Rezarの観てきた!クチコミ一覧

201-220件 / 313件中
アンダー・ザ・ロウズ

アンダー・ザ・ロウズ

虚構の劇団

座・高円寺1(東京都)

2011/04/08 (金) ~ 2011/04/24 (日)公演終了

満足度★★★★★

良かったです。
達者な役者さんばかりで、SF的なんだけど、ダンスも決めるとこ決めつつ、適度なコミカルさと笑いもあるのに、社会風刺的なメッセージもありました。表に見える事だけが、真実ではないと、改めて、思いました。一緒に見た友人も私も、初見だったのですが満足で、次回作も見たいと、思いました。

ネタバレBOX

仕事も順調、素敵な恋人もいる主人公が、15年ぶりに再会した友人に、連れていかれた場所は、ワープトンネル。そこから、違う世界に、、、
秘密は、トラウマ的な心の中のちょっとしたキズ、どこかで、封印してきた記憶でも、ありました。

壁には、大小の白いプレート6枚。
舞台上には、移動できるパーテーションの様なのが6台で、色んな世界を見せてくれます。表側が白なので、壁のプレートと一緒に、光や映像の映し出しが、映えました。裏側がミラー状?で、鏡ほど、はっきり写らないから、輪郭の柔らかさが、作品とあってました。角度によってなのか、ちょっと、歪んで見える感も、主人公達の心を映すかのようで、良かったです。

なんとかレンジャーものが、出てきたのは、私にとっては意外な感もあり、面白いだけでなく、ちょっと毒も含み、大人向け?であるものの、やや長く感じた。でも友人は、『あれが、あるから、重くならずに、面白いんじゃん!』と、かなり、気にいっってました。
同じ場所なのに、静かな時間。

同じ場所なのに、静かな時間。

Oi-SCALE

明石スタジオ(東京都)

2011/04/06 (水) ~ 2011/04/11 (月)公演終了

満足度★★★★

同じ場所なのに、いろんな物語
廃墟を訪れる人々の物語。最後まで展開も見えず、ちょっとづつ重なっていたり、いろんな解釈もできる魅力がありました。当パンは、小さいシールで封印、<本作をより楽しんでいただくため、観劇後にご覧下さい>との言葉があり、その言葉通り、後から観る楽しみを、味わえました。

ネタバレBOX

暗闇の中での会話は、見えないから、惹きつける引力が増し、良かったです。懐中電灯の光だけや、シルエットだけと、廃墟の夜ならではの、見せ方も生きていました。
最初『もしかして、ホラーだったの?』と、ホラーの苦手な私にはちょっと、怖かったですが、無駄な心配でしたが、ラストは、もしかして?やっぱり・・・

いろんな人々が訪れた時の物語で紡いでいくのですが、
病気の女が『きっと、痛いよね』と言うと
兄が、「生きてていたら、たまにはあるよ」
の一言には、涙でした。これ以上、優しい言葉はないと思いました。
この兄の淡々としていながら、時折見せる笑顔や、妹を眺める眼差しや会話には、妹を思いやる気持ちが、ヒシヒシと伝わり、一番魅力を感じた役者さんでした。

で家に帰り、当パン拝見。なんと!作・演出の林さんご本人でしたのね~!初見の私にとっては、こんなに、嬉しい事はなく、次回作も見ようと決心しました。楽しみにしてま~す♪
廃墟

廃墟

時間堂

シアターKASSAI【閉館】(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★★

重厚な物語でした
休憩無しの2時間30分を思わせない吸引力のある、作品でした。敗戦後間もない頃の作品とのことですが、昨今事情と重ねて見てる自分もいて、今だからこその意味も価値も、強く感じた作品でした。

ネタバレBOX

後半の議論では、過去や理想に拘っていたり、未来のために繋がる信念であったり。間違いとか正しいとか答えの出しきれない、矛盾した自分が自問自答しながら、涙でした。
信念だけでは満たす事の出来ない、今の空腹を、どうするのかという現実問題。
一家の大事なパンを盗んだ浮浪者は、なんの理想もなく、頭も足りない様なのに、体だけは、しっかり肥えていたり。
娘・双葉の『人を信用できる幸せ』を願う、想い。
なのに、議論で答えを出しきれないとなると、刃物をだしてしまう・・・生きる事だけで、戦いなのだと、改めて思ってしまった。
戦争をテーマでありながら、どんな問題とも重なる想いや現実が見え、今を見つめ直す作品で、又いつの日か再演して欲しいと思いました。

欣一郎(猿田モンキーさん)、誠(菅野貴夫さん)、欣二(酒巻誉洋さん)、二葉(髙島玲さん)浮浪者(小川あつしさん)が特に、良かったです。
議論が白熱すればするほど、同室にいながら外野の冷めた感じと日常感を醸し出す、演出も良かったです。
パラリンピックレコード

