満足度★★★★★
無題199
平日でしたがなんとか受付時間(19:30)に間にあいました(!)、西口の出口…ちょっと迷う、先に待っていらっしゃる方やなぜかサングラスの(謎の)女性…、予定時間を少し過ぎて受付&開場、どんな配置になっているかな、と思いながらドアをくぐると、右手、キッチン側がメインの舞台ですね、一番前のソファに座ります(ふかふか)、どんどんお客さんが入ってきます、前説が終わり、暗転せず、(不思議な佇まいで)下手、椅子に座っていたサングラスの女性が動く…やっぱり役者さんだった…ふらつく忍び足で移動、写真を撮り注意を受ける、奥に行こうとして注意、これも前説?暗転しないままお芝居は始まっていたようです。終演21:03
ネタバレBOX
カフェ公演でハズレはなかったので、今晩も、ということでやってきました。前回、ここで観たお芝居はスローテンポでしたが、今回、いいテンポで進みます。開演前から、キッチン手前にいらしたのは姉弟役のお二人、話がかみ合っているようで、すれちがってもいるようで。自分先行型の会話を聞きながら、んー、ソウイウモノカと思う。
A4サイズの当パンを開くと内側に役者さんたちの写真が一枚、その下に「男女の事事」と書かれていました---コトコト。
カフェ、ここで開かれてる料理教室、閉店中の来客、お互いの気持ちがピッタリ合うことはなく(付き合っている/付き合っていない)、もどかしさが残る人たち。一人去り、二人去り、誰もいなくなってしまうカフェ・・・いや、バイト応募の男性がいましたね(最後まで粘っていました)
ドアからの出入り、階段を駆け下りる音、カフェの奥(客席後方)でのひそひそ話、カフェ全体を自然に使ったお話しでした。
もちろん、マックを舞台にしたお芝居だってできると思うけど、オシャレな、個性的な、日常の喧騒からはなれ、自分自身を普段とは違った空気に包み込んでくれる空間、いいお話、役者さん。
開始/終了がはっきりしたお芝居ではありませんでしたが、ふと足をとめて、立ち寄ったカフェでちょっと耳にしたこと、自分がお店を出て行ってもいろんな人たちが語り続けるんだろうな、と思いながら会場をあとにしました。
(余談)途中から気になっていたのですが、入り口左側に貼ってあったアルバイト募集のチラシ...これはホントなのかお芝居のものなのか...
満足度★★★★★
無題198
初めて副都心線に乗り西早稲田で下車。地上に出て方向を見失う、ぐるっと一回りし、目標を発見、入り口で入場証(?)を受け取り中へ、途中で案内をしてくれたのは学生さんでしょうか、階段を下り、受付してもらいます、そこにいらしたのは鳴海さん、SENTIOのSENTIVALでお見かけしました(帰り際、ちょっとお声掛けさせていただきました)、ようやく「やわらぎホール」に入ることができました。前回は、ポかリン記憶舎「冬の穴」、ホール内ではなくエントラスでのお芝居でした。その後ろがホールだったのですね。○劇ライフのデータによると座席数500、座席は2列目から、左、中央、右のブロック、B-09に座ります。
ネタバレBOX
タイニイアリスではどうだったのでしょう、地面からニョキニョキ出てきたのでしょうか、そもそも舞台の広さが違いますしね、小学校の運動会を観ているような楽しさ、かわいらしさ、プロジェクターが映っていないというアクシデントはあったけど、満喫。
ゆるキャラのような野菜たち、野菜ってどれも個性的だと思うし、それを演ずる役者さんたちもいいキャラしてる。
最初、床に布が敷いてあって、何か模様が書いてあると気付いていましたが、これって道路だったのですね。突然盛り上がるものだからターミネーターかと思いました。
楽器の演奏、歌、ダンス。どれもよかった。
満足度★★★★
無題197
14:00の回、今日は朝から晴れ、暖かく感じます、13:18受付、13:30開場、となりのげんこつ団も盛況のようです。舞台をみて、んーと思ったのは、床に散らばっている文庫本、2〜3冊などではなく何十冊も、みんなカバーがはずされ本体だけ、背中や表が見えないように、すなわち、タイトルがわからないように配置されている…これは重要な「謎」か気になります。舞台の3箇所に丸い照明。ここ最近、「会う」お話によく会います。続く
満足度★★★★★
無題196
ここは3回目。雨が降り続けています。開場の10分ほど前に着いたので外で待っていると(入り口がオートロックなので中に入れません)、中から開けていただきました。5分おしなので少し待つようにとのこと。受付開始になって下へ、ワイン(白)をいただき場内へ。少し薄暗い照明、入り口左が正面のようです、三方に椅子(白い丸椅子)、入って右側、真ん中あたりに座ります、四隅に大きめの箱(椅子替わり?)、右手前、シートとテニスボール、中央には黒い衣装が3着。左の壁際と私から一つ置いたところ(音出ていたのかな?
