
ビデオスターの悲劇
劇団東京ヴォードヴィルショー
ザ・ポケット(東京都)
2007/10/31 (水) ~ 2007/11/04 (日)公演終了
京極圭のセンスの良さ
京極圭さんは北海道での学生時代からさまざまな演劇に携われ活動してきた人です。誰もが楽しめる作品を若い力を集結して上演。この作品も非常に完成度の高いものになりました。次回の上演も心より楽しみにしています。

あほんだらすけ20
劇団東京ヴォードヴィルショー
ザ・スズナリ(東京都)
2008/06/20 (金) ~ 2008/06/29 (日)公演終了
安心して楽しめる
あの山口良一さんが徹底して、見も心も砕いて劇場にきてくれるお客さんを楽しませてくれるのです。観客のひとりひとりが自分の喜怒哀楽の感情が刺激されるのを感じるでしょう。喜怒哀楽でも怒はないかな?
時間とお金を絶対に損しない。安心確実の公演です。

花火、舞い散る
椿組
花園神社(東京都)
2007/07/13 (金) ~ 2007/07/22 (日)公演終了
田村孝裕の代表作
花火工場に集う人の人間模様を描く作品は夏の野外劇にぴったりの題材で劇作も演出も非常に緻密で大胆で観劇した人を大いに満足させた作品です。

由比正雪 ゆいしょうせつ
流山児★事務所
本多劇場(東京都)
2008/08/09 (土) ~ 2008/08/12 (火)公演終了
シーンの美しさ、面白さは伝わるのだ。
面白いシーンはたくさんある。迫力も美しさもある。たとえば、冒頭の河原乞食のシーンや、島原の乱のシーン、塩野谷さんの殺陣の美しさや、沖田乱の動きや存在感、栗原茂の歌、甲津拓平のザピーナッツ風の歌とか、などなど個々のシーンは美しく成立しているのだが…。

女教師は二度抱かれた
Bunkamura
Bunkamuraシアターコクーン(東京都)
2008/08/04 (月) ~ 2008/08/27 (水)公演終了
満足度★★★★★
スリリングの中にも安心さを持って観れた。
プロデュース公演なので、メインの役者に合わせた作品作りだった。
大竹しのぶ、市川染五郎、浅野和之の持ち味を充分引き出せていた。
大竹しのぶの狂気はやっぱ凄い!
市川染五郎は、新感線の『朧の森に棲む鬼』では全くダメだったが
今回は充分観れる芝居をしてた。
大人計画の面々も上手く脇を固めていたが、
やっぱり松尾スズキが断然ヨカッタ!
あと、猫のホテルの菅原永二もヨカッタ!
松尾御大にとってチェーホフのかもめ的な作品?とも感じた。
最近、井上ひさしの『ロマンス』やナイロンの『わが闇』といった
チェーホフへのオマージュ作品が続いているが、そういうものではない。
ある人物の人生を追っているところが、オイにはそう感じられたのだろう。
個人的には、同じコクーンでやったキレイのが好みであるし、
スリリングさに覆われ尽くした大人計画の作品のがより好みではある。
美術も面白い点があった。あえてこんなことしちゃうの!?的なね。
『朧の森に棲む鬼』のオイの感想
http://blog.livedoor.jp/GKGKGK/archives/50609681.html
それと、オイの9月の舞台もよろしく!
http://blog.livedoor.jp/GKGKGK/archives/51186463.html

リア王 ~King Lear~
大日本プロレス
横浜赤レンガ倉庫1号館(神奈川県)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/07 (木)公演終了
演劇ではないけど・・・
どんなものが飛び出すのか、期待半分、怖いもの見たさ半分で見に行ったけど、正直なところ面白かったです!
いつもの大日本プロレスの興行にリア王のアングルが良くハマってるなあ、と感心しました。他国の侵略は他団体の選手との試合、王位の継承は団体運営の後任指名といった感じで、すっかりプロレスに置き換えられていて、その潔さが逆に気持ちよかったです。
中途半端にレスラーに演技されるより、ずっとプロレス頭で考えて作られてます。
なので、最後は正に血を血で洗うデスマッチとなって、蛍光灯で殴って破片が客席に飛び散っても全然違和感なし。
「新しい演劇」を標榜する若手の演劇人もたまにいますが、そんなもの今更長い演劇の歴史から突然生まれるはずもない。でも、全く演劇と異なる、こういった他ジャンルから出てくるものが、実は「新しい演劇」なのかも・・・。というのは言いすぎですが。
でも、マッスルがシアターガイドWEBでも取上げられていたし、意外とプロレスと演劇というジャンルは融合の可能性が高いのではないかと思いました。
まあ、今回の興行は演劇ではなくてあくまでプロレスの興行でしたけど。
なので、点数はあえて付けません。

ピクルスのすっぱさと僕の涙
ロスリスバーガー
サンモールスタジオ(東京都)
2008/08/06 (水) ~ 2008/08/11 (月)公演終了
満足度★
好みじゃなくって
ごめんなさい。まったく共感できる部分ナシ。おもしろいところは若干あるけど。観るべきではなかった。2時間弱が苦行でした。

