最新の観てきた!クチコミ一覧

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煙が目にしみる【Mura.画】

煙が目にしみる【Mura.画】

Mura.画

劇場MOMO(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

こういうシステムがあったらいいな?!なんて、思ってしまいました!
笑いあり、涙ありで面白かったです!

ケルベロス

ケルベロス

バカバッドギター

雑遊(東京都)

2025/06/28 (土) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

B級な雰囲気満載でしたが面白かったです!

人間のあくた

人間のあくた

吉祥寺GORILLA

上野ストアハウス(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

近未来な設定になるのかな!?
現実感は薄めですが、現代にも置き換えられ、
そう考えると色々思うことがありますね
面白かったです!

モテない保険2

モテない保険2

TOP BANANA

ブディストホール(東京都)

2025/06/25 (水) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

胡散臭い話が実は.....
面白かったです!
お嬢、いいですね!
男子にもあったらいいのになぁ

徒然なるままに…  NOT TO BE, OR NOT TO BE…

徒然なるままに… NOT TO BE, OR NOT TO BE…

SPIRAL MOON

「劇」小劇場(東京都)

2025/06/18 (水) ~ 2025/06/22 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

今でこそ何気なく使っている「万歳」
こういった過去があるとなかなか複雑ですね!?

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白かったです。
テレビ放送の原点を描いたストーリーで、その熱さに感動しました。
生演奏、歌やダンス、パントマイム、時代を感じる衣裳等、目も耳も楽しめる内容で、何とも贅沢でした。
役者さん達の演技も素晴らしく、浜端ヨウヘイさんの声が何とも魅力的でした。
仕事への情熱、恋愛、友情、戦争、色々な物が詰まった素敵な舞台でした!

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

面白い、お薦め。
日本のテレビジョン実験放送に関わる人々の努力と奮闘の群像劇。公演の魅力は、舞台美術を駆使し、当時の状況を音楽を交えテンポよく展開する。休憩含め約3時間近い物語だが、飽きるどころか 目が離せない。物語は色々なエピソードを盛り込んでいるが、それらが緻密に連関していく。それを観(魅)せる演出も手が込んでいる。

本作は「金鶏 二番花」となっているが、9月には「金鶏 一番花」(池袋演劇祭参加作品)が予定されている。本作で、日本テレビジョン開発 第一人者の金原賢三がどうして これに取り組むようになったのか、その理由を語っている。その金原に焦点を当てたのが「金鶏 一番花」で、本作と併せ壮大なテレビの物語が紡がれるようだ。

物語は、NHK放送劇団・第一期生の老女が、後輩・五期生の女性のインタビューを受け、テレビ放送の黎明期を回想する形態で進む。技術も人材も未成熟で、試行錯誤の繰り返し。しかし 気概と活気に満ち溢れていたことが窺い知れる。そこには戦後の復興を願う人々の姿がある。
(上演時間2時間45分 途中休憩10分) 

ネタバレBOX

舞台美術は 回廊のような作りだが、真ん中の空いている空間も上手/下手から舞台板を動かし情景を作る。正面は幕、所々にあるハンガーに衣裳が吊るされている。NHKと刻印された箱馬、TVカメラや照明機材。上手の天井には傾いた円形(パラボラアンテナ風)。会場の高さも利用し、別空間を作る。ちなみに円形は太陽やブラウン管を表しているようだ。
下手に帝国放送効果団の演奏メンバー(ピアノ、アコーディオン、ファゴット、パーカッション、クラリネット)。上演前は設営音や喧騒が聞こえる。

金原が子供の頃、ハレー彗星の接近により地球滅亡といった噂が流れた。彼は 母に死ぬ前に何がしたいか尋ねた。「歌舞伎がもう一度観たい。(浜松から)東京へ観に行くにはお金がかかる。歌舞伎の方からこっちに来てくれれば」と。そして東京高等工業学校の入学式で恩師から「金鶏は無限に金の卵を産み、国の何処かに埋めた。国が危機に陥った時それを掘り出せ・・その金鶏が埋まっている場所は君達自身の胸の中だ。それを掘り出して国を救え」と、勿論アイデアのことであろう。

