最新の観てきた!クチコミ一覧

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風のつめたき櫻かな

風のつめたき櫻かな

文学座

紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

文学座で平田オリザ戯曲(新作)を上演
のんびり、ゆったり、そしてしんみり観劇。上演時間は約1時間55分。

役に立たないオマエ

役に立たないオマエ

ブルドッキングヘッドロック

サンモールスタジオ(東京都)

2008/05/22 (木) ~ 2008/06/01 (日)公演終了

満足度★★★★★

役に立たないオマエ
高校の放課後。美術部。なんかゆるーい感じ。どうでもいい連中のどうでもいい日常がおもしろい。一人一人のいい加減さが、おもしろおかしく描かれている。オタクがいる。ひょうきん者がいる。格好ばっかりの奴がいる。無鉄砲な奴もいる。粋がっている奴。馬鹿もいる。一人一人のキャラが立っていて、なかなかいいのだ。
まだまだ、間に合う。観てお得な芝居だ。

SHE IS BEYOND GOOD AND EVIL.

SHE IS BEYOND GOOD AND EVIL.

Mrs.fictions

ザムザ阿佐谷(東京都)

2008/05/23 (金) ~ 2008/05/26 (月)公演終了

満足度★★★

初めて観ました。
お話は好きです。ただ、いろんなところで物足りない気がしました。
これからに期待。

天使の羽根が白いワケ

天使の羽根が白いワケ

劇団Millioness (D.C.M.)

プロト・シアター(東京都)

2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

少年とアンドロイドと画家・・記憶の中の物語
芝居の間に入るアドリブはかすりもしないで、哀れだったが、その哀れさがなんとなく、可笑しくて仕方がなかった!(^0^)

本人達はこれをやったら受けるんじゃあないかっ?!
のノリでお披露目するけれど、ことごとく外れまくり、「んじゃあ、何をしたら、笑ってくれるねん!」と藁をも掴む神頼み!みたいな空気になってました。

関西のお客さんなら、ちょっと笑う位の社交辞令はあるようだけれど、関東人を笑わすのがいかに大変か。身にしみて感じた事だろう・・(^0^)


続きはネタバレBOXに。。

ネタバレBOX



少年は絵描きになりたい。と母親に話すが、経済的な側面から母親は少年の将来の希望に賛成できない。
それでも少年は夢を諦める事ができなくて、少年は画家の生徒となり、絵を習うこととなる。


画家は「自分を表現したいから絵描きになったはずなのに、自分を表現する方法を忘れちまった。」と言ってスランプに陥っていた。

ところが、アンドロイドの提案で絵を習う事になった少年を教えているうちに、スランプ中だったはずの画家は、少しずつ、自分を取り戻していくのだった。


一方、ニュースキャスターを職業に持つ母親は、そんな少年の夢を、心もとなく思い、もっと、現実を見つめるように説得するが、少年は納得がいかない。

親子は平行線のまま交わるきっかけがないが、そんな少年の心を読んだように、画家は少年に話すのだ。

「親は子を幸せにしようとする。だが、その幸せは本当に子供の幸せかどうかは、解らない。でも、ちゃんと話せ。目を背けずに。そうして、親に恩があるなら、親よりも長く生きて幸せになることだ。」・・と。


画家の家に居るアンドロイドは、ニンゲンと一緒に居るうちに、やがてブラックBOX(心)を宿す。

怒鳴ったり、怒ったり、大声を出したり、自分の感情にコントロールが出来なくなり、その原因も解らない、と言い出す。

そう・・アンドロイドはニンゲンと同じ感情が芽生えたのだった。
そうしてアンドロイドは画家が約束した通りに、ただ自分を描いて欲しかっただけなのだ。
願いはたった一つ。
私を描いて。



アンドロイドの暴走のニュースを報道する度に不安になる母親。
自分が開発したアンドロイドを我子のように守ろうとする博士。
暴走したアンドロイドを確保する為に罠を仕掛けようとする見張り役。

それぞれの思惑が錯綜し、劇中に引き込まれる。




それから数年後、少年は母親と話し合い、芸術大学へ進む。

そして、少し大人になって解ったんだ。
僕は自分で思うほど、それ程、絵が上手くなかった事。
大学は絵の上手い人が沢山いるからね。
そして、描きたくない絵も描かなくてはならない事。

