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スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~

スペインの悲劇~ヒエロニモの怒り~

劇団 現代古典主義

コフレリオ 新宿シアター(東京都)

2019/09/14 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

クライマックスのフェンシングの戦いは迫力満点。
日本刀と違い、振りかぶらないので手数が多い。普通の殺陣より2倍から3倍のスピードで剣が交わり、その音がマシンガンのように劇場に響く。
その戦いの二人の演技も見所。
それぞれの思惑と心情を、身体、呼吸、表情、そして沈黙の間で表現している。この沈黙の間を実に有効に使っている。

あつい胸さわぎ

あつい胸さわぎ

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★

男には難しい問題ですが中途半端の感ありでした。

ネタバレBOX

恋に恋する大学一回生の乙女が乳癌に罹り、これからの治療方針についてお医者さんと相談して母親と本人で考えていかないといけないという話に、登場人物たちの恋愛模様や勘違いの様子を交えて描いた話。

中学の時に胸が膨らみからかわれたこと、恋して胸が膨らむという例え、乳癌のことが、題名の由縁でした。

これからが肝心なのに、終わってしまいました。乳房の全摘出とか、乳房を残すとかの前に、将来の再発のこととかを考え、命を最重要に考えて手術してほしいと思いますが、男には難しい問題なのかもしれません。少なくとも金の棒でこすったりだけはしないでもらいたいものです。
死と乙女

死と乙女

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★

ロベルトは本当に独裁政権の協力者として、ポーリーナを強姦し弄んだ男なのか。段田安則はあくまで無実の善人のように見える。しかし、ポーリーナの宮沢りえの確信に満ちた告発は全く揺らがない。しかし、彼女のおもいこみなのか。かんきゃくはこの両者の間で、まずどちらに味方するか試される。

銃を突きつけて、前非を白状するように迫る、緊迫の連続だった。
宮沢りえの過去に囚われた告発が痛々しく、またまっすぐで凛としてカッコいい。いまさらながら、元アイドルとは思えない迫力だった。
「なぜ私のような人間ばかりがいつも犠牲になるの!」「あなたを殺すことで私が何を失うというの!」のセリフは、地獄を見た女性の言葉として、ゾッとした。

ネタバレBOX

最後の段田安則の不可解な笑みが何を意味するのか。最後まで、謎のまま考えさせられる舞台だった。
谷繁

谷繁

タテヨコ企画

表現者工房(大阪府)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

谷繁の意味が分かって、すっきりです。良かったです。

わたしは家族

わたしは家族

桃園会

ウイングフィールド(大阪府)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

難しい。本当の家族👨‍👨‍👦とは何なのか、考えさせられる内容です。価値観が多様化している中で、いろんな家族の形があって良いと思います。

グロトフスキ研究所(テアトル・ザル)来日公演

グロトフスキ研究所(テアトル・ザル)来日公演

シアターX(カイ)

シアターX(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

 戦慄の舞台!! 必見!!! 残る公演は9月15日14時の回のみ。
華5つ☆ たった1000円で観ることができる名舞台! 余りこんなことは記したくないのだが利賀に参加してもいる団体である。世界で活躍する演劇団体を目の当たりにするチャンス、逃すべきではない。

ネタバレBOX

 今宵は仲秋の名月。昼曇り空だった空も秋の風に雲も可也散り、まんまる名月が顔を見せた。今作は、こんな秋の澄んだ空気にも、冬の凍てついた寒気の只中にサクサク訪れる空中の霜のような凛とした冷気にも、将又春の湧き立ち沸騰する命や燃え立つ夏の太陽のような眩きとも異なる。荘厳で魂の奥底を顫わせるような慄然たる面持の舞台に、音が置かれ、響く。歌が聴く者の魂を戦かせる。
 普段、我々は演劇と聞くと視覚芸術だと思い勝ちだ。然しながら、今公演では、演劇には別の可能性があることを示唆してくれる。それが、音であり歌であり、死という避け難い我らの宿命へ果敢に挑む姿である。生き物である我々が奏でる命の発する息吹音と、身体の階梯を通し立ち塞がる死への様々なアプローチであり行為である。無論、我らは死の彼方から戻った者ではない。従ってあちらを知った上で語れる訳でもなければ、恰も分かった振りをして語れるほどの能力もまた偽善も持ち合わせてはいない。我らにあるのは、唯この越えがたき壁を超えることではなく、ただ謙虚に叩き、呻き、境界を今迄より明らかに、自由に、丁度国境を持たぬノマドやゾミアの人々のように行き来しようと声を発し、力尽きて土に還ることを受けいれつつ声を発し、我らと我らの仲間である人間に伝えようとすることのみ。その赤裸の現前がこの舞台にはある。
ALTERNAITプロデュースvol,03「この荒野の物語2019」