パラリンピックレコード

北京蝶々

シアタートラム(東京都)

2011/04/07 (木) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★★

2度目の北京蝶々さん
デリケートな問題や、表に見えにくい、ちょっとした毒や残酷さを、軽く勢い良く仕上げていて、面白かったです。

ネタバレBOX

当人に限らず、実は社会の重く深刻な問題だったりするのだが、なんてったって、コメディータッチで勢いもあるので、あっと言う間でした。

多数意見が、正しいとは限らないのに、踏みにじられてしまう少数派の痛みも感じました。

差別とは?
真実の愛とは?
ホントの優しさとは?
バリアフリーの、本当の意味や価値とは?

と、ちょっと考えちゃいました。が、それ以上に濃いキャラの面々の動きに、目を奪われました。

光の使い方が、効果的だと思いました。
都知事の車椅子のちゃちいキラキラも、可笑しかった。
自転車のハンドルに、ベル音も、良かったです。
特に、姉役の帯金ゆかりさんと、女王役コロさん(柿喰う客)が素晴しかったです。
Paper Moon

Paper Moon

ひこうき舞台

シアターシャイン(東京都)

2011/04/01 (金) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★

千秋楽、拝見しました
葛藤の中でした。***当パンの中のポストカードに、キャスト名は入っていたが、配役名も是非いれて下さい。配役名でなくても、職業とか、ショートカットの女、女①②とかでも良いので。この公演に出演された方が、客演する公演のお知らせは、入っていたが、どなたか、わからないのでは、もったいないと思います。

ネタバレBOX

主人公の葛藤の中の、もう一人の自分の演出が、分かりにくかったです。もう一人の自分が、娼館の女の子達と話したりするのも、妄想だったのでしょうが、その辺の妄想との差別化の工夫が欲しいと思いました。

個人的には、ちょっと物足りなさが・・・でも、私の後ろの席の女性は、号泣だったので、葛藤をテーマにしたのが好みの方には、良いのかなぁ~

主人公と、もう一人の自分役の役者さんが、良かったです。
空?に時折見える、星の演出も綺麗でした。
男亡者の泣きぬるところ【当日券予約受付中!!】

男亡者の泣きぬるところ【当日券予約受付中!!】

赤星マサノリ×坂口修一

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/03/31 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

この二人ならではの良さ、満載でした
ちょっと毒のある密室コメディーのようで、面白かったです。もしや?まさか?やっぱり!そんなぁ~!それでも!と、展開も面白いのですが、赤星さんと坂口さんのタッグは、最高でした。シンプルなセットなのに、2人が、いろんな空間に連れて行ってくれました。そして皆様、こんな時の東京に、来て下さり、ありがとうございました。又、来てくださいね。

ネタバレBOX

子供時代の思い出の様で、どこかで優劣や勝ち負けと、競争の人生って、何が幸せなのか、当人次第だと、つくづく思いました。

二人のキャラの対比の出し加減、子供時代と大人になってからの違い、二人共とても良かったです。プロレスのシーン、面白かったです。
ラジオのDJを交互にするシーンは、とても面白く、秀逸でした。

餃子の中身が、金魚!って、怖~い。。。

ちなみに、二人は、ホントに同い年!
戦国傾奇武者伝 前田慶次郎

戦国傾奇武者伝 前田慶次郎

劇団め組

吉祥寺シアター(東京都)

2011/03/31 (木) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★★

やっぱり、良かった!
閉演後「やっぱり、観に来て、良かったわ~」と、私の前後と隣から、違うグループの観客が、口々に言っていた。3グループから、そんな感想が耳に入るのは、初めての体験ですが、私も『ホントね~』と、思わず言いそうでした。浅野祥さんの<津軽三味線>が、とても作品にあっていて、素晴らしかったです。私にとっては、初めて聴く、生<津軽三味線>、あんなに激しく、切なく、優しいとは、知らなかったので、聴けて、とても良かったです。三味線の音色が、殺陣や舞いに、深みを加えていて、又、是非め組さん公演に、参加して欲しいと思いました。素敵な美術に、殺陣も、かなりの迫力で、見応えありました。

ずんばらりん

ずんばらりん

ふくふくや

駅前劇場(東京都)

2011/03/30 (水) ~ 2011/04/06 (水)公演終了

満足度★★★★★

好みのタイプでした
臑に傷もつ大人たちの、悲喜こもごも。酸いも甘いも知っている大人の心に染みる人情劇でした。シリーズものですが、初見の方でも、楽しめます。味のある活動弁士(坂本頼光さん)の口上で、主要登場人物の紹介があり、解りやすかったです。力量のある役者さんばかりで、心情表現、良かったです。