そうやって、少しずつ大人になって画廊に勤めることになったんだ。




あの時の廃屋もそこに居たスランプ中の画家も、実は僕自身だったんだ。

そうして、迷っていた僕をこの廃屋に導いてくれたアンドロイドは、



僕の心の天使だったんだ。




そんな、美しい物語。
ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

試乗しました
観劇から数日たってみると、セグウェイの試乗会が一番面白かったように思う。やはり体感したものって強く残るのでせうね。

第2幕は、セグウェイが出てこなくて、ちょっと寂しかった(笑)

本編だけでなく、客入れ中の会話や仕込み打ち合わせも、アフターイベントも全てコミコミでひとつの形態なんだろうなあ。
演劇というよりアトラクションみたい。

「夜合樹~文月夜篇~」

「夜合樹~文月夜篇~」

快飛行家スミス

松陰コモンズ(東京都)

2008/05/24 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

極上の時
古民家を、そのまま、アートスペースとしている会場。

天も味方につけての、奇跡的なシチュエーション。
ステージの和室、ぐるりの縁側は、開け放され、
雨の匂いに、雨の音・・・緑も生き生きと、素晴らしい。
そして、怪しい黄昏時から、夜の帳の降りる迄

しっとりと、生アコーディオンの切なく哀しい音色にのせて、
奈佐さんの1人芝居。圧巻!
極上の時を過ごしている感覚に浸り、
快飛行家スミスの世界に、どっぷり、引き込まれました。

ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★★

演劇に仕上げていく姿勢
一観客が、どこまで書いていのかわからないけれど、確かに反応が色々あるのが面白いなあ、と。

あとはネタバレボックスへ。

ネタバレBOX

僕としては、すんなり見れてしまったし、楽しかった。
演劇ではない場所から、演劇に向かっていく姿勢。演劇がそもそも土壌としてありえない場所から、演劇を構築していく姿勢。

それは、既存の演劇がさも存在しているかのように感じている人たちにとっては意味不明だったのかもしれないが、そういうのを抜きにして、「肩の荷を降ろして」見たときに、「あ、演劇になった」という瞬間があったりして。

「普通」に面白かったので、この「普通」ってところに、なにやら得たいの知れない背景が詰まっていると思う。

だから、快快を面白くないと感じた人がいたことに、僕は驚きがあった。

それを切り取ったのが、快快だ、という見方ができなくもない。
これは普通に面白い。
天狗の鼻折れ

天狗の鼻折れ

ラブドクロアート

アートボックスホール(東京都)

2008/05/24 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★

着眼点は良い!
人里離れた山奥に住む天狗が仲間と共に山を降りて三千世界の娯楽の殿堂を立ち上げる物語。

続きはネタバレBOXに。。

ネタバレBOX

娯楽の殿堂を立ち上げた天狗の集団はニンゲンをカモにして上手く金を巻き上げる。

業の深いニンゲンが負けこんでも負けこんでも、きっと次のカードは収穫祭が来るのではないか。という薄い希望を持ちながらどっぷりと罠にはまっていく様子は、賭場という蜃気楼のように漂う会場のディーラーの様子や客を手玉に取る様子など、観ていて面白かった。

ただ、本にしまりがない。
第一章から、第二章の繋ぎ、次の繋ぎに、いちいち天狗面の男が出てきて、しょーもない説明する訳よ。

それなら、第二章「回想」とか「過去」とか、字幕と一緒に書けばいいやん!と思ってしまう。

ああいう説明が入ることによって、高揚した気持ちが一気に削がれるんだよねー。
解ってないです。

それから、舞台の使い方がヘタです。
狭い空間なんだから、余計なものは省くとか、短く天井に吊るすとかしないと、役者がぶつかったり、セットに気が行って集中出来ない様子。

それから、音楽の導入が少なすぎる。

殆どセリフだけでの展開だから、妙に間が気になる。

更に言わせて貰えば練習不足です。
学芸会のノリでした。
プロとしての認識が甘すぎる。

色んなものを取り込みすぎるのか、本も散漫です。

脳内キャラの使い方ももっと工夫しないとはちゃめちゃ過ぎる。


天狗というキャラと、勝負を見つめすぎて天狗になってしまい、回りが見えなくなったいきさつからツキにも見放され落ちていく辺りは、見事です。



もうちょっと、芝居のノウハウを勉強してから再演してください。
次回は期待しています。
恐竜と隣人のポルカ

恐竜と隣人のポルカ

パルコ・プロデュース

PARCO劇場(東京都)

