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SWEET REVENGE and around the world

SWEET REVENGE and around the world

劇団ひろぽん

早稲田大学学生会館(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/01 (土)公演終了

満足度★★★

リベンジ
タイムスリップ系のものは
いろいろ考えちゃだめだ。
アラとか。探せばいくらでも出てくるし。
スピード感あふれる展開は好き。

ネタバレBOX

オープニングダンスの曲名なんていうの?
全体的に選曲がすごく印象に残った。
未来を約束するシーンでは、君が好きだ~~みたいな歌詞がきてたし。
穢れ知らず

穢れ知らず

空間ゼリー

ザムザ阿佐谷(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★★

穢れてしまった女神と弟に訪れた悲劇
会場、木造の客席は古き良き日本家屋を連想させる。

客席と舞台上の距離はゼロである。
テレビ・モニターや銀幕の向こう側の世界の話ではない。
自分が存在する空間と同じくしている。

空間ゼリーの舞台と私の間の距離はゼロである。
私の距離感がゼロになる。
私は、まるで底なし沼に引き寄せられるかのように、物語にのめり込んでいく。

後日談として、下山夏子さんの引退公演であることを知りました。とてもショックを受けました。
しかしこれで終わりというわけではない。終わりは次への始まりでもあります。
次のステージが終わったら、また空間ゼリーに戻ってきてほしいものです。
彼女の今後のご活躍、ご健勝を祈ります。

次回の春公演である『私、わからぬ』も必ず観に行きます。

本公演『穢れ知らず』に興味を持たれた皆様は、近日発売予定DVDを
劇団のホームページにてご予約して、ご覧になって下さい。
過去の公演DVDもぜひご一緒にご購入を強くおすすめします。

ネタバレBOX

『穢れ知らず』のスジ、ストーリーの要約

この物語は悲劇である。

ここは都会から遠く離れた、山に囲まれた小さな村。
まるで昭和を想い起こさせるような、のどかな村である。
しかしこの村の人々は、恋愛、浮気、嫉妬や噂話にとても敏感である。
小さな工場を経営している一家の物語である。
(台詞の方言で語尾に「~じゃけん」と口にしていたので、広島あたりの山陽地方と思われる)

この家では古くから、狐が人間に取り憑くと伝承される。
家の離れに狐が多く現れる。特に狐の鳴き声がうるさいと大人たちは皮肉めいて言う。
(狐とは女性のことで、鳴き声はあえぎ声と連想できる)

古くから伝わる『鶴の恩返し』『鶴女房』の物語が登場する。
機を織る神聖な儀式。
鶴は機を織り、その織物を商売にし、財を旦那にもたらす。
鶴は神様である。
しかしながら鶴は獣(ケモノ)である。
獣は穢れている。

姉のことが大好きだった弟
血のつながっているが故に「決して結ばれることのない二人の純愛」の悲劇が始まる。

姉は6年前、この家族の問題がいやになり、東京に出て行ってしまった。
6年が経って、姉が突然東京から帰ってきた。
いや、東京からも逃げ帰ってきたのだ。
姉にはもう、帰る場所はこの家しかない。

嫉妬の女郎蜘蛛たちが、張り巡らせた情報収集の蜘蛛の巣。
インターネットのWWW(ワールド・ワイド・ウェブ)は、その名の通り、地球規模の蜘蛛の巣である。
この網によって嫉妬の蜘蛛たちは、姉が秘密にしてきたこと、穢れていることを知ってしまった。

姉の秘密とは「アダルトビデオに出演している女優であり、体を売っていること」である。
奇しくも、まるで機を織る鶴のようである。
鶴は自身の体を切り刻み、織物を作り、売り物にした。
女は自身の体を男たちに捧げ、売り物にした。

