
三人吉三
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/06/07 (木) ~ 2007/06/28 (木)公演終了
満足度★★★★
さすがです。
中2階下手というろくでもない席からでしたけど、よかったです。話を知らずにいってしまったので、聞き取れないときにはいらいらしちゃったけど、それでもよい。後半の舞台美術の美しさ、色彩のコントラストには目を見張るものがあり。やっぱり達人というのはすばらしい。

イエスマン in N.Y.
tea for two
「劇」小劇場(東京都)
2007/06/21 (木) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
リラックスして観られる
どうこの展開を収束させるのかなぁと思っていたら予想とは違う終盤の落としどころに思わずうなる。会社が海外企業と合併し、営業部の2名が珍道な準備期間を経てニューヨークに赴任してみれば、日本の元の営業部はリストラで解散させられていた、というちょっとヒヤッとするオチ。赴任の1週間前に日本のボスは「解散」を上層部から伝えられていながらも笑顔で2人を送り出すというなんともうやりきれない感情も。
全体的にコミカルで外人ぽくする「変装アイテム」も笑いの種。人物キャラもそこそこ愛せるものばかり。ゆるいといえば、まぁ、ゆるいのだけど、たまにはリラックスして観られるこんな作品もいいかなと思う。

二人一役の再びの孤立
『二人一役の再びの孤立』制作部
一角座(東京都)
2007/06/22 (金) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

マイラストセレモニー2007
海千山千プロデュース
駅前劇場(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★
雰囲気は悪くないけど
主人公のお葬式に話を絞っているかと思いきや、前半1時間がお父さんの葬儀だったり、妹の離婚話や世界旅行をしている友達、昔借金をした相手などエピソードが飛ぶ飛ぶ。結局何を言いたいのかわからない。何も言いたいことがあるわけじゃなく、ざっくり人のあり方を映し出すならそれでいいけど、テーマとして「自分のお葬式」を取り上げるんなら、もっと絞って考えさせる作品にして欲しい。主人公が途中で死んじゃってからは、どの視点から見て欲しいのかが全くわからなくて入り込めなかった。

ノモレスワ。
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
ザ・ポケット(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★★
賛否両論とは思うが個人的には支持
記憶障害系のシリアスなタッチで始まり、しかし中心となる部分は笑える場面も多くなおかついろいろとアイデアが凝らされ、さらにその行く末には泣ける結末が待っているという構造。
ラストでシリアスに転ずるのは、そこまでが軽妙だっただけに落差が大きく、よりドンヨリとしてしまうので評価が分かれるところかもしれないけれど、最後の最後に夫婦の強い絆・愛情が示されるのでσ(^-^) は○。

マイラストセレモニー2007
海千山千プロデュース
駅前劇場(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
「手づくり感」あふれる葬儀
結婚式で言えば「人前結婚式」のような「手づくり感」あふれる葬儀のアイデアがユニークで(ま、あの棺はやり過ぎでしょうが(笑))、遺された人それぞれの故人に対する想いが優しくて、あたたかい気分になる。

毒と音楽
あひるなんちゃら
インディペンデントシアターOji(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/25 (月)公演終了
満足度★★★★
価値観をちょこっとすりかえて・・・♪
価値観をすこしだけずらして、あとは物語をころがしていくだけ・・・。
でも、それだけで事象の表皮と内側がちゃんと見えてくる不思議さ・・。
脳をちょっとだけくちゅっとマッサージされて脳内麻薬を搾り出されたような・・・。
癖になるなにかを持ったお芝居でした

スネークさん
青年団
アトリエ春風舎(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/25 (月)公演終了

息・秘そめて
ポかリン記憶舎
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/06/19 (火) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

ノモレスワ。
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
ザ・ポケット(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★
いっぱいいっぱい
シチュエーション・コメディ部分は「こんなこと、よくやるなぁ(笑)」と感心しましたが、最後の展開には疑問でした。

衛星都市へのサウダージ
ヨーロッパ企画
新宿シアタートップス(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/07/02 (月)公演終了
満足度★
さすがに飽きる
悪い意味をも含めてここの特色であるユルさ、ヌルさ、グダグダ感満載で、全体を貫くストーリーもないのに2時間15分も演られるとさすがに飽きる。
物語性皆無で切れ目のないグダグダを1時間演じただけの『ブルーバーズ・ブリーダーズ』も苦痛だったけれど、これもアレといいとこ勝負?

酔歩(すいほ)
(劇)池田商会.
テアトルはこざき(福岡県)
2007/06/23 (土) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

少年伝奇製作所
石神井童貞少年團
シアターグリーン BASE THEATER(東京都)
2007/06/21 (木) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★
苦手です
絶叫系は苦手です。また、最初の合唱も聞き取りづらかったです。ハマった人にはたまらないのかも知れませんが、最後まで乗り切れませんでした。残念です。

ビンタン・スラバヤ~それいけ!星の演劇隊~
劇団東京ミルクホール
シアターVアカサカ(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

ルールブック
座”K2T3
ぽんプラザホール(福岡県)
2007/06/22 (金) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
さすがの
お客を選ばない安定感。女優たちが涼しい顔でバカバカしいネタを次々に披露する、その女優魂には感服します。ドラマがまた非常によく出来ていて、楽しかったです。

眼のある風景
劇団文化座
俳優座劇場(東京都)
2007/06/21 (木) ~ 2007/07/01 (日)公演終了
満足度★★★★
役者さんの呼吸が観客にも伝わります
一枚の絵「眼のある風景」が軸になって舞台が進められます。
それぞれの役者さんの演技が演技ではなく本当のことのように
観客に伝わります。
是非、皆さんにお勧めします。

三人吉三
松竹/Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2007/06/07 (木) ~ 2007/06/28 (木)公演終了
満足度★★★★★
大満足
2F席でしたが、十分すぎるほどの迫力。
生ワンワンかわいすぎ。
個人的には、福助の男とも女ともいえない異様な雰囲気が印象的。
大詰ではアドレナリンが大放出しました。

少女とガソリン
阿佐ヶ谷スパイダース
ザ・スズナリ(東京都)
2007/06/08 (金) ~ 2007/07/04 (水)公演終了
満足度★★★★
たっぷり150分
間近で芸達者な役者さんをたっぷり見られるだけでも満足。
いい年の大人がアイドルに夢中になって、理想にむかって暴走していく様はバカだけど素敵だと思います。
ただ、指定席シートでも150分には対応してないと思いました。(ちょっぴりお尻がいたくなりました)

息・秘そめて
ポかリン記憶舎
こまばアゴラ劇場(東京都)
2007/06/19 (火) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★
緩やかな曲線に包まれた劇場
出入りもエレベーターからと普段のアゴラではないよう。でも異なる空間ではなく、題材も現代的なのでトリップ感は低め。77分。

ノモレスワ。
クロカミショウネン18 (2012年に解散致しました。応援して下さった方々、本当にありがとうございました。)
ザ・ポケット(東京都)
2007/06/20 (水) ~ 2007/06/24 (日)公演終了
満足度★★★
秒単位の出捌けやタイミング
10近くもの出入りする場所にフロアと時間軸の違いを加えたより複雑なワンシチュエーションもの。役者の負担はかなり大?。115分。