室内撮影は、光量が少ないとキレイに映せない。その熱量のため部屋は暑く、しかも人手不足でアナウンサーが映像関係の仕事を手伝っていた。スーツを脱ぎ下着姿で 上階から人形を操る姿が、滑稽であり奮闘でもある。この操り人形のパフォーマンスが秀逸で、無表情で、目だけは大きく見開き踊る。しかし強い照明光のせいで目を傷め、仕事を辞めざるを得ない といった苦悩もある。さて 幕に映した操り人形のシルエット、いろんな角度から映すが、それはテレビ撮影技法であり、ブラウン管のモノクロ映像。

多くの人に言葉を伝える仕事 アナウンサー、そのマイクを前に忸怩たる思いが甦る。戦時中、学徒出陣で戦意高揚をするような言葉を発した。また戦地で銃を撃った人間が人前で放送できるのか、そんな苦悩が付きまとう。一方、GHQの文化担当部署であるCIEとのテレビジョン放送を巡る議論が興味深い。今後の方向性について、CIEの意向を尋ねるが、先方からは自分たちで考えること。そこに敗戦国としてではなく自立を促すような示唆。戦地スマトラで、慰問のために行った素人芸の「白浪五人男(浜松に縁)」、しっかり日本の伝統芸能である歌舞伎が出てくる。

素人芸でも人の心は動かせる。この発想が、ラジオ放送 紅白音楽試合になり 今の「NHK紅白歌合戦」に続く。毎年 大晦日に行い続ければ、それは「文化」になる。CIEから敗戦国が「合戦」などと苦言を呈されるが、そこに黎明期の人々の気概を示す。
音楽劇として全16曲、希望者には歌詞が配布される。音楽劇だから、場景に応じて合唱や独唱で聴かせる。特に出雲喜代子役の金子侑加さん と 黒柏繭役の中野亜美さんは印象に残った。
次回公演も楽しみにしております。
音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

前作「雑種・・」を観た同じ座・高円寺の広いステージで、前回は対面客席だったが今回は通常の一方向観劇。TV画面を覗く構図に似つかわしい。横に十一間、奥も六間はある。舞台ツラから二列目かのステージ台を両脇を残して外し、中央の一つは一列目も外し、上手下手両側に一間四方の台が可動式の台として場面ごとに動される(人一人が引っ張ったり押したりで動く。高さ1M程度だろうか)。その向こう一、二間あたりには巨大な白いレースが吊され、その手前全体がTVスタジオ、周辺の照明機材(本物)も舞台装置に馴染んで溶け込んでいる(照明係りの役が一度それを使う場面がある)。レースカーテンが切れた上部、客席からは遥か上を見上げる格好だが、キャットウォークにも人物が動く。実験放送に着手したNHK(日本放送機構)を管轄するGHQの下部機関CIE(?)の日系人トップが君臨するように歩く姿、またスタッフが糸操り人形を手板で操ったり・・。
上手のシーリング近い高さには太陽のようにデカいパラボラのような円の物体が吊るされ、ぼんやりと白く光る(これは照明を当ててそう見せている)。楽器隊は下手奥。Key、Dr、accord、ファゴット?、tpが入って五重奏と贅沢。
「音楽劇」と謳うだけあり、普段のあやめ十八番も生演奏の劇伴は劇全体に及ぶが、その比でなく、拍手ものの華麗な(レビュー曲のような)楽曲から、涙ものの胸熱の歌、他バリエーションはミュージカル並み(音楽劇との名称は控えめに感じる)。
C/Dの分数コード(の短三度上げ)のノリ(これは言葉で説明できん)が冒頭でポロリンと流れた時は「ほーらTVだよ」と無理に盛り上げ話に付き合わされる訳じゃあるまい、と一瞬警戒したがすぐに解消。戦中の回想をまじえた終戦直後が舞台のTV黎明期の話が、ありきたりにならず、戦争を都合よくドラマに利用しておらず(これには観客それぞれの感覚があるだろう)、史実を踏まえつつも遊び、と言って飛躍し過ぎず、芝居が紡がれていた。
自分はドラマの「甘さ」に敏感(否定的な意味で)なたちであるが、音楽的表現はそれを凌駕する事がある。これを勘案したらお釣りが出るほど高評価に値する舞台。