女蜘蛛たちは、自分達の求愛に何の興味を示さない弟に対する切り札を手にした。

一家が経営する工場の経営状態は、自転車操業、火の車であった。
一家が破綻する危機をなんとかしようと、姉が金を工面すると皆に言う。

女蜘蛛たちは、ここぞとばかりに、この姉の秘密を弟にばらしてしまう。

弟は姉がいつまでも綺麗で純粋な穢れのない女神であると信じていた。
しかし、姉はただの女であり、獣(ケダモノ)であるという事実を突きつけられてしまった。
弟は姉に、気にしていないから忘れるからとなだめ、俺が守ると決意する。

ここで、この物語のキーワードである『言えば知る、知れば忘れぬ』が登場する。
姉は弟にこう告げる。

『言えば知る、知れば忘れぬ』

世の中には「取り返しのつかない事」が存在する。
この物語のテーマの一つである「見てはいけないものを見てしまったとき必然的に訪れる別れ」がやってくる。
弟の両腕が、白い肌で妖艶な姉の首筋に触れる。
弟が自らの手によって、穢れてしまった姉を殺める。
姉と弟は永遠の別れを迎える。

この物語は悲劇である。


【物語の魅力に引き寄せられる細かな設定】

この一家に関係する人物相関図が複雑である。
ドロドロの愛憎劇が繰り広げられる。

姉と弟は血のつながった家族である。二人は愛し合えども。叶わうことのできない愛である。

昔、叔父が母に浮気をした。この二人の間に生まれてしまったのが、弟である佐伯五樹である。
そして今から6年前、家の離れで、母が他の男とセックスをしていた。
弟、佐伯五樹は母に男ができていることに気付いていた。しかし、見て見ぬふりをした。
姉は、幼い妹が泣き止まない為、母親の元へ行ってしまった。

母は娘に淫行を見られてしまった。
母はもうここにはいられないと、男と一緒に村から出て行き、蒸発してしまう。

帰らぬ母親、村中にこの話が広まる。

・叔母と母は姉妹。

・叔父(夫)が蒸発した母に寝取られたことを今でも嫉妬する叔母。ノイローゼになっている。

一人残された父親は、軽蔑され、工場経営もままならず、3年後に他界する。
この出来事は物語現在から数えて3年前の話である。
東京に出て行ってしまった姉は、父の葬式には現れなかった。

・突然帰ってきた姉を、蒸発した母に想い重ねる叔父。

・近所の男の子、遠野 栄吉と妹たちの間の三角関係。
 栄吉は三女が好き。
 四女は栄吉に惚れていて、周囲の大人たちも結婚の期待を寄せる。
 三女は栄吉が好きであることを、四女が惚れているため、公に言えない。
 栄吉は四女よりも三女のことを愛している。

・工場の女従事者が叔父に接近し、家の中にずかずかと入り込むのを警戒する妹(次女)。
・工場の金を持ち逃げし、叔父と逃避行する工場の女従事者
the real thing

the real thing

青年団リンク・RoMT

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/09/05 (水) ~ 2007/09/11 (火)公演終了

満足度★★★★★

知的な演劇的仕掛けを堪能する
一筋縄でいかない、いかにもやっかいそうな戯曲を、洗煉されたセンスで見事に提示した優れた舞台だと思った。音楽の使い方や選曲がしゃれている。
役者陣の演技もニュアンスの豊かなもので、こちらの想像力を刺激する。

毒と音楽

毒と音楽

あひるなんちゃら

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/06/20 (水) ~ 2007/06/25 (月)公演終了

満足度★★

つよきすみたいだった
今年観たのを総じて振り返って書いているので、記憶があいまいです。すいません。出演女優がほぼ全員、昨今話題のツンデレのエッセンスを持っていて、演出家の趣味丸出しってかんじで面白かった(特に意識してないかもしれないが、わたしにはそう見えた。そして萌えた)まんなかにいじめられっこの男子一人。こういうパソコン美少女ゲームがありそうだ。コントになりきれないこのゆるさは狙いなんでしょうか……。金沢涼恵さんの傍若無人な声のトーンはわたし好き。