2008/05/24 (土) ~ 2008/06/15 (日)公演終了

満足度★★★★★

観ました☆
笑いが絶えない公演でした!!
また見たいなぁ~

ミュージカル『レベッカ』

ミュージカル『レベッカ』

東宝

シアタークリエ(東京都)

2008/04/06 (日) ~ 2008/06/30 (月)公演終了

満足度★★★★

観ました☆
シルビアさんの表情と歌声に圧倒されました。
大塚さん・・・ん~カツラ&メイクに違和感が(笑)

会場、観やすかったですが、(音楽が)聴きづらいような・・・
ミュージカルを見ているという音ではないような気がして、
最初、違和感がありました。

ガンまげ

ガンまげ

TV TOKYO

紀伊國屋ホール(東京都)

2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了

満足度

不快感☆
黄色い声援
舞台に登場すれば、小声で「カッコイイ」やら「カワイイ」などの声が
後ろから聞こえて集中できず

終演後、会場見渡せば、10代と思われる女性ばかり
演出家が降板していてガッカリしていたところに
とてつもなく嫌悪感を覚えて帰りました。

開演前の注意事項で「私語はつつしみましょう」とアナウンスした方が
よかった公演かも。

メルヘンさん

メルヘンさん

演劇集団嘘憑堂

いわき市文化センター(いわき市中央公民館)(福島県)

2008/05/25 (日) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★

ファンタを飲む様なヤツ
大ホールの舞台をトリプル・ステージに分割使用。席を潰して観客のエリアは狭く。「回転頭」「新鮮組」の他の二劇団のメンバーも集結。

都市伝説めいた話からスタートする壮大な物語。アンデルセンの《人魚姫》に、八百比丘尼の伝説、ある漁村の篤志家の裏話めいた物語を重ねて創作。作中にも幾種類かのヴァリアントが出て来るのが現代的。

役者も個性の強い面々が揃う。特筆モノは、細かいギャグをどんどん入れて来るコミックリリーフ役の遠藤佑紀さん。客演ですが女形(衣装兼任)の小松嗣典さん。

終幕直前に一番劇的な場面が突然出て来るのが何か惜しい。明らかに物語が突っ走るのを抑制している感じがする。

4x1h Reading #0

4x1h Reading #0

4x1h project

ギャラリーLE DECO(東京都)

2008/05/23 (金) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

両方見た
直接公演内容とは関係ないけど、1ドリンク付のはずが、ソフトドリンクがなくなっててちょっとむっとした。
同じ料金を払っているのに、損した気分。
アルコールが飲めない人間もいるのに。

ネタバレBOX

グループA
『消えた女のお話』 脚本:上野友之(劇団競泳水着)
ミステリーにしては謎が弱いし、ラブロマンスにしては、若いカップルが全然ラブラブじゃないし。。
”女”のラストの表情に引き込まれかけたけど、これ、リーディングだよね。

『いそうろう』 脚本:篠田千明(快快)
一番おもしろかった! 快快の公演を見てみたくなった。

『群盲と象』 脚本:冨士原直也
男性二人のキャラクターと関係性はしっかりできてる。
扱っている題材が大きすぎて、30分では描ききれていない印象。
ラスト、新人が何故とどまるのかがよく分からなかった。
タイトルが意味深でカッコイイ。


グループB
『喫茶店』 脚本:マキタカズオミ
かなり好きな世界観。
ただし、僕はelePHANTMoonを見たことがあるから分かったけど、未見の人には伝わりにくいかも。
役者の演技は全体的にぬるめで大味。