紅鬼物語

紅鬼物語

劇団☆新感線

シアターH(東京都)

2025/06/24 (火) ~ 2025/07/17 (木)公演終了

映像鑑賞

満足度★★★★★

ライブビューイングで見ました。
劇場で見た時には聞こえにくかったせいで「なんで?」と思ったことの謎が解けたし、アップになることで蒼と紅子の交わす瞳と表情がよく分かって切なかったです。
映像の方が生より良いというのもどうなんだろとは思いつつ、やはり座席によって見え方が全然違うので劇場によってはもうライブビューイングにしようかと思ってしまった今回でした。
しかし、ライブビューイングの先行抽選で取れた座席が後ろから2番目で最上手というのはいかがなものか。映画館の座席予約から取った方が良い席だったようで納得できないのでした。

双碧星物語

双碧星物語

流星揚羽×TEAM風雷Bow

萬劇場(東京都)

2025/07/02 (水) ~ 2025/07/06 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

殺陣に迫力があってとても良かったです。お芝居をあまり頻繁に観るほうではないので「この空間でどうやって色んな場面を表現するのだろう」と不思議に思いながら開演を待っていましたが、いざ始まってみると、役者の方々の生き生きとした動きが、その場面の情景をしっかり映し出していて、ちゃんとそこに何があってどんな場所なのかも伝わってきたことに驚きました。また機会があればぜひ観に行きたいです。これからも頑張ってください。

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

熱のこもったテレビ放映作成の物語でした。

ネタバレBOX

テレビ放送を作るために、たくさんの人の努力と奮闘があったことがよく伝わってきました。舞台を幅広く有効に使い、とても効果的な生演奏の音楽、そして歌、印象に強く残りました。あまりの感動に、自分の気持ちと頭の中がまだ整理できていません。
音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

第一幕80分休憩10分第二幕85分。

時代は1992年だろうか?NHK放送劇団一期生の老女がNHKスタジオで後輩の五期生の女性タレントとトーク。日本のテレビ放送の歴史を振り返る特番のようだ。亡くなった旦那は日本を代表する名アナウンサーだった。思い返せば時は1950年(昭和25年)11月、NHKは週1回だけ1日3時間の定期実験放送を開始。それを日本橋三越の会場にて一般に公開。先は何も見えないがあり余る情熱だけはスタジオ中に満ち満ちていた。

織り込まれる戦時中のNHKラジオ局でのエピソード。詩を募集し選ばれたものに曲を付けて歌にする番組。そこに送られてきた「愛おしいもの」。時局柄、反戦歌として検閲される恐れもあった。だが金子侑加さんがその歌を歌うことで人々の運命が動く。

MVPは内田靖子さんだろう。やるな。
浜端ヨウヘイ氏はイケメンの諏訪魔(全日本プロレスのレスラー)みたいでカッコイイ。本職は歌手なので流石の歌声。
中野亜美さんの多彩な表情は昔から『おはよう!スパンク』を連想する。金子侑加さんとの二枚看板までになるとは。
田久保柚香さんは必ず胸に残る存在。巧い。

黒柳徹子の話を思い出す。養成所時代、アメリカからNBCのプロデューサー、テッド・アレグレッティが技術的な指導の為来日し講演。「今後テレビは今世紀最大のメディアになるだろう。いずれ世界中のあらゆるものを見ることができるようになる。使い方次第でテレビは人々を幸せに導き、世界に永遠の平和をもたらすことができる」。その言葉に感銘を受けこの仕事に誇りを持ってやってきたと。