死

圧力団体イクチヲステガ

阿佐ヶ谷アルシェ(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/11 (火)公演終了

満足度★★

情報量とは、ってこと
コーヒー牛乳の今人さんが客演ってんで観劇。はじめから不思議な空気。「死」というものは常に私たちに付かず離れず、どんな姿にもなって存在している。っつーことが言いたかったんでしょうか。昨今の芝居、「観れば楽しい」ってエンタメ思考強いから、考えさせるものも大いに結構なんですが、いかんせん少なすぎでは?と。「わかる人にだけわかればいいんだ」っていうなら話は別ですが、それはエゴですよ、と。中心人物がせっかく面白い役者さんなのにもったいない。さらに、それぞれのエピソードがあるのはいいけど、単に視点がブレてみえるだけで、蛇足気味な演出ももったいない。前説する前に、緊張なのかはわからないけど、舞台をいったりきたり、袖の様子を伺うのはどうかとも。唯一手放しで感心したのは、セットの使い方。パイプって結構使えるものなんだ、と感心。

遠州の葬儀屋

遠州の葬儀屋

福岡市文化芸術振興財団

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/09/11 (火) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★

予想通り満足☆☆☆
初日なのでネタバレはしませんが、実におもしろい話でしたね~
土田さんの作品ってやっぱり発想がユニーク。
あまり起伏はなかったけど、十分に笑えてホロリ・・・
個人的には河原さんツボでした。 リリパのときはしどろもどろだったのにw
川口さんはきっとすっごく大変なのにワクワクと演出したんだろうな~
日曜までのロングラン、お見逃しなく♪

ネタバレBOX

鶴賀さんと山下さんの組み合わせはどうしても福博桜館を思い出してしまう
この2人のかけあいが一番楽しかった♪ 坪内さんと瀬口さんだけが
初めて見た役者さんだったけど、役柄をしっかり演じているいい役者さんだと思った。

遠州の葬儀屋

遠州の葬儀屋

福岡市文化芸術振興財団

ぽんプラザホール(福岡県)

2007/09/11 (火) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

手ごわい土田脚本
土田脚本はものすごくおもしろいのですが、実はけっこう役者の力が試されるんじゃないかと思うのです。初日ということもあってか、まだこなれていない場面もあったように思いますが、まずまずの出来。力のある役者が揃っていますし、あと6公演もありますから、たぶんもっと良くなっていくでしょう。

ネタバレBOX

セットとか照明とか音響とかのスタッフワークがすごいです。ぽんとは思えない豪華さ。たぶんお金もかかっているのでしょう。
STONES

STONES

ウォーキング・スタッフ

新宿シアタートップス(東京都)

2007/09/08 (土) ~ 2007/09/16 (日)公演終了

満足度★★★★

鬼気迫る演技に脱帽!
今回も和田ワールド全開のアンダーグランド作品でしたね。

好き嫌いは分かれると思うけど、期待を裏切っている様で、裏切っていないストーリー展開も好きだな・・・

観る度に思うのだが、あのリアルティに鬼気迫る演技には脱帽です。

最愛

最愛

劇団宝船

駅前劇場(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/11 (火)公演終了

満足度★★★★


登場人物が皆さん絶妙なキャラで◎。やはり別れ話やら痴話喧嘩って、ハタで見てるとすごく面白い。

ネタバレBOX

ブラインドって壊れやすいものだよなあ。
新撰組寄留記 FROG

新撰組寄留記 FROG

DMF

シアターVアカサカ(東京都)

2007/09/05 (水) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

びっくりした。
友人が出るというので、聞いたこともない劇団だけれども見に行ってきました。
商業演劇だったのですが、ものすごく満足した2時間半。
ダンス、殺陣、コメディ、ひとつひとつが売り物です。

熱い男の友情や、女の友情や、愛や、生き様が、かっこよい。
切なく泣かせられました。
ピュアでまっすぐな熱い物語を、真剣に丁寧に描いていました。

主演の俳優さんふたり(高校生の女の子と、お医者さんのたまご)と、
看板の俳優さんが好演。
というか、役者スタッフ力は文句なしでした。

息・秘そめて

息・秘そめて

ポかリン記憶舎

こまばアゴラ劇場(東京都)

