
舞台「アンフェアな月」第2弾 ~刑事 雪平夏見シリーズ~ 殺してもいい命
刑事・雪平夏見シリーズ製作委員会
サンシャイン劇場(東京都)
2019/06/21 (金) ~ 2019/06/30 (日)公演終了
初日観劇。主演篠田麻里子は、長台詞も良く覚え、滑舌も良かったものの、声量の問題か、マイクでフォローされている声しか聞こえず。クールな芝居で、今後場数を踏めば、ポスト高島礼子の座もねらえるかも。
BGMや映像も駆使され、まるでテレビのサスペンスを見ているかのような演出でした。

すべては原子で満満ちている
小野彩加 中澤陽 スペースノットブランク
こまばアゴラ劇場(東京都)
2019/06/14 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★
昨年知って以来ニアミス続きのユニットと漸く相見えた。
いきなりだが、何か考えられているらしいのだが伝わって来ない理由を考えた。既成の物語の舞踊表現であればこんな感じにもなったろう形態に、オリジナルゆえにテキスト部分も加えられたというような出し物だ。まずもって客席が四面(通常の客席側のみ二列、他は一列)となっている。ところが幾何学的デザインのオブジェが4つ置かれている内の一つが柱の形状で手前にあると、まことに見づらい(私の座った席が結果的にそうだった)。柱の向こう側のエリアだけで一番手が踊る場面があり、柱には隙間があいてて様子は見えるものの、形の美しさを見せる意味合いではないにせよ、顔は見えないし不自由感この上ない。
その部分だけならスルーしてもいい。ただ、全体に動きと台詞の呟きの組み合わせられた抽象的な「形」を伝える表現において、見る場所によって図が異なる形態をとった理由が判らない。
演技が通常客席側を意識した形に見える箇所もあったが、恐らくそれが正しい。だが敢えて四面客席にした。その理由は・・開始数分後と、終演数分前のちょっとした演出にあると推察される。いやそれだけじゃないよと反論されそうだが私にはそう思えた。反則ギリギリを攻める的なその演出も「本体」あってのモノダネ、あれを仕組むための四面客席なら本末転倒。ああいう事でもやらなきゃ今の演劇は枯れコンもいいとこだ、との謂いなのだろうか。発される言葉には時折鋭い響きを認めたが、こう抽象に紛れさせては力の持ち腐れ、糠床に眠らせた拳銃を想像する。
私の角度からは、という限定付ではあるが、よく言えば隠し事の多い表現、悪く言えばワークショップでたまたま出来上がったのをさも価値あるもののように体裁を整えた表現、との印象だ。残念な初見であった。

オフィス上の空プロデュース・トルツメの蜃気楼
オフィス上の空
ザ・ポケット(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
アイドルを目指した女性を通して夢と現実とは、というある意味普遍的な問題を示している公演。すべて女性キャストで描くことで恋愛話を排除し、問題を逸らさず夢と現実に焦点を当てることによってテーマが鮮明になる。
自分はまだ何者でもない、いや、やりたいことすらも定まらず、何となく目の前の与えられた仕事を行うだけ。モヤモヤとした心の内に鬱積してくる不安や苛立ちを、親友の死や職場の状況から浮かび上がらせた心象が観る人の共感を誘う。
(上演時間1時間45分)【Aチーム】

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
THE・ガジラの「年間ワークショップ発表」が今年は「GAZIRA S.A.T」(=サテライト)と呼称が固有名詞になり、あな嬉しやいずれ「劇団」化も視野に?と想像を膨らませたが、説明のくだりには「鐘下による実験的公演」とだけ。「発表」というレベルでないな、とは前から感じてはいたが、見合う名称をという事か?
それよりも、鐘下流の「かなぐり捨てる」演技領域にまで身体を追い込む劇が、「劇団でもないのに」やれてる事に着目すべきかも?遠未来SFの独特な世界をワーサルに作りこんだ装置、照明、演出趣向もさりながら、俳優の貢献の比重は非常に高いと感じた。作品もユニーク。

舞台「GATSBY」
BAlliSTA
本所松坂亭(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了

暁の帝〜朱鳥の乱編〜
Nemeton
シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)
2019/06/13 (木) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
チーム「朱」観劇。古典的悲劇に通じるような物語展開はともかく,演技,演出がお見事!全体として見応えのある舞台でした。満足できる舞台。オススメです。