ネタバレBOX

旅芸人一座の人気座長の三本木麗子(山野海さん)と、大阪の人気座長の鏑木丸子(福島まり子さん)、麗子の息子であり女形の多多(塚原大助さん)、は、沖縄での興業に来たつもりが、実は騙されていて、宿泊する場所もなければ、荷物も行方不明?
この座長二人共、役者としては一流なのに、気風は良いが、金や食べ物に執着したりと、一般的な母とはかけ離れているのも面白く、イイ味出てます。そして多多の女形らしさも良く、ただ女々しいのではなく、優しさにあふれる人の良さが、滲み出ていて、良かったです。

池宮城阿古(北川彩子さん)座長の率いる沖縄の人気一座の人々と巡り合い、三本木座長らも池宮城一座の公演に、出演することになる。
だが、池宮城一座の抱えている問題も明らかに、なっていく。
阿古は、控え目で優しいのだが、養女であることを引け目に感じて、嫡子である、恒乃丈(浜谷康幸さん)と君子(高久ちぐささん)に、遠慮して、半端な役者になっていた。又、阿古は、劇団内の彼との関係も、暗礁に乗り上げていた。すぐに謝ったり泣いてしまう阿古に、麗子座長からのきつい一言には、座長という立場で生きてきたからこその情もある。
阿古は、辛い別れや問題を乗り越え一人前の座長に向かって、一歩を踏み出せる、素敵な作品でした。

騙した奴の兄が、丸子座長の小学校時代の、同級生だったりで、ちょっと恋の予感?と、上手くいきそうで簡単には、いかない。素直になるには、世間を知りすぎてたり、大人になりきれてなかったり、、、
誰かの為に動く事が、誰かを傷付けたり、お互いを思う遠慮や我慢が、自分も大切な人をも苦しめていたりと、切なさもあるが、騙した理由にも、深い情があったりと、後半に見えてくる真実も、魅力的でした。
散りばめられたコミカルさも良かったが、『100円、頂戴』の演出は、ややクドク感じた。
バルカン動物園

バルカン動物園

青年団

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/03/18 (金) ~ 2011/03/28 (月)公演終了

満足度★★★★

大事な事を、再確認しました
若手公演と言うものの、達者な役者さんばかりで、さすがと思いました。ある大学の研究室の1日の物語。たわいもない会話の中からみえる、それぞれの個性や悩み。理屈や公式だけでは割りきれない、人の心情、そして祈り。どんなに、科学や技術が進歩しても、変わらぬ人の思いを感じました。

ネタバレBOX

〈能だけになっても、妻が近寄ると、脳波が変わる〉そんな奇跡を信じたいと思いました。
とても個人的な物語【公演終了いたしました!ご感想お待ちしております!】

とても個人的な物語【公演終了いたしました!ご感想お待ちしております!】

Minami Produce

新宿眼科画廊(東京都)

2011/03/26 (土) ~ 2011/04/03 (日)公演終了

満足度★★★★

男性作家バージョン、拝見
画廊という空間の利用が上手く、とても作品に似合い、劇場では出せない空気を醸し出し、空間美さえ感じた。近距離で役者さんを堪能できる濃い空間なのに重くなく、透明感もありつつ、深みもある作品でした。作家の葛藤を中心に物語はすすむが、何か一歩踏み出せるような感が、良かったです。

ネタバレBOX

一歩踏み入れようとしたら、床に洋服が乱雑に、ひき詰められている。踏みつけて、客席に向かうのが、申し訳なく感じつつも、席に座り眺める空間は、不思議な優しさを感じました。
素材もアイテムも、男物、女物、色も、統一感無いのに、洋服の柔らかさが、独特の空間を醸し出していた。役者さん1人以外皆さん素足なのが、とても馴染んでいた。この素足、大した事ない様で、とても眼障りになる事が、過去あったのですが、この作品には、とても合っていた。物語に合わせて、生活感を感じさせたり、作家の作品の中だったりと、焦燥感も温もりもと、いろいろ顔を変えてくれるように、思えた。

長方形の画廊の、長い方の両端が客席となっているので、観客は対面式な感じで、最初、落ち着かなかったのだが、すぐに物語に惹き込まれました。
短い方の両端に、役者さんが控えている。佇んでいるのが自然で、観客のようであったり、時に物語の一部になったりと、収まり方が良かったです。

ライトでなく、電球での照明効果が、とても、生きていました。場面展開時のブルーも美しく、下側のライト効果も、良かったです。

作家の過去の没作品を回想するように、別世界に入っていくのだが、音と光の効果的な使い方と、魅力的な役者さんの力で、ちょっと違う世界観を楽しめました。
特に、作家(芝原弘さん・黒色綺譚カナリア派)の繊細な心理描写は、秀逸でした。
時間創造部