)にスピーカー。
ネタバレBOX
ワインを飲んでしまい、ふと見渡すと、オレンジがかった照明、これはより暗くなる時間を表しているようで、よい子は眠りにつき、魔法の時間が始まる予兆、壁に背中を預け、最初、ここにきたときも同じような席だったことを思い出す。
13:30、もう少しで始まります、という案内があり、男1+女3登場。
ソロ、1×1、2×2、いろいろな組み合わせで、柔らかくのびやかなダンス。カラダ、手足、指のさきまで曲線を中心として動いているので、風のささやき、水のせせらぎのなかで妖精たちが舞っているようにもみえました。床に伏せたり、1つの接点をつないでダンサーが動いたり、ここのところは、先日読んだ本にニューロン(情報伝達)の話があって、それに似ているなぁ、なんて思いながら。
14:05終演、その後篠原さんの挨拶。帰るときにも声をかけていただきました。
そのお人柄そのもののような温かい感じのダンスでした。
満足度★★★★★
無題195
東演パラータは2回目、手元のリスト+半券(チケットぴあ)をみると前回は1986/7/27月蝕歌劇団「帝國人形病院」。作・演出/高取英、音楽/J・A・シーザー。なんとなく雰囲気は覚えているのですが、どこの道を行ったのか忘れてしまいました。今日は下北沢から雨の中を歩きました。15:00受付、15:30開場、16:02開演。会場前のテント内で受付、あと30分どうしようかと思ったところ、目の前に「邪宗門」があったのでここでコーヒー。実は、ここの前に恵比寿に行っていて、次が駒込20:00。時間が空いてしまったので、探していたところ、ここが16:00からだったので夜中の2時過ぎにメールで予約のお願い。ですので予習なしのぶっつけ本番。
ネタバレBOX
舞台が少し高めに設置してあったので2列目に座ります。ここでも階段にして3段目、前の人が全然気にならない段差。座って舞台をみると3階建になってますね。ちょうど腰と胸の間くらいの高さでしょうか。こういった舞台の場合、今までは、上は上だけ、下は下だけのように少し距離感を感じてしまうことが多く、あまり楽しめませんでした。
開演の少し前、とんでもなく元気な男どもが舞台いっぱいに登場、おおーっ、前説ですか。歌うし、ラインダンスだし、振り付けフリフリ、マイクを持っている人、(マイク代わりの)ペットボトルで歌う人、客席まで乱入。嵐のような前説でした。
とにかく動きがいい。役者さんたちすぐに汗だく。殺陣、照明、効果音、音楽これらがドドーン、ザッパーンと打ち寄せてきます。こっちはお芝居の中でずぶ濡れ、そうでなきゃね。大袈裟な立ち回り(スカッと気持ちいい!)、3階→2階→1階と縦の動きもすばやく、乱闘シーンもきちんと計算されているんですね。たまーに、音がつかなかったシーンがあったようにも思いますが、アツイ(時代を拓く)セリフ、最後まで落ちないスピード、3階からの階段落ち。
黄色い手ぬぐいと刀、よりそう二人。遂げられなかった想い。
時間いっぱい楽しませていただきました。ありがとうございました。
無題194(ホントは番外)
この後、ずっと続いている☆5はどうかと思う。ので、コメント削除しました。
満足度★★★★★
無題193
700人。最後の公演、舞台の上で撮った客席...。ホント嬉しそうでしね。