『ひとさまにみせるもんじゃない』 脚本:中屋敷法仁
爆笑。男優3人は柿の劇団員よりおもしろいかも。
その代わり、女優3人はいまいち。

『ソバージュばあさん』 脚本:谷賢一(DULL-COLORED POP)
役者は全員好演。特にばあさん役の女優さんには泣かされた。
脚本の完成度はピカ一。
ただし、原作があるらしいので、オリジナリティーって点でどうだろう?
そんなことは求めていないのかな?
後、リーディングでは全然気にならないけど、実際に上演した時に、外国の設定でカタカナ名前で呼び合うのは微妙に気恥ずかしくないかな?
失われた時間を求めて

失われた時間を求めて

阿佐ヶ谷スパイダース

ベニサン・ピット(東京都)

2008/05/08 (木) ~ 2008/05/27 (火)公演終了

不条理?
阿佐ヶ谷スパイダースは好きなんだけど、今回はなんだかいまいち。
刺激されない。
不条理でも伝わってくるものが感じられないのは、僕の頭が悪いからか?

奥菜恵はかわいかった。

オペラ座の怪人

オペラ座の怪人

劇団四季

大阪四季劇場(大阪府)

2007/05/03 (木) ~ 2009/05/17 (日)公演終了

満足度★★★

新生クリスティーヌ登場
平日の四季劇場のC席って2100円なんですね。
大阪四季劇場のC席は、
見切れもなくて、この作品の大きな舞台セットを見渡せれて、
これはお値打ち。
カラオケミュージカルだけど、これで文句を言っちゃ、
バチが当たります。

新しい女優さんがクリスティーヌを演じていました。
久々に、イメージを壊さないクリスティーヌ。
いくら歌や踊りや演技が上手くても、
ベテランすぎて風格があったり(佐渡さん!)、
「こんな容姿じゃ、怪人も惚れないよなぁ」って
レベルの女優さんじゃ、物語に説得がありません。
そんな意味では、遠い席からではありますが、
フレッシュで、スマートな新生クリスティーヌは、
見ていて、スっと作品に溶け込める良いキャストでした。

佐野ファントムは、歌い方がネバっこいというか、
こぶしがまわっているように聞こえますし、
メイクしなくても十分怪人じゃないか!って思うような
雰囲気ではありますが、僕は嫌いではありません。

ゴシック調の作品が、そのまんま再現されており、
良い出来栄えだったと思います。

長い間、上演している作品ですし安い席ですから
周りはリピーターの女性の方でいっぱい。
まぁ大きな声で大阪弁バリバリで、よくしゃべるしゃべる。
「あぁ遠征して見に着たんだなぁ」と
旅の醍醐味一番感じました。

TRIP OF LOVE

TRIP OF LOVE

「TRIP OF LOVE」プロモーション実行委員会

シアターBRAVA!(大阪府)

2008/04/04 (金) ~ 2008/05/14 (水)公演終了

満足度★★★★

本物のブロードウェィミュージカル!!!
もっと早くに、この作品に出会えれば良かった。
きっとGWとか利用して何度も劇場へ通ったでしょう。
これは本物のブロードウェィミュージカル!
米国のカンパニーが、
来日公演して上演される「ヘアスプレー」とか「ムービンアウト」など、
いづれも地方公演キャスト、2nd3rdキャストで、音楽もテープだったりして、
いわゆる「なんちゃってブロードウェィミュージカル」なのに対し、
迫力がケタ違い、ここはNYか、と思うほど、レベルの高い作品であった。

大げさな宣伝に騙されるものか!と
「メジャーリーガーが演じているとイメージしてください」
「製作費が2000万ドルかかった大作です」という
触れ込みを、あえて無視して、
「せっかく大阪にきたから、ちょっと見てみるか」程度で、
足を運んだら、強烈なインパクトで
腰抜かしました。
1200席のシアターBRAVAに、200人位しか観客がいないのも、
とてもびっくりしましたが、
(「リハーサル見学会」かと思いました。
これ2000万ドルの製作費って、この2ヶ月の劇場代とかが
入っているんでしょうね)
ブロードウェイでも数々の作品で指揮を振ったという、
指揮者も含めオーケストラも全て外人、
(当然ですが、生オケですよ)
そして出演者が、本当にダイナミックかつ優雅で骨太な、
パワフルなステージを繰り広げてくれた。
声量の違いは体格の違いでしょうか?
男性も女性も、みなダイナマイトボディで、貫禄と余裕を見せ付けます。
ここから生まれる迫力も作品のスケールの大きさへ
つながるのでしょう。
日本人キャストも、ダンスのレベル、見た目(顔とか体つき)も、
モデルのような逞しさがありトップクラスと言えるんじゃないでしょうか。
彼らに比べると、四季の役者なんて、みなモヤシっ子、青瓢箪に見えます。

