
ライナスの毛布
Bobjack Theater
アトリエファンファーレ東新宿(東京都)
2018/12/18 (火) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★
4話オムニバス。観に行く前に「暖かい気持ちになりました」って感想をよく見かけたんですが、この表現は的確。舞台と客席とが一体になった心地よい暖かさ、に包まれたいい舞台でした。
年末の時期にぴったり。
最後に1つにつながる感じがとても心地よい。

「追想と積木」「いつかの風景」
劇団水中ランナー
ワーサルシアター(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/17 (月)公演終了
満足度★★★★
初の劇団だが、「根拠のない予想」に違わず?、正攻法で一定の質を獲得した舞台だった。「追想と積木」を観劇。こちらが再演、もう一方の「いつかの風景」は前者の設定(記憶の障害)を男女入れ替えた新作という事である(解説より)。感想を一言に約めれば、「もう一つのも観てみたかった」、と思えた出来。
青春群像ラブストーリー、と括りたくなる恋愛含有率の高さで役者も登場人物の年代も若者向け、と言えばその通りである。冒頭いかにもな「イイ話」(後で劇中劇と判る)が始まった時だけは不安が過ぎったが、作劇も、要所を押えた演技も一々納得であった。

菜ノ獣
尾米タケル之一座
ウッディシアター中目黒(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
劇団初見。実に堪能しました。シュールで、グロくて、エロい近未来SFコメディですが、極めてシリアスな問題を含んだ快作でありました。組んず解れつのご奉仕未遂シーンは迫力あったなー。 続編作って欲しいです。

happiest
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
感情移入とは何も自分と同じ境遇だからするとは限らないことを強く実感できた作品でした。
たとえ生活環境や性格、性別さえも違っていても、今何を思い何に苦しんでいるのかしっかり伝わってくる人物を目の前にした時、その人物の喜びや哀しみがダイレクトに突き刺さってくる醍醐味。
鋭い観察眼、それをしっかり演じきった全ての登場人物の姿に逐一頷き、そしてついつい笑わかされてしまいますが、時折襲ってくるヒリヒリする痛み。
この痛みがきっと「孤独」という厄介な感情なのでしょう。
作者の視点は意地悪いほどに人の言動を掌握しており、それが故にひょっとして人間嫌いなのではないかと思えたりするのですが、いやいや人間愛がしっかり根底に流れておりました。
もう、どうしようもなく泣けてきます。

TRUCE
WWP 渡部将之(円盤ライダー)×渡辺一正(劇団スマイル・バケーション)のプロデュース企画
G/Pit(愛知県)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/25 (火)公演終了

-虹梅-【Braggart cards】〜乱れ咲き誇る〜
BIG MOUTH CHICKEN
新宿村LIVE(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

時代絵巻AsH 特別公演『水沫〜うたかた〜』
時代絵巻 AsH
シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)
2018/12/05 (水) ~ 2018/12/09 (日)公演終了
満足度★★★
相変わらず灰衣堂さんの脚本はイイ!役者レベルも少しだが、上がってきたようにも思える。今回は予想外の演出も有りで良かったのだが・・・。実はいつもの固定セットに随分前から物足りなさを感じている。空間の広がりを感じられない。まして今回は「壇ノ浦」、私にはどうしても海を感じられなかった。セットに自在性を持たせるとか、照明にもっと工夫を付けるとか、灰衣堂さんの演出の進化を今後期待したい。

私のそばには芝が居る
藤一色
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/12/13 (木) ~ 2018/12/18 (火)公演終了

happiest
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/18 (火)公演終了

尼を待つ
三度目の思春期
ギャラリーしあん(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了

カラフルモノクローム
青春事情
OFF・OFFシアター(東京都)
2018/12/13 (木) ~ 2018/12/18 (火)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/14 (金) 19:30
価格3,000円
祖父が経営していた写真館の取り壊し前日、法事の帰りに見納めに立ち寄った孫娘夫婦が創業当時の業務日誌を見つけ……から始まる物語、コミカルな出だしからハートウォーミングに転じて行くのがイイ感じ。
個人的には「丘の上主従」の表情が特に印象的。
また、舞台が写真館だけに、ポートレート撮影用の大型カメラや箱型二眼レフカメラなどが出てくるのもステキ。

体育教師たちの憂鬱
劇団K助
ウッディシアター中目黒(東京都)
2018/12/18 (火) ~ 2018/12/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
初日観てきました!
むっちゃ面白かった~!
初日と千穐楽だけ行くつもりでしたが、2日目の今日も観に行くことにします。もっと増えるかも?
行こうか迷っている方はぜひとも劇場へ!

