
風のつめたき櫻かな
文学座
紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

役に立たないオマエ
ブルドッキングヘッドロック
サンモールスタジオ(東京都)
2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了
満足度★★★★★
役に立たないオマエ
高校の放課後。美術部。なんかゆるーい感じ。どうでもいい連中のどうでもいい日常がおもしろい。一人一人のいい加減さが、おもしろおかしく描かれている。オタクがいる。ひょうきん者がいる。格好ばっかりの奴がいる。無鉄砲な奴もいる。粋がっている奴。馬鹿もいる。一人一人のキャラが立っていて、なかなかいいのだ。
まだまだ、間に合う。観てお得な芝居だ。

SHE IS BEYOND GOOD AND EVIL.
Mrs.fictions
ザムザ阿佐谷(東京都)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/26 (月)公演終了

天使の羽根が白いワケ
劇団Millioness (D.C.M.)
プロト・シアター(東京都)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★
少年とアンドロイドと画家・・記憶の中の物語
芝居の間に入るアドリブはかすりもしないで、哀れだったが、その哀れさがなんとなく、可笑しくて仕方がなかった!(^0^)
本人達はこれをやったら受けるんじゃあないかっ?!
のノリでお披露目するけれど、ことごとく外れまくり、「んじゃあ、何をしたら、笑ってくれるねん!」と藁をも掴む神頼み!みたいな空気になってました。
関西のお客さんなら、ちょっと笑う位の社交辞令はあるようだけれど、関東人を笑わすのがいかに大変か。身にしみて感じた事だろう・・(^0^)
続きはネタバレBOXに。。

ジンジャーに乗って
快快
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
試乗しました
観劇から数日たってみると、セグウェイの試乗会が一番面白かったように思う。やはり体感したものって強く残るのでせうね。
第2幕は、セグウェイが出てこなくて、ちょっと寂しかった(笑)
本編だけでなく、客入れ中の会話や仕込み打ち合わせも、アフターイベントも全てコミコミでひとつの形態なんだろうなあ。
演劇というよりアトラクションみたい。

「夜合樹~文月夜篇~」
快飛行家スミス
松陰コモンズ(東京都)
2008/05/24 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
極上の時
古民家を、そのまま、アートスペースとしている会場。
天も味方につけての、奇跡的なシチュエーション。
ステージの和室、ぐるりの縁側は、開け放され、
雨の匂いに、雨の音・・・緑も生き生きと、素晴らしい。
そして、怪しい黄昏時から、夜の帳の降りる迄
しっとりと、生アコーディオンの切なく哀しい音色にのせて、
奈佐さんの1人芝居。圧巻!
極上の時を過ごしている感覚に浸り、
快飛行家スミスの世界に、どっぷり、引き込まれました。

ジンジャーに乗って
快快
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★★
演劇に仕上げていく姿勢
一観客が、どこまで書いていのかわからないけれど、確かに反応が色々あるのが面白いなあ、と。
あとはネタバレボックスへ。

天狗の鼻折れ
ラブドクロアート
アートボックスホール(東京都)
2008/05/24 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

恐竜と隣人のポルカ
パルコ・プロデュース
PARCO劇場(東京都)
2008/05/24 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

ミュージカル『レベッカ』
東宝
シアタークリエ(東京都)
2008/04/06 (日) ~ 2008/06/30 (月)公演終了
満足度★★★★
観ました☆
シルビアさんの表情と歌声に圧倒されました。
大塚さん・・・ん~カツラ&メイクに違和感が(笑)
会場、観やすかったですが、(音楽が)聴きづらいような・・・
ミュージカルを見ているという音ではないような気がして、
最初、違和感がありました。

ガンまげ
TV TOKYO
紀伊國屋ホール(東京都)
2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了
満足度★
不快感☆
黄色い声援
舞台に登場すれば、小声で「カッコイイ」やら「カワイイ」などの声が
後ろから聞こえて集中できず
終演後、会場見渡せば、10代と思われる女性ばかり
演出家が降板していてガッカリしていたところに
とてつもなく嫌悪感を覚えて帰りました。
開演前の注意事項で「私語はつつしみましょう」とアナウンスした方が
よかった公演かも。