2007/06/19 (火) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

満足度★★★

とぎすまされる
癒されました。一回こっきりのワークショップでたまたま集まった人達って設定ですから、無理に物語が展開していったりはしません。ただ、そこに、印象的なひとたちがいるってことだけを実直にやってみせてたわけですが。ちょっと寝不足だったら寝ちゃうかも。あーでもそんときなぜか私のあたまは冴えてて、というのはあの丸い舞台の隠れた効果なのかもしれませんが、「色々拾っていこう、拾っていこう」という気持ちにみちみちていました。そういう意識に仕向けていくことがあって成立する作品なのかも知れませんね。ワークショップ的に、「参加する」気持ちで観るお芝居、と勝手に位置づけています。

ピンポン、のような[07再演版]

ピンポン、のような[07再演版]

時間堂

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/04/26 (木) ~ 2007/04/30 (月)公演終了

満足度★★

ゆるゆるとぎらぎら
じつは2003年の初演も観ていまして、なんかそのときの記憶が美化されて私の中に残ってるんですね。こういうのって実際あとになって見返してみると………うーん……てことがあって、じつにあてにならないものなんですが、そういう意味で相当のハンディキャップを負う状態でみることになった作品。

ピンポンが、うまいひとはうまく、下手な人は下手になっててほしかったなあ。
実際いざ思い返すかってなったときにまず映像として浮かんでくるのってそこだから。

正直長さをかんじた。キャラクターがあまりに漫画的に描かれすぎてて感情移入できない、あるいはリアルにみえるんだけど私の考え方から遠すぎてついていけないのが原因か?そんなドラマチックじゃなくていいよー肩の力抜いてよーと言いたかった。あでも、そんななかでも編集者役のおかしな人はひときわギラギラと光っていて、ゆるゆるしたまわりとの対比が魅力的でした。ああ、役者さんをみたなあ、いいもんみたなあ、とそこは思った。

業に向かって唾を吐く

業に向かって唾を吐く

elePHANTMoon

インディペンデントシアターOji(東京都)

2007/05/25 (金) ~ 2007/05/29 (火)公演終了

満足度★★★★★

はじめて観た劇団ですが
だいぶ前にみたものなので、記憶がおぼろげですが……。とりあえず現状で、今年観た演劇の中では一番ひきこまれた作品。「なんか儲かりそう」ではじめた宗教が実際に儲かる仕組みになってしまっているのは、騙し手がうまいんじゃなくて皆がそれを信じたがってるから(守りたがってるから)なんだってその事実。私にはとても腑に落ちました。寄る辺なき現代。会社にも家族にも見捨てられたわたしたちは、キャバクラに通い、ホストにはまり、まだ見ぬ異国に思いをはせ、英会話学校に通い、ステージの上だけの「生きてる実感」を求め劇団にすがり、「夢」のために現実を犠牲にバイトして、ネズミ講だとわかっていながらもネットビジネスに身を落してゆく……。別に宗教だけが特別なんじゃない。なにかよりかかれる、おおきなものがあればいいんだ。そしてそのためなら喜んで金なんか捧げちゃうよ。喜んで。本っ当ーによくある、誰もが潜在レベルで考えていることをありありと現出させてしまったすごい舞台だったなとおもいます。倉田大輔さん演じる、下っ端信者の「なんだっていいんですよ。宗教プレイですよ」という台詞は、その意味で「いま」に突き刺さる、小難しい教典にまさる「真理」だったんじゃないかなあ。

生理的に気持ち悪いって方は、あのご飯吐き出すシーンのこと言ってるのかな?前のほうの席は匂いがただよってたらしい。わたしは真ん中のほうに座ってたから無事でしたが。まーでも異常性を感じさせるフックとしてはありな技なんじゃないかしら。私はあれも含めてスキデス。

