
誠實浴池 せいじつよくじょう
庭劇団ペニノ
東京芸術劇場 プレイハウス(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/05 (日)公演終了

埋められた子供
劇団昴
Pit昴/サイスタジオ大山第1(東京都)
2025/10/03 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
1970年代までに注目された劇作家群の一人としてしか知らぬサム・シェパードは公演情報自体が初めて(キミが知らんだけ、かもであるが)。
海外戯曲上演で一日の長の昴での上演。見てみたい。

ドリル魂2025
公益社団法人日本劇団協議会
すみだパークシアター倉(東京都)
2025/10/04 (土) ~ 2025/10/12 (日)公演終了

弱法師(よろぼし)
SPAC・静岡県舞台芸術センター
静岡芸術劇場(静岡県)
2025/10/04 (土) ~ 2025/10/19 (日)公演終了

彼方の島たちの話
ヌトミック
シアタートラム(東京都)
2025/11/22 (土) ~ 2025/11/30 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
音楽ベースの演劇舞台への挑戦は続くよ・・のヌトミック、前回吉祥寺での舞台は些か不服の残る内容であったが今度はトラムで、となると今一度目にしておくが観劇渡世の義理、もとい矜持。と正当化しつつ今はヌトミックの人になったらしい女優の元所属劇団の主宰は一体今・・?とすぐ余所見を始めている自分。
多分観に行くだろうと思う。(片桐女史も出ておられるし。)

だれか、来る
SCOOL
SCOOL(東京都)
2025/09/19 (金) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
この公演は知らなんだ。一枠を除き完売。SCOOLの収容では已むを得ぬと納得するしかないが観たい。
劇作家でノーベル賞と言うとベケットとピンターくらいか・・近年この作家が受賞により脚光を浴びたものの「誰も演らんな・・」と思っていた。演劇の論客自らが演出をやるという。伊東女史の出演が悔いの最大要因だが、飴屋氏、矢野氏(も出来る役者だよな)と来ればまァ(言葉を飲む)。観ない手は無いのだが断念せざるを得なそうだ。無念。

草創記「金鶏 一番花」
あやめ十八番
東京芸術劇場 シアターイースト(東京都)
2025/09/20 (土) ~ 2025/09/28 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
二番花を観て十分堪能した時点でもう「一番花」近日公開とあり、同じ構想の内と知れたが、満腹腹に二杯目はまだ手が出ずであった。改めて俳優陣など眺めるに作り手の意気が迫るよう。厨房からの香りに食指が動いて来た。
以前観た芸劇でのあやめ十八番をまた拝ませてもらう事にする。

ハムレット
サブテレニアン
サブテレニアン(東京都)
2025/08/22 (金) ~ 2025/08/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
演劇の難し系を半ば公言しつつ活動するサブテレニアンでの試みは時として面白いので「観れる時には観る」事にしている(ここで上演する団体もある程度絞り込まれて来るのでそれらも含めて)。この手の分野を書斎派、ハイアート、理論先行演劇・・?どう命名すれば良いのか分からぬが、少なくとも新劇の時代までには無く、アングラ時代に母胎がありそうだが、遠く欧州を観れば戦前から演劇分野にもあった広く「芸術」として眺めれば、シュルレアリズム、実存主義、構造主義のストリームと交差していそうだ。要は大海、または宇宙的視野の中に「それ」を置いてみる試みは得てして晦渋となりがちだ、という所でご勘弁。
二本立ての内のこちらは沙翁「ハムレット」だが俳優5名、しかも(この界隈の怪優)葉月結子がいる。観た事のないハムレットを見せられそうである。

CAKUGO 愛と憎しみと追憶と沈黙のミス・フローレンス
明治座
明治座(東京都)
2025/08/22 (金) ~ 2025/09/07 (日)公演終了

月の海 2025(東京)
日穏-bion-
テアトルBONBON(東京都)
2025/08/20 (水) ~ 2025/08/31 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
当時は女流劇作家の一人としてその活躍ぶりを目にしたく(だったと思う)日穏を観た最初がこの「月の海」だった。中々よく出来た人情ドラマという印象だったが、後に映画版を観て目の醒める思い。また懇意にしている劇団(アマチュア)での上演も観たりと、このタイトルにはいつしか特別感が生まれている。今回改めての「月の海」、必ず観る。

劇団唐ゼミ☆第33回公演『少女仮面』
劇団唐ゼミ☆
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2025/08/19 (火) ~ 2025/08/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
昨年と同じ演目を、同じ劇場で・・。と、スルーする所だった。従来バージョンに加え今年はニューウェーブ・バージョンを編成。ベテラン女優枠には昨年の倉品女史(山の手)の代わりに三木女史(異人街)とあり、ドガドガ俳優が丸山一名から麻生も加わり(ボーイ役は如何にもだ)、賑々しくやってくれそうである。というわけで楽しみになって来た。
楽日前まで缶詰め状態、B組観劇能わず。またやって欲しい(八割方無かろうけれど..)。