メルヘンさん
演劇集団嘘憑堂
いわき市文化センター(いわき市中央公民館)(福島県)
2008/05/25 (日) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★
ファンタを飲む様なヤツ
大ホールの舞台をトリプル・ステージに分割使用。席を潰して観客のエリアは狭く。「回転頭」「新鮮組」の他の二劇団のメンバーも集結。
都市伝説めいた話からスタートする壮大な物語。アンデルセンの《人魚姫》に、八百比丘尼の伝説、ある漁村の篤志家の裏話めいた物語を重ねて創作。作中にも幾種類かのヴァリアントが出て来るのが現代的。
役者も個性の強い面々が揃う。特筆モノは、細かいギャグをどんどん入れて来るコミックリリーフ役の遠藤佑紀さん。客演ですが女形(衣装兼任)の小松嗣典さん。
終幕直前に一番劇的な場面が突然出て来るのが何か惜しい。明らかに物語が突っ走るのを抑制している感じがする。

4x1h Reading #0
4x1h project
ギャラリーLE DECO(東京都)
2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
両方見た
直接公演内容とは関係ないけど、1ドリンク付のはずが、ソフトドリンクがなくなっててちょっとむっとした。
同じ料金を払っているのに、損した気分。
アルコールが飲めない人間もいるのに。

失われた時間を求めて
阿佐ヶ谷スパイダース
ベニサン・ピット(東京都)
2008/05/08 (木) ~ 2008/05/27 (火)公演終了
不条理?
阿佐ヶ谷スパイダースは好きなんだけど、今回はなんだかいまいち。
刺激されない。
不条理でも伝わってくるものが感じられないのは、僕の頭が悪いからか?
奥菜恵はかわいかった。

オペラ座の怪人
劇団四季
大阪四季劇場(大阪府)
2007/05/03 (木) ~ 2009/05/17 (日)公演終了
満足度★★★
新生クリスティーヌ登場
平日の四季劇場のC席って2100円なんですね。
大阪四季劇場のC席は、
見切れもなくて、この作品の大きな舞台セットを見渡せれて、
これはお値打ち。
カラオケミュージカルだけど、これで文句を言っちゃ、
バチが当たります。
新しい女優さんがクリスティーヌを演じていました。
久々に、イメージを壊さないクリスティーヌ。
いくら歌や踊りや演技が上手くても、
ベテランすぎて風格があったり(佐渡さん!)、
「こんな容姿じゃ、怪人も惚れないよなぁ」って
レベルの女優さんじゃ、物語に説得がありません。
そんな意味では、遠い席からではありますが、
フレッシュで、スマートな新生クリスティーヌは、
見ていて、スっと作品に溶け込める良いキャストでした。
佐野ファントムは、歌い方がネバっこいというか、
こぶしがまわっているように聞こえますし、
メイクしなくても十分怪人じゃないか!って思うような
雰囲気ではありますが、僕は嫌いではありません。
ゴシック調の作品が、そのまんま再現されており、
良い出来栄えだったと思います。
長い間、上演している作品ですし安い席ですから
周りはリピーターの女性の方でいっぱい。
まぁ大きな声で大阪弁バリバリで、よくしゃべるしゃべる。
「あぁ遠征して見に着たんだなぁ」と
旅の醍醐味一番感じました。

