最新の観てきた!クチコミ一覧

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Q学【3/28-29公演中止】

Q学【3/28-29公演中止】

田上パル

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/03/19 (木) ~ 2020/03/31 (火)公演終了

満足度★★★★★

鑑賞日2020/03/19 (木) 19:30

85分。休憩なし。

メメントモリに花束を

メメントモリに花束を

9-States

駅前劇場(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/22 (日)公演終了

満足度★★

鑑賞日2020/03/18 (水) 19:00

115分。休憩なし。

赤すぎて、黒

赤すぎて、黒

劇団時間制作

萬劇場(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

12日午後、大塚の萬劇場で上演されて劇団時間制作第21回公演『赤すぎて、黒』のBチーム公演を観てきた。これは、知人の役者・古川奈苗が出演していた関係からである。
とは言え、彼女が出演していなくても、この劇団の扱うテーマの深刻さとそれを戯曲化する力には一目置いており、是非観てみたい舞台の一つであった。

話の中心は、愛情という価値観で家族が縛られている小野寺正明と、その交際相手で家族監禁殺人事件の被害者であった井出桃子との再婚問題で、愛情を強要されている小野寺家と監禁事件をきっかけに「普通」「真っ当」な生き方を理解し得ない井出家の価値観の違いで沸き起こる悲劇というか心のすれ違い。
この二つの違った価値観を持つ家族の結びつきを顕著に表しているのは正明と桃子であるが、実際の行動隊とも言うべき存在は、正明の長男夫婦と井出の長女。そして、価値観の違いを理解しているのが小説家・下妻と、正明の部下の枝田。下妻と枝田は陰のキーマン的な存在である。
そして、それぞれの価値観の中にいながら他の価値観にも敏感に触れていく小野寺家の次女・柚子とその同級生・安藤。そして二人と同級でもある井出愛子。
作品タイトルは、その高校生達の感じる愛の色なのだ。

難しいテーマ、そして心理描写が必要な登場人物を演じていた役者達は、みな素晴らしい。
特に、井出小梢を演じた古川奈苗と小野寺舞を演じた小川麻琴の演技が光っていた。
個人的に感情移入できたのは、小説家の下妻であったのだが・・・

それにしても、主催者・谷は「普通」と言う概念に対する、何か恨みのようなものがあるのだろうか(苦笑)
観終わった後にすっきり感というか、感激の涙とは無縁の、鉛のような重みを観る者に抱かせているように感じた。


次回公演も楽しみにしている。

切り札は捨て駒

切り札は捨て駒

Five carD

高田馬場ラビネスト(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/23 (月)公演終了

満足度★★★★★

前半と後半でがらりと切り替わる二面性
まさしくWjokeRの真骨頂です。
軽快なテンポ感のコメディパートからの
重苦しいシリアスなシーン
一粒で二度美味しいとはこのことです(^^)v

Leo of hearT 〜怪盗レグルスからの予告状〜

Leo of hearT 〜怪盗レグルスからの予告状〜

天華楽喜

新宿スターフィールド(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/24 (火)公演終了

満足度★★★★

登場人物のキャラがうまく引き出されて、いい感じで展開していった印象です。

ネタバレBOX

誰が犯人か、少しずつ明らかになっていき、また、振り出しに戻り、という展開がおもしろかったです。そのプロセスがいいところです。探偵と刑事の駆け引きが、面白さをいっそう引き立てていたと感じました。
Leo of hearT 〜怪盗レグルスからの予告状〜

Leo of hearT 〜怪盗レグルスからの予告状〜

天華楽喜

新宿スターフィールド(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/24 (火)公演終了

私は

ネタバレBOX

分かりましたよ。
予告状に時間と直筆の署名入れた時点で、こいつが犯人だって。
是でいいのだ

是でいいのだ

小田尚稔の演劇

SCOOL(東京都)