時間創造部

ワーサルシアター

ワーサルシアター(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/04/10 (日)公演終了

満足度★★★

企業バージョン、拝見
時間改革の研究をプレゼンするセミナー形式だが、<時間>について、なるほどと思う事もあったが、プレゼンする社員達(エロ系、熱血系、素朴系、コント系、不思議ちゃん系等等)のキャラの面白さの方が、魅力的でした。日替わり主演公演との事で、川添さん主演が観たいと思っていたが、日程が合わず残念と思っていたが、偶然、川添さん主演に変更になっており、ラッキーでした。


ところで疑問なんですが、公演前に他の劇場で配っていたフライヤーと、ホムページと、コリッチのページと、当パンで、脚本と演出が変わってるのですが・・・ミスプリなのか、変更なのか、事情が変わるのは、致し方無いと思うのですが、その旨は、当パンに書いても良いのでは?脚本と演出を、どなたがやるかって、私にはとても重要なんですが…当日、前説で話があったかもしれませんが、時間ギリギリに行った為、聞き洩らしたかも?

ネタバレBOX

<時間>に、ついてプレゼンする、エロ系(小倉梨依さん)の、エロカッコイイけど仕事のできる女風の雰囲気、とても良かったです。超ミニスカートに網タイツのセクシーに、したんだから、靴はピンヒールにして欲しかったです。ペン拾う時に、チラリとしたら、新入男子社員(奥浦信吾さんと駒村幸平さん)のドギマギ感も、面白かったです。チラリは良いが、<サンドイッチ>の演出は、男性客へのサービスであろうが、クドク感じ、女優さんも、ご苦労の多いいお仕事だと、同情してしまった。

川添さんを初めて拝見したのも、<額縁>の中で、今回も<額縁>の中からプレゼンされたので、個人的には、とても可笑しかったです。宮崎弁(正しさ加減は、解らないが・・・)の雰囲気も、うさちゃんの指人形も、似合う可愛さでした。ジータンの話(私には、ほとんど、わからなかったが、、、)で、大泣きするキャラらしさが、とてもよく出ていて、良かったです。ラストの作文も、良かったです。
Around my world~私の中の斉天大聖《《全日程終了!ありがとうございました!》》

Around my world~私の中の斉天大聖《《全日程終了!ありがとうございました!》》

GAIA_crew

シアターグリーン BASE THEATER(東京都)

2011/03/17 (木) ~ 2011/03/21 (月)公演終了

満足度★★★★

やんちゃな妖怪たち
空間を越えてしまった孫悟空達は、勝手気ままなようで、心強い味方でした。自分の力だけでは、どうにもならない事は、いくらでもあるが、一歩踏み出せば、切り開く事もできると思えた作品でした。

万が一の時の案内が、当パンと一緒に有ります。シアターグリーンの耐震設計説明や、節電のための努力説明。交通障害が発生した場合は交通情報を、掲示することまで考えてくれているスタッフの方々の姿勢には、頭が下がります。代表、加藤さんの当パン挨拶に、<こんな時だが、日本中が下を向くのはいけないと思います>とあったが、素敵な姿勢だと思いました。作品にもそんな想いを感じました。)
公演と言う名の経済活動、お疲れ様です。そして、素敵な作品、ありがとうございました。

ネタバレBOX

孫悟空は牛魔王との戦い、OLは嫌な上司や社会との戦いと、世界は違うが生きていく上で逃れられない事への挑戦や、恋愛、友情、家族愛の大切さを感じました。
妖怪達は、人間達の体を利用する様で、それぞれに情がわき、手助けする姿が、良かったです。

衣装や髪型、メイクも良かったです。

後ろから2列目だったせいか、声が届きにくい人が何人かいたのが、残念でした。体調なのか、声量なのか、声質なのか、わからないが、声が聞き取り辛いと、想いも薄く感じてしまうので、もったいないと思います。
邦子(成瀬麻紗美さん)、牛魔王(加藤岳史さん)、サラリーマン(沙汰青豆さん)、OLの彼氏(稲村恵太郎さん)は、声だけではなく伝わってくるものも大きく、良かったです。
オペレッタ 黄金の雨

オペレッタ 黄金の雨

ピーチャム・カンパニー

タイニイアリス(東京都)

2011/03/18 (金) ~ 2011/03/28 (月)公演終了

満足度★★★★★

オペレッタの魅力満載でした。
新宿にまつわる『中野長者伝説』の、<池>が劇場内にあり、生演奏で歌ありダンスあり、美術、衣装や小道具もこだわりのある、見応えある作品でした。生きていく現実の中で、お金や愛など大切なものでありながら、怖さも秘めているからの魅力も感じた作品でした。