TRIP OF LOVE
「TRIP OF LOVE」プロモーション実行委員会
シアターBRAVA!(大阪府)
2008/04/04 (金) ~ 2008/05/14 (水)公演終了
満足度★★★★
本物のブロードウェィミュージカル!!!
もっと早くに、この作品に出会えれば良かった。
きっとGWとか利用して何度も劇場へ通ったでしょう。
これは本物のブロードウェィミュージカル!
米国のカンパニーが、
来日公演して上演される「ヘアスプレー」とか「ムービンアウト」など、
いづれも地方公演キャスト、2nd3rdキャストで、音楽もテープだったりして、
いわゆる「なんちゃってブロードウェィミュージカル」なのに対し、
迫力がケタ違い、ここはNYか、と思うほど、レベルの高い作品であった。
大げさな宣伝に騙されるものか!と
「メジャーリーガーが演じているとイメージしてください」
「製作費が2000万ドルかかった大作です」という
触れ込みを、あえて無視して、
「せっかく大阪にきたから、ちょっと見てみるか」程度で、
足を運んだら、強烈なインパクトで
腰抜かしました。
1200席のシアターBRAVAに、200人位しか観客がいないのも、
とてもびっくりしましたが、
(「リハーサル見学会」かと思いました。
これ2000万ドルの製作費って、この2ヶ月の劇場代とかが
入っているんでしょうね)
ブロードウェイでも数々の作品で指揮を振ったという、
指揮者も含めオーケストラも全て外人、
(当然ですが、生オケですよ)
そして出演者が、本当にダイナミックかつ優雅で骨太な、
パワフルなステージを繰り広げてくれた。
声量の違いは体格の違いでしょうか?
男性も女性も、みなダイナマイトボディで、貫禄と余裕を見せ付けます。
ここから生まれる迫力も作品のスケールの大きさへ
つながるのでしょう。
日本人キャストも、ダンスのレベル、見た目(顔とか体つき)も、
モデルのような逞しさがありトップクラスと言えるんじゃないでしょうか。
彼らに比べると、四季の役者なんて、みなモヤシっ子、青瓢箪に見えます。
内容は、言葉がわからなくても楽しめる華やかなショーな感じ。
60年代の曲を使っているようで、2-3曲は知っている曲は
ありましたが、リアルな世代ではないので、先入観なしに
感じ取れました。
話は、一応ありますが、歌っているだけで台詞のやりとりもないんで、
あんまり気にしなくていい程度です。
字幕の電光掲示板もないし。
宝塚のレビューや、パリのキャバレーのショー(ムーランルージュなど)
に近い。
プロデューサーは「ブルーマン」を立ち上げた人とか。
言葉がわからなくても楽しめるって、大事ですね。
心からの拍手をして、ショーの幕が下りてロビーに出たら、
なんと出演者のお見送り!付き。
ビックリ、驚き。
一番、貫禄のある歌姫の(失礼ながら)オバチャンに
「本当に楽しかったです、ブロードウエィにも見に行きたい」と
握手をしながら伝えたら、
(おせじじゃなくて本気で思いました)
ダイナミックな笑顔で「サンキュー、ソーマッチ」と
言いながらハグをした上、なんとホッペにキスを
してくれました!!
もう、この上ない思い出!こんなの初めて。
こういうの大事ですよねぇ。
鳥居かほりさんも、「楽しんでいただいて、本当に私も嬉しいです」と
両手で握手。
黒人の女性の人は、「イエーイ」ってハイタッチしてくれました。
そういえば、ブルーマンもお見送り、ありましたね。
いづれも写真も撮り放題。
まぁ、観客が極端に少ないから、こんなにゆっくり、
ほのぼのしたお見送りができたんでしょう。
ウィーンミュージカルコンサートでも平日公演はサイン会、
握手会をやっているようだし、
ファンサービスは、とっても大事。
つまらない芝居を打った上に見送りもしない小劇団は、見習って、
こういう姿勢から、まず見直して欲しい。
全く、観客がいないのに、
(当日券で行ったのに、最前列センターでした。)
いやに指笛や、「ブラボー」て声が、
曲が終わるたびにしてました。
あれ、サクラの練習かな。
これだけ客が入っていない作品でありながら、
「リピーター」販売がない。
僕は「S席4000円割引券」というチケットを手に入れて
8000円で1番前で見れましたが、
「もう一度見たい!」って気分になる、素晴らしい作品。
終演後に半額とまではいかなくても
割引で翌日の公演とか販売すれば、勢いで買っちゃうのに。
「ウィーンミュージカルコンサート」でも、
リピーター割引販売していたし、
(なんと、次の公演の松平健「トラキュラ」なんて
S席2枚で1万円なんて大判振るまいな売り方をしていた)
限りあるミュージカルを楽しむ客層のために、
そんなサービス、すればいいのに。
ブロードウエィじゃ、前売り大幅ディスカウントや、
当日ハーフプライスは当たり前、
そういうのも取り入れて欲しかったなぁ。
正規チケット代の価値はある作品だけど。

