
モテない保険2
TOP BANANA
ブディストホール(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/06/27 (金) 14:00
コメディーであるのと同時に、世の中の変化や人間の生き方を考えさせる奥の深い社会派の作品でした。登場人物ひとりひとりの描き方もグー。

徒然なるままに… NOT TO BE, OR NOT TO BE…
SPIRAL MOON
「劇」小劇場(東京都)
2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/06/19 (木) 14:00
「時代考証その他大幅にデタラメです(大意)」と開き直っていた(笑)ドラマ「浮浪雲(1978年)」のような意図的時代錯誤部分がシリアスな本筋とあまりにもそぐわなくて「どうしてそうしてしまったの?」という疑問に終始……。
「浮浪雲」の場合は基本的にコメディで、そこに当時の世相への皮肉・揶揄を練り込んでいたのでその手法にさほど違和感がなかったが、特攻隊員を描いた本作でそれをやってしまうと、そのおちゃらけた感が主題に対する意気込みを否定するようにも感じてしまうんだな。いったいどうした?
という不満もありつつ「終わり良ければ総て良し」的に終盤の秋山の出撃を見送る面々の見せ方(映像的でもある)と最終場の切なさはやはり秋葉演出。
また、「急に出現する日本間」の舞台美術も見事。
あと、「フレッシュな星組/熟練(初演準拠)の月組」なダブルキャストも両方見るとそれぞれの良さがあり、これも舞台演劇の特色だな、と思ったりも。

「軽い重箱」
殿様ランチ
駅前劇場(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
初殿様ランチでしたが、とても楽しくて大満足!
大笑いというよりクスっと笑える場面がちりばめられていて終わりまで楽しめた作品でした。
6編の作品でしたが、リンクしているところがあるのでそれに気づいた時の気持ちよさが!

ミュージカル「梨泰院クラス」
東宝
東京建物 Brillia HALL(東京都)
2025/06/09 (月) ~ 2025/06/30 (月)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
このドラマが大好きで、そのミュージカル?と興味津々で観劇しました。
かなりのスピードで纏めた感はありましたが(これは仕方ない気はする)とても良かったです。
斬新な演出や歌、ダンス共に観応えがあり、エンタメ性の高さを感じました。
主演の小瀧さんは、元々の声が良く声量があり、演技の上では感情表現が素晴らしく、小瀧さんのセロイを演じていました。
面白くてあっという間の時間でした。
大満足でした!

KYOTO
燐光群
ザ・スズナリ(東京都)
2025/06/27 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
面白い、お薦め。
地球温暖化を巡る国際会議、それを1990年前後からタイトルにもなっている1997年の京都会議(COP3)迄を描いた記録劇であり、主人公ドン・パールマンの記憶劇。観客は、その国際会議を傍聴するといったスタイル。事実を追った感は拭えないが、観せる演出としては巧い。
公演の面白いところは、人間は今しか生きていない、それも国や地域、アイデンティティを背負ってである。それを傍聴という俯瞰した立場から観るという面白さ。しかも、会議ごとに漂流するような議論が どこで決着するのか分からない。圧巻は、京都議定書を採択するまでの様子を分刻みの中継のように早口で喋り臨場感を煽る。
もう一つは、実証なき科学は政治の道具にされるという危険性を孕んでいること。世の中には多くの正義があり、特に国際会議では国や地域ごとの利害関係や思惑が複雑に絡み合い、理論的な正義を導き出すためには確固たる科学的な裏付けが必要になる。時に 政治的判断を求めたがるが、その曖昧さは将来に禍根を残す といったことを訴えている。
気候変動問題という人類にとって重大な課題、一方 合意に係る些細な文書の修正論争という、滑稽な様相が浮き彫りになる。観劇(傍観)者としては面白いが、未来を生きる人にとっては 堪ったものではない。多くの人は、目前の現実の中で考え行動する。公演を観たとしても、地球温暖化の問題と今の自分たちの暮らしが 具体的にどう関わるのかピンとこないところが悔しい。
(上演時間2時間40分 休憩なし)

パトリオット
劇団チャリT企画
新宿シアタートップス(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

バサラオ
劇団☆新感線
明治座(東京都)
2024/08/12 (月) ~ 2024/09/26 (木)公演終了
映像鑑賞
満足度★★★★★
2025年6月27日12時50分 ブルク13 ゲキシネ
え!ここで終わるの!!としか言いようがないラストだった。中島さんでもいのうえさんでもいいから聞きたいです。
劇場では見えない細かい表情も見る事ができて良かったけど、やっぱり劇場で見た狂い桜の見事さにはかなわない。
あまりゲキシネっぽい加工はしていないと思って見ていたのでしたが「え?ここで矢が飛ばせたっけ?」と思っていたら舞台挨拶のトークでMCさんが「CGで矢を飛ばしたり・・・」とか言っていたので、そうなのか???