万が一に備え、避難経路から外に出てから避難場所(御苑)迄の地図も、当パンと一緒に、用意も有り。スタッフの方からの、丁寧な説明に、代表の川口さんからの説明と挨拶も、きちんとあった。≪こんな時だから、日常の有り難さや大切さを痛感した。公演にあたり、いろんな考え方があり、どれも正しい中、今自分達ができる事を、精一杯やる。≫と、おっしゃったと私は、解釈したのですが、(足りない言葉は、スタッフの方、フォローお願い致します。)
公演と言う名の経済活動、お疲れ様です。そして、素敵な作品、ありがとうございました。

で、開演前に、ユレたのですが、スタッフ方の落ち着いた説明も有り、又、力量のある役者さんばかりなので、引き込まれました。

ネタバレBOX

1697年新しい宿場町の建設を目論む浅草の商人が、旅の歌舞伎一座を雇い、。「中野長者伝説」にもとづく芝居を作らせる劇中劇として、物語はすすみます。
劇場内、水のはった池も在り贅沢な舞台空間なので、役者さんの足場は狭く、歩きずらそうなのに、そんな事は、おくびにも出さない。草履、草鞋、高下駄、足袋で、駆け抜けたり、とび蹴りと、空間距離は、全てインプットされているようで、目をつぶっていても大丈夫なくらいの安定感。プロの技は、さすが!と思いました。
紗幕(ライトの加減で、裏側が透けて見える幕の名前を、<シャマク>とスタッフの方に教えて頂いたのだが、漢字まで、お聞きしなかった・・・。)に描かれた絵も、雰囲気満点でした。
ロック調だったり、一緒に歌いたくなるような、明るく楽しい曲に、歌はコミカルだったり、物語だったり、と楽しめます。なんてったって、生演奏の贅沢さであり、作品や役者さんの魅力を活かしています。役者さんのノリや勢いに、かなり上手い方もいるので、物語性が強く出ていて、良かったです。
役者さんも達者な方ばかりで、蟻之助(堂下勝気さん)の座長らしさ、商売人らしさも、味があり、とても、良かったです。
虹の之丞(日ヶ久保香さん)の女の情念や切なさも、良かったです。おシゲ(miel・金崎敬江さん)、蟹三郎(八重柏泰士さん)、東西(浅朝倉洋介さん)、九郎(クロカミショウネン18・ワダタワーさん)も、印象的でした。
レイ・ラヴェリータの記憶

レイ・ラヴェリータの記憶

メガバックスコレクション

荻窪メガバックスシアター(東京都)

2011/03/11 (金) ~ 2011/03/27 (日)公演終了

満足度★★★★★

行く価値、あります。
入ろうとしたら水音が、、、一歩足を踏み入れれば、湖水がひろがり・・・白樺が彩るロッジ。セットを見ただけで、やっぱり来て良かったと思ったが、セットだけでなく、魅力ある役者さんと仕掛けとの奏でる、素敵な作品でした。メガバさんの作品には、いつも心がこもっているのですが、こんな時だからこそ、なおさら、心に響きました。

ネタバレBOX

舞台が、本当の湖のように、水がはってあり、プチ噴水もあります。初めての景色に驚き、月明かりで水面に写る影や、切なく優しく、霧雨も降るなんて、想像もしていなかったので、感動でした。(でも、役者の皆様、お風邪召さないよう、ご自愛下さいませ。)

ロッジの主ワズ(キリマンジャロ伊藤さん)が、若い登山客との楽しげな様子から一転、寂しい記憶からの怖いくらいの影も写しだすが、優しさが晴れ渡る姿と、秀逸でした。

登山客
ヒューイ(奥野瑛太さん)は、友達を助けてあげられなかった記憶に苦しめられてたが、後悔の念から、よりいっそう、友達を助けたいと思っている姿に、心うたれました。
ヴィット(中野優一さん)は、アーティスト系の繊細さと、妹ソニアや友達思いの感もよく出ていた。ラストの目覚めた時の何も知らない、無邪気さも良かったです。
バームス(下田修平さん)は、ちょっとチャライ奴?っぽくみえたが、それ以上に彼女や友達も大切にする、みんなのムードメーカー的前向きな奴。ラストの苦しみと切なさ、それが晴れ渡る心、とても魅せられました。
ヴィットの妹ソニア(高瀬佳奈さん)お兄ちゃんから卒業して、彼バームスを支えたい心が良かったです。彼にラブラブな感じや、ドギマギ感等、心理描写が良かったです。

使用人のダビ(大石重さん)記憶がないからの純粋さが、良かったです。
ワズの娘シャロン(横井結衣さん)は、登山客らの仲間に憧れたり嫉妬だったり、大好きな父に対する思いの為に、天使の顔が曇る時と、難しい心情が、上手く表現できていると思いました。