「今、女性は月である。他に依って生き、他の光によって輝く...」ちょうどお孫さんが書いた「平塚らていう」を読んでいるところです。
ネタバレBOX
一番前で観たので、ど迫力。711は人でいっぱい、もちろんお尻も半端でなくイタイ。朝香演ずる嫌~らしい男、ずっとハイテンションでよかった。ブログに載っている「写真」観ました。この中にいたこと、ずっと覚えておきましょう。
満足度★★★★★
無題192
12:30の回。暖かい秋の日、使われなくなった小学校の教室の床に射し込む陽、薄水色の空が窓の外、向かいの校舎の上に見え、綿菓子を薄く伸ばしたような雲はほとんど動かない。窓を開けていても寒くはなく、時間は12:30、ちょうど昼寝にはいい頃…ふと目を開けると金髪の女性が二人、お茶を飲みながら…、そんな夢をみているようなひととき。
ネタバレBOX
12:00受付、開場は少し遅れ12:15、校舎の2階、階段上がって左奥の部屋、入って感じたのはその明るさ、普段、劇場は黒が基調で、照明も暗い、ここは自然の明かり、部屋は白、床は板張り、教室だから窓が大きい、天井も高い、ダンスの場合でも薄暗い舞台のうえで照明が当たることでダンサーの体に光と影が生まれますが、ここでは柔かい光に満たされています。
座席(椅子)は左右、中央部分は関係者用。壁際にいくつか照明(これは夜だと映えるんでしょうね)、上手には備え付けのキッチン(?)、給湯器。
12:38開演、13:02~10分休憩、13:49終演、その後、アフタートークで14:09終了。
1作目、金髪(顔を覆ってしまい、眼だけが少し見えるだけ)とピンク。2作目、青い衣装に赤い靴、と色とりどりで、ラフな服装からピッチリしたものまで。
アフタートークで「コンセプ」トについてのお話しがありました。いままでみたダンスでは、コンセプトはあるのだろうけど、ずっとみていてもさっぱりわからない、とにかく激し動く、シンプルなテーマに沿った展開など、さまざま。だからといって面白くないものはないのでした(ここがお芝居とはちがうところ、お芝居は始まって5分で苦痛を感じることもあるし)。
今回、始まるまでは「教室」ということを意識していましたが、さぁ、始まってみれば、白い世界の中で可愛いダンサーたちが舞うので、ホントに夢の中のよう。カラダの動きだけではなく、表情も豊か、無表情な場面でさえ、コミカルで絵本から飛び出してきたようでした。
教室の中だけでなく、外も使ってオヤッと思わせる演出、幸い風がなく白い風船もほどよく跳ねていました。演目ごとに衣装も違い、質素なものからカラフルなものまで、これもまた楽しかった。
10周年だそうですが、今回が初めてです。
途中にある昭和女子大では秋桜祭。夏、ここの人見記念講堂でダンスの発表会『THEHAPPYOUKAI』を観ました。そのときの若い方々の姿を思い出しました。
満足度★★★★★
無題191(仮)
18:00受付、18:30開場(チケットに番号がないものが先、次にチケットの番号の順に、34番だったけど開場時間にいない人が多かったのかすぐ入場)、最初、中央より左側にしようとしましたが、上手側にソファのセットを発見、ここで座って芝居だと見えないと思い、右方の座席にしました(ここでよかったです)。帰りに前作「ともしび」DVDを購入しようと思っていましたが、売切れでした…
ネタバレBOX