十二人の怒れる男
ハツビロコウ
小劇場B1(東京都)
2025/09/18 (木) ~ 2025/09/23 (火)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
有名すぎる本作が「ハツビロコウでやる」と聞いた時点で違った光を帯びて見えはじめるという・・。
このかんのイプセン、チェーホフ作品は、大胆なテキレジが議論を呼ぶ所だったろうが、様々なバージョンや翻案版に溢れている本作をどうやるのか。

舞台『ゼブラ』
株式会社エイジポップ
シアターサンモール(東京都)
2025/08/20 (水) ~ 2025/08/24 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
以前ONEOR8の何度目かの再演として観た演目だが、家族物の秀作で他団体でもしばしば上演されている模様。今回は特徴的な出演陣により「小劇場」な作品が一体どうなるのか興味津々なのだが・・若干価格帯が。何気に注目舞台。

『わだち/쉰다리(スィンダリ)』
激団リジョロ
シアターシャイン(東京都)
2025/09/03 (水) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
2011年震災以後暫く続く空気感は観劇の記憶にベッタリ染みついているが、コロナ期のそれも独特なものがある。リジョロ初観劇は思わぬ発見、金義哲作・金光仁三演出の関西弁が炸裂するとある在日の来歴を遡るドラマであった。
今作も同作者による在日史にアクセスする作品。その後アングラ・リジョロを2作観たが自分的には「本ユニット2作目」観劇の趣きである。

Voice Training 2025
虚空旅団
北池袋 新生館シアター(東京都)
2025/09/05 (金) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
他地域の劇団に触れる機会をアゴラ劇場には随分提供してもらったが、頻度自体は低いため劇団名は混濁している。関西(近畿以西/九州含まず)という括りでは、ファンダメンタルなネーミングの世界劇団、匿名劇壇、幻灯劇場などと共に虚空旅団も(名だけは目にしていたので)頭にあったのだが、関東へは初登場のようだ。
最近関西演劇界を知る劇評家が「近年目覚ましい」とその活躍ぶりを紹介していたのが確かこの劇団と主宰・高橋恵であった。
というわけで、日程は微妙だが何とか観るつもりでいる。
余談。アゴラ劇場閉館から一年以上経ったが、ここを窓口として知った関西(近畿以西/九州含まず)劇団には、笑の内閣、下鴨車窓、サファリ・P(トリコ・A)、iaku、ニットキャップシアター、清流劇団、オパンポン創造社、中野劇団、ばぶれるりぐる・・。自分としては特別視の九州からはブルーエゴナク、不思議少年、こふく劇場、ガラパゴスダイナモス(他にも二つ三つあったような)。
息詰まる狭い日常にあっても目の醒める発見をさせてくれる演劇との出会いを心待ちに。

平和
うずめ劇場
シアターX(東京都)
2025/10/17 (金) ~ 2025/10/19 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
この劇団が公演を打つ、という情報で心踊る。うずめ at シアターXも何度目か(昔この劇団を初めて観た劇場もそう言えばここだった。古い映画館の客席の勾配..)。
そして「女の平和」を果してどう料理するのか・・と興味津々ながらも何となく想像されるのが大勢で賑々しくやる祝祭バージョンのうずめ舞台。ぴったしの演目。

ライバルは自分自身ANNEX
宝石のエメラルド座
ザ・スズナリ(東京都)
2025/08/22 (金) ~ 2025/08/31 (日)公演終了

ハムレットマシーン
サブテレニアン
サブテレニアン(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/08/31 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
ハイナー・ミュラーの代表作、とは言っても「ハムレット」を解体した晦渋な一作は他作の解体現場も同様の混乱具合だろうと想像させるものあり。一度上演を観た身体表現系の団体は、言語の間隙を埋める演出をしていた印象で実際戯曲を開くと確か20頁もなかったような。
という訳で改めて観たい意欲満々ではある(問題はスケジュール調整)。

われわれなりのロマンティック
いいへんじ
三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)
2025/08/29 (金) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
青年団系(実際どうかは不明)の静かな演劇の範疇で他の若手団体とほとんど見分けが付いていないのだが・・、ある若い劇評家がこれを他以上に評価している風でその所以も気になっていたりする。
三鷹のNextだし、まあこれは観るべしだ。

旅の支度
ウンゲツィーファ
cafe MURIWUI(東京都)
2025/08/30 (土) ~ 2025/09/07 (日)公演終了
期待度♪♪♪♪♪
これはまたコンパクトな公演を。MURIWUIには過去3度ばかり訪れ、どれも殆ど未知数状態での観劇だったがこの団体なら不安も小サイズ。(観劇前は期待と不安に見舞われるもの。)
本ユニットの二つ前の作品が子育て中の夫婦の息の詰まる空気、前作を観れてないが、察するに同様に子育ての断面を描いていたよう。今作男女の二人芝居と来ればそういう作品になるかな・・と、これは期待の方である。
観に行けるかが微妙となり、スケジュール確認のためサイトを覗いた所、本作の戯曲が公開されていた。1時間程度の短編か。会話に引き込まれて一気に読んだ。(子育て中の夫婦の話かな、との当て推量は外れ。)
一夜のドラマに心洗われ満足、そして観たくなった(今回は観られない事確定だが)。
本作は昨年神保町のPARAにて二作同時上演したものの一つで、配役も同じ。またどこかでやって欲しい。