ALTERNAITプロデュースvol,03「この荒野の物語2019」

ALTERNAIT

in→dependent theatre 2nd(大阪府)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★

鑑賞日2019/09/14 (土)

SideBを拝見しました☆ラストへ向けて胸熱アクションと感動的なドラマで魅了してくれる作品でした★それだけに前半から中盤にかけて分かりづらいストーリー展開に付いて行けなかったのが残念でなりません★壮大な世界観すぎて連続ドラマで描いてこそ魅力が伝わるのを1時間40分の映画に無理矢理まとめた為詰め込みすぎて窮屈な作品になってしまったという印象を受けました★SF作品特有の【説明台詞の多さ】も気になってしまいました★期待が大きかっただけに残念な気がします

むむちゃん

むむちゃん

U-33project

インディペンデントシアターOji(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/17 (火)公演終了

満足度★★★★

皆さんの劇団は、初めて観劇。テーマとしては暗くなりがちなものですが、主役のむむちゃん ジャムちゃんほかの皆さんのなんだか明るい演技で情緒的な印象的なお芝居でした。 若い皆さんが難しいテーマに向けて千件に取り組んでいるという感じで好感を持ちながら拝見していました。
今後の活躍に期待です。

歩き巫女の花火

歩き巫女の花火

劇団ヒラガナ( )

萬劇場(東京都)

2019/09/12 (木) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

時代劇は比較的好きなので、興味深く拝見しました。内容は血のつながりととかを超えた絆というか愛の物語だったのかなと思います。
役者の皆さんも熱演もあり、2時間もそんなに長さを感じさせることなく拝見できました。
皆さんの劇団は初めてでしたが次回も頑張ってください。また時代物していただけると嬉しいです。

ネタバレBOX

ただ、最後に現在の解説風の演出の必要性は私にはあまりわかりませんでした。
暴力先輩

暴力先輩

NICE STALKER

ザ・スズナリ(東京都)

2019/09/11 (水) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★★

えっ暴力先輩って、この人・・・何とも良い感じに裏切ってくれました。
並み居るキャラを掻き分けスペシャルにインパクト大だったのが配役名もそのままで登場の、みしゃむーそさん。
彼女はもはや人間飛び道具でしょ(笑)

舞台セットは子供番組を彷彿させる手作り感満載のポップさ。
演技面もそれと通ずる部分がある反面、言ってる内容はなかなかエグイ。
論理的な台詞も意外と多かったりするのですが、小難しい事抜きにすんなり入ってくる仕様なので感覚的にも理屈的にも楽しめました。
特に面白かったのが人間関係の妙。
様々な人間模様のサンプル 個々の人生観、その多様性と厄介さが楽しく、悩んで迷って他人に振り回されながら、あ~結局人って自分の嗅覚でもって己の道を進んでいくしかないのだなぁと。

「ヘブンズ・レコード~青空篇~」2019

「ヘブンズ・レコード~青空篇~」2019

“未来へ生きる”演劇実行委員会

有楽町よみうりホール(東京都)

2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

心の救いとなる話ではあるのだが

事実を基にしたフィクションではあるが
熱演の演者さんやリアルな効果音にて
災害被害の現場とかを連想し易く
現状~千葉とかの台風被災を考えると
ちょいリアル過ぎて怖いかな~とも思えた舞台でした

でも防災とかの意識を高めるには良いかなー
とかも感じた1時間50分ほどの作品

ネタバレBOX

舞台セットは基本
木の椅子が多数配置され
舞台上手にピアノ置いての生演奏&歌付き
バックは畳ほどのベニヤ板を重ねて
タイトルとか映像を投影していて雰囲気を出してました
望むツキに想ひをヒメて

望むツキに想ひをヒメて

メグルキカク

テアトルBONBON(東京都)

2019/09/11 (水) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★

前半とかは いまひとつな進行に思えたが
後半とラストに向けては面白さが行進されたかなぁ
と感じた1時間50分の作品

ネタバレBOX

自分が死んでからゲームで再開した恋人との会話が
何か ぬるかったーデス
結末が変わらなくても
思いの伝達などが重要と ラストへのもって行き方はよかったかな

でも彼氏さん
富士山で滑落死だし
ヒロインは まぁ親の持ってきた見合いで結婚かなー

ヒロイン友人の
めちゃ明るい子の設定は楽しめた~♪

戦隊ものの口上する貴族ファイブは受けました(^-^)

