グロトフスキ研究所(テアトル・ザル)来日公演 公演情報 シアターX(カイ)「グロトフスキ研究所(テアトル・ザル)来日公演」の観てきた!クチコミとコメント

  • 満足度★★★★★

     戦慄の舞台!! 必見!!! 残る公演は9月15日14時の回のみ。
    華5つ☆ たった1000円で観ることができる名舞台! 余りこんなことは記したくないのだが利賀に参加してもいる団体である。世界で活躍する演劇団体を目の当たりにするチャンス、逃すべきではない。

    ネタバレBOX

     今宵は仲秋の名月。昼曇り空だった空も秋の風に雲も可也散り、まんまる名月が顔を見せた。今作は、こんな秋の澄んだ空気にも、冬の凍てついた寒気の只中にサクサク訪れる空中の霜のような凛とした冷気にも、将又春の湧き立ち沸騰する命や燃え立つ夏の太陽のような眩きとも異なる。荘厳で魂の奥底を顫わせるような慄然たる面持の舞台に、音が置かれ、響く。歌が聴く者の魂を戦かせる。
     普段、我々は演劇と聞くと視覚芸術だと思い勝ちだ。然しながら、今公演では、演劇には別の可能性があることを示唆してくれる。それが、音であり歌であり、死という避け難い我らの宿命へ果敢に挑む姿である。生き物である我々が奏でる命の発する息吹音と、身体の階梯を通し立ち塞がる死への様々なアプローチであり行為である。無論、我らは死の彼方から戻った者ではない。従ってあちらを知った上で語れる訳でもなければ、恰も分かった振りをして語れるほどの能力もまた偽善も持ち合わせてはいない。我らにあるのは、唯この越えがたき壁を超えることではなく、ただ謙虚に叩き、呻き、境界を今迄より明らかに、自由に、丁度国境を持たぬノマドやゾミアの人々のように行き来しようと声を発し、力尽きて土に還ることを受けいれつつ声を発し、我らと我らの仲間である人間に伝えようとすることのみ。その赤裸の現前がこの舞台にはある。

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    2019/09/14 23:08

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  • 皆さま
     少しだけ追加しておきました。
              ハンダラ 

    2019/09/15 02:21

    皆さま
     カキコできるようにして頂き有難うございました。 
     先程帰宅し早速少しだけ手を加えてアップしておきました。
    ご笑覧下さい。少しでも多くの方に観て頂きたい作品ですものね。
                             ハンダラ

    2019/09/14 23:14

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