未来を見つめ歩む素敵な作品でした。
ネズミ狩り

ネズミ狩り

劇団チャリT企画

こまばアゴラ劇場(東京都)

2011/03/03 (木) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

納得の『最優秀脚本賞』
あんなに、たくさん笑ったのに、いろんな真実や現実の厳しさも思い出さずには、いられない。けれども情のありがたさや、温もりで包みこんでくれる素晴らしい作品でした。

ネタバレBOX

♪俺は、死んじまったダ~♪の曲の滑稽さと、切なさが、浸みました。
Bバージョン拝見、全役者さん、さすがの演技力でした。
「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】

「したごころ、」【満員御礼!千秋楽を無事迎えることが出来ました!】

エビス駅前バープロデュース

エビス駅前バー(東京都)

2011/02/25 (金) ~ 2011/03/20 (日)公演終了

満足度★★★★

まずは、
ワンドリンクオーダーしていると、カウンターに人が入ってきたなぁ~と顔向けたら、蒻崎さん!思わず『こんばんは』と、言ったものの、こちらが一方的に存じ上げているだけなのに、ニッコリ微笑む蒻崎さん。きゃ~!可愛い~♪こんな可愛い笑顔の蒻崎さんを、間近で拝見できるのも、ここならではの特権。もちろん、作品も良かったです。

ネタバレBOX

バーテンダー梅ちゃん(JACROW・蒻崎今日子さん)がいるバーに、幼馴染みのカッキ―(宇宙食堂・伊丹孝利さん)も、創作料理のつまみを持って、手伝いに来ている。

バーの客で、かなり問題有りの3組の恋愛模様が、繰り広げられる。問題抱えている原因は、男と女の理想や心理を見抜いているなぁ~と思いました。この3組が、ちょっとだけ知り合いのような重なり加減と、バーの客同士ならではの、お節介と無責任感が、絶妙でした。

お客様の恋愛なのに、ほっとけない梅ちゃんを、いさめるカッキー。揉めてるカップルの後ろで、心配したり、激怒したり、アタフタしてる2人の目の動きと表情が、見物!
カップルの中で、やや大袈裟に感じた場面もあったのが、ちょっとだけ気になったが、2人の人柄の良さが浮き上がり、この店に通いたくなりました。

幸坂(ホチキス・山崎雅志さん)の職種や心情が見えてくる後半も、納得の演技力でした。

バーのお客さんの出入りを、スピーディーに役者さんが動く姿で、時が経つのを告げるのが、面白かったです。壊れた時計の使い方(特にラストでの活かし方)も、良かったです。

脚本(トリコ劇場・米内山陽子さん)演出(DAR´S/smokers・広瀬格さん)の他の作品も見たいと、思いました。
東京ミルクホールの金色夜叉

東京ミルクホールの金色夜叉

劇団東京ミルクホール

SPACE107(東京都)

2011/03/09 (水) ~ 2011/03/13 (日)公演終了

満足度★★★★★

フライヤー通り、今夜は、サイコーでした。
こりっち参加して観た作品の中で、一番面白かった。場内の笑いの量を計る機械があれば、私が見た中では、確実に、1,5倍以上笑い声が、響いていました。金色夜叉と言うより、コントライブ的エンタメ要素が強いが、自分が笑っている時、周りも爆笑してるから、遠慮なく爆笑できるって、気分爽快!

ネタバレBOX

熱海でお宮を蹴り飛ばした寛一のシーンから、と思いきや、実は、かの文豪達が通う銀座のカフェ<熱海>での、リハーサル。
芥川龍之介、太宰治、谷崎潤一郎等が、文士劇(?)オリンピックに参加する為に、演目を考えているところだった。って設定からして、可笑しんだけど、関西弁バリバリのデズニィー氏、なまりのひどい江戸川乱歩や、みんなのマドンナ的ミヤエと、怪しく可笑しな奴らが、パロったり、暴走したりですすむ。

ダンス、殺陣、宙づりと盛り沢山、衣装やメイク、美術にもこだわりがあるので楽しめる。
時事ネタ等、誰でも知っているネタが多いいから、客層の幅広さも頷ける。
バカバカしく、ハチャメチャかと思いきや、役者さんならではの表現力でキメる!のに、客いじりも有り。
なかでも、全員ヒップに穴のあいた着物姿で、ヒップ突き出し後ろ向きで客席を突進してくるのは、コワ面白いから、場内爆笑!この穴なんだけど、お尻の谷間から上が見える、お品のある(?下品も品のうち?)穴だが、動きによっては、ヤバイ!感あり。この姿の全員で、ゲームのような対決があるのだが、バカバカしいのに、思わず場内から拍手が起こるのも、可笑しかった。
ノリと勢いがあるだけに、勢いつき過ぎて、ちょっと、流しちゃう的に見えちゃう時があるのは、残念。