内容は、言葉がわからなくても楽しめる華やかなショーな感じ。
60年代の曲を使っているようで、2-3曲は知っている曲は
ありましたが、リアルな世代ではないので、先入観なしに
感じ取れました。
話は、一応ありますが、歌っているだけで台詞のやりとりもないんで、
あんまり気にしなくていい程度です。
字幕の電光掲示板もないし。
宝塚のレビューや、パリのキャバレーのショー(ムーランルージュなど)
に近い。
プロデューサーは「ブルーマン」を立ち上げた人とか。
言葉がわからなくても楽しめるって、大事ですね。

心からの拍手をして、ショーの幕が下りてロビーに出たら、
なんと出演者のお見送り!付き。
ビックリ、驚き。
一番、貫禄のある歌姫の(失礼ながら)オバチャンに
「本当に楽しかったです、ブロードウエィにも見に行きたい」と
握手をしながら伝えたら、
(おせじじゃなくて本気で思いました)
ダイナミックな笑顔で「サンキュー、ソーマッチ」と
言いながらハグをした上、なんとホッペにキスを
してくれました!!
もう、この上ない思い出!こんなの初めて。
こういうの大事ですよねぇ。
鳥居かほりさんも、「楽しんでいただいて、本当に私も嬉しいです」と
両手で握手。
黒人の女性の人は、「イエーイ」ってハイタッチしてくれました。
そういえば、ブルーマンもお見送り、ありましたね。
いづれも写真も撮り放題。
まぁ、観客が極端に少ないから、こんなにゆっくり、
ほのぼのしたお見送りができたんでしょう。

ウィーンミュージカルコンサートでも平日公演はサイン会、
握手会をやっているようだし、
ファンサービスは、とっても大事。

つまらない芝居を打った上に見送りもしない小劇団は、見習って、
こういう姿勢から、まず見直して欲しい。

全く、観客がいないのに、
(当日券で行ったのに、最前列センターでした。)
いやに指笛や、「ブラボー」て声が、
曲が終わるたびにしてました。
あれ、サクラの練習かな。

これだけ客が入っていない作品でありながら、
「リピーター」販売がない。
僕は「S席4000円割引券」というチケットを手に入れて
8000円で1番前で見れましたが、
「もう一度見たい!」って気分になる、素晴らしい作品。
終演後に半額とまではいかなくても
割引で翌日の公演とか販売すれば、勢いで買っちゃうのに。
「ウィーンミュージカルコンサート」でも、
リピーター割引販売していたし、
(なんと、次の公演の松平健「トラキュラ」なんて
S席2枚で1万円なんて大判振るまいな売り方をしていた)
限りあるミュージカルを楽しむ客層のために、
そんなサービス、すればいいのに。
ブロードウエィじゃ、前売り大幅ディスカウントや、
当日ハーフプライスは当たり前、
そういうのも取り入れて欲しかったなぁ。
正規チケット代の価値はある作品だけど。

ネタバレBOX

とにかく男優陣は、脱ぎまくりです。
裸というか、筋肉とか肉体美が衣装のひとつなんでしょうね。
アートでポップな美術を背景に、
裸の男性ダンサー達が男同士で絡んでいると、
ゲイのショーかなぁって思いました。
褌姿で、鬼太鼓座よろしく、太鼓のパフォーマンスもあるし。
女性のお色気シーンも、アートの場面で少しあるけど、
露出は女性よりも男性が格段に多い。
イケメンを脱がすのって日本だけじゃなくって世界的に流行なのかな。
こういうサービスショットが受けるのかなぁ。
ジンジャーに乗って

ジンジャーに乗って

快快

インディペンデントシアターOji(東京都)