海が近づけば潮の香り、森の奥に分け入れば木々の香り、砂漠では焼けた砂の香り。劇団芝居屋、幕を開ければ、他でもない、そう芝居屋の香りです。前作より舞台が近く、ソファは目の前、わかりやすいお話し、それはゆったりと、芝居に自分の身を任せることができるということ。照明や、外から聞こえてくる様々な音、横断歩道の信号、車が走る、ドアが開く、鍵を開ける、青が点滅し赤に、陽が落ち、夜明けが訪れる、人は泣き、悲しみ、嘆き、憤り、心の声を抑え、心情にかられ、大切なことを思いだしまた涙する。相手を大切に想う心ですね。
普段は見せない「自分」、気づいているんだけど隠そうとしてしまう「自分」、それが周りの人々の温かさでゆっくりとけてゆき、涙になって流れだします。
無題190
駅から近いですね、初めてでしたが案内板が出ていたのですぐわかりました。13:05開演、15:05終演。最前列、椅子席。この椅子、深く座って背筋を伸ばさないと、背中の部分が斜めになっていて当たって痛い。当パン、役者さんの名前はあるけど役名がありません。始まるまで「西谷」だと思っていました(酉谷)。兄弟姉妹をめぐるお話し。ベースの部分はいいと思うけど、舞台上、家族らしさ、複雑な思いを持った肉親同士、という空気が薄かったように思います。続く
ネタバレBOX
作家の父親を持った3姉妹、2兄弟、うち一組(男女)は双子、加え、長女と長く付き合っている役所の男、作家の二女を担当する編集者(男)、次男と付き合っている女、元タレント(三女)のマネージャー(男)、そして長男がメインのキャラ。で、当然ながら、誰も似ていないのであります…。両親はほとんど不在、長男は18年間行方知らず、三女もずっと帰ってこなかった。それが突然の全員集合。
長いトイレ時間、迷路のよう(らしい)な台所、下手は洋風でカーペットにソファ、上期は和風で一段高い作り、畳、座布団、丸いちゃぶ台。家具、電話、お酒があり、ウイスキーですかね。季節が夏になるとうちわがそっと置かれて。
どういった感情をぶつけるのか、対立し続けるのか、わかり合うのか、どれも微妙なさじ加減で、要所要所での盛上りに欠け物語全体がパワー不足。
なぜ両親が不在…とか、しっくりこない部分はあるとしても(お話しそのものは好きなので)、もっとスカッとした締め方なんかもできたのかなぁと思いました。でも、まとまる所にまとまったということですね。
満足度★★★★
無題189(仮)
東京を離れていたので、少し間が空いてしまいました。細かいところはのちほど。とってもいい感じの2編(自分好みの短編集に出会った感じ)でした。「落ちてきた人」に続いて2作目。18:15受付(トランプの整理券)、18:30会場、19:03開演、上演時間は2時間。会場内、かかっている音楽は「カーペンターズ」、とても懐かしい。舞台は少し斜めにセットされているので、左側最前列に座ります、ザブトン3枚。椅子代わり(?)の箱が4つ、下手奥に小さなテーブル。
ネタバレBOX
第一話:先生と女生徒、実年齢、近いと思うのですがかな〜り無理した配役。デート、汽笛、波の音(?)、結婚式、二人の部屋と早送りでみた後、突然「転校生」、「別れの曲」まで流れるし…すみません、ここで大きく引いてしまいました、だってこの映画好きだし…。
いろんな友人がやってきてお約束通りちぐはぐなやり取り。ここはバタバタ感が強すぎ、何かヒントを散らしておいてもよかったのでは?