血が出て幸せ
クロムモリブデン
新宿シアタートップス(東京都)
2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
満足度★★★
今更ながら・・・
クロムモリブデンは前作「スチュワーデスデス」がとっても楽しかったので見に行ってきました。
役者さんの演技や全体の雰囲気は前作と同じパワーがあって、毒のある内容もパワーで押し切ってしまう素晴らしさがあります。
でも、今回は何か物足りない・・・。
トータルの話自体が面白くなかったのではないかなあ、と思ってしまいました。個々にパーツを見ると面白いし、話も良いところもあるのだけど、全体で見た時に散漫な印象がありました。
次回の青山は勝負の興行となると思うので、期待します。

血が出て幸せ
クロムモリブデン
新宿シアタートップス(東京都)
2008/07/29 (火) ~ 2008/08/03 (日)公演終了
満足度★★★
こういうときもある?
前回かなりおもしろかったので、それに比べて今回は若干残念なかんじ。
全員かっこよくてキャラ立ちしてるけど、話の流れが一貫していなくて見づらい。
笑いどころも分からず。

生憎
劇26.25団
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了
満足度★★★
すごいな、題名
題名がどのように使われるのかと思っていたら。
あと脚本と演出、音楽センスがいいな、と。
個人的に、真っ白い歯にドーラン?で塗った黒い肌は生理的に嫌いでした。
その人たちがおかしいような奇妙な生活をしている様をあっけに眺めていました。
ほんと、あっけ。
ポカン。
絶対にまた見に行く劇団です。

僕らの声の届かない場所
空想組曲
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/07/31 (木) ~ 2008/08/04 (月)公演終了
満足度★★
幻想的
劇場入って、舞台装置に感動。
指定席で最前列だったのですが、さすがにあの近さで・・・2時間くらいかな?
上を向きすぎて首が痛くなり、後半はお芝居そっちのけで首を回すのに必死・・・。
物語の雰囲気もやわらかくて私好みでしたが、展開しないシーンが多くあり、
もどかしかった。
演出も趣向をこらしていて素敵だったが、脚本がコンパクトにまとめられたらもっとよい舞台になったと思う。
また見に行きます。

チョコチップ殺人事件
TRY&ERROR
中野スタジオあくとれ(東京都)
2008/08/08 (金) ~ 2008/08/10 (日)公演終了
満足度★★★
まずまず
コメディとうたっていても笑えるところは少ないし,殺人事件ではなく人情ものになってるし・・・でも,旗揚げ公演としてはまずまず。先週見た芝居があまりにもひどく,芝居を見る気力を無くしかけていたところでしたが,結構楽しむことができました。ひらゆみさんには今後を期待します。

シンデレラ the ミュージカル
コマ・プロダクション
新宿コマ劇場(東京都)
2008/08/06 (水) ~ 2008/08/25 (月)公演終了
満足度★★★★★
本寸法の少女歌劇
昔、小林一三がやろうとしていた少女歌劇とは、まさにこのようなものだったのでしょう。高齢化がすすみ成熟した劇団となった本家宝塚が無くしてしまったものを見せてもらったように思います。

生憎
劇26.25団
インディペンデントシアターOji(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

振り返るには早すぎる
東京Ne+wS
駅前劇場(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/11 (月)公演終了

夏の夜の夢
ジェイ.クリップ
赤坂RED/THEATER(東京都)
2008/08/07 (木) ~ 2008/08/12 (火)公演終了

今はむかし
NPO法人 演劇倶楽部『座』
恵比寿・エコー劇場(東京都)
2008/08/08 (金) ~ 2008/08/10 (日)公演終了
満足度★★★★
泣けた!
ひじょうに素晴らしかったです。
本日のキャストは相沢まどか、吉田葵、内山森彦。
ピアノは本田成子。
とにかく、相沢と吉田の歌がひじょうに素晴らしいです。
レッスンしてるのでしょうか?
生演奏も素敵です。
以下はネタバレBOXへ。。

「DRACULA」―ドラキュラ伝説―
産経新聞社
新国立劇場 中劇場(東京都)
2008/06/12 (木) ~ 2008/06/22 (日)公演終了
満足度★★★★★
DVDも買います(*´∇`*)
松平健さんがカッコ良かった☆
銀髪ロングヘア超似合ってたし。
3人娘のドラキュラの歌とダンスもセクシーで面白かった。
ミュージカルで笑えるところもあるし、ロマンチックなところもあって
盛りだくさんで楽しかったです。
もう一回じっくり観たいから、DVDは絶対に買いデショo(*^▽^*)o

トムは真夜中の庭で
日生劇場+文学座
日生劇場(東京都)
2008/08/09 (土) ~ 2008/08/11 (月)公演終了
満足度★★★
ストーリーはよくわかった
原作の味わいには、「どうして?」というミステリーの要素もあるのだが、ドキドキ感はあんまりなかった。
しかし、最後のバーソロミューおばあさんはよかった。

ウェディング・ママ
アトリエ・ダンカン
世田谷パブリックシアター(東京都)
2008/07/25 (金) ~ 2008/08/04 (月)公演終了
満足度★★★★
いい感じに満足♪
とてもお洒落でチャーミングで可愛い大人の舞台でした。
世田谷パブリックシアターのある街の雰囲気にも合ってる
ハートにホンワカ楽しい舞台でしたね。
ただ…個人的にはチケットをお願いした某出演者さんが
かなり頑張ってくださったお陰で最前列のお席となり、
近すぎて観づらい部分もありました。
かぶりつきで観るよりは、少し引きで観たい舞台です。
一応ストレートプレイですが、歌もダンスも結構あって
2時間40分の舞台がとても短く感じられました。