最新の観てきた!クチコミ一覧

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霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★

話題の小指値
前回の横浜公演がイマイチだっただけに、どうなんだろうと思ってたけど、素晴らしかった!
惜しいのは「何でこの戯曲?」ってことかな。小指値のポップで奇抜な演出に合ってたけど、正直戯曲に魅力がなかった。選ぶことができたのだから、もっと魅力的な戯曲で良かったと思う。

さようなら僕の小さな名声

さようなら僕の小さな名声

五反田団

NHKみんなの広場 ふれあいホール(東京都)

2008/02/09 (土) ~ 2008/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

かなりNHKを意識してる?
初演を観てないのでわかりませんが、相当NHKを意識した作り。でも、初観だし、2列目だったので純粋に舞台を楽しめました。

夏の夜の貘

夏の夜の貘

劇団一跡二跳

シアターグリーン BIG TREE THEATER(東京都)

2008/02/06 (水) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

安心する
久しぶりの観劇でした。
8年くらい前に見た時と話も全然違うのに、やっぱりただよう空気は同じで役者さんの言葉はやっぱりまっすぐ私達に伝わりました。
今の流れには乗らない、自分達のスタイルがしっかりあって、古い感じがする所もあるけど、また見たいって思えます。
演劇の基本を教えてもらった感じ。年齢層の幅も広くて会場全体があったかかったな。

キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★★

普段気にしてない、演出家の存在感がメイン
観劇歴の短い自分としては、ここまで演出家の存在感が主張していた舞台は初めて。「演出って何だろう?」という初心者が観て、その重要性を知らしめる舞台でした。わざわざ大雪の中観に行って良かったです。富士見市のスタッフさん、ありがとうございます、という気持ちでいっぱい。

さようなら僕の小さな名声

さようなら僕の小さな名声

五反田団

NHKみんなの広場 ふれあいホール(東京都)

2008/02/09 (土) ~ 2008/02/10 (日)公演終了

満足度★★★

NHKというやつは。。。
すべてを自分色に染めないと気が済まないんでしょうか。新大阪府知事とももめたらしいですが。せっかくの素晴らしい本、演出、役者、なのに。作品より企画で星マイナス。

ネタバレBOX

番組をパロディにするのを許しただけでも大進歩、Tシャツのロゴを許しただけでも寛容を表したつもりなのかもしれませんが、むしろそれがいやらしく思えてしまいました。何より、マイクで拾った声や音をスピーカーで流しちゃったのが私には許せなかったです。何のための生舞台ですか。前田さんが寝っ転がる自分の芝居を見せるために斜面を使って上手に工夫しているって言うのに。客席に段差をつければそんな努力要らなかっただろうに。なんか当日パンフのメッセージ、アウェイ的な発言が切なくなりました。
キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

「ブットビ☆ふじみ」
に改名したらいいんじゃないかと思いました。

方舟(はこぶね)

方舟(はこぶね)

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

細かい人間観察
当日パンフで患者と称するだけに出てくる人みんなビョーキ。そのディテールの描きかたが好きです。一見普通に見える人たちが抱えるモノだからおもしろい。俳優さんたちがやっぱり素敵だし。

ネタバレBOX

川島さんのキョドり具合が最高です。スケキヨと新入り・エリと須田さんが自分の経験を話すシーンがいい。自分の話がしたくてしたくて、話を持っていかれては自分の元に引き寄せ、っていうバランスがね。あるある。そういう細かさがあるのに最後の展開がありきたりだから大雑把に見えてしまって残念。
方舟(はこぶね)

方舟(はこぶね)

コマツ企画

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

面白かった。
久々のコマツは、大人になっていました。
そこはかとなくセンスの良い雰囲気。美術が凄い。

誰が、どの役者がとかではなく、小気味良く全体がまとまっていた。素敵。

野獣グレゴワールの虜囚

野獣グレゴワールの虜囚

劇団オグオブ

萬劇場(東京都)

2008/02/09 (土) ~ 2008/02/10 (日)公演終了

満足度★★★★

野獣と言うより繊細な青年。
体格ががっしりして、厳つく醜い野獣であればもっとよかった。ちょっとかっこよすぎた感じ。私としてはブス妹が変身することを期待してたので、野獣の繊細さがせつなくなりました。

おとことおんな、時々、動物

おとことおんな、時々、動物

WHATCOLOR

サンモールスタジオ(東京都)

2008/02/06 (水) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

作家力。
脚本はどれも、着想が面白かったり、巧くできてるなと唸らされたりしたが、
役者が・・・

ネタバレBOX

正直、脚本がもったいないとさえ感じられた。
もっと別の役者で観てみたかった。
霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

3日目&3回目。
開演にやや遅れ2階から観劇。
俯瞰で観るのも今まで見えてなかった
舞台奥や東京の街のミニチュアと人物の対比が
とても面白いなと。

ネタバレBOX

ストーリーを知っているからなのだけれど、
中盤のヒドミが冷たくされる辺りから、
凄くせつない気持ちがこみ上げてきて、
ず~とこのまま終わって欲しくない!
ダラダラと楽しい3人(正確には7人)の
やり取りを観ていたい!とおセンチな気持ちに。