もの凄いボリューム、一回だけじゃ物足りない。
是非観に行って頂きたい。

ネタバレBOX

第一幕が描き込みや仕掛けが多過ぎ、ごちゃごちゃして何か世界に入りづらかった。クリストファー・ノーランの映画みたいな情報量。それが第二幕は嘘のように全てのエピソードが綺麗に澄んでクリアにされる。流石。凄い魔法。成程。

日本のテレビの父、高柳健次郎。今作では桂憲一氏演ずる金原賢三。9月に演る『金鶏 一番花』の主人公でもある。
彼がNHKスタジオでインタビューに答えている。「何故、テレビを発明しようと思ったんですか?」
思い起こすのは11歳の頃、ハレー彗星の接近で地球上の空気が吸えなくなり窒息死するというデマが飛んだ。パニックに陥る民衆。帰宅した高柳少年は母親に死ぬ前に何がしたいのか尋ねる。「そうね、歌舞伎がもう一度観たいかしらね。東京まで観に行くにはお金がかかり過ぎる。歌舞伎の方からこっちに来てくれればいいのに」。
日本中に伝わる金鶏伝説。天上に住む金の鶏は無限に金の卵を産む。それを捕まえた者が国の何処かに埋めたという。国が危機に陥った時こそそれを掘り出せと。工業学校の入学式、胸に残る恩師の言葉。「その金鶏が埋まっている場所は君達自身の胸の中だ。必死になってそれを掘り出して国を救え」。
人形劇でその少年時代を再現するのだが、演じている藤江花さんのパントマイムが凄かった。勿論他の方も。

使う小物をスタジオの道具で見立てる。煙草は白い鉛筆、葉巻はマジック、湯呑みは養生テープ、ベッドは脚立。そして吐く血は赤鉛筆の束。

円谷プロの特撮モノのような曲やヒーロー物の「特効野郎!ストレプトマイシン」の振付にやられた。

高橋圭三、宮田輝、和田信賢、藤倉修一、河口恵美子、黒柳徹子などがモデル。
「Kのトランク2025」リーディング プラス

「Kのトランク2025」リーディング プラス

くじら企画

ウイングフィールド(大阪府)

2025/07/08 (火) ~ 2025/07/08 (火)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★

宮崎勤(と言っても若い人は…)の家族や周囲の目をオマージュした作品
年齢もそれなりで、私が一番若い?感じ有ったかな〜(役者で戯曲作者の息子さんが出てました)
何度か拝見しているので、新鮮さは無かったが、リーディングも違った一面が観れた気がしました

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

毎度素晴らしい作品を見せていただけるあやめ十八番さんのミュージカル調の舞台の初日を拝見。テレビ放送草創期に携わる人々の苦難と情熱、時代を切り開いていく圧倒的なパワーを堪能しました。必見です。必見。

正偽の芸能プロダクション

正偽の芸能プロダクション

吉本興業

よみうり大手町ホール(東京都)

2023/03/15 (水) ~ 2023/03/19 (日)公演終了

映像鑑賞

配信で鑑賞

リプリー、あいにくの宇宙ね

リプリー、あいにくの宇宙ね

ニッポン放送

本多劇場(東京都)

2025/05/04 (日) ~ 2025/05/25 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

観てきました

ひとくず

ひとくず

映像劇団テンアンツ

本多劇場(東京都)

2025/07/04 (金) ~ 2025/07/09 (水)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

映画も観ていましたがそれを上回る傑作でした。感情が揺さぶられてどうしようもなかったです。また、機会が有れば是非、観たいです!映画もまた観たいですね。

KYOTO

KYOTO

燐光群

ザ・スズナリ(東京都)

