啓三(楽天の弟子。『冒険ダン吉』の作者)…松原雄生さん
芸者・椿/丁野抜作(ていのぬけさく。楽天漫画の登場人物)…田尻祥子さん
金岡基樹(時事新報記者)…竹良光さん
林美代子…小林菜奈さん
佐野涼子…小澤千冬さん
上空に光る

上空に光る

やしゃご

アトリエ春風舎(東京都)

2018/09/13 (木) ~ 2018/09/24 (月)公演終了

満足度★★★★★

115分。

ネタバレBOX

汐里(坂倉奈津子)…民宿マスオカのおかみ。夫を津波で亡くし継いだが、恋人の小池との結婚を考えている。
洋一(尾崎宇内)…汐里の弟。ニートだけど汐里の危機には積極的に行動してた。
千洋(村井まどか)…汐里の妹。津波とかの語り部で収入を得る。義兄の暴走に喰ってかかる。
臼澤(緑川史絵)…マスオカの従業員。認知症の母と仮説に住むが、ついつい手をだしてしまう。仮設からの移転を受け入れ皆に助けを求めた。
津島(海老根理)…宿泊客。住宅建設作業員。家城を助けるため怪我したらしい。母?が行方不明。
家城(串尾一輝)…宿泊客。津島の後輩。酒に酔って風の電話を盗んできた。
吉田(木崎友紀子)…宿泊している画家。津波で夫を亡くす。再婚しようとする汐里にいつまでも待てばよいと言い放った。
祝田(新田佑梨)…宿泊客。津波のせいで東京に越すも誰とも会話せず過ごす。今は店長と不倫中。
松下(小瀧万梨子)…宿泊客。風の電話で6歳で死んだフェレットと会話する。
義兄(代田正彦)…汐里の夫の兄。汐里に弟に結婚を報告するよう電話を突きつける。
小池(岡野康弘)…役所勤務。汐里との結婚を義兄に告げボコされ、汐里にヒエピタで看護される。
綿引(中藤奨)…宿泊客。東京で劇作している。

津波被害にあった宿を舞台に喪失した人々の想いを描く。
皆で飲んでいるとこにボコした小池を連れて義兄がやってきて、汐里にどういうことかと詰め寄るシーンが熱い。裏で祝田や松下がギャアギャア言い合ってるカオスな感じとかもね。失った部分をどう埋めるのかって人それぞれだけど、本作品は水面下でその考えがぶつかりあっているようで面白かった。
結果、汐里と小池は結婚に進むだろうし、臼澤さんは皆の協力も得つつ認知症の母と新興住宅で生活するだろうし、祝田と松下は結局関係が戻る気がしないでもないし、吉田は絵を描いて夫を待つだろうし、義兄も弟の死を抱えたまま生きていくんだろうなと。

2011から7年過ぎたけど震災系の話で骨太な作品だなと思う。震災でなくても通用する話でもあるからかもしれない。風の電話BOXっていうアクセントもあり、多人数芝居ながらまとまりがあった。ところどころのユーモラスなシーンも味わいぶかいし、佳作と思う。終盤はもう少しすんなりと終幕してよい気もするけど。

演技はみな安定してた。祝田のきゃぴきゃぴ具合と女に飢えてる津島と家城のリアクションがなんかナチュラルでほっこりした。小瀧万梨子の色っぽさと津島の二枚目半な感じもまた好き。坂倉奈津子の内になんか秘めてる系の表情に惹かれた。
二代目なっちゃんの愛人。

二代目なっちゃんの愛人。

なかないで、毒きのこちゃん

OFF OFFシアター(東京都)

2018/08/21 (火) ~ 2018/08/30 (木)公演終了

満足度★★★★

何とも驚きの展開。ドッキリカメラ的な感覚でしょうか。個人的には前半だけのほうが良かったのではと思いましたが。

蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~

蜜柑とユウウツ~茨木のり子異聞~

グループる・ばる

東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)

2018/09/13 (木) ~ 2018/09/23 (日)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2018/09/21 (金)

東京芸術劇場にて グループる・ばる「蜜柑とユウウツ-茨木のり子異聞-」を観劇。折込チラシを見て気になった作品。32年の歴史がある団体さんのようですが、個人的には今回が初見でした。
大正から平成までを生きた女性詩人・茨木のり子さんの人生と遺された1冊の詩集をめぐる物語。と言っても恥ずかしながら茨木のり子さんのこと自体ほとんど知識がない中での観劇。会場の客層も年配の方が多く、物語の世界に入っていけるのか若干心配な部分もありました。しかしベテランの役者さんの巧みな演技もあり、序盤から物語の世界に引き込まれました。現実と死後の世界が入り交じる不思議なシーンは描き方が面白く、その後も異なる時空シーンが度々登場し、物語に深みが増している印象。緩急の少ないやや単調なトークシーンも多かったような印象もありましたが、3人の“のり子”が登場する複雑な展開は頭をグルグル動かし見応えがありました。茨木のり子さんの遺した言葉は深い。今回の観劇を機に茨木のり子さんの詩集や資料を少し勉強してみようかと感じています。

エクストリーム湯けむり温泉バスツアー-Infinity War-

エクストリーム湯けむり温泉バスツアー-Infinity War-

大山劇団

新宿スターフィールド(東京都)

2018/09/21 (金) ~ 2018/09/30 (日)公演終了

風変わりなタイトルとチラシからも想像できるように、おかしくて笑えるバスストーリー。

ネタバレBOX

前半は特に面白い。中~後半にかけてサービスエリアで乗り過ごしてしまった感も若干は否めません。それぞれの写真が凄く素敵でした。
the rat 13-11

the rat 13-11

キコ qui-co.

駅前劇場(東京都)

2018/09/13 (木) ~ 2018/09/17 (月)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2018/09/17 (月)

価格3,300円

「ラット11」
ラット13の11年後の世界ゆえ「アレがそうなったのね」はもちろん、最近観た2本の芝居とのシンクロニシティもあって楽しめた。
しかしアレを「ロストテクノロジー」なんて言うからどんだけ未来かと思ったら2031年だったとは。(笑)
で、「ロボットに感情は芽生えるか?」というのはSFの古典的命題だが、それを恋愛に特化して「AIに恋はできるか」にして人間味を濃くしたのはいかにもキコ qui-co.

なお、この前夜に観たアムリタ「虚構の恋愛論」と通ずるモノもアリ。

【勝手にキャッチコピー】人肌の温もりもあるSF > キコ qui-co.「the rat 13-11」

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