本当に終盤、全てが自分自身だということが明らかになりますが、多重であるか、他の一人であるかの違いはあっても似たようなシチュエーションのお話がありました。多重人格のケースで、それぞれの「人格」が協調するということがあるのか、ここらは面白そうに思いました。海人が部屋から消えた、という所で何か気がつければなぁ。
最後は「再発」ということ?やっぱり「シャッター ・アイランド」を思い出す。
第二話:少し舞台上、配置変え、休憩なしで。こんどは少し学習したので余裕を持って(持ったつもり)。
1人、部屋に帰ってきた女性。天井から吊るしているサボテンに「ただいま、元気?」と声をかける。ビデオテープを取りだしデッキにセット。聞こえてくるのは砂嵐の音、暫くすると寝入ってしまい…もう一人女性が…母が。このパターンが後でもでて来ます。
このふたりともうふたり(お父さんといもうと)でお話しがすすみます。変なオンナの子、カオナシかと思った。「ケケケッ」って話すがラムネを食べると日本語になる。彼女にはお父さんがいて、お父さんは帰宅するとスーツからタオルを出しお風呂へ。
無題188
ENBUゼミナール関連、2つ観たことがあります。今回、かなりの人数入ってます。おぼんろの楽日はほんの少し前だったけど、椅子席がぎっちりなのでその時以上にもみえます、満員状態、若い方が多い、この前に「競泳水着」を観ていて、時間が間に合えばという予定でした。ですので当日券で。開演予定時間の5分前になって入ると、幸い左側最前列が1席空いていたのでそこに座ります。お客さん、大勢だったからか開演が遅れました。雰囲気的にきっちり始まらないだろうとは思っていましたが...。
ネタバレBOX
さて、たまたま「競泳水着」も3人芝居、舞台セットも簡素なもので、なんとなく比較しながらの観劇。キャリアの差は個性と脚本/演出でカバーすればいいと思うんだけど、どうもセリフの「量」が一人に集中しすぎてない?こういった芝居を狙うのはいいとして、どうもお芝居を観ているという気にならない。ひとりが話して、他の役者さんは影のように佇んでいる。たまに会話らしきシーンがでてくるけど、舞台の上に物語が現れてこない。トークショーみたいだよ。セリフがなくても、伝える演出はできると思うし、お客さんに考えさせる「間」を与えることも必要だと思う。
下手奥に本棚があって、それなりの冊数、みんなカバーしてあるのは何故?たぶん、全部だったと思う、他のお芝居で本にカバーってあったかなぁ、これには意味があるはず、お話の中にでてきているのなら見のがしているけど、不自然だと思う、本棚にある本って、その人のプライベートな部分を覗かせているものじゃないのかな。
なんて軽く言ってるけど、短時間で本公演までこぎつけるのは大変だったろうし、終わったときの表情はよかったし、まずは続けてくださいね。
満足度★★★★
無題187
本公演は2回目。中央部分の座席は指定席でしたので、自由席の左側ブロック最前列に座ります、比較的狭い舞台、椅子があって、なにやら書類が散乱、ノートや楽譜なども、奥のほうは、本やファイルを収めた棚、「ライ麦畑で~」「アルジャーノンに~」、文庫も単行本も。
ネタバレBOX
大川さん, 細野さんは15Minで観ていて、 川村さんは前回から1年ぶり(「溶けるカフカ」計画中)。3人の役の上での個性(衣装も)がよく出ていて、表情、動き、席によっては後ろ姿しかみえませんが、それでもどんな表情をしているのかがみえるように感じます。
3人の関係が少しずつ現れ、そのたびに胸にじわっと沁み込んできます。今回、あらためて川村さんの温かさに触れたように思います。
台本を2つ、前作のDVDを購入。
満足度★★★★
無題186(仮)
SENTIOでみたなかで一番よかった。(すみません、少し後で追記します)
満足度★★★★
無題185(仮)
お味見公演(すみません、少し後で追記します)