舞台表現プロジェクトSTEP WS公演
STEP
追手門学院大学 総持寺キャンパス アカデミックアーク 4階 A473教室(大阪府)
2025/06/26 (木) ~ 2025/06/27 (金)公演終了
実演鑑賞
4本のオムニバスを60分で上演
大学は凄くて、まずは建物に圧巻
授業をやるであろう教室を舞台に転換しては…
できは、学生演劇デモかなり…
4本には繋がりもなく、終了
残念ながら、楽しめず

コラボレーターズ
劇団青年座
吉祥寺シアター(東京都)
2025/06/19 (木) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
ブルガーコフは劇団印象が二年前に上演した『犬と独裁者』でも採り上げていた。たまたま「ロシア・ソビエトSF傑作集」に収録された作品を読んでいて、この人はソ連のSF作家だと思っていたから、『犬と独裁者』のときは舞台のブルガーコフと自分の中のブルガーコフ像が重なるまで時間がかかったが、その体験があったからか、本作は素直に楽しめた。

「軽い重箱」
殿様ランチ
駅前劇場(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
もう最高!久しぶりに腹の底から笑いました。私の笑いのツボにどツボでした。東京03に近い笑いもありほんとずっと笑いっぱなしでした。いやー、これほどのハイクオリティの笑いを舞台で見たのは久しぶりです。これはマジで見て損はないですね。6つのショートコント的な話が絶妙に有機的につながっているし。最高のパフォーマンスでした。

湿ったインテリア
ウンゲツィーファ
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2025/05/19 (月) ~ 2025/05/27 (火)公演終了

牧神の星
劇団UZ
アトリエhaco(愛媛県)
2025/05/10 (土) ~ 2025/05/18 (日)公演終了

若者は退屈している
人文借景
早稲田小劇場どらま館(東京都)
2025/06/27 (金) ~ 2025/06/30 (月)公演終了

kaguya
まぼろしのくに
ザ・ポケット(東京都)
2025/04/03 (木) ~ 2025/04/06 (日)公演終了

パトリオット
劇団チャリT企画
新宿シアタートップス(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
鑑賞日2025/06/27 (金) 14:00
ふざけた社会派と名乗るチャリTだが、戦後80年に何かやるだろうと思ったら、こう来たか、という見事な作品だった。(5分押し)111分。
謎の飛来物を避けてビルの地下に逃げた5人だが、謎のエレベータが発見されて…、という物語。ちょっとばかりシュールな展開で、ファンタジー的な要素もあるけど、芯に社会派の題材を据えて興味深く展開される。今回初めて外部から演出を迎えたが(橋本昭博)、違和感なくっていうか、いつものチャリTだったと思った。森田ガンツ・堤千穂・熊野義啓ら見慣れたベテラン陣も巧いが、若手のバランスもよく、いい座組だと思う。それにしても、笹野鈴々音の飛び道具ぶりがスゴイ。

モテない保険2
TOP BANANA
ブディストホール(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

ケチャドバ!Bottle1「フルハウス」
プラチナ・ペーパーズ
こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

人間のあくた
吉祥寺GORILLA
上野ストアハウス(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★★
扱っている問題が本質的なので観る者次第でいくらでも深読みできるが、無論その分、如何様に表現するか? 難しい処をいい塩梅で表現している。単に面白いというのではない、オモクロさが楽しめる。役者陣の演技、演出、音響、照明もグー。(追記予定)

アンネの逆襲
劇団PDW
ウッディシアター中目黒(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/07/13 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
「アンネの日記」は小学校時代に読み、自分がその時代に生きていたら、助けたいとその理不尽に心を撃たれた書物であった。であるが故に自分は現在、パレスチナの側に立つことを選んている。

廃グランド・ホテル別館
システム個人
小劇場 楽園(東京都)
2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了
実演鑑賞
満足度★★★★
鑑賞日2025/06/26 (木) 19:00
初見のユニットだが、見慣れた役者陣が出てて、よーく考えてみると、面白いホームドラマだった。120分。
幽霊や妖怪が住む都内の廃ホテルを舞台に、怪異達が織りなすあれこれ。特殊な設定にはなっているが、疑似家族達が描く物語で、形を変えたホームドラマなのだと思った。さんなぎ,梶川七海,村上弦,岡本セキユ等、見慣れた役者陣が出るので観に行ったのだが、物語の構成も丁寧で、伏線の張り方も巧いし、いい話を見せてもらったと思う。