2020/03/11 (水) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

同じデザインの小さなチラシ、同演目をキャストを変えながら再演を重ねる形態に腰の据わった姿勢が滲み、何度か足を運びかけたが漸く叶った。
3・11を首都圏で体験した9年前が蘇る内容。被災という状況はドラマの下地を提供するが、本作は意外性を狙ったのでない「典型」と言える凡そ三つのエピソードを独自な文体で立ち上げ、時間経過と共に描いた「人間の記録」であり、「記憶の装置」。その後何年間か覆っていた暗鬱な気分の始まりの日の皮膚感覚を、私は久しく忘れていた。SCOOLという空間に照明を効果的に用い、想像を助け、情景を浮かび上らせていた。

ネタバレBOX

孤独な学生と、家庭の危機にある女が出会う話、帰宅難民となった就活女性が自宅を目指す話、10年のキャリアと本来の夢との間で揺れる女性のモノローグ。
黒い砂礫

黒い砂礫

オレンヂスタ

七ツ寺共同スタジオ(愛知県)

2020/03/14 (土) ~ 2020/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★★

話の構成的に終始どちらかというと重めな雰囲気でオレンヂスタの新境地。
衣装はわかりやすい色味があるけどそのギャップで無色の美術はまさに人間の力の及ばぬ世界。演劇に必要な説得力がこの題材であるのはすごい。

愛する母、マリの肖像

愛する母、マリの肖像

T-works

赤坂RED/THEATER(東京都)

2020/03/11 (水) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/11 (水)

キュリー夫人の一生を娘たちの視点からたどるお芝居。「女」であることの生きにくさ、そして逞しさ強さがいい感じに出ていて感情を揺さぶられた。

その鉄塔に男たちはいるという+

その鉄塔に男たちはいるという+

MONO

吉祥寺シアター(東京都)

2020/03/13 (金) ~ 2020/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

土田氏のテキスト&MONO舞台は、判りやすいが「如何にも」な作りがあってそれがイマイチ不得手であったが、記念碑的作品という事で(ギリギリまで迷って)観に出かけた。
吉祥寺シアターのタッパを有効に「鉄塔」が組まれていて入場するとまず壮観なのだが、にも関わらず「シチュエーションに遊ぶ」故・別役氏の敷いた「演劇」モデルの空気が流れ、何を描いているにせよそれ自体「おいしい」。大装置は派手で機能的だが突出せず例えばゴドーを待つ2人が居ても違和感ない、自ずとそこにあるかのようで芝居とマッチしていた。(俳優が場をそのように見せた、とも言えるか・・)
話のほうは、狙ってるな、という作為をさほど感じさせずにおかしなやり取りを成立させ、(頭でなく)筆が書いたよう。作家土田英生へ私の(勝手な)イメージを修正。架空の(どこだか判らない)国での非日常が、日常のように過ぎる時間が信じられる。
ラストの形は如何ようにもあり得るだろうに、あのラストを選んだ。書き手が計算をしないなどという事は考えられないが、必然性も特段の説明もなくポンと置かれたエンディングが素直に受け止められた。
土田作品は過去3つ程度、この作品が持つ「らしくなさ」を私は見出した気でいるが、この演目の「良さ」を作者やメンバーはどう感じているのだろう・・目的化しきれないピース、余白を飲み込まざるを得ずにその場に存在する様に、豊かさを感じた。
「こういう時期」にしては、会場は客で埋まっていた。

Leo of hearT 〜怪盗レグルスからの予告状〜

Leo of hearT 〜怪盗レグルスからの予告状〜

天華楽喜

新宿スターフィールド(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/24 (火)公演終了

満足度★★★★

まさかあの人が犯人とは…。
濃いキャラクターの登場人物たちが
本番中の楽屋を出たり入ったり。
犯人がわかってからもう一度観ると、
伏線とか、登場人物の表情とか
また違った楽しみがありそうなので
もう一度観に行きます。