終演後のメンバーとの会話は、
「もっと食べようと炊飯器開けたら、殆ど残ってなかった!」
と今日も殆どミートソースの話。
ま、ウレシイのだけどね。
ガラスのお面

ガラスのお面

ラブリーヨーヨー

OFF OFFシアター(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★

全身全霊をかけて作られる、
ゆる~くてバカバカしい世界に笑わされる。

前作が相撲部の話で、今回は演劇部。
セットの印象もほぼ変わらない部室のグレーの壁に笑う。

ぬる~いのは許せないが、
ゆる~いのは許せる。
ぬるさとゆるさの違いは、
フッ切れ方の度合いと
表現のセンスに対する好き嫌いかなと。

霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

2日目&2回目。
小指値の面白さって
キャラクター造形と脚本と演出において
“いとしさと せつなさと バカバカしさと”が
それぞれが突き抜けていて、
さらに、絶妙なバランスを保っているところだなと。

俳優本人の資質もあるのだけど、
まずキャラクター造形がとても愛らしく秀逸。

アート作品が展示されている様な抽象的な空間で、
そんないとしいキャラたちが、
身体能力と手作り感溢れる小道具をフルに使った
バカバカしい小ネタで、
現実の場所や事象や記憶を、
チープ&リアルに記号化して再現する演出力が、
他の劇団との圧倒的な差かなとも。

そして、どんなにゴチャゴチャと
色んな笑いやアイデアを詰め込んでも
バックボーンには決してぶれることの無い、
とてもせつない気持ちになる物語が、
きちんと用意されているトコロもしたたか。

ネタバレBOX

この日は山崎皓司まわりのネタの変化が楽しい。
1.おでこに手書きした怒りマークが、
ガムテープに書いたものを貼るに。
2.ライオンキングのポーズが変更。
3.マリオ帽をかぶり、舞台後ろのキャットウォークの
手すりに飛びついてそのままよじ登り、
マリオひげをつけて手すり上を横移動。
4.中林舞との抱擁シーンが、床を左右にゴロンゴロン転がり、
エライことに。
5.初日で既に伝線していた初音映莉子のストッキングが、
別な柄のモノに。
他にもいっぱいあるんだろうなぁ。

開演前にエコヒイキ差し入れの手作りミートソースを
炊飯器に入れて持っていたのだけど、
終演後、出演者のみんなに、
「今日はどうでした?」的な舞台の感想を誰からも聞かれず、
「ミートソースすっごい、おいしかったです!」と、
差し入れの感想を逆に返されるというのが、
小指値らしいと言うか、何と言うか。面白い。
霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

世の中、いろいろあるけど
いい意味で、チープなことが可能性の大きさにつながることを感じさせる好例。
自閉的な人間を開放的に描く、それが「人」という存在の多様性を描くことにつながる。

現代という貧しい時代を、「豊かに」描くにはどうすればいいのか、
台詞と身体表現で模索し、とりあえず試してみる。

生きるとは、だらしない。日本で、それを実感できることは、ほとんどない。

おとことおんな、時々、動物

おとことおんな、時々、動物

WHATCOLOR

サンモールスタジオ(東京都)

2008/02/06 (水) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

満足度★★★★

面白いと思います、企画として
豪華な作演陣と、それぞれの作品に知人がバラバラに出ていたので観劇してきました。楢原さんの作品は、とても「らしさ」があって楽しめました。山田さんの作品は役者が作演の意とする場所に到達しきれていない感がぬぐえませんでした。葛木さんの作品は設定から見せ方から見事に描いていました。私は今回の企画では彼女の作品が一番好きです。そして思うのは、それぞれの作品を、他の役者でやったらどうなるか、ということでした。きっと葛木さんの作品が一番好きと感じたのは、他の役者が演じたところを、一番「想像させなかった」からだと思います。

ネタバレBOX

それにしても、やっぱり、コレだけは言いたい。このチラシはどうなんでしょうか?女優さんが看板さんということですが、実は彼女が一番、舞台上ではブレて存在していたように感じました。辛口でゴメンナサイですが。あと山田さんの作品、役者が全体的に「間」を持たせられてないな、とも感じました。だから違和感感じたのかなあ。それが演出だったにしろ。
リハーサルルーム

リハーサルルーム

新国立劇場演劇研修所

新国立劇場 小劇場 THE PIT(東京都)

2008/02/08 (金) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

びっくりしました。
100本以上観たプロの舞台の90本以上が負けている。そう思った。いや、勝ち負けじゃない。だけど、こんなにも心を揺さぶられるとは思いもしなかった。確かに国がバックについているから、作家や演出家、スタッフ陣にもかなり恵まれた環境ではある。しかしそれらを許容する器と、高い技術を彼らは持っている。その上、華のある人も多い。入所前の彼らを見た訳ではないから、元々なのか、研修所の成果なのか、それはわからない。だけど、これまで観たいくつかの卒業公演の比ではない。非常にハイレベル。カッコいい。