Paranoia Papers 〜偏執狂短編集ⅣΣ〜
劇団パラノワール(旧Voyantroupe)
サンモールスタジオ(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/07/01 (月)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/21 (金)
「聴の章」21日18時半開演回を拝見。
10分間の途中休憩有りとはいえ、上演時間・計3時間の長丁場。
だが、エロ・グロ・残虐の(語弊はあるが)「遊園地」で繰り広げられる、ドッシリとした人間の業(ごう)のドラマ、時の経つのも忘れて、じっくり堪能させてもらった。
ただ、自分が2年前に観た「Paranoia Papers~黝(あおぐろ)の章」と比べても、誰得?と首をかしげる程、描写の過激度が増したためか、途中で舞台から目をそらしていた方、体調を悪くされた方もおられたようだった。地上波のテレビと違って、舞台作品には観に行く・行かないの選択肢がある以上、観劇でダメージを負うのも自己責任のうちだとは思うが、演じ手達の大熱演にもかかわらず、やはり、迂闊にヒトには薦められない内容だな、と改めて感じさせられた作品でもあった。

オフィス上の空プロデュース・トルツメの蜃気楼
オフィス上の空
ザ・ポケット(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
昔より格段に間口が広がった分、成功者になれる確率はずっと下がってしまったであろうアイドル界の現実。
そういった事は重々承知していながらも、より輪郭をハッキリさせた厳しさで突き付けてくるのが さすが!でありました、松澤くれは作品。
繰り広げられる沢山の「対話」、その一言一言は、持ち主の人間性を如実に表していて、それらの言葉達は時にはリアルな生活だったり無邪気な光であったり鋭いナイフになったり。
ひとつでも台詞を聞き漏らすとストーリーから脱落する、などという心配は無いにも関わらず、必死で咀嚼咀嚼の観劇だったので終演後は結構クタクタ・・・良質なモノを食べまくり挙句お腹一杯になりすぎましたというのも随分な言い草ではありますが。
オール女性キャストのみならず男性の影すらも極力排除したのには何か狙いが伺えますが、私的にはストイックな痛みがヒリついてくる、そんな印象を残す作品となりました。

祝儀の礼には及ばない-愛憎版-
劇想からまわりえっちゃん
小劇場B1(東京都)
2019/06/21 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/21 (金) 19:30
あきらの切なさが胸に刺さりました。
中村さんの「ないない」が、よりからまわりえっちゃんの世界を感じた。
6DX演劇、面白い。
ゲストのgull2さんも良かった。

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
この種の演目は「分からない」と言って駄々をこねるのが私の常だが、今回は珍しく分かった気がした。「じべ。」さんが書かれているように、いろいろな作品で慣れているからであろう(もちろん本作の方が古いが)。それに、結構単純な話だと思う(ほらほらやっぱり分かっていない!と言われそうだが)。
田村真帆さんの立派なお椀を拝見(拝観)して幸せを感じた。古代人で良かった。
【後日追記】
*あの時代にここまで考えていたなんてザミャーチン凄い!と色々感心していたが、鐘下さんの書き換えが大きいのだろう。D-503がコンピュータ・プログラマという設定だって1921年にはそんな職業は想像もされていない(原作では宇宙船インテグラルの製作担当官。フォン・ノイマンがプログラム内蔵式計算機を提唱したのは1945年)。だからあのガラス窓の向こうにHAL9000の存在を意識してしまったのも鐘下さんのせいなのだ。暇があったら原作との違いをリストアップしたいが演劇の方を忘れてしまうなあ。
*英語の自信はないが「THE NUMBER」より「THE NUMBERS」の方が良いのではないだろうか。原題も「мы(私たち、われら)」と複数になっているし。