人形劇「みつあみの神様」

人形劇「みつあみの神様」

人形劇団ひとみ座

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/24 (火)公演終了

満足度★★★★★

 タイゼツベシミル。華5つ☆。少しだけ追記! 3.21

ネタバレBOX

 言わずと知れた名人形劇団ひとみ座。「ひょっこりひょうたん島」は、この劇団が演じた。何が素晴らしいってこの劇団、物である人形に魂を宿す、人形劇の金字塔だと自分は思っている。ここには詩があり、普遍性があり、見なければならないもの・ことを見る勇気と人間の最も素晴らしい性質、想像力とそれを未来へ向けようとする意志、そして世の中を過不足なく、つまりバイアス無しに見ようとする詩人の視点がある。期待して観に行き、見事期待に応えて頂いた。戦中の劇団史を存じ上げないが、自分の拝見している限りでは流石70年の伝統と研鑽の証拠を至る所で見せられたというべきか。登場する生き物たちの形態模写の素晴らしさ、ウミガメの歩行の様子や、タコの捕食時の動き、海が描かれる最初のシーンに海月が登場するセンスの良さ等々。無論これらばかりではない。海のその時々の模様を壁のような波で表現したりするのだが、これがまた見事。脚本も極めて明示的に事態を表しており、照明、音響も舞台美術も素晴らしい。
自分は始まって直ぐ、海月やタコ、魚群などの登場直後に何やら生活物資が海中に漂い、流れてきたのを観た瞬間、背筋が凍った。この直観通りその後は3.11大地震と大津波、3.12人災の過酷な状況が描かれていると解釈した。無論、今作如何様にも解釈できるように作られているが、終盤の女の子と男の子の逃走の果て、男の子は外へ、女の子は内へ残る、というシーンが描かれるが、これを自分は愛し愛される者の分断の象徴と観、胸が塞がれる思いをした。それだけ人形劇としても如実にレベルの高い作品である、同時に実に深い問題(即ち日本の一般の人々が御上の下した命令と判断した時、盲目的に従うエポケー(一般に判断停止と訳される元ギリシャ語)のバカバカしさとその民衆のエポケーを利用し続ける為政者の奴隷となり、結果的にアメリカの奴隷ともなって勇んで隷属的に振る舞うことを選び、結果己の子を犠牲に捧げるような理不尽をそれと気づかぬまま実行する愚か者としての日本人問題)を提起をし、考えさせてくれる秀作である。
 おっと大切なことを書いていなかった。今作には生身の少女が登場する。これは通常のメタ化ではなく、位相とでも呼ぶべきレベルが介在するということだ、この意味する所を考えることも頗る興味深い宿題と言えよう。
人形劇「みつあみの神様」

人形劇「みつあみの神様」

人形劇団ひとみ座

シアターグリーン BOX in BOX THEATER(東京都)

2020/03/18 (水) ~ 2020/03/24 (火)公演終了

満足度★★★★

これまでも舞台やアニメになっているらしいが、今日マチ子の原作ともども未見。ひとみ座の舞台も今日初めて観たが、プロの人形劇団の技量というのはやっぱり凄い。とにかくタイトルシーンの素晴らしさにびっくり。

ネタバレBOX

観ているうちに何だかロシア映画の『草原の実験』を思い出してしまい、あちらは海は出てこないけれども、この感じはやっぱりアレなのかなと思っていたら、そのような描写が出てきたり。いくらでもアレがああでコレがこうでとか言えそうだけど、本作の場合はそれもちょっと無粋な気がするし。黙って明日原作を買いに行くことにします。
その鉄塔に男たちはいるという+

その鉄塔に男たちはいるという+

MONO

吉祥寺シアター(東京都)

2020/03/13 (金) ~ 2020/03/22 (日)公演終了

満足度★★★★

そう少しシリアスな話かと思ったら、意外とのんびりした雰囲気。戦場のすぐ近くにいるらしい。しかし話は、寝られないから静かにしろとか、誰が水を汲みに行くかとか、階段を上がったり下がったりのくだらないネタとか、たわいもない話ばかり。どうでもいいことに意地になったり、気まずくなったり、人間の性格や態度が現れる。そこを巧みに描き、笑いのツボもおさえていて、OMS戯曲対象をかつてとったのだろう。台本を買ってきたのであとで勉強したい。

さすが30年やってきたメンバーだけに息が合っている。私は笹倉役の水沼健のぶっきらぼうな感じが良かった。パンフを見たら、近畿大学教授とあり、びっくり。つれは陽之助の奥村泰彦を気に入っていた。