演技はドライで緻密で丁寧で、まじめにやってらっしゃるかんじが好感持てました。こういうタッチの作品ならば、これからもエレファントムーンも見ていきたいです。

SWEET REVENGE and around the world

SWEET REVENGE and around the world

劇団ひろぽん

早稲田大学学生会館(東京都)

2007/08/31 (金) ~ 2007/09/01 (土)公演終了

満足度★★★

ピッタリ
1時間で良かったです
いつものようなダンスなどの派手なシーンも見たかったですね~
今回は会話多め

ミュージカル ラムネ

ミュージカル ラムネ

アミューズ

赤坂RED/THEATER(東京都)

2007/09/04 (火) ~ 2007/09/10 (月)公演終了

満足度★★★

想い出話
映画監督を志すひとりの男の想い出を中心に進行。
小学生時代、中学生時代、高校生時代・・・希望と挫折とひとりの少女。
時代時代を代表する楽曲がキーとなって、30代以上(特に40代)の人々には
ノスタルジックな情景が浮かんでくるだろう。

ネタバレBOX

韓国の戯曲が原作ということだったが、かなり自由に作ってる印象。
特に山西惇はかなり自由。彼のキャラで脚本をいじってるとしか思えない。

演出も所々おもしろい仕掛けあり。
但し幾分平板な印象。
再演もあるということなので、更なるレベルアップを期待。

ミュージカルとなってはいるが、歌いながらの台詞はなく、
実際は芝居とミュージカルの中間のような舞台。
そういった意味ではミュージカル嫌いの人にこそオススメかも。
殺ROCK ME!

殺ROCK ME!

劇団鹿殺し

こくみん共済 coop ホール/スペース・ゼロ(東京都)

2007/09/08 (土) ~ 2007/09/13 (木)公演終了

私には小屋が大きすぎて。
お話はすごく好きだった。
メルヘンメルヘン!
メルヘンをこんなにかわいい少女が演じてくれるのって、他にない。
ただ、もっともっと、一緒にどきどきさせて欲しかったし、一緒にピンチにさせてほしかった。
音響にもっと引き込まれたかった。
もっともっとこみ上げたかった。

わくわくさせてくれたのは、クロムモリブデンの板倉チヒロさん。
もっと小さな小屋で見てみたい。

The Perfect Drug

The Perfect Drug

smartball

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

美しさが垣間見える。
美しいシーンがいくつか。
ただ、それを繋ぐことが、あの大きな劇場では困難でした。
近づいてみたらソコに確かに空気は流れていたのかもしれないけれど、遠くからは感じることはできなかったし、あえて小さな空間を固定したことで、こちらまで伝わる広がりがうまれなかったのかも。

初めてみたので、なんともいえないのだけど、
きっと明らかに不利な条件のホールに挑んだのだろうなぁ。
個人的にはもっと大雑把にやればよかったのかも、とも思う。
でも細やかに紡ごうとしたからこそ、ラストは最高にうつくしかった。

ネタバレBOX

全裸の女性とも少女とも言いがたい、くったくのない、えがお。
女の子たちのもどかしくてたまらない、なみだ。
屈折した愛のさまざまな瞬間が、舞台のここそこで。
The Perfect Drug

The Perfect Drug

smartball

三鷹市芸術文化センター 星のホール(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度

素直に言って
いらない肉付きばっかり多かった気がします。たぶん真ん中の二人は、ピュアピュアなかんじで愛とか語らせたかったんだろうけど、嘘くさすぎて台詞もなにも書けなかったんじゃなかろうかと推測します。あの裸の子は「手も足も出ません」てことを体現してるのでは?なんかもう尾崎豊とか流れてきそうなベタすぎる構図でキーッとなった。ありえへん。