ネタバレBOX

そして脚本。ディスコミュニケーションなコミュニケーションを取る日本人の今があった。これ俺のことだって、みんな結構思ってるんじゃなかろうか。俺も思った。会話がしたい。ストーリーは、そこに家族が被さる。みなさんの家族はどんな家族でしょうか。

僕は正月に帰省したとき、もういい加減地元に帰って来いと親父に言われました。ものすごく心の重荷になってた言葉ですが、ずっと誰にも言ってません。でもなんか必要以上に重く捉えていた気がします。こんなレベルの話、多かれ少なかれみんな持ってる。それでもみんな大丈夫な顔してる。

僕は親父と会話が出来ない。いや、もちろん物理的には出来る。何度も心の全てを吐き出したが、一切通じない。それが舞台上にもあった。70歳の親父とのジェネレーションギャップが原因だと思ってる。そしてそれはもうどうしようもないと。その結果の、このコミュニケーション。

いいか悪いかではなく、生きたいかどうか。分かり合うことは、とても大変なことだけど、もうちょっと頑張ってみようと思った。
霊感少女ヒドミ

霊感少女ヒドミ

快快

こまばアゴラ劇場(東京都)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/09 (土)公演終了

満足度★★★★★

褒め言葉大行進の中で
自分も褒めざるを得ないのが、ちょっと恥ずかしくなりますけど。でもこれは本当に楽しい。やってる側も観る側もともにこんなに楽しいなって感じられる舞台ってのは珍しいんじゃないかな。

ネタバレBOX

5人のヒドミそれぞれの存在を違和感なく受け入れられたのはどうしてなんだろ。コンビニのシーンやキスシーンなど、どうにもこうにも笑ってしまいました。ヨシヒロ、キャラとしてはすごくやなヤツだけど、体の使い方がハンパでなく、その身体能力に感心。
演出の篠田さんがアフタートークで、小ネタをがんがん詰め込んだって言ってたけど、ストーリーと別なところでストーリーを壊さずにいろいろなことができちゃうんだなって。ハンバーガーショップのシーンでポテトに食らいつくところとか、マリオがきのこを食べるとことか。関係ない部分だけど、邪魔じゃない。むしろこれが小指値というジャンルだと言われる所以なんでしょうね。
隣の町

隣の町

エイブル・アート・ジャパン

MY PLAZAホール(東京都)

2008/02/09 (土) ~ 2008/02/10 (日)公演終了

満足度★★★

実際に自分の目で見て、耳で聞くこと。
飛び石プロジェクトの『血の婚礼』と比べてしまったので、作品についての感動はそれほどでもなかったけれど、終演後のトークで、障害のある人と健常者が一緒に創作する現場の話を聞けたのがとても良かったです。

キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

キラリ☆ふじみで創る芝居『大恋愛』

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ

富士見市民文化会館キラリ☆ふじみ(埼玉県)

2008/02/07 (木) ~ 2008/02/11 (月)公演終了

なんだろ
見終わって、なんだろ言葉にあんまり出来ないけどニヤニヤしてしまった。
はっきり3つのそれぞれの舞台があそこで繰り広げてあったんだけど、最終的にはやっぱり1つで、それぞれを大きな何かが包んでる感じ? うん、あんまりまだ消化できてないけど、色んな感情がもてた舞台でした。
あんな周りになんもない場所(本当に空き地みたいな殺風景な)で、たくさん大変な事が起きてて胸がざわざわしてるのに、外があまりにも静かで雪が降ってて、変な気分。

ネタバレBOX

1幕はちょっとつめこみすぎな感じがした。色んな視点から見えたり、おもしろかったけど。舞台の2つに分かれてる所とがつかいわけも面白い。

2幕は言葉を繰り返していく、2人の色んな感情が爆発してる、すごい面白い見せ方だった。ロミオ側だったので魔女がすごく印象に残った。舞台と近いから役者の温度とか息とかすごいつたわって生々しくエロかったぁ・・。

3幕以降はだるまさんが転んだにはやられたし、speedにもやられた(笑)
言葉を舞台袖の一点にかけてるから横から見てるにに後ろに自分がいるような感じがした。

ただ、言葉をかさねたり、音響効果でだったり、マイクつかったり、効果的だはあるかもしれないけど、もっと言葉をちゃんと聞きたかったな。でもたのしかった
色んなものがちりばめられてて、お腹いっぱいでした。
針子のトラ!!

針子のトラ!!

劇団オグオブ

麻布DIE PRATZE(ディ・プラッツ)(東京都)

2007/06/23 (土) ~ 2007/06/24 (日)公演終了

THE,しばい。
笑って、泣けて、
良質なエンターテイメント芝居。

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