本編の40年前の話を書いた新作「プラス」を40分、10分休憩後に、旧作となる本編1時間半。新作を演じた若手の女性たちも勢いがあり、輝いていた。

ネタバレBOX

のんきな話とはいえ、途中、銃を抱えた脱走兵が突然現れたりして、内容としてはただ牧歌的なだけではない。ただ、その脱走兵が至って素朴な人間なので、やっぱりほのぼのしてしまう。
それだけに、ラストの悲劇は突然で意外だった。
きらめく星座【公演中止3月5日(木)~8日(日)】

きらめく星座【公演中止3月5日(木)~8日(日)】

こまつ座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2020/03/05 (木) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

コロナウイルス騒ぎで5日遅れの開幕。14日土曜日夜に観劇。客席は多少空席はあるが、8割以上埋まっていて、心配したよりもよかった。キャストを一新して、とくに広告文案家・竹田をつとめる大鷹明良がよかった。これまですまけい、木場勝己が演じてきた要の役。木場の熱っぽい役づくりも良かったが、大鷹は飄々として、インテリ崩れの秘めた良心の風情をよく出していた。

演出の栗山民也は「竹田は宮沢賢治だから」といっていたとのこと。いままで4回か5回みて、戯曲も読んだが、宮澤賢治フューチャーは気付かなかった。しかし、ちゃんと「星めぐりの歌」が出てくるではないか。竹田は岩手の山奥で教師をしていたことがあるし。これだけヒントがあって、気付かなかったとは、うかつであった。

若い後妻役の松岡依都美も良かった。前の秋山菜津子がよかっただけに心配したが、松岡は歌も上手いし、若さがプラスした。「星めぐりの歌」をまた聞きたい。ラストの「青空」を聞きながら、何故か涙が出る。これが、この芝居の不思議なところなのである。
正一役の高橋光臣も、体の大きさを感じさせない、軽やかな道化ぶりでよかった。

とにかく、よくできた戯曲である。演出、演技も相まって、街のレコード屋の茶の間のできごとという自然な雰囲気が最後までくずれない。舞台全体の調和が素晴らしい。セリフのないときの俳優にも自然な居場所がある感じ。歌い踊る場面も、不自然さが非常に少ない。脇から邪魔が入って歌を中断して芝居に戻るのもスムーズ。何もかもがスムーズに自然に進んでいく。
冒頭の方は「みさをさんは高等女学校の最上級生よ。そんな年じゃありません」などと、さすがの井上ひさしも情報提示に苦労しているが、説明的なセリフはごくわずか。

しかも内容豊か。昭和の流行歌の数々、傷痍軍人、脱走兵、憲兵。軍国美談に、こじつけの精神主義。恩賜のタバコ、バケツ体操にすき焼き騒動。広告社倒産と物不足。生たまご、コーヒーで描く食料不足。日本歌謡と西洋音楽の関係、朝鮮人の強制徴用に、日本人の傲慢、戦争神経症、満州開拓。(わすれちゃいけない)宮澤賢治、etc、etc。最後に宇宙の中の「奇跡の中の奇跡」である人間賛歌がせり上がってくる。井上ひさしの大傑作を堪能した。

ネタバレBOX

今回、初観劇という友人に言われて気づいたこと。全6場は、それぞれ天長節や、紀元節などいわれのある日になっているが、第4場の8月15日は、戦前のこの時は、何もない普通の日。実はここは終戦の日を意識的にオーバーラップさせている。小笠原夫妻は最初ぼーっと蓄音機を聞いている。これは玉音放送に重なる。流れる歌は「青空」。終戦の日、戦争が終わって見上げた青空は、加藤周一の「ある晴れた日」を始め、多くの人が言及しているところだ。ほかにもあるだろうが、とにかく芸が細かい。
桜の森の満開のあとで(2020)

桜の森の満開のあとで(2020)

Ammo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/03/12 (木) ~ 2020/03/18 (水)公演終了

満足度★★★★

鑑賞日2020/03/13 (金) 19:30

価格3,300円

過去3回feblaboプロデュースで上演された作品の脚本家自身の演出による「セルフカバー」。
アフタートークでの南さんの弁によれば「彼らの日常を描きたくて」加筆された部分がfeblabo版と較べてコミカルな味わいを出したように思う。
そして南さんが意識した/しないにかかわらず「十二人の怒れる男」を想起させる部分が散見され、あの作品を知っている者の特権か、とも改めて。(笑)