言いたいことはまだまだあります。殴ったり犯したり、本当っぽく見えなきゃ何の意味もないシーンがかなりおざなりなこと(怖くないんだもーん)、なんだか知らんが突然大音量でさむい曲が流れること(敢えて寒いのを狙ってるんじゃないかと疑ってしまうくらい)それからこれ、わざわざ舞台を分割して演劇としてやる意味あんの?と思ってしまうこと。まあ意味なんかないんだろうけど、そんな疑問を意識させてしまう時点で失点大きいと思うよ。ポツドール大好きなのにそのスタイルを汲むここが二回観て二回とも駄目なのは、このへんに無自覚というか理解できてないからなんだと思う。

いかに暴力シーンをうまく処理するかって考えるのもあるけど、もっと大きくとらえれば「いかに暴力があったっぽく見せるか」が考えられてればいいと思うんです。話を成立させるにはね。嘘にしかならない部分はできるだけ迂回して進めていくのは小劇場の鉄則だとおもうんですが……。

いやーなんかね、そんな数みてるわけじゃないんですが、暴力シーンは暴力で、セックスシーンはセックスでしか描けないようなのが「わーリアルですごいね」みたいに礼賛されちゃってる傾向がある気がする。ベタ。直情的で動物的。で、もし「リアル」でいくんならいくでね、やりきれよ、と。

ONE!

ONE!

劇団Peek-a-Boo

東京芸術劇場 シアターウエスト(東京都)

2007/09/05 (水) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★

う~ん!?
役者さんはみんなヘタではなかったし、体力も使う姿勢を一所懸命やっていて、好感がもてるくらい。だけど、なんか感動が薄かったなぁ。好みの問題なのかもしんないけど。DBが犬に同情するなんて、DBを仕事でやってるんなら仕事をまっとうしろ!って感じ。醒めてしまいました。
PS 次回予告はかっこ良かったです。

トリオDEトリオ

トリオDEトリオ

たばすこ座

TACCS1179(東京都)

2007/09/06 (木) ~ 2007/09/09 (日)公演終了

満足度★★★★

テンポのよいコミカルな笑いとチェアーファンタジー
この劇団、あまりにも前評判が良かったので、ばばりましたっ!(びびりの最上級)


で、その前評判は「三人とも可愛い~!」とか、「綺麗どころなので見てみたい!」とか、役者の演技よりも安易な言葉の方向に偏っちゃってるから一抹の不安はあったものの・・・




「演技が下手だったら、鼻でせせら笑ってやるわーーー!!
_机_┗┐(-c_,-。)y-~ ふぅ 」



と、勢い勇んで行きました。




そしたらさ?(・・)
そしたらよ?(@@)



スタッフの対応がすんごくいい。。

きちんと教育されてて、受け答えの言葉や案内の仕方、非常にレベルが高い。。



で・・もしかしたら?
演技も魅せてくれるんじゃね?(・・)



って、急に考えを変えたのでした。。(短絡的)







ミュージカルコメディの2本立て。




(ここから、ネタバレBOXに掲載)







たぶん、この劇団が支持される理由はテンポの速い笑いの中に人情味溢れたスパイスがあり、ミュージカルの持つ、夢と希望に溢れているからだろう。

そして、最後はハッピーエンドに仕上げ、観客の幸福感をくすぐるのである。

結果、ワタクシ達を幸福になったような気分にさせて終わらせる。




上手い!構成が上手いのだっ!






って、ことで、演技もさることながら8割以上の女性客は男性キャストのファンなんでしょね。。

だって・・目の色が光ってたっ!エイリアンだなっ、きっと・・・。(ばばり最強!)





ネタバレBOX

第一章『三人の花嫁』


一緒に結婚式をあげようと式場にやってきた、同級生3人組の花嫁たちが繰り広げる結婚に対する思いと経緯。


マリ子(青島凛)は再婚。
前夫と破局して人生に疲れて自殺しようと考えた。
ビルの窓から飛び降りた先が、ゴンドラの上。
そのゴンドラとは結婚相手が仕事としている窓拭きの足場のゴンドラ。。
そのゴンドラの中でマリ子より不幸な目に逢ってる事を聞かされ、安易に死んではいけない、と説得され結婚に至る。