金色夜叉に見える男と女模様を、太宰の心中癖や、文豪達の恋心からも見せているのだが、好みとしては、もうちょっとだけ深みが欲しいと思いつつ、そんなのどうでもいい、面白さ満載でした。

皆さん、良かったのですが、特に印象的なのは、哀原友則さん、コースケ・ハラスメントさん。
佐野バビ市さんは、かなりの美女と思ったら、仕草も物腰も完璧♪厚化粧?だけど、映えてました。
カフェ・ビアンカ

カフェ・ビアンカ

兎団

遊空間がざびぃ(東京都)

2011/03/05 (土) ~ 2011/03/07 (月)公演終了

満足度★★★★

アルトン・モーム
彼の切ない心も浮かび上がるのだが、素敵な美術に光と影も生き、かなりコミカルな演出で楽しめ、その下に潜む本質の見え方も良かったです。

ネタバレBOX

10歳のいちご(石黒礼子さん)が連日見る夢の中で『オレだよ!オレ』と言っている主は、オバケかも?オバケは怖いけど、どうしても気になるので、彼を探しに、通称お化け屋敷と呼ばれる洋館に、仲良しの男の子りんご(こうのちえさん)と、探検に入る。
そこには、人が住んでいないのに、気配が・・・それは、オバケ達だった。ちょっとドキッ!とするものの、このオバケ達、シリアスなのからお茶目な奴らまで様々、ちょこっと乱舞もするので、どちらかと言うと、面白いお化け屋敷ふう。この洋館のセットが雰囲気良しで、壁の裏側の通路も、光や影、音を上手く使い、奥行き深く、空間を広げて見せる工夫が良かったです。
アルトン・モーム(吉岡麻耶さん)も又、この洋館に住んでいる幽霊の一人だが、彼は娼婦から救い妻にしたメイ(石黒礼子さん)を、忘れられずにいた。モームに想いを寄せ、売れない時代を支えていたていた娼婦も、この洋館の女主人(山田佳奈さん)として過ごしていたところに、メイに似たいちごが、洋館に来た事でモームの心も騒ぎ、イチゴが消えてしまう。

この洋館には、先客の美術品泥棒(清水敏夫さん・藤田レインさん)がいて、彼らとオバケ達で、イチゴを探すのだが、モームの過去や絵画の世界に、入り込んでいきながら、物語はすすみます。
モームの世界でありながら、恋や人が生きる悲しみや弱さ切なさも、さらけ出されるのですが、温もりもありコミカルなシーンもあるので、重くならず仕上がってます。

又、衣装や小道具、音響にも、こだわりが感じられ良かったです。
イチゴ、リンゴ、モーム、女主人、黒猫(小川法子さん)が、特に印象的でした。
壺会 第十回公演 女存在 (再演)

壺会 第十回公演 女存在 (再演)

演劇集団壺会

東京アポロシアター(東京都)

2011/03/04 (金) ~ 2011/03/06 (日)公演終了

満足度★★★

申し訳ありません
苦手分野でした。私にとっては、難し過ぎました。女二人芝居で、魅せられましたし、衣装や美術、照明、音楽は、作品の世界観に合っていて効果的だと思いました。

ネタバレBOX

あなたとは?
パトリシアとは?
・・・心の中のもう一人の自分だったのでしょうか?
この街に、やってきた?この街は、管理されている?
・・・そんなことを考えずに、感じるべきだったのでしょうne・・・
他の方のコメント見て、やっと、なんとなく・・・納得って、そんな私の力量で、すみません。
きっと、好みの方には、大好きな作品に、なると思いました。

“赤”のさし色と薔薇、効いていました。
円球の照明、満月のようだったりで、光の濃淡良かったです。
ラストも、新しい一歩が始まりそうで、良かったです。
超!スーパーウルトラハイパーサンダーローリングなんとか【公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】

超!スーパーウルトラハイパーサンダーローリングなんとか【公演終了しました。ご来場ありがとうございました。】

元東京バンビ

しもきた空間リバティ(東京都)

2011/03/02 (水) ~ 2011/03/06 (日)公演終了

満足度★★★★

前回よりも
下ネタ増えすぎ!と思ったが、前回の倍以上笑ったし、女子の笑い声も響いてた。

動画で見た、坂を駆け上がる花岡さんの全力は、主人公の全力さを現してたのかな~?なんて、思った。
バンビちゃんの掲示板も見たんだけど、(役者志望ではないのに、暇な奴で、すみません)今後の目標や劇団の方針が、あるからこその、魅力ある客演にも恵まれ、作品力も強化したと思いました。