明るく前向きな感じが好ましかったので
星数はオマケー
銀河のくそ野郎どもⅢ

銀河のくそ野郎どもⅢ

バカダミアン

冷泉荘(福岡県)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★

キャストさん方が効果音を台詞と動作に混ぜて表現するのですが、はまると大爆笑なのでしょうね。

舞台「幽☆遊☆白書」

舞台「幽☆遊☆白書」

舞台「幽☆遊☆白書」製作委員会

ももちパレス(福岡県)

2019/09/10 (火) ~ 2019/09/12 (木)公演終了

満足度★★★

ストーリーは、前後はしますがほぼ原作通りでした。
今回は、コエンマのあつかいが効いておりました。

ガリレオの生涯

ガリレオの生涯

こゆび侍

新宿眼科画廊(東京都)

2019/09/07 (土) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

なんと華のあるガリレオであることか。脇役の俳優たちもなかなか好演している。

シュカシュカ

シュカシュカ

あひるなんちゃら

駅前劇場(東京都)

2019/09/12 (木) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★★

■90分弱■
ただ笑わせるだけでなく、ちょっとしんみりさせもするあひるなんちゃらでした。ココ、たまにやるんだよなぁ〜、こういうの。夏に多い気がする。年輪を重ねた女性たちならではの、お互いを許し合う寛容な人間関係がいつもより尺長めで描かれていて、ほんのり胸が温まって、堪能しました。

ネタバレBOX

久々出演の田代尚子さん、 相変わらずのヌケっぷりにクスクス、ニヤニヤ。今はお忙しいようだから出番は少なめだったけど、泥水の話をしつこく続ける女の役、可笑しかった〜♪
わたしは…

わたしは…

ソラミミ

北池袋 新生館シアター(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/16 (月)公演終了

満足度★★★

銀座あたりで観る朗読劇のように品があるなぁ と途中ふと思い浮かぶ。 清新な、それだけにそぐわなさをも隠せぬ、だからこそまぶしく迫る気がして、妙に緊張したまま視聴。 情感に富む詞・曲を 感情に達する音にまで深めていって欲しい。

望むツキに想ひをヒメて

望むツキに想ひをヒメて

メグルキカク

テアトルBONBON(東京都)

2019/09/11 (水) ~ 2019/09/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

ゲームのことは全く知らない私に理解できるかと多少の不安を感じながら出かけました。かぐや姫の話があんな形で演じられるとは想像もしていませんでした。とても面白くこの芝居のメッセージもしっかりと伝わりました。満月の夜の月も星もきれいでした。

あつい胸さわぎ

あつい胸さわぎ

iaku

こまばアゴラ劇場(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/09/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/09/14 (土) 14:00

 iakuらしい戯曲が展開される100分。母子家庭の娘の千夏は、同じマンションに住む幼馴染みの同級生の光輝と同じ大学に入学する。光輝に恋心を抱く千夏は、姉のように慕う透子と相談する一方、母の昭子は東京から来た上司の木村から好意を感じる。しかし、木村がもらったサーカスの券で5人が一緒にサーカスを見ているとき…、という展開で、5人の関係は複雑な方向に向かう。時折笑いも起こるが、最後は切なく、しかし、人間の存在を信じられる「いい話」として終局する。多様な意味に取れるタイトルが秀逸である。舞台美術は抽象的で、多様な場として使われるのだが、舞台上部に張られた赤い糸に何か意味があるように思えた。

死と乙女

死と乙女

シス・カンパニー

シアタートラム(東京都)

2019/09/13 (金) ~ 2019/10/14 (月)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2019/09/13 (金) 19:00

 いろいろなユニットで何回か上演されているらしいが、初めて観る戯曲。極めてタイトな95分だった。軍事政権下で反政府運動をしていたジェラルド(堤真一)は、同じく反政府運動をしたために拷問されレイプされたことがトラウマになっているポーリーナ(宮沢りえ)と結婚しているが、新政府の人権調査委員に選ばれたために、妻のトラウマを表に出すことができない。ある雨の夜、車の故障を助けてくれた医師ロベルトを家に招くが、その声を聞いたポーリーナはロベルトこそ自分をレイプし続けた男だと気づく…。ロベルトを縛りつけ復讐を遂げようとするポーリーナと、無実を訴えるロベルト、ポーリーナの暴挙を止めようとするジェラルド、という三者三様の言葉の応酬の後、全く予想できないエンディングに向かうために、疑問が残り、多様な解釈が可能な戯曲は、まずすごい。そして、役者陣が機関銃のように台詞を放つのも見事だ。ただ、演出の緒川はやや抑制的な演出をしているように見え、そのことの評価は難しい。

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