2008/05/15 (木) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★


始まる前までは面白そうだったんだけど、
実際始まってみると、段取り芝居に収まってしまって、
”本気”というものが見えなかった。

それぞれがどういうキャラを持っているのかも、知りたかったな。

これだけ期待のある劇団だから、
私が見た回はたまたまイマイチだったんだなと思う。

個人的に第二幕の方が好きでした。

また次回に期待します。

ウィーンミュージカルコンサート

ウィーンミュージカルコンサート

梅田芸術劇場

梅田芸術劇場メインホール(大阪府)

2008/05/21 (水) ~ 2008/05/28 (水)公演終了

満足度★★★★

鳥肌モノの素晴らしさ!
大阪遠征のメインイベント、豪華キャストが揃った
ウィーン・ミュージカル・コンサート。
期待を遥かに上回る、それはそれは素晴らしいショーであった。
スーパー歌舞伎の出演者数と遜色ない位の
オーケストラの幅広い音楽に合わせ、
ウィーンミュージカル作品のオリジナルキャスト陣が奏でる
名曲の数々。
その歌声とパフォーマンスは鳥肌モノの素晴らしさであった。

日本版のキャストではあるが、何度も何度も劇場へ足を運んだ作品で、
CDでも親しんでいる作品を、
生のライブで迫力あるステージを楽しめる、何で大阪だけなんだ!!
「レベッカ」も「ダンスオボバンパイア」も東京しか上演していないから
大阪よりも東京のほうが、もっと話題になるはずなのに。
(不思議なことに公演期間中、1回しかない土曜日の昼公演は、
コーナンってホームセンターの招待公演だった。
コロッケ公演ならわかるけど、なぜに、こんなマニアな作品が
福引の景品に????)
日曜日の昼公演だけど、空席が目立ってました。

オリジナルも含め楽曲のイメージに合う衣装で、繰り広げられる
歌を聴いているうちに、おのずと作品へのイマジネーションの世界に、
入り込め、自分の中の思い出がフラッシュバックされて、
感激の渦に溺れました。

いづれの出演者の歌声が素晴らしいが、
中でもマヤの歌が抜きんでている。
馴染み深いエリザベート以外の歌も、全て作品の世界を壊さないけど、
彼女の範疇に取り込んでしまっている。
「レベッカ」のメインテーマ、「モーツァルト!」星から降る金、
何を歌っても、完璧であった。
ユーチューブでウィキッドの1幕ラストのビッグナンバーを歌っている
様子も見たが、これも別格の上手さ、
このオバサンは、一体何者なんだ!?

ルドルフ役でおなじみのルカスの歌声も、
これまでに比べ格段に上手くなっている。骨太で力強くなっている。
去年の来日公演よりも進化している。
中でも「モーツァルト!」の「影に逃げて」は、今回の一番の収穫。
井上芳雄も見習ってほしい。

これを見ちゃうと、日本人キャストの線の細さが、
どうしても気になってしまう。日本版は、
決してレベルが低いわけではないし、アンサンブルも含めた、
「まとまり」「総合力」では日本版のほうが丁寧かな、とも
思うけど、歌単体、場面だけの抜き取りでは、足元にも及ばない。
対抗できるのは、山ゆうと中川君位かなぁ。
あとは問題外。

あくまでもコンサートだから、トークや、客席を回ってのサービスなど、
茶目っ気あふれる場面もあり、
大満足の3時間10分。
大好きな歌がハイライトで、次々と歌われ、この上ない幸せ。
交通費、宿泊費を払ってでも行ってよかった。
こんな企画、どんどん上演してほしい。

ART

ART

劇団 アントンクルー

西鉄ホール(福岡県)

2008/05/25 (日) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度★★★★

予想通りの満足感
彼らだからいい、ってのは前提。脚本だっていいに決まってる。
妙に真実味のある内容であて書きしたかのようにぴったりの
配役。「笑いのてんこ盛り」ってのはちょっと違うと思うけどww

ネタバレBOX

やっぱり栃原さんが最高にお気に入りです♪
「三人姉妹」の予告もすごく意外性があって効果的でした。
あの会場の人はきっとみんなまた観るわ。
天狗の鼻折れ

天狗の鼻折れ

ラブドクロアート

アートボックスホール(東京都)

2008/05/24 (土) ~ 2008/05/25 (日)公演終了

満足度

観てきました....
台詞がよく聞き取れない......もうすこし、作品として楽しめる、見にきた人に親切な舞台にしてほしいです。

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