観ているうちに劇中の議論にすっかり引き込まれて「入れ子構造にしなくても十分面白いのでは?」と思ってしまうが、終盤からラストまで入れ子構造による面白さがこれでもかと言わんばかりに押し寄せてくる構造が巧み。(何度観てもそう思う)

また、舞台が「安宅市」なのにもちゃんと意味があり、劇中会議のある人物の名前と相俟っていくつかの部分の伏線になっているのも「ワカるヤツだけワカればイイ」的で楽しい。

しかし「十二人の怒れる男」に出てくる、議論が膠着した時の「あの提案」は劣勢な側がするからフェアなのであって、優勢な側がそれを言い出すのは圧力なのではないか?(本作を含めて3本くらいの会議劇でやってしまっているけれども)

桜の森の満開のあとで(2020)

桜の森の満開のあとで(2020)

Ammo

新宿シアター・ミラクル(東京都)

2020/03/12 (木) ~ 2020/03/18 (水)公演終了

満足度★★★★

自分が不真面目な学生だったからだろうか、学生同士の関係や野心、評価要領等、必死になる様な設定ではあったけれど、そこまで必死になるかなぁってのがちょっとあったかも。
ただ議題となった条例はとてもインパクトがあって、例えば近未来の日本の政府や国会を舞台にしても面白いかもなどと思いました。
キャストさん手書きのメッセージをいただいたり、たった3分開演がおくれただけなのにちゃんとアナウンス…素敵です。

ゆうめいの座標軸

ゆうめいの座標軸

ゆうめい

こまばアゴラ劇場(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/16 (月)公演終了

満足度★★★★

「弟兄」を観劇。
客に話しかけながら進めていく演劇。
最近、Amazonのフリーハグというドラマを見ていたので、
こういう感じの演劇好きです。

色々とぶっ飛んだ演出があるのは、
重くなりすぎないように配慮しているのかな。

開演時刻を結構過ぎた場合は、
なんらかのアナウンスがあると助かります。

ネタバレBOX

前説みたいな感じで登場し、いきなり劇が始まる。
あまり見かけないパターンだったので驚いた。

登場人物の名前は、実名が良かったな。
メールすれば実名を教えてくれるらしいけど、
演劇が終わった後では実名より、
その後どんな生活を送っているのか気になりました。

現実離れした妄想部分が独特の演出でした。
中学時代の遺書で支離滅裂だとわかりましたが、インパクトが強かった。

ロザリー

ロザリー

ミュージカル座

六行会ホール(東京都)

2020/03/04 (水) ~ 2020/03/09 (月)公演終了

満足度★★★★

コロナの最中でしたがかなり客席は埋まっていてほっとしました。
役者さんたち皆さん熱演でした、主役のお二人はさすがの歌唱力で、なかなかにえげつないシーンもちゃんと舞台仕様で見せてくれたのがよかったです。宝塚よりも、フランス革命の決して美しくない負の側面を描いていたような気がします。
ただともすると、かなり使い古された題材なので(アントワネットもの、フランス革命もの、という意味で)、より新鮮な演出や芝居を期待してしまうところもありました。しかしダンスシーンは、おそらく中でも名ダンサーを選んだんでしょうがものすごく巧みでしたし、群衆シーンも迫力がありました。男性は皆さん芝居はともかく声がいい人が多かった印象です。
とにもかくにも、劇団四季や宝塚といった有名どころ以上に、こうして頑張られている「ミュージカル座」の存在は舞台人にとって大きいのではと思いました!見られてよかったです。

蜚蠊

蜚蠊

劇団女体盛り

シアターシャイン(東京都)

2020/03/11 (水) ~ 2020/03/15 (日)公演終了

満足度★★★

不気味な雰囲気を持った独特の舞台でした。描かれたゴキブリの世界は、人間と通じる所もあり怖かったです。後味は悪かったですが(内容的に仕方ないのですが)インパクトのある舞台でした。

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