満足度★★★
新生クリスティーヌ登場
平日の四季劇場のC席って2100円なんですね。
大阪四季劇場のC席は、
見切れもなくて、この作品の大きな舞台セットを見渡せれて、
これはお値打ち。
カラオケミュージカルだけど、これで文句を言っちゃ、
バチが当たります。
新しい女優さんがクリスティーヌを演じていました。
久々に、イメージを壊さないクリスティーヌ。
いくら歌や踊りや演技が上手くても、
ベテランすぎて風格があったり(佐渡さん!)、
「こんな容姿じゃ、怪人も惚れないよなぁ」って
レベルの女優さんじゃ、物語に説得がありません。
そんな意味では、遠い席からではありますが、
フレッシュで、スマートな新生クリスティーヌは、
見ていて、スっと作品に溶け込める良いキャストでした。
佐野ファントムは、歌い方がネバっこいというか、
こぶしがまわっているように聞こえますし、
メイクしなくても十分怪人じゃないか!って思うような
雰囲気ではありますが、僕は嫌いではありません。
ゴシック調の作品が、そのまんま再現されており、
良い出来栄えだったと思います。
長い間、上演している作品ですし安い席ですから
周りはリピーターの女性の方でいっぱい。
まぁ大きな声で大阪弁バリバリで、よくしゃべるしゃべる。
「あぁ遠征して見に着たんだなぁ」と
旅の醍醐味一番感じました。