ジンジャーに乗って
快快
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★
?
始まる前までは面白そうだったんだけど、
実際始まってみると、段取り芝居に収まってしまって、
”本気”というものが見えなかった。
それぞれがどういうキャラを持っているのかも、知りたかったな。
これだけ期待のある劇団だから、
私が見た回はたまたまイマイチだったんだなと思う。
個人的に第二幕の方が好きでした。
また次回に期待します。

ウィーンミュージカルコンサート
梅田芸術劇場
梅田芸術劇場メインホール(大阪府)
2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了
満足度★★★★
鳥肌モノの素晴らしさ!
大阪遠征のメインイベント、豪華キャストが揃った
ウィーン・ミュージカル・コンサート。
期待を遥かに上回る、それはそれは素晴らしいショーであった。
スーパー歌舞伎の出演者数と遜色ない位の
オーケストラの幅広い音楽に合わせ、
ウィーンミュージカル作品のオリジナルキャスト陣が奏でる
名曲の数々。
その歌声とパフォーマンスは鳥肌モノの素晴らしさであった。
日本版のキャストではあるが、何度も何度も劇場へ足を運んだ作品で、
CDでも親しんでいる作品を、
生のライブで迫力あるステージを楽しめる、何で大阪だけなんだ!!
「レベッカ」も「ダンスオボバンパイア」も東京しか上演していないから
大阪よりも東京のほうが、もっと話題になるはずなのに。
(不思議なことに公演期間中、1回しかない土曜日の昼公演は、
コーナンってホームセンターの招待公演だった。
コロッケ公演ならわかるけど、なぜに、こんなマニアな作品が
福引の景品に????)
日曜日の昼公演だけど、空席が目立ってました。
オリジナルも含め楽曲のイメージに合う衣装で、繰り広げられる
歌を聴いているうちに、おのずと作品へのイマジネーションの世界に、
入り込め、自分の中の思い出がフラッシュバックされて、
感激の渦に溺れました。
いづれの出演者の歌声が素晴らしいが、
中でもマヤの歌が抜きんでている。
馴染み深いエリザベート以外の歌も、全て作品の世界を壊さないけど、
彼女の範疇に取り込んでしまっている。
「レベッカ」のメインテーマ、「モーツァルト!」星から降る金、
何を歌っても、完璧であった。
ユーチューブでウィキッドの1幕ラストのビッグナンバーを歌っている
様子も見たが、これも別格の上手さ、
このオバサンは、一体何者なんだ!?
ルドルフ役でおなじみのルカスの歌声も、
これまでに比べ格段に上手くなっている。骨太で力強くなっている。
去年の来日公演よりも進化している。
中でも「モーツァルト!」の「影に逃げて」は、今回の一番の収穫。
井上芳雄も見習ってほしい。
これを見ちゃうと、日本人キャストの線の細さが、
どうしても気になってしまう。日本版は、
決してレベルが低いわけではないし、アンサンブルも含めた、
「まとまり」「総合力」では日本版のほうが丁寧かな、とも
思うけど、歌単体、場面だけの抜き取りでは、足元にも及ばない。
対抗できるのは、山ゆうと中川君位かなぁ。
あとは問題外。
あくまでもコンサートだから、トークや、客席を回ってのサービスなど、
茶目っ気あふれる場面もあり、
大満足の3時間10分。
大好きな歌がハイライトで、次々と歌われ、この上ない幸せ。
交通費、宿泊費を払ってでも行ってよかった。
こんな企画、どんどん上演してほしい。

ART
劇団 アントンクルー
西鉄ホール(福岡県)
2008/05/25 (日) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★★★★
予想通りの満足感
彼らだからいい、ってのは前提。脚本だっていいに決まってる。
妙に真実味のある内容であて書きしたかのようにぴったりの
配役。「笑いのてんこ盛り」ってのはちょっと違うと思うけどww

天狗の鼻折れ
ラブドクロアート
アートボックスホール(東京都)
2008/05/24 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了
満足度★
観てきました....
台詞がよく聞き取れない......もうすこし、作品として楽しめる、見にきた人に親切な舞台にしてほしいです。