草創記「金鶏 一番花」 公演情報 あやめ十八番「草創記「金鶏 一番花」」の観てきた!クチコミとコメント

  • 実演鑑賞

    満足度★★★★★

    鑑賞日2025/09/23 (火) 13:30

    テレビジョン・歌舞伎・戦争の「三題噺」であり7月に上演した「音楽劇「金鶏 二番花」」の前日譚。テレビ放送創成期を描いて華やかだった二番花に対してこちらは戦争に向かう世相も描いてシリアスな感じ。
    それが第二幕の「戦場の白浪五人男」の場ではユーモラスになり「おや?」と思っているところに「欧米の支配からの解放」という「大東亜戦争の大義名分」を挙げ、その手痛いしっぺ返しを描くなどメッセージ性も十分。
    ところで前作と本作の関係、テレヴィジョンを中心とした後編・前編的ではあるがその狙いも形式も異なり喩えて言えば「兄弟姉妹」などではなく「他人の空似」、ここまで異なる(かつ完成度の高い)二部作は稀有ではなかろうか?堪能。

    ネタバレBOX

    あと、野戦軍楽隊のトランぺッター雁部保が終盤で指を失い、もう吹けなくなったことを踏まえてラストの演奏場面に参加していないことにノーマン・ジュイソン監督の「ジーザス・クライスト・スーパースター(1973年)」の「ヨハネ伝第19章41節(エピローグ)」を連想。(というのは、「ヨハネ伝第19章41節(エピローグ)」は撮影隊が砂漠の中のロケ地にバスでやってくる「序曲」と対になっていて、撮影を終えてロケバスに乗り込む面々の中にジーザス役のテッド・ニーリーだけいないという……)

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    2025/10/05 10:07

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