2025/06/27 (金) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

 必見、華5つ☆。(追記後送)
*文中IPCC、COP3などに関する説明は当パンに記された記述を参考に手を加えて書いている。

ネタバレBOX

 今作、根本的にはIPCC(即ち気候変動に関する政府間パネル)に関するドキュメンタリー作品である。そのクライマックスは1997年に京都で採拓された京都議定書採択へ至る過程である。では何故京都議定書採択の過程が歴史に残るような紛糾に至ったのか? それはIPCCがUNEP(国連環境計画)とWMO(世界気象機関)によって設立された国際組織でありIPCC自体は研究を行わず世界中の気候科学に関する研究を整理し中立的立場で評価報告書として纏める。そして報告書に基づき~しなかったらこうなるとハッキリ書く。この明確なメッセージが国際交渉や各国政策に多大な影響を及ぼしてきた為一定の影響力を持つのである。利害も歴史も国力や政治力も経済力も異なる国々が各々の利害や未来を賭けて展開する戦いは真剣そのものだ。
 ところで1997年に京都で開催されたCOP3(第3回締約国会議)が何故歴史に残るような紛糾に至ったのか説明しよう。史上初めて先進国に対し法的拘束力を持ち2012年を約束期限とする温室効果ガス排出削減数値目標を課したからであった。
ザ・ヒューマンズ ─人間たち

ザ・ヒューマンズ ─人間たち

新国立劇場

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2025/06/12 (木) ~ 2025/06/29 (日)公演終了

実演鑑賞

スティーヴン・キャラムのヒット作、日本初演。 2021年公開の映画版があります。(U-nextで配信)。 6月29日まで新国立劇場・小劇場。120分。自分の勘違いで15分ほどの遅刻。そのあと、愛知・大阪。

https://kawahira.cocolog-nifty.com/fringe/2025/07/post-198135.html

音楽劇 金鶏 二番花

音楽劇 金鶏 二番花

あやめ十八番

座・高円寺1(東京都)

2025/07/07 (月) ~ 2025/07/13 (日)公演終了

実演鑑賞

満足度★★★★★

初日を観劇(あと2回は観るので、観たらもうちょっと書き込みます……結局、4回観ました)。
あやめ十八番さんは、言うことなしっていうか。称賛のみなんですが。

演劇の面白さ、魅力、華やかさ、美しさがこれでもかと押し寄せてくるんですよ。
今作は珍しく、かなり陽性の作品でもあって。
数々の歌や身体表現も良かったなあ。

本、演出、美術、役者、楽隊(生の音響)、照明。
全部、すげえわっていう。

自分の受け止められるキャパシティの問題なんですが、あまりにも盛沢山で。
ちょっと飽和して、どこに視点を置いたらいいのか迷子になりそうだったってのは、ありましたね。
いや、どのエピソードも強火で気持ちをもってかれて、それが次から次なので。
圧巻すぎて、疲労しちゃったっていうか。

初見はそんな感じだったんですが……リピートすればするほど発見があって、どんどん体感時間短くなっていきました。
二幕の連続するドラマも本当に感動的で涙する場面多いんですけど。
一幕のオープニングにあたる、人形劇と影絵と歌謡ショーが全部重なるようなところが個人的には感動して落涙ポイントだったかも。
なんてロマン的で美しいんだって。

動かせる範囲自体はかなりシンプルだけど、舞台中央を横断する稼働デッキによって、奈落の位置が移動するみたいな造りになっていて、存分に使った演出は見事だったな。
その稼働デッキの移動だけじゃなくて、歌って踊って、人によっては楽隊にも参加して、色んな役になるアンサンブルの尊さ、見事さ。
芝居にもシームレスで参加する、生演奏、生効果音の楽隊は、あやめ知ってる人なら言わずもがな。
照明も凄いんだよな。照明みるだけでも後方席の価値ある。
役者もねえ、いい人ぞろいで、誰が目立つってこともなく、みんな凄い。
最高でした。
今年も総合点だと、あやめ十八番が一番かな。

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