順子(片桐和美)は、かつての同級生からナマズと馬鹿にされてた同級生と結婚する。。
貧乏でカッコ悪いけれど、自分の母親の病気の費用を捻出する為に貧乏で着る服さえも買えない、という理由を知った順子はその心意気に惚れて自分の貯蓄もナマズの母親の入院費にあてがい結婚を決意する。





裕子(村上由香)は、両親が離婚して父親に引き取られ、義母との折り合いが上手くいかず、寂しさから父親に反抗して家を飛び出す。。
悪い遊びもしたが、それは父親に振り向いて欲しかったから。
海の家でアルバイトをしながら知り合ったイケメンと付き合っていたが、幸せな日々は続かなかった。
ある日そのイケメンが進行性の病気の為、車椅子の生活を余儀なくされる。
彼は裕子に「僕と別れてくれ、君は健康な人と結婚して幸せになる権利があるんだ!」と言い出す。。
迷いに迷った裕子は「貴方の病気が悪くなる前に貴方の子供を産ませて頂戴!」と言う。


ここで、泣ける。。




要は3人ともが不幸を背負った男性と結婚する訳だ。
何処にでもあるベタな内容だが感動的で泣かせどころのポイントはきっちりあって、小気味良い。


そして、ミュージカルコメディと謳ってるだけに、歌唱力も選曲もいい。
テンポのいいコミカルなセリフも笑える。


音楽は

M1『メンデルスゾーンの結婚行進曲』
M2『ワーグナーの結婚行進曲』
M3『不安な気持ち』
M4『愛が消えても』
M5『初めての恋』
M6『見る目を変えて』
M7『やりなおそう』
M8『私のアルバム』・・ここで本人たちの幼少の頃からのアルバムがアップされる。
M9『愛の誓い』
M10『ワーグナーの結婚行進曲』
M11『メンデルスゾーンの結婚行進曲』


どうよ?いいっしょ?(・・)ばばりレベル2






第二章『三人のドライブ』


ここで、会場が圧倒的に女性客が多かった理由を納得する。
男性客演のファンが来てたのね?(^^;)

阿部よしつぐも、角川裕明も、高野絹也もレ・ミゼのミュージカル俳優じゃん!




さっすが、この3キャスト、そのオバカッぷりを真面目に演技してて笑える。。
特に阿部の椅子パトカーはサイコーじゃん!(^0^)

そのミュージカル仕立てのワザとらしいセリフも笑える。

まあ、最初から笑わせようとしてるんだけどねっ。
当の本人はバカ真面目にニコリともしない醒めた感じがまた、いいんだよねっ。


ここでもばばり度アップ、レベル3!



http://www.yoshitsugu-abe.com/index.html


阿部よしつぐブログ






初めてドライブに出かけることになった家族(娘・母・祖母)がその途中で出会う警察官、殺人容疑者、医者との心温まる会話とコメディ。



免許を取ったばかりの娘・ひかる(青島凛)が右に曲がれない事から高速に乗ってしまったっ!
パーキングで殺人容疑者の須賀山(角川裕明)に脅迫されて、富士山に向かおうとしたが、老医者・田所(高野絹也)に接触してしまう。
須賀山は田所を車に乗せて再び出発しようとするが、今度はひかるの身体が恐怖のあまり、運転が出来ないはめに・・。
そこで祖母のツネ(村上由香)が運転するのだが、あまりのスピードに警察官犬飼(阿部よしつぐ)登場!

椅子を車のシートに見立てて動かす様が愉快。

話の展開もおもろい。
田所はツネの昔の恋人だった事が判明し、やり直すことに。
母・加代子(片桐和美)は殺人容疑者の須賀山が犯行に至った経緯を知り同情から愛情に変化する。
ひかるは犬飼といつの間にかなかよくなり、三種三様、ハッピーエンドなのだ。。


村上由香の祖母役がいい。
実にいい。



音楽は

M1『安全確認』
M2『いっぱいいっぱいの男』
M3『再会』
M4『ニューライフ』
M5『バウズ』
M6『ありがとう/カーテンコール』

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