THE NUMBER 公演情報 演劇企画集団THE・ガジラ「THE NUMBER」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★

    この種の演目は「分からない」と言って駄々をこねるのが私の常だが、今回は珍しく分かった気がした。「じべ。」さんが書かれているように、いろいろな作品で慣れているからであろう(もちろん本作の方が古いが)。それに、結構単純な話だと思う(ほらほらやっぱり分かっていない!と言われそうだが)。

    田村真帆さんの立派なお椀を拝見(拝観)して幸せを感じた。古代人で良かった。

    【後日追記】
    *あの時代にここまで考えていたなんてザミャーチン凄い!と色々感心していたが、鐘下さんの書き換えが大きいのだろう。D-503がコンピュータ・プログラマという設定だって1921年にはそんな職業は想像もされていない(原作では宇宙船インテグラルの製作担当官。フォン・ノイマンがプログラム内蔵式計算機を提唱したのは1945年)。だからあのガラス窓の向こうにHAL9000の存在を意識してしまったのも鐘下さんのせいなのだ。暇があったら原作との違いをリストアップしたいが演劇の方を忘れてしまうなあ。

    *英語の自信はないが「THE NUMBER」より「THE NUMBERS」の方が良いのではないだろうか。原題も「мы(私たち、われら)」と複数になっているし。

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    2019/06/22 00:42

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