あゆみ
feblaboプロデュース
新宿シアター・ミラクル(東京都)
2018/12/15 (土) ~ 2018/12/26 (水)公演終了
満足度★★★★
柴幸男の<発案>したユニークな戯曲に、更に演出的工夫を施したfeblaboプロデュース版「あゆみ」を観劇。以前極小空間(野方スタジオ)でのfeblabo版上演を観ており(「あゆみ」の他のバージョンは知らない)、この時は6~7人の女優が、狭いマンションの一室の奥半分の演技エリアを丸椅子で取り囲んだ円形の客席の間に、女優らが座ったり移動する中継点が置かれていた。苦肉の策だが不思議と違和感を起こさず、白い衣をまとった女優たちのしなやかさ、個性と、その個性を超えてドラマを見せる戯曲の強固な構造を印象づけた。
今回も予想通りこの優れモノの演出が踏襲されていたが、空間が違えばまた趣きも変わり、前に無かった趣向も入れている、にもかかわらず、以前のように「あゆみ」の歩みと同道する自分が居た。ズバリ一言で言えないが、不思議な魅力が潜む作品である。(とことこver.を観劇)

「追想と積木」「いつかの風景」
劇団水中ランナー
ワーサルシアター(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/17 (月)公演終了
『追想と積木』大学の演劇サークルの部室が舞台。でも大学生の話ではない。かつてそこにいたメンバーが、ある目的のために集って繰り広げる人間模様。学生演劇に関わる作品だからか、学生の軽いノリで賑やか。そこから終盤の心揺さぶる展開。こういう作品は女性の皆さんが好きだろうなぁ。一人だけ立場の違う登場人物がいて、江田恵さんが演じているのだが、その存在感がスゴイ。一見する価値あり。

ONE!
THE CONVOY
赤坂ACTシアター(東京都)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/17 (月)公演終了
満足度★★★★★
テレビや舞台やファンに対する愛にあふれた、まっすぐなお話でした。
もう、誰を見たらいいかわからないなんて言ってる場合ではありません。踊る喜びがその笑顔と全身にあふれて、キレッキレのダンスを見せてくれる後藤健流君に釘付けでした。
もぐらさん、ごめんなさい。
千秋楽ということで、ガチャガチャも社員証も売り切れていたのは残念ですが、無駄遣いしなくて済んで良かったと思うことにしましょう。
地方から遠征している友人たちとも会えて、楽しいひと時でした。

私のそばには芝が居る
藤一色
インディペンデントシアターOji(東京都)
2018/12/13 (木) ~ 2018/12/18 (火)公演終了
満足度★★★★
演劇の概念を擬人化するのがちょっと難しかったかなと思いました。観客は複数いた方が実感が伴うかも。
演劇が滅んで欲しくないので、さらに面白いものを作っていってください。楽しみにしています。

少女地獄
新宿公社
サンモールスタジオ(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/16 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/14 (金) 14:30
夢野久作臭ぶんぷんの「スタイリッシュ・レトロ」。
衣装やほぼ原作通りという台詞(アフタートークより)が「あの時代」感を出す一方で可動パーティションのような装置は現代演劇っぽく、その両者が違和感なく見事に融合している、的な。
原作は未読だが、当日パンフレットのクレジットに「原作:夢野久作短編集」とあり、観ていて3つの流れが感じられたことから「3本の短編から構成したか?」と推測し、アフタートークで原作は3つの短編と明かされて大いに納得。ちなみに1編はかなり原典に忠実、1編は原作の手紙文を芝居に起こし、あと1編はほぼ創作とのこと。
いつか新宿公社版「ドグラ・マグラ」を観たいものである。(真顔)

舞台「ゴールデンアックス -GOLDEN AXE-」
SPIRAL CHARIOTS
ブディストホール(東京都)
2018/12/18 (火) ~ 2018/12/24 (月)公演終了
本日は公開殺陣返し。言い出しっぺなのでこれは外せません。ネタバレや思いがけない展開に明日からの期待と不安(?)が渦巻きます。ほんの一部ですがお芝居が作られる過程を見ることができ、役者さんたちのすごさを知ることもできて素敵な時間でした。

喜劇新オセロ
アトリエファンファーレ
アトリエファンファーレ高円寺(東京都)
2018/12/12 (水) ~ 2018/12/19 (水)公演終了
満足度★★★★
「Bチーム」を観劇。
60分の公演時間と知って、短っ!と思いましたが、なるほどこれだけのジェラシーパワー劇ならば。と観て納得。
ちょっと台詞を詰め込み過ぎている気がしたもののストーリーはいたってシンプル。
そのぶん役者さんの魅せる力量が求められる作品だと思いました。
お喋りでちゃっかり者のメイド。美人だけどちょっと要領が悪い新妻。
女性のお二人も良かったですが何といっても強烈だったのが嫉妬に狂った旦那。
身体も声量も大きく、血管浮きだすわ、汗吹きだすわのド迫力。
今にもゴージャスなセット(部屋)をぶっ壊しそうな勢いでヒヤヒヤもの(笑)
対する浮気相手と勘違いされたお隣さんも、これまた違った強烈キャラにて笑わかせの達人。
ちょっとピースの綾部に似てると思ったのは自分だけでしょうか。

happiest
みどり人
新宿眼科画廊(東京都)
2018/12/14 (金) ~ 2018/12/18 (火)公演終了
満足度★★★★★
みどり人は、2018年 この新宿眼科画廊(東京都)で3公演行っており、すべて観させていただいた。本公演は、日常という身近な世間話に、人が持つ「孤独」と「触れ合い(ふれ愛)」といった感情、その計り知れない人生観を取り込んだ滋味溢れる内容。少しネタバレするが、某劇団の活動という等身大の設定である。また、いくつかの小ネタが仕込まれており、それを物語にしっかり取り込む巧みさ。
3公演に共通した魅力は、人間観察をしっかり行い、人の感情や心情をシャープに切り取って観せる、その面白さである。その脚本・演出をしっかり具現化していたのが役者陣、実に観応えのある作品であった。
(上演時間1時間30分)