満足度★★★★★
無題184
観てきました。渋谷から移動、鶴瀬駅に着いたらバスが行ってしまったところで(ガーン)、雨も降っていたのでタクシー(ワンメーター、7分ほどで着)、大きな施設のようですが暗くて全体はよく見えません。入り口入っても案内がなかったので、ふらふらっと歩き回ってみました。普通のお芝居ではなく、パフォーマンスでした。
ネタバレBOX
創作の過程...以前、高襟の上海公演のものを観たことがあるだけ。場所としては、とっても遠かったけど、来てよかった。
19:25、明神さんがいらして開場、体育館のように広い会場、天井が高く、壁は薄いグリーン、四方の壁際にクッションと椅子、好きなところに座るようにのこと、入り口横の椅子に座ります、ここからですと横から観るかたちになります、すでに役者さんたちは稽古中、集まってなにか話しています、左奥にはPCがあって音響のようです。
シーンを提示し、集団で創作、今までの稽古はここの半分くらいの広さだったので、今夜は少し勝手が違うとのこと、雰囲気を楽しんでくださいという案内
「旅のシーン」、右奥から一人ずつ、ゆっくりと歩いてきます。このゆっくり、というのは旅の長さを表しているのでしょうか...。いろいろな歩き方。大きくかがみこんだり、横に歩いたり、グループに分かれたり。最近、脳に関する本を読みました。外からの刺激によって本来の機能が(しかるべき方向へと)強化されるそうで、こうやって繰り返し、やってみて、試行錯誤して、のような行為もそういうことなのかなと思いながら。
連なった隊列は、一筋の流れのようでもあり、旅の軌跡のようでもあり、別れてまたひとつになり、同じ動作ではないけどまとまりを感じさせそうな(まだ未完なので)ものでした。動きとしてはもっともっと「滑らかさ」があると心地よくなるのかなと思いました。役者さんたちの間隔、左右前後の動き、大きくなったり小さくなったりが、水面の波紋のように思えてきます。
舞台の隅ではなくもっと中のほうでという指示
20:08小休止
今度は円の動き、ゆっくりとまた早く。
歌(音階)の打ち合わせ、ハミングで即興、3組にわかれて
20:58終了
会場、衣装、音楽、全体のながれ、と本番とはどのくらい違ってくるのか高知までは行けないのが残念です。公開稽古は役者さんたちにとってどんな刺激材料になるのか、お客さんがいるということがプラスになるのか、などと思いながら観ていました。日本語、韓国語、通訳の方、明神さん、声を掛け合いながらイメージを修正し共有してゆくのですね。
11/10追記:少し東京を離れていたので遅くなりました。
私、メイキング物が好きで、映画や音楽など機会があれば観るようにしています。DVDのおまけなんかですね。
「Let it be」や「The Dream of the Blue Turtles」などは音楽ができる過程を「後から」振り返って観るもので、決してこれからどうなっていくんだろうという視点ではありません。スタジオ・アウトテイクなんかもそう。リリースされた正規バージョンと比較しながら聴くのです。
今回も、高襟の場合も、完成形を観ることはありません(再演されれば)。なので、ずっと「過程」のまま記憶に残ることになります。
満足度★★★★
無題183(仮)
開演1時間前受付(整理券なし)、30分前開場、座席は8列位でしたでしょうか。舞台には白いBOX、その上に1枚のディスク。途中のダンス、軽いものかと思って観ていたら…いやいや、すごかった(目の前だったし)。続く
満足度★★★★★
無題182
硬質で、鋭角的で、冷えびえして。帚木さんの「閉鎖病棟」(未読、粗筋だけ)「エンブリヨ」「臓器農場」(既読)などから暖かみを排したような味わい。攻め手(男3人)と受け手との関係がなかなか明らかにならず悶々しつつ、目の前の展開に集中。
ネタバレBOX