ネタバレBOX

作者稲葉さんの前説も、ファンサービス旺盛で面白かったです。前回より、痩せたよう?だが、やつれたのではなく、凛々しい顔つきに、なった感がして、作品への思い入れや充実感が窺えた。

エロ本出版社での物語なので、下ネタ満載過ぎと思いつつ、各キャラ際立ち、下ネタ以外でも面白く、良かったです。

主人公・鈴木(はやし大輔さん)のちょっと情けないダメダメ感だけど、誠実な感じ、良かったです。
編集長であり元AV女優で社長(しまさきまちこさん)のサバサバしてるんだけど、大人の女の切なさ加減も良く。前回との違いっぷりは、さすがでした。
会社で何してるの?と可笑しく怪しげな山田(長島伸治さん)はダメ感ありありだが、編集長をそっと見守る感が、良かったです。
鈴木の先輩である、佐藤(アダチヒロキさん)の営業マンらしい、いい加減さ調子の良さも面白く。
転職してきた加藤(島影昌幸さん)は、異業種からエロ本業界に馴染んでいく様も、可笑しく、妻・くるみさん(これ又くるみさんが、良い味出している)にデレデレな感じも、良かった。
鈴木の憧れのマヒル(花岡芙喜子さん)の普通ぽっさから、エロ本業界に思い切った感の違いが、良かったです。
デザイナーの古賀(池田あい)は、唯一の一般人らしさが生き、作品の良いアクセントに、なっていた。

そんな、編集室に訪れるAV女優役(町田歩美さん)の色っぽいながらも、ちょっと荒んだ女の強さと弱さの、さじ加減、ベストでした。町田さんも、前回との違いっぷりには、驚かされた一人です。
女優のマネージャーであり彼氏の山本(青山雅士さん)の、女には苦労してない優越感的な見せ方の加減が、良かったです。
鈴木の担当コーナー童貞日記(そんなような題名だったと思う)に憧れて、エロ漫画家目指して投稿しに来るマシュマロ(中峰健太さん)の思い込みと言動には、笑わされました。中峰さんは前回より身長伸びて、6歳くらい年上になったのでは?と錯覚するほど雰囲気も違い、演技力に説得力を増した感じで良かったです。
データ回収にくる、印刷所の人(稲葉信隆さん)のなんにも知らない能天気さ、面白かったです。
そんな個性豊かな面々の、ちょっと切ないドタバタコメディーは、どこかで誰かが影響与えていたり支えていたりする、夢と現実の見え隠れ加減が、良かったです。

個人的な好みだけで言うと、前回(アダチさん作)のホロリとするコメディーの方が好き。今回は下ネタ多すぎと思いつつ、下ネタ以外でも面白く、かなり笑ったので、そちらを厚くしたほうが好みですが、違う魅力が見れて、良かったです。
徹夜明けで編集長がソファーで寝ている時の寝相は、もっと違う面白い寝相があったと思います。しまさきさんの品性と役者魂があったからギリギリ許せるけど、下手な役者がやっていたら、見れたもんじゃない。下ネタの面白さもありだが、さじ加減と表現をちょっと間違えると、ただのお下劣な作品になり下がってしまうので、要注意だと思います。

前回リクエストした、配役名入りキャスト表、ありがとうございます。失礼ながら、あの役が、あの方だと気付かず見ていたので、公演後、名前見てビックリ!そんな、楽しみが増えました。やっぱり役者さんって、凄い!と痛感。

『こりっち』の宣伝も大事なことだと思います。生まれて初めて観劇する方や、誘われた時しか観劇しない方には、『こりっち』の存在自体、知らない方も、いらっしゃると思います。(私自身、一年前は知らず、ネットでいろいろ調べていたら5月頃『こりっち』に、たどり着き、気が付いたら、1年足らずで観劇数100本に、なりそうです。)いろんな方が、今回の公演を機に、他の公演を知り観劇数が増えたり、改めてバンビさんの魅力を実感したりと、新規顧客の開拓増員に、なるはず!と思います。新規顧客の開拓増員は、どの業界でも課題のはずですが、演劇界の方々は、あまり興味無いよう?で、とても不思議です。せっかくの公演という最大のチャンスを、活かさないのは、もったいないと思います。そういった意味でも、バンビさんの姿勢は、お客様サービスでもあり、演劇界にも貢献してると思います。今後も、期待しています。

案内メール(他の劇団さんも、当日の午前中に下さる事が多いのが疑問なのは私だけでしょうか?他の観客様も、朝メールチェックするとしたら、もっと早朝では?)は、観劇日の前日までの方が、有り難いです。朝は、常にドタバタの寝ぼ助なので、メールチェックの時間もなく・・・すみません、次回は、ごあいさつさせて頂きます、


このページのQRコードです。

拡大