オフィス上の空プロデュース・トルツメの蜃気楼
オフィス上の空
ザ・ポケット(東京都)
2019/06/19 (水) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
【Aチームを観劇】
シリアスな話かと思ったら、王道のエンターテインメントだった。
菅井育美さんと南出めぐみさんの怪演には感動した。
アフタートークによると作者の松澤くれはさんは実際に校正(校閲)の会社で働いていたことがあるとのこと。
プロデューサーの厳しい言葉に同感してしまうのは、私が年をとったせいもあるのだが、アイドル志望の若い娘に限って言えば、某オーディション番組を熱心に見ていた時に「力の限り頑張ってきました」という人に期待しては(歌も踊りもダメダメで)呆れかえるの繰り返しだったという経験があるからでもある。もちろん乃木坂46などで毎回選抜に入るような人は才能も努力も我々が遠く及ばないところにある。
「成功した人は努力している」というのは限りなく正しい。一方で、その逆の「努力した人は成功する」の旗色が最近よろしくないのは個人的に嬉しい。
・昭和 王貞治
「努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力と呼べない」
・平成 為末大『諦める力~勝てないのは努力が足りないからじゃない』
「耐える人生か。選ぶ人生か。
前向きに「諦める」ことから、自分らしい人生が開けてくる。
諦めることは、逃げることにあらず。
与えられた現実を直視し、限られた人生を思い切り生きるために、
よりよい選択を重ねていくことこそが「諦める」ことの本質である。
オリンピックに3度出場したトップアスリート・為末大が、
競技生活を通して辿り着いた境地。」(amazonのページから)
・令和では誰のどんな言葉が刺さるんでしょうか。

トリコロールスター
X-QUEST
インディペンデントシアターOji(東京都)
2019/06/15 (土) ~ 2019/06/26 (水)公演終了
満足度★★★★★
「青いザクロ〜ベニクラゲマンの憂鬱〜」ベニクラゲマンサーガ完結編!と説明にあるからには連続ものだったのでしょうか?ベニクラゲマンの来し方をもっと見たかったです。
こちらも殺陣とダンスパフォーマンスがかっこよかったですが「エプロンに剣を隠してあるのはここと〇〇(よく聞こえなかった 汗)くらいです」と笑わせてくれました。
リュウグウノツカイの擬人化(?)と言うのは初めて見ましたが、私のイメージとはちょっと違うかも(笑)。

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/18 (火) 19:00
価格3,500円
いかにも社会主義国のSFにしていくつかの作品を連想。
ヴァンゲリスのあの曲を知っていたのもプラスに作用した。
(詳報はネタバレBOXへ)

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
ああびっくりした!と言うのが本日マチネを観劇した人たちの感想ではないか・・・
人間ってきっとコントロールしきれないんだと思う。1000年経っても愚かなのねと思いましたが、どっちが本当に愚かなのかわかりません。
観客席が対面になっている舞台で面白かったですが、段差が微妙で年寄りには危ないなと見ていたら年寄りじゃなくても危なかったです。観客が向こうの席に行くために舞台上にカーペットが敷いてあるのは良かったです。

祝儀の礼には及ばない-愛憎版-
劇想からまわりえっちゃん
小劇場B1(東京都)
2019/06/21 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了

ルピナスの遺産
ムーンビームマシン
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/06/21 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
鑑賞日2019/06/21 (金)
Sarah版【8人の女たち】って感じの正に映画観てるような楽しいお芝居でした★オープニングが華やかなんでどんな物語かワクワクするんだけど、そこから一気に会話劇に引き込まれて行きます♪【ラ・ラ・ランド】から【クリスティ・ミステリー】に移行する感じ★それが全然強引じゃなく自然に展開されて行くんで観やすかったですね♪そして終盤ジーンとさせてラストは見事なコメディオチ☆全編通してブラボーなお芝居でした★

想い出の鐘が鳴る街/想い出はコンビーフに乗せて
ねこのしま
APOCシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★
キャスト皆ホンを良く読み込んでおり、なかなかの熱演だった
ストーリーとしてはコンビーフの方が良く出来ていた
鐘の方は果たして朗読劇というカテゴリーにふさわしいのかいささか疑問

ルピナスの遺産
ムーンビームマシン
in→dependent theatre 1st(大阪府)
2019/06/21 (金) ~ 2019/06/23 (日)公演終了

想い出の鐘が鳴る街/想い出はコンビーフに乗せて
ねこのしま
APOCシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了
満足度★★★★★
劇団名からも類推できるように、2作ともにゃこ、にゃこキャラが登場するにゃ! にゃ~~~~~、観に来いにゃ~~~~~。(追記2019.6.22)

THE NUMBER
演劇企画集団THE・ガジラ
ワーサルシアター(東京都)
2019/06/18 (火) ~ 2019/06/23 (日)公演終了