初っ端から乱闘か…と思うほど激しく、これが芝居中現れる。男はチンピラかと思ったけどそうでもないらしい…何かの施設かなと気がつくまで時間を要す。アル中?SEX依存症?ドラッグ?様々な症状がみてとれるようになってきても、異様感と疑問符は消えません。
何枚もベールが掛っていて、ことの真相が何なのか見えそうで、でも最後のピースがちゃんとはまりません。
クローン、リハビリ施設、多様な症状などが(私の中で)一致しないまま終演。無機質で機械的なセリフや、2体のロボットのような看護士(?)、クスリに頼らない治療、表と裏、医学の発展と無軌道な実験、善意のなかの欺𥈞、お話そのものは腹落ちしないんだけど、演技、演出とも前々作(前作は日程があわなかった)の印象とは大違い。
舞台後方、薄いスクリーンで仕切り、照明を上手く使った演出…部屋の外、独房?気がつかないうちに役者が立っていて、照明が切り替わると不気味な像が浮かび上がる。
それにしてもなぜクローンなんでしょう、今はips細胞じゃないかな…そこがよくわからない、映画の「アイランド(2005年)」とかならわかるけど。
無題181
「あの夏の子供たち」、自殺した映画プロデューサー、借金、未完の映画、これはよかった、最初の連想です…そうか、今夜は芝居で映画製作の話なんだ、で、いいと思ったんだけど、それぞれの人たちをつき動かしているものが何か、これが分からないので、話が進むと積み残しが増える、「絵」的には舞台も役者さんたちもいいし、セリフのタイミング、手前と奥の使い分け、照明もいい、でもやっぱりあわないときはどうしようもないのでした。
ネタバレBOX
19:35地震、すぐ開演〜21:36終演。箱庭、初めてで清水さん出演していらっしゃるので観劇。予約は早くて代金振込、チケットが郵送されてきて整理番号が記されていました。チケットの整理番号〜当日精算時の整理券番号順の入場。会場を斜めに使って、オフィスが出来上がっていました。座席(椅子)は3方に(左右は3列)。正面(全体がよく見えます)前列中央に座ります。
「タレント年鑑」「1Q81」、ファイル、ホワイトボード、テーブル、ソファ、貼られているグラフは観客数?、周囲をコンクリートで仕切り、窓のガラスは適度に汚れている。スカートと靴の模様。
カクメイ in JAPAN ?
これは、でも映画じゃなくて、ネットの情報が主役じゃないかと思う、カクメイの最中、映画館には行かないだろうし、刻一刻の映像ならなおさら。
もしかしてネット配信なら...。
清水さん、かもめマシーンは、来年4月…長いけど待つ。その前の1月ジエン社d-倉庫も。
無題180
初日です、指定席なのでゆっくりと。お話しは説明の通り、クリスマスの日、自殺をしようとした女性の自己再生、「テーマパーク」と「リアル」とが交互に演じられ、2時間強、14:09開演〜16:27終演。
ネタバレBOX
なんだかモヤモヤ感が残ってしまいました。前半、ほとんどバラバラのお話が続くように思われ、相当苦戦、(初日だからではないでしょうが)舞台と客席との距離が縮まらず、全体が空回りしているようでしたし、きっと笑うシーンなんだけどお客さんの反応が鈍い、後半、幼稚園児のあたりから絞り込まれ、ようやく「ああ、こういうお話だったのか…」と自覚…、が、間のダンスと歌(もちろん、カラオケじゃない、いい場面もありました)がその流れを断ってしまうようで…ここ、私、あまりこだわりはないはずなのに、映画を観ていて、フィルムが切れ、急遽、繋ぎあわせたような違和感。
初めて観たので、今までの作風などわかりませんが、いい素材だと思うし、クリスマス、テーマパーク、パレード、花火、男と女、オルゴールの踊り子など魅了的なものが詰まっているので、もっと客席を「お話の世界」に引き込む仕掛けがあればと思いました(まったく個人的な感想です)。
時節柄か、よくアヴェ・マリアがかかりますね(「アンサンブル